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第3章 辺境都市のドラゴン
第20話 SIDE:リタリー 竜言語魔法
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最近Cランクに上がれたから、今以上に頑張らないと。
相棒で恋人の同じくCランクのグバートがドラゴンの噂を聞き込んで来たわ。
ドラゴンには興味があるの。
学園に通っている時に竜言語魔法の論文を読んだわ。
これだと思った。
これを物にすればSランクも夢じゃないと。
ドラゴンの噂はガセだと思ったけどグバートが勧めるので一緒に魔境の森に入ったわ。
グバートが声を張り上げて挑発しているけど。
馬鹿ね。普通のドラゴンが人語を理解する訳ないじゃないの。
「おら、ドラゴン出てこい! 俺達が退治してやる!」
大声で叫ぶグバート。
驚いたドラゴンが本当に現れた。
泥浴びするドラゴンなんて新種かしら。
猪じゃあるまいし。
「リタリー出番だ」
「行くよ。ヒラニシ・モチニミゆヒラニシよ・が・
ニミカ・ニレ・
ハラスゆニほワレニねヌワレニれれよが・
ハニスイろコチリリろカイトカゆよレ・む・む」
私の必殺技の十連撃が決まったわ。
これで私の勝ちね。
六発目の時、苦しそうにドラゴンが尻尾で地面を叩く。
あと少し。
十発目のファイヤーボールが無残に散った。
私は少し放心。
ドラゴンの奴、両手を広げて掛かって来いって仕草。
頭に来た。
気づいたら私は素手でぽかぽかとドラゴンを殴ってた。
ドラゴンの鳴き声で我に返る。
すいませんと謝って一目散。
完敗だわ。
それから、気乗りしない依頼を細々と受けて食いつないでいたわ。
そうしたら、あのドラゴンをテイムした少女が現れたっていう話を聞いたの。
魔法ギルドでその子を見つけ胸が高まった。
「あなた、ドラゴンの子よね」
「違う。友達」
女の子は少しカチンときたみたい。
「どっちでも良いわ。私は『光輪の鋭刃』の『連撃のリタリー』よ」
「ミニア」
私は情熱が蘇った。
なんとしても竜言語魔法の秘密を掴むのよ。
私は懸命に頼み込み、魔法名を交換できた。
竜言語魔法は謎の魔法だけど私なりに推測してみたわ。
私はドラゴンが昔は喋れて人間と会話出来たと思うの。
そしてドラゴンも魔法が詠唱できたのだと考えた。
その頃のドラゴンはもっと弱くて魔法に頼らないと生きていけなかったんじゃないかしら。
なんらか方法で肉体の強化に成功。
その影響で魔法を操る能力が失われたと考えた。
まるっきり根拠のない仮説だけど
ドラゴンがギガントボアを狩ったというのでミニアちゃんに連絡した。
行くとなぜか夕飯をドラゴンが作っていた。
驚きよ。
このドラゴンは先祖返りかしら。
もしかして会話も理解している。
そんな馬鹿な。
「改めて、よろしく。リタリーよ。ドラゴンさん」
試しに私はドラゴンに挨拶。
「ガウ」
やっぱり、返事が返ってきたわ。
怪しい。
それとも声に反応しているだけ。
「今日来たのはね。竜言語魔法について調べたかったのよ。あなたに言っても仕方ないわね」
思わず口に出ていた。
「もっと、詳しく」
空中に文字が浮かび、私は非常に驚いた。
持っていた串肉を危うく落とすところよ。
「これ、何っ。これが竜言語魔法」
会話の魔法はミニアちゃんがやっていたらしい。
ちょっとがっかりだわ。
教えて貰おうと思ったら秘術だったみたい。
それと、なんか魔法のミニアちゃんはむかつく。
偉そうな男みたい。
「ミニアちゃんはあると思う?」
「ロマンだ」
竜言語魔法があるかの私の問いにミニアちゃんは魔法で答える。
ミニアちゃん分かってるわね。
可愛いわ。
「そうなの。ロマンなのよね。ミニアちゃん可愛い」
思わず抱きしめちゃった。
「く、くるしい」
「照れちゃって。嫌がるミニアちゃんも可愛い」
嫌がっているわね。
あれ、分かり合えた気がしたのに。
照れ隠しかしら。
竜言語魔法を教えたお礼に会話の魔法を教えてもらったわ。
秘術のからくりが分かった。
きっと魔道具を作ったのね。
私はポーチから魔石を出してさっきの呪文を魔道具にした。
試運転しなきゃ。
『そうよ。私の十連撃でも刃が立たなかったんだから、気にする事もないわ』と文字を空中に出した。
惚けるミニアちゃんに魔道具の作り方を教えたわ。
おかしいわね秘術は魔道具ではないのかしら。
呪文を書くとドラゴンが覗き込んだ。
「なんで、ドラゴンが呪文を書いた紙を見るのよ」
本当にこのドラゴン先祖返りじゃないの。
宴は終わり私達は帰路についた。
「さよなら」
ミニアちゃんが手を振るとドラゴンも真似して手を振る。
分かったわ。
このドラゴンはミニアちゃんの真似をしているのね。
その他の行動は出会った冒険者の真似ね。
今までの行動の謎が解けたわ。
なーんだ。
期待して損しちゃった。
ギルドに行くと、ギルドマスターがカウンターの後ろで手招きした。
強制依頼かな。
執務室に行くとギルドマスターは切り出した。
「リタリー、ドラゴンと会ったそうじゃな。感想を教えるのじゃ」
ギルドマスターも竜言語魔法を狙っているのかしら。
「よく御されていると思います。ミニアちゃんの技量がうかがえます」
当たり障りのない話を試しにしてみたわ。
ギルドマスターは頷き満足そうに微笑んだ。
これ何なの。
まあ、いいわ。
ギルドマスターにはギルドマスターの思惑があるのでしょう。
「気づいた事はないか」
「ドラゴンがミニアちゃんの真似しているのが分かりました」
「ふむふむ、それは想定内じゃ。昔、商人の真似事や罠師の真似をしたドラゴンもおったらしい」
「それは初めて聞きました」
「そうじゃろ。ギルドにとって部外秘の話じゃから」
「話してもよろしいのですか」
「このくらいなら問題ないのじゃ。もう行ってよい」
私は執務室を後にした。
ドラゴンのデータで隠されている物も相当数あるみたいだわ。
閲覧するにはSランクにでもならないと難しそうね。
手段は竜言語魔法を得るためにSランクになる。
目的は竜言語魔法を得てSランクになる。
まるっきり本末転倒ね。
なんとかならないかしら。
相棒で恋人の同じくCランクのグバートがドラゴンの噂を聞き込んで来たわ。
ドラゴンには興味があるの。
学園に通っている時に竜言語魔法の論文を読んだわ。
これだと思った。
これを物にすればSランクも夢じゃないと。
ドラゴンの噂はガセだと思ったけどグバートが勧めるので一緒に魔境の森に入ったわ。
グバートが声を張り上げて挑発しているけど。
馬鹿ね。普通のドラゴンが人語を理解する訳ないじゃないの。
「おら、ドラゴン出てこい! 俺達が退治してやる!」
大声で叫ぶグバート。
驚いたドラゴンが本当に現れた。
泥浴びするドラゴンなんて新種かしら。
猪じゃあるまいし。
「リタリー出番だ」
「行くよ。ヒラニシ・モチニミゆヒラニシよ・が・
ニミカ・ニレ・
ハラスゆニほワレニねヌワレニれれよが・
ハニスイろコチリリろカイトカゆよレ・む・む」
私の必殺技の十連撃が決まったわ。
これで私の勝ちね。
六発目の時、苦しそうにドラゴンが尻尾で地面を叩く。
あと少し。
十発目のファイヤーボールが無残に散った。
私は少し放心。
ドラゴンの奴、両手を広げて掛かって来いって仕草。
頭に来た。
気づいたら私は素手でぽかぽかとドラゴンを殴ってた。
ドラゴンの鳴き声で我に返る。
すいませんと謝って一目散。
完敗だわ。
それから、気乗りしない依頼を細々と受けて食いつないでいたわ。
そうしたら、あのドラゴンをテイムした少女が現れたっていう話を聞いたの。
魔法ギルドでその子を見つけ胸が高まった。
「あなた、ドラゴンの子よね」
「違う。友達」
女の子は少しカチンときたみたい。
「どっちでも良いわ。私は『光輪の鋭刃』の『連撃のリタリー』よ」
「ミニア」
私は情熱が蘇った。
なんとしても竜言語魔法の秘密を掴むのよ。
私は懸命に頼み込み、魔法名を交換できた。
竜言語魔法は謎の魔法だけど私なりに推測してみたわ。
私はドラゴンが昔は喋れて人間と会話出来たと思うの。
そしてドラゴンも魔法が詠唱できたのだと考えた。
その頃のドラゴンはもっと弱くて魔法に頼らないと生きていけなかったんじゃないかしら。
なんらか方法で肉体の強化に成功。
その影響で魔法を操る能力が失われたと考えた。
まるっきり根拠のない仮説だけど
ドラゴンがギガントボアを狩ったというのでミニアちゃんに連絡した。
行くとなぜか夕飯をドラゴンが作っていた。
驚きよ。
このドラゴンは先祖返りかしら。
もしかして会話も理解している。
そんな馬鹿な。
「改めて、よろしく。リタリーよ。ドラゴンさん」
試しに私はドラゴンに挨拶。
「ガウ」
やっぱり、返事が返ってきたわ。
怪しい。
それとも声に反応しているだけ。
「今日来たのはね。竜言語魔法について調べたかったのよ。あなたに言っても仕方ないわね」
思わず口に出ていた。
「もっと、詳しく」
空中に文字が浮かび、私は非常に驚いた。
持っていた串肉を危うく落とすところよ。
「これ、何っ。これが竜言語魔法」
会話の魔法はミニアちゃんがやっていたらしい。
ちょっとがっかりだわ。
教えて貰おうと思ったら秘術だったみたい。
それと、なんか魔法のミニアちゃんはむかつく。
偉そうな男みたい。
「ミニアちゃんはあると思う?」
「ロマンだ」
竜言語魔法があるかの私の問いにミニアちゃんは魔法で答える。
ミニアちゃん分かってるわね。
可愛いわ。
「そうなの。ロマンなのよね。ミニアちゃん可愛い」
思わず抱きしめちゃった。
「く、くるしい」
「照れちゃって。嫌がるミニアちゃんも可愛い」
嫌がっているわね。
あれ、分かり合えた気がしたのに。
照れ隠しかしら。
竜言語魔法を教えたお礼に会話の魔法を教えてもらったわ。
秘術のからくりが分かった。
きっと魔道具を作ったのね。
私はポーチから魔石を出してさっきの呪文を魔道具にした。
試運転しなきゃ。
『そうよ。私の十連撃でも刃が立たなかったんだから、気にする事もないわ』と文字を空中に出した。
惚けるミニアちゃんに魔道具の作り方を教えたわ。
おかしいわね秘術は魔道具ではないのかしら。
呪文を書くとドラゴンが覗き込んだ。
「なんで、ドラゴンが呪文を書いた紙を見るのよ」
本当にこのドラゴン先祖返りじゃないの。
宴は終わり私達は帰路についた。
「さよなら」
ミニアちゃんが手を振るとドラゴンも真似して手を振る。
分かったわ。
このドラゴンはミニアちゃんの真似をしているのね。
その他の行動は出会った冒険者の真似ね。
今までの行動の謎が解けたわ。
なーんだ。
期待して損しちゃった。
ギルドに行くと、ギルドマスターがカウンターの後ろで手招きした。
強制依頼かな。
執務室に行くとギルドマスターは切り出した。
「リタリー、ドラゴンと会ったそうじゃな。感想を教えるのじゃ」
ギルドマスターも竜言語魔法を狙っているのかしら。
「よく御されていると思います。ミニアちゃんの技量がうかがえます」
当たり障りのない話を試しにしてみたわ。
ギルドマスターは頷き満足そうに微笑んだ。
これ何なの。
まあ、いいわ。
ギルドマスターにはギルドマスターの思惑があるのでしょう。
「気づいた事はないか」
「ドラゴンがミニアちゃんの真似しているのが分かりました」
「ふむふむ、それは想定内じゃ。昔、商人の真似事や罠師の真似をしたドラゴンもおったらしい」
「それは初めて聞きました」
「そうじゃろ。ギルドにとって部外秘の話じゃから」
「話してもよろしいのですか」
「このくらいなら問題ないのじゃ。もう行ってよい」
私は執務室を後にした。
ドラゴンのデータで隠されている物も相当数あるみたいだわ。
閲覧するにはSランクにでもならないと難しそうね。
手段は竜言語魔法を得るためにSランクになる。
目的は竜言語魔法を得てSランクになる。
まるっきり本末転倒ね。
なんとかならないかしら。
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