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第一部 ハンター初心者編
第25話 契約魔法
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盗賊を捕まえてから数日経ち忘れかけた時、庁舎の使いという人が尋ねてきた。
賞金をくれると言うことで案内に付いて行く。
いかにも書類仕事をしていますという何人も文官が働いている部屋に通された。
一人のまるまる太った男性の前に案内される。
「ここで金銭の出納などをやっとります。カーティスです」
「ゴーレム使いのシロクです」
「平民です。あまり丁寧な態度でなくとも結構ですよ」
気さくな感じの人でよかった。
「では、そのように賞金を貰えるそうで」
「ええ、大金貨一枚と金貨三枚です。今回は非常に助かりました」
「そんなにあの盗賊は暴れていた」
「いえそうではなくて。罪状確認があるから盗賊は町には入れません。今回の盗賊は食料などをどうしていたかというと盗賊村を作っていたのです」
「盗賊村に何の関係が」
「功を上げた領地無しの騎士がいまして褒賞をどうしようかと問題に。ちょうど良い領地が沸いてきたと言う訳です」
開拓の手間が省けたという理由か。しかも家付きだ。
「盗賊村に居る住人はどうなりました」
「盗賊の稼ぎで暮らしていたと言う事で全員奴隷落ちです」
なんか釈然としない気持ちはあるが、それが法律なら仕方ないか。
奴隷なんているのか見たことがない。
そうだ真偽判定の件頼んでみるか。
「ちょっとお願いがあるんですが、真偽判定を使っているところを見せてほしい」
「真偽判定ですか盗賊の尋問は既に終わっています。真偽官は国のエリートで下級役人の私には頼み事などとてもとても」
真偽官エリートなのか。
前の世界の裁判官に当たるのかな。
「そうですか。後学の為に見学したかった」
「真偽官はプライドが高くて金銭を払ってもスキルを使ってもらえるか。そうだ教会所属の真偽官なら大商人が大きな取引の時に金で雇うと聞いています」
教会なら教会長だ。駄目元で言ってみよう。
「分かりました。こちらで他をあたってみます」
「その代わりと言ってはなんですが、契約魔法なら見学できます。ちょうど盗賊の罪の軽い者を奴隷契約するところです」
「ぜひ見せて下さい」
案内の人に連れられて尋問室の隠し部屋に通された。
部屋には手枷足枷をされた盗賊がいて他にも数人の人間がいる。
ちょうど始めるところだった。
「始めろ」
「【契約魔法】【スキルと魔石の使用を十年間封じる】【契約確認】問題なく掛かりました」
スキルを分析する。
契約魔法は対象の魔力で回路を作り作動させるスキルみたいだ。
約束を守らせたいというイメージを込めるのがコツと見た。
便利なんじゃないかこれ。
「契約魔法はいろんな場所で使われているのですか?」
案内の人に尋ねる。
「契約魔法は欠陥魔法でね。対象の魔力が無くなると解けてしまうのですよ」
「そうか、スキルと魔石を封じているから魔力が減らないのか」
「そうです。契約魔法を使うのであればスキルは使えなくなります」
「違法奴隷とか出ませんか?」
「契約内容は口頭で説明しなければなりません。それに否定する心があると掛かりません。時間を掛け屈服させれば掛からないとも言えないですが」
「そうですか。違法奴隷は罰則とか厳しそうですね」
「ええ、例外なく死刑です」
「色々、有難うこざいました」
違法奴隷を除けば奴隷は犯罪奴隷しかいないのか。
町で見ないはずだ。
奴隷を雇うつもりは無かったから別に良いけど。
庁舎を出て家に戻り契約魔法について考えてみる。
なんか、これ商売の種になりそうなんだけど。
なんとかならんかな。
難しい。
会社の先輩に言われていた事を思い出した。
上手くいかない時は逆に考える。
押してだめなら引いてみなと言われた。
契約魔法は禁止する魔法だから逆だと許可する魔法か。
「二人共、ちょっと来てくれ実験をしたい」
「なんです?」
「おもしろそうだの」
「まず、アビリティで契約魔法を試す」
スキルが無くて迫害されてたフィオレラのスキルを禁止するのは非常に気が引ける。
しかし、こんな事頼めるの人が他にいない。
「フィオレラ三十秒間スキル鑑定を禁ずる。受け入れてくれ」
「ちょっと嫌ですけど、師匠の言う事なら」
かなり暗い感じで受け入れるフィオレラ。
すまん後で埋め合わせはする。
「【三十秒間スキル鑑定を封じる】さぁ試してくれ」
「【スキル鑑定】スキルが発動しません」
「ここまでは良いとする。ローレッタ、スキルを使えるようにするぞ受け入れてくれ。【スキル鑑定の使用を許可する】さあやってみてくれ」
「【スキル鑑定】スキルが分かる。わにもついにスキルが」
ローレッタは喜びを顔にみなぎらせている。
スキル差別ある世界でスキルを使えるようにすると差別が減るのかな。
「そうだ。【スキル鑑定】やっぱりだ。ローレッタにはスキルが無いままだ」
契約魔法でスキルを増やしてもギルドには登録出来ないみたいだ。
でも表面上はスキルがあるように振舞えるはず。
少しはスキルの無い人の助けになればいい。
「続けてスキルを使えるようにするぞ。【筋力強化の使用を許可する】。あれ失敗したみたいだ」
アビリティで契約確認を掛けてみるが、一つしかスキルを持たせられないみたいだ。
同時にやればいいのかな。
よし、スキル二つに挑戦しよう。
ローレッタに契約魔法を解除してもらい。
魔力が再び回復したところで二つ同時を試す。
「【スキル鑑定の使用を許可する筋力強化の使用を許可する】。ローレッタ、試してみてくれ」
「【スキル鑑定】使えでら【筋力強化】試す」
テーブルを片手で持ち上げるローレッタ。
上手くいった。
スキル鑑定と筋力強化が使えている。
契約魔法を再び解除してもらった。
「今度は【照明の使用を許可する】どうだろう」
「【照明】駄目だできね」
どうやら俺が持っていないスキルは駄目みたいだ。
使い所が難しいと感じた。
どうしようか。
商売にするにはスキルコピー店を開けば良いのは分かるが、ハンター業をやりながらは難しい。
商業ギルドに丸投げがいいだろう。
「二人とも商業ギルドに行ってくる」
「いってらっしゃい」
「いってこい」
商業ギルドに行き。クリフォードさんを呼び出す。
「こんにちは、新しい商売を思いついたので提案しにきました」
「それは素晴らしい。聞かせて下さい」
「スキルのコピーなんですが……となります」
「本当に凄いです。ですがこれはすぐ真似されますね。しかし大手と特別な特徴を持った所しか生き残れない商売になるでしょう」
「何故です?」
「多様なニーズに応じるには大人数の契約魔法が使える人員を確保しなければならない。それには資金力が無いと。ここしかコピーできないというスキルを持っている所は弱小でも生き残るでしょう」
「なるほど、商売は難しいですね」
「この商売では権利料は多くは出せないですね。売り上げの一パーセントといった感じですね」
「それで結構です。例によって発案者は秘密ということで一号店も他の国にして下さい」
「あいかわらず用心深いですね」
「それではよろしくおねがいします」
帰りに真偽官の事を教会長に頼みに行く。
こういう事はよくあるみたいですんなりと真偽官を呼んでもらえる事に。
時間はいつでも良いと言うと決まったら、使いを出すと言われた。
スキルのコピーが儲かるといいなと思いながら家に帰る。
賞金をくれると言うことで案内に付いて行く。
いかにも書類仕事をしていますという何人も文官が働いている部屋に通された。
一人のまるまる太った男性の前に案内される。
「ここで金銭の出納などをやっとります。カーティスです」
「ゴーレム使いのシロクです」
「平民です。あまり丁寧な態度でなくとも結構ですよ」
気さくな感じの人でよかった。
「では、そのように賞金を貰えるそうで」
「ええ、大金貨一枚と金貨三枚です。今回は非常に助かりました」
「そんなにあの盗賊は暴れていた」
「いえそうではなくて。罪状確認があるから盗賊は町には入れません。今回の盗賊は食料などをどうしていたかというと盗賊村を作っていたのです」
「盗賊村に何の関係が」
「功を上げた領地無しの騎士がいまして褒賞をどうしようかと問題に。ちょうど良い領地が沸いてきたと言う訳です」
開拓の手間が省けたという理由か。しかも家付きだ。
「盗賊村に居る住人はどうなりました」
「盗賊の稼ぎで暮らしていたと言う事で全員奴隷落ちです」
なんか釈然としない気持ちはあるが、それが法律なら仕方ないか。
奴隷なんているのか見たことがない。
そうだ真偽判定の件頼んでみるか。
「ちょっとお願いがあるんですが、真偽判定を使っているところを見せてほしい」
「真偽判定ですか盗賊の尋問は既に終わっています。真偽官は国のエリートで下級役人の私には頼み事などとてもとても」
真偽官エリートなのか。
前の世界の裁判官に当たるのかな。
「そうですか。後学の為に見学したかった」
「真偽官はプライドが高くて金銭を払ってもスキルを使ってもらえるか。そうだ教会所属の真偽官なら大商人が大きな取引の時に金で雇うと聞いています」
教会なら教会長だ。駄目元で言ってみよう。
「分かりました。こちらで他をあたってみます」
「その代わりと言ってはなんですが、契約魔法なら見学できます。ちょうど盗賊の罪の軽い者を奴隷契約するところです」
「ぜひ見せて下さい」
案内の人に連れられて尋問室の隠し部屋に通された。
部屋には手枷足枷をされた盗賊がいて他にも数人の人間がいる。
ちょうど始めるところだった。
「始めろ」
「【契約魔法】【スキルと魔石の使用を十年間封じる】【契約確認】問題なく掛かりました」
スキルを分析する。
契約魔法は対象の魔力で回路を作り作動させるスキルみたいだ。
約束を守らせたいというイメージを込めるのがコツと見た。
便利なんじゃないかこれ。
「契約魔法はいろんな場所で使われているのですか?」
案内の人に尋ねる。
「契約魔法は欠陥魔法でね。対象の魔力が無くなると解けてしまうのですよ」
「そうか、スキルと魔石を封じているから魔力が減らないのか」
「そうです。契約魔法を使うのであればスキルは使えなくなります」
「違法奴隷とか出ませんか?」
「契約内容は口頭で説明しなければなりません。それに否定する心があると掛かりません。時間を掛け屈服させれば掛からないとも言えないですが」
「そうですか。違法奴隷は罰則とか厳しそうですね」
「ええ、例外なく死刑です」
「色々、有難うこざいました」
違法奴隷を除けば奴隷は犯罪奴隷しかいないのか。
町で見ないはずだ。
奴隷を雇うつもりは無かったから別に良いけど。
庁舎を出て家に戻り契約魔法について考えてみる。
なんか、これ商売の種になりそうなんだけど。
なんとかならんかな。
難しい。
会社の先輩に言われていた事を思い出した。
上手くいかない時は逆に考える。
押してだめなら引いてみなと言われた。
契約魔法は禁止する魔法だから逆だと許可する魔法か。
「二人共、ちょっと来てくれ実験をしたい」
「なんです?」
「おもしろそうだの」
「まず、アビリティで契約魔法を試す」
スキルが無くて迫害されてたフィオレラのスキルを禁止するのは非常に気が引ける。
しかし、こんな事頼めるの人が他にいない。
「フィオレラ三十秒間スキル鑑定を禁ずる。受け入れてくれ」
「ちょっと嫌ですけど、師匠の言う事なら」
かなり暗い感じで受け入れるフィオレラ。
すまん後で埋め合わせはする。
「【三十秒間スキル鑑定を封じる】さぁ試してくれ」
「【スキル鑑定】スキルが発動しません」
「ここまでは良いとする。ローレッタ、スキルを使えるようにするぞ受け入れてくれ。【スキル鑑定の使用を許可する】さあやってみてくれ」
「【スキル鑑定】スキルが分かる。わにもついにスキルが」
ローレッタは喜びを顔にみなぎらせている。
スキル差別ある世界でスキルを使えるようにすると差別が減るのかな。
「そうだ。【スキル鑑定】やっぱりだ。ローレッタにはスキルが無いままだ」
契約魔法でスキルを増やしてもギルドには登録出来ないみたいだ。
でも表面上はスキルがあるように振舞えるはず。
少しはスキルの無い人の助けになればいい。
「続けてスキルを使えるようにするぞ。【筋力強化の使用を許可する】。あれ失敗したみたいだ」
アビリティで契約確認を掛けてみるが、一つしかスキルを持たせられないみたいだ。
同時にやればいいのかな。
よし、スキル二つに挑戦しよう。
ローレッタに契約魔法を解除してもらい。
魔力が再び回復したところで二つ同時を試す。
「【スキル鑑定の使用を許可する筋力強化の使用を許可する】。ローレッタ、試してみてくれ」
「【スキル鑑定】使えでら【筋力強化】試す」
テーブルを片手で持ち上げるローレッタ。
上手くいった。
スキル鑑定と筋力強化が使えている。
契約魔法を再び解除してもらった。
「今度は【照明の使用を許可する】どうだろう」
「【照明】駄目だできね」
どうやら俺が持っていないスキルは駄目みたいだ。
使い所が難しいと感じた。
どうしようか。
商売にするにはスキルコピー店を開けば良いのは分かるが、ハンター業をやりながらは難しい。
商業ギルドに丸投げがいいだろう。
「二人とも商業ギルドに行ってくる」
「いってらっしゃい」
「いってこい」
商業ギルドに行き。クリフォードさんを呼び出す。
「こんにちは、新しい商売を思いついたので提案しにきました」
「それは素晴らしい。聞かせて下さい」
「スキルのコピーなんですが……となります」
「本当に凄いです。ですがこれはすぐ真似されますね。しかし大手と特別な特徴を持った所しか生き残れない商売になるでしょう」
「何故です?」
「多様なニーズに応じるには大人数の契約魔法が使える人員を確保しなければならない。それには資金力が無いと。ここしかコピーできないというスキルを持っている所は弱小でも生き残るでしょう」
「なるほど、商売は難しいですね」
「この商売では権利料は多くは出せないですね。売り上げの一パーセントといった感じですね」
「それで結構です。例によって発案者は秘密ということで一号店も他の国にして下さい」
「あいかわらず用心深いですね」
「それではよろしくおねがいします」
帰りに真偽官の事を教会長に頼みに行く。
こういう事はよくあるみたいですんなりと真偽官を呼んでもらえる事に。
時間はいつでも良いと言うと決まったら、使いを出すと言われた。
スキルのコピーが儲かるといいなと思いながら家に帰る。
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