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第3章 辺境都市のドラゴン
第15話 アイテムボックス
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ミニアが依頼をギルドから持ってきた。
レッドウルフの討伐依頼だ。
どのぐらい強いのか分からないが気を引き締めていこう。
俺の翼の付け根にミニアはつかまり、俺はレッドウルフを探して森の上を飛んだ。
「あれ」
ミニアが指を差した。
指先には灰色に少し光沢がある毛並みで2メートルぐらいある狼の群が見える。
赤じゃないのかよ。
血をみるのが好きとかそういうのか。
俺は狼の鼻先に舞い降りる。
狼は歯を剥き出し唸り声を上げ俺達を威嚇した。
「やる。見てて」
俺の背中からミニアがナイフを片手に飛び降りる。
狼の前に踊り出るといきなりファイヤーボールをかました。
魔法の連射は止まらない。
いきなり20発かよ。
ペース配分っていうのがあってだな。
必殺技ってのは最後のために温存するもんだ。
ほら言わんこっちゃない。
魔法が当たらなかったレッドウルフがミニアに飛び掛る。
おれは『マチコ』と念じた。
水球がレッドウルフに向かって飛び顔面を叩く。
キャインと情けない声を発してレッドウルフが気絶する。
それから水球を連射。
残党の全てを片付けた。
ミニアが解体に取り掛かる。
瞬く間にレッドウルフの皮が積み上がった。
俺は十ほどの残骸をぺろりと丸呑み。
腹がポッコリと丸くなる。
いやー、満腹、満腹。
俺にロープで皮を括りつけ街に戻る。
街に着くとミニアが人を呼んできて皮を街に運び込み始めた。
時間が余ったな。それに喰い過ぎた。
もう一狩り行こう。
「ミニア。もう一狩りだ」
「うん」
ミニアを背中に乗せて森の最深部に向かって飛んだ。
ちょうど良いのがいた。
5メートルぐらいの白銀の狼魔獣だ。
あれはブレスを吐く奴だったな。
「ミニア、あれを狩るぞ」
「あれ。フェンリル。ガクブル」
「余裕だって」
フェンリルの目前に降り、俺は『ソラモイカ』と念じて水球を発射した。
フェンリルは氷のブレスを吐く。
次々に水球は氷のブレスに当たり、キラキラと散って行く。
水球はブレスを少しずつ押し始めた。
射程が短いので徐々に前進。
遂にはブレスを打ち破った。
腕が届く位置で水球はフェンリルを滅多打ち。
気分はデンプシーロールだ。
上体を∞の軌道に動かした。
そしてフェンリルは倒れた。
慌てて魔法を停止させる。
血まみれだけど毛皮を買取拒否とかされないよな。
「ウィザ、強い」
「こんなの最奥では弱いほうだぞ」
フェンリルを後ろ足でしっかり掴み、羽ばたいてなんとか浮き上がる。
無理かとも思ったが案外いけるもんだ。
少し時間は掛かったが街に到着。
ミニアが人を呼びに行く。
フェンリルの屍骸に街道を行く人々の目は釘付けだ。
ほどなくしてミニアはギルドマスターを連れてやってきた。
「嘘じゃと思っとったが。本当だとはな」
目を剥いて話すギルドマスター。
俺はミニアだけに見える位置に文字を出し始める。
「珍しい魔法をこれを売り払った金で手に入れてくれ」
「うん」
ミニアはギルドマスターに話し掛ける。
「これ、売りたい」
「すまんな。ギルドで買い取るにはお金が足りなそうじゃ」
「対価、魔法呪文」
「これに釣り合うとすればアイテムボックスの魔法じゃな。それだけじゃとまだ足りんから、他にも幾つかつけよう」
「それでいい」
「アイテムボックスの魔法は発動に魔力が沢山いるぞ」
「平気」
「商談成立じゃ」
二人は街に入って行き、アイテムボックスと聞いてワクワクする俺がいた。
ミニアの帰りを今か今かと待つ。
フェンリルは街道脇で解体された。
それが終わる頃にミニアが紙をひもで束にした物を持って帰って来た。
「早く、早く」
俺は文字を出す。
「せっかち」
ミニアは苦笑してひもを解き呪文を書いた紙を取り出した。
ふむふむ、作るのと、開くのと二つか。
まずは作る方から。
『ヒラニシ・モチニミゆヒラニシよ・が・
カイリ・けカセニネけカセラレ・
モチキニソ・けモセレ・
ソクチス・ニコガウワワワワムレ・
モセほニカイモろコラサろモチノイゆニコネトニツイラハゆニコよよレ・
カセニほカラセイミゆふ魂名に書き換えふよレ・
カセラほカラセイミゆふカイモセふよレ・
ニカイモろコラサろトチヒイゆカセニネカセラネモセよレ・
カソリラトイゆカセニよレ・
カソリラトイゆカセラよレ・
トントカイモゆふソラセン・メホン・カイモセ・魂名に書き換えふよレ・む』と書いてある。
魂名とはあれだろ。
魔法名+魂の拡張子のやつだと思う。
よし解析するぞ。
void main(void)
{
TEL *tpi,*tpo; /*魂の定義*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
char ib[40000]; /*アイテムボックス領域定義*/
mp=item_box_make(ib,sizeof(ib)); /*アイテムボックス生成*/
tpi=topen("魂名に書き換え"); /*魂を開く*/
tpo=topen("temp"); /*仮魂を開く*/
item_box_save(tpi,tpo,m); /*アイテムボックス魔法の情報を魂に入れる*/
tclose(tpi); /*閉じる*/
tclose(tpo); /*閉じる*/
system("copy /-Y temp 魂名に書き換え"); /*魂書き換え*/
}
こんな感じだろう。
『item_box_make』でアイテムボックスを作り、『item_box_save』で記録する魂を作る。
そして『system』命令で書き換え。
こんなところだろう。
レッドウルフの討伐依頼だ。
どのぐらい強いのか分からないが気を引き締めていこう。
俺の翼の付け根にミニアはつかまり、俺はレッドウルフを探して森の上を飛んだ。
「あれ」
ミニアが指を差した。
指先には灰色に少し光沢がある毛並みで2メートルぐらいある狼の群が見える。
赤じゃないのかよ。
血をみるのが好きとかそういうのか。
俺は狼の鼻先に舞い降りる。
狼は歯を剥き出し唸り声を上げ俺達を威嚇した。
「やる。見てて」
俺の背中からミニアがナイフを片手に飛び降りる。
狼の前に踊り出るといきなりファイヤーボールをかました。
魔法の連射は止まらない。
いきなり20発かよ。
ペース配分っていうのがあってだな。
必殺技ってのは最後のために温存するもんだ。
ほら言わんこっちゃない。
魔法が当たらなかったレッドウルフがミニアに飛び掛る。
おれは『マチコ』と念じた。
水球がレッドウルフに向かって飛び顔面を叩く。
キャインと情けない声を発してレッドウルフが気絶する。
それから水球を連射。
残党の全てを片付けた。
ミニアが解体に取り掛かる。
瞬く間にレッドウルフの皮が積み上がった。
俺は十ほどの残骸をぺろりと丸呑み。
腹がポッコリと丸くなる。
いやー、満腹、満腹。
俺にロープで皮を括りつけ街に戻る。
街に着くとミニアが人を呼んできて皮を街に運び込み始めた。
時間が余ったな。それに喰い過ぎた。
もう一狩り行こう。
「ミニア。もう一狩りだ」
「うん」
ミニアを背中に乗せて森の最深部に向かって飛んだ。
ちょうど良いのがいた。
5メートルぐらいの白銀の狼魔獣だ。
あれはブレスを吐く奴だったな。
「ミニア、あれを狩るぞ」
「あれ。フェンリル。ガクブル」
「余裕だって」
フェンリルの目前に降り、俺は『ソラモイカ』と念じて水球を発射した。
フェンリルは氷のブレスを吐く。
次々に水球は氷のブレスに当たり、キラキラと散って行く。
水球はブレスを少しずつ押し始めた。
射程が短いので徐々に前進。
遂にはブレスを打ち破った。
腕が届く位置で水球はフェンリルを滅多打ち。
気分はデンプシーロールだ。
上体を∞の軌道に動かした。
そしてフェンリルは倒れた。
慌てて魔法を停止させる。
血まみれだけど毛皮を買取拒否とかされないよな。
「ウィザ、強い」
「こんなの最奥では弱いほうだぞ」
フェンリルを後ろ足でしっかり掴み、羽ばたいてなんとか浮き上がる。
無理かとも思ったが案外いけるもんだ。
少し時間は掛かったが街に到着。
ミニアが人を呼びに行く。
フェンリルの屍骸に街道を行く人々の目は釘付けだ。
ほどなくしてミニアはギルドマスターを連れてやってきた。
「嘘じゃと思っとったが。本当だとはな」
目を剥いて話すギルドマスター。
俺はミニアだけに見える位置に文字を出し始める。
「珍しい魔法をこれを売り払った金で手に入れてくれ」
「うん」
ミニアはギルドマスターに話し掛ける。
「これ、売りたい」
「すまんな。ギルドで買い取るにはお金が足りなそうじゃ」
「対価、魔法呪文」
「これに釣り合うとすればアイテムボックスの魔法じゃな。それだけじゃとまだ足りんから、他にも幾つかつけよう」
「それでいい」
「アイテムボックスの魔法は発動に魔力が沢山いるぞ」
「平気」
「商談成立じゃ」
二人は街に入って行き、アイテムボックスと聞いてワクワクする俺がいた。
ミニアの帰りを今か今かと待つ。
フェンリルは街道脇で解体された。
それが終わる頃にミニアが紙をひもで束にした物を持って帰って来た。
「早く、早く」
俺は文字を出す。
「せっかち」
ミニアは苦笑してひもを解き呪文を書いた紙を取り出した。
ふむふむ、作るのと、開くのと二つか。
まずは作る方から。
『ヒラニシ・モチニミゆヒラニシよ・が・
カイリ・けカセニネけカセラレ・
モチキニソ・けモセレ・
ソクチス・ニコガウワワワワムレ・
モセほニカイモろコラサろモチノイゆニコネトニツイラハゆニコよよレ・
カセニほカラセイミゆふ魂名に書き換えふよレ・
カセラほカラセイミゆふカイモセふよレ・
ニカイモろコラサろトチヒイゆカセニネカセラネモセよレ・
カソリラトイゆカセニよレ・
カソリラトイゆカセラよレ・
トントカイモゆふソラセン・メホン・カイモセ・魂名に書き換えふよレ・む』と書いてある。
魂名とはあれだろ。
魔法名+魂の拡張子のやつだと思う。
よし解析するぞ。
void main(void)
{
TEL *tpi,*tpo; /*魂の定義*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
char ib[40000]; /*アイテムボックス領域定義*/
mp=item_box_make(ib,sizeof(ib)); /*アイテムボックス生成*/
tpi=topen("魂名に書き換え"); /*魂を開く*/
tpo=topen("temp"); /*仮魂を開く*/
item_box_save(tpi,tpo,m); /*アイテムボックス魔法の情報を魂に入れる*/
tclose(tpi); /*閉じる*/
tclose(tpo); /*閉じる*/
system("copy /-Y temp 魂名に書き換え"); /*魂書き換え*/
}
こんな感じだろう。
『item_box_make』でアイテムボックスを作り、『item_box_save』で記録する魂を作る。
そして『system』命令で書き換え。
こんなところだろう。
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