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第6章 湿原のドラゴン
第37話 相談
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「これでお暇します」
「そうだ、あとちょっとだけ付き合いなさいよ」
俺の言葉にウィッチはそう答えてアイテムボックスから貝殻を出してきた。
舌を使い器用に並べ始める。
青みがかった乳白色の貝殻とか、透き通った赤い色の貝殻とか、七色に光る貝殻とかとにかく色々ある。
「綺麗だな」
「そう分かる。これが私のコレクション」
「なんで見せたんだ」
「ドラゴンの魅力はコレクションの見事さで決まるのよ。本来ならあなたと番う前に見せたかったのだけど、切羽詰ってたから」
「いい女だ」
もちろんお世辞だ。
「そう、それが聞きたかったの」
「そろそろ行くよ」
「少し相談があるのよ」
魅力を見せ付けたって事はやっかい事かな。
「何だ」
「人間が大湿原を埋め立て始めているの。蹴散らそうかと思ったけど、戦いになると人間はしつこいから」
「どうしてほしいんだ」
「何か良い案を考えてよ」
埋め立てを回避か。
人間がほしいのは土地だよな。
ドラゴンがほしいのは縄張り。
見事に対立するな。
土地が足りなくなったらどうする。
前世の知識では区画整理だ。
区画整理すれば土地が使い易くなって実質的に土地が増える。
大湿原の区画整理っていうと浮島やら大小様々な島だな。
ウィッチは見たところウォータードラゴンみたいだから、水の面積が増えれば文句はないだろう。
人間は島を集めて浅い所に持ってくれば利用可能だ。
案をウィッチに説明した。
気がかりは生態系だ。
浮島を利用する動物が滅ぶと不味いような気がする。
その事を言ったら気にしすぎと言われた。
ドラゴンなら確かに気にしないような気がする。
最悪の事態になったら縄張りを変えるからとあっさり言われた。
そんなんで良いのかよと思わない事もないが、環境保護団体などこの世界には居ない。
人間も平気で埋め立てに走るぐらいだからな。
問題はどうやって島を集めるかだ。
魔法みたいな解決方法がないもんかな。
ドラゴンパワーでもこれはちょっと。
要は浮かして運べば良いんだ。
浮かす呪文ならある。
問題は面積だ。
これも薄く広げる呪文がある。
薄く広げて消去して、頑丈な物体を隙間に差し込む。
そして、浮かして運ぶ。
なんとか出来そうだ。
ミニアに魔法で作れる頑丈な物体がないかアニーに尋ねろと伝えた。
アニーは錬金術士だ。
物質への知識もかなりあるに違いない。
「一番頑丈なの。何?」
「いきなり何よ。頑丈な物体って言ったら、ガングステンね」
「魔法で。作れる」
「魔法でしか作れないわ。錬金術士の秘術よ」
「今。作って」
「急ね。でも必要な触媒はあるのよね。オルーナ草たくさん採れたし。やっちゃいますか。でも秘術だから見せられないわ」
俺はストーンウォールを作り隙間をブレスで溶接した。
「あなたドラゴンにどうやって指示を」
「ドラゴン的。以心伝心」
「ここまで準備されたらね。しょうがない。やってあげる」
俺は尻尾を使い石の衝立の中にアニーを入れた。
アニーは小声で呪文を唱える。
俺の耳はばっちり詠唱を捉えた。
魔法のイメージはこんなだ。
char material1[100]; /*合成する物質100立方センチ*/
char material2[100]; /*合成する物質100立方センチ*/
void main(void)
{
char material3[100]; /*合成した物質100立方センチ*/
int i; /*カウンター*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
for(i=0;i<100;i++){
material3[i]=material1[i]+material2[i]; /*物質の合成*/
material1[i]=0; /*合成する物質はなくなる*/
material2[i]=0; /*合成する物質はなくなる*/
}
mp=magic_make(material3,sizeof(material3),IMAGEBLOCK); /*合成した物質を魔法登録*/
magic_trans(mp); /*現象に変換*/
}
こんな簡単で良いのか。
良いわきゃないよな。
合成する元の物質を足し算しているだけだ。
物質によってはとんでもない物が出来上がるんじゃないか。
爆発が起こったり、毒物なんてのも出来そうだ。
まあ、属性の縛りがあるから、やたらめったら変な物は出来ないと思うけど。
アニーに尻尾を差し伸べ衝立の中から出してやった。
「さあ、出来たわよ。何に使うの」
金属を受け取ったミニアは金属を掲げた。
俺は舌で金属を受け取った。
舌で転がして味合う。
この金属を知っている、知っているぞー。
これは竜殺しだ。
祝福の知識にあったのだろう。
大勢のドラゴンがこの金属の犠牲になったのだな。
弱点が強烈に刷り込まれていた。
塩分に弱い。
塩に触れさせるとボロボロになる。
まあ良い。
イメージはできた。
魔法を構築する。
適当な浮島に行き魔法を行使する事に。
イメージはこの通りだ。
char earth[10000]; /*大地百平方センチ*/
void main(int argc,char *argv[])
{
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
char board[10000]; /*板
int i; /*カウンター*/
mp=magic_make(earth,sizeof(earth),IMAGEBLOCK); /*大地を魔法登録*/
magic_spread(mp,100.0); /*百倍に薄く伸ばす*/
magic_delete(mp); /*台地を消去*/
for(i=0;i<10000;i++){
board[i]='\0';
}
mp=magic_make(board,sizeof(board),IMAGEBLOCK); /*板を魔法として登録*/
/*外部の情報を板のデータに入れる*/
i=0;
while(*(argv[1]+i)!='\0' && i!=10000)
board[i]=*(argv[1]+i);
i++;
}
magic_trans(mp); /*現象化する*/
magic_spread(mp,100.0); /*百倍に薄く伸ばす*/
while(1){
magic_lift(mp,100);
}
}
消した大地の隙間にガングステンの板を創造する。
そして持ち上げる。
なんて事のない魔法だ。
空中に浮いた浮島を押してみる。
重いが動かせる。
全部の浮島を整理するには一ヶ月以上は掛かるかもな。
とりあえず戻ってウィッチに一ヶ月以上掛かる事を伝えた。
薬草採取の面々を送り届けてからまた来よう。
「そうだ、あとちょっとだけ付き合いなさいよ」
俺の言葉にウィッチはそう答えてアイテムボックスから貝殻を出してきた。
舌を使い器用に並べ始める。
青みがかった乳白色の貝殻とか、透き通った赤い色の貝殻とか、七色に光る貝殻とかとにかく色々ある。
「綺麗だな」
「そう分かる。これが私のコレクション」
「なんで見せたんだ」
「ドラゴンの魅力はコレクションの見事さで決まるのよ。本来ならあなたと番う前に見せたかったのだけど、切羽詰ってたから」
「いい女だ」
もちろんお世辞だ。
「そう、それが聞きたかったの」
「そろそろ行くよ」
「少し相談があるのよ」
魅力を見せ付けたって事はやっかい事かな。
「何だ」
「人間が大湿原を埋め立て始めているの。蹴散らそうかと思ったけど、戦いになると人間はしつこいから」
「どうしてほしいんだ」
「何か良い案を考えてよ」
埋め立てを回避か。
人間がほしいのは土地だよな。
ドラゴンがほしいのは縄張り。
見事に対立するな。
土地が足りなくなったらどうする。
前世の知識では区画整理だ。
区画整理すれば土地が使い易くなって実質的に土地が増える。
大湿原の区画整理っていうと浮島やら大小様々な島だな。
ウィッチは見たところウォータードラゴンみたいだから、水の面積が増えれば文句はないだろう。
人間は島を集めて浅い所に持ってくれば利用可能だ。
案をウィッチに説明した。
気がかりは生態系だ。
浮島を利用する動物が滅ぶと不味いような気がする。
その事を言ったら気にしすぎと言われた。
ドラゴンなら確かに気にしないような気がする。
最悪の事態になったら縄張りを変えるからとあっさり言われた。
そんなんで良いのかよと思わない事もないが、環境保護団体などこの世界には居ない。
人間も平気で埋め立てに走るぐらいだからな。
問題はどうやって島を集めるかだ。
魔法みたいな解決方法がないもんかな。
ドラゴンパワーでもこれはちょっと。
要は浮かして運べば良いんだ。
浮かす呪文ならある。
問題は面積だ。
これも薄く広げる呪文がある。
薄く広げて消去して、頑丈な物体を隙間に差し込む。
そして、浮かして運ぶ。
なんとか出来そうだ。
ミニアに魔法で作れる頑丈な物体がないかアニーに尋ねろと伝えた。
アニーは錬金術士だ。
物質への知識もかなりあるに違いない。
「一番頑丈なの。何?」
「いきなり何よ。頑丈な物体って言ったら、ガングステンね」
「魔法で。作れる」
「魔法でしか作れないわ。錬金術士の秘術よ」
「今。作って」
「急ね。でも必要な触媒はあるのよね。オルーナ草たくさん採れたし。やっちゃいますか。でも秘術だから見せられないわ」
俺はストーンウォールを作り隙間をブレスで溶接した。
「あなたドラゴンにどうやって指示を」
「ドラゴン的。以心伝心」
「ここまで準備されたらね。しょうがない。やってあげる」
俺は尻尾を使い石の衝立の中にアニーを入れた。
アニーは小声で呪文を唱える。
俺の耳はばっちり詠唱を捉えた。
魔法のイメージはこんなだ。
char material1[100]; /*合成する物質100立方センチ*/
char material2[100]; /*合成する物質100立方センチ*/
void main(void)
{
char material3[100]; /*合成した物質100立方センチ*/
int i; /*カウンター*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
for(i=0;i<100;i++){
material3[i]=material1[i]+material2[i]; /*物質の合成*/
material1[i]=0; /*合成する物質はなくなる*/
material2[i]=0; /*合成する物質はなくなる*/
}
mp=magic_make(material3,sizeof(material3),IMAGEBLOCK); /*合成した物質を魔法登録*/
magic_trans(mp); /*現象に変換*/
}
こんな簡単で良いのか。
良いわきゃないよな。
合成する元の物質を足し算しているだけだ。
物質によってはとんでもない物が出来上がるんじゃないか。
爆発が起こったり、毒物なんてのも出来そうだ。
まあ、属性の縛りがあるから、やたらめったら変な物は出来ないと思うけど。
アニーに尻尾を差し伸べ衝立の中から出してやった。
「さあ、出来たわよ。何に使うの」
金属を受け取ったミニアは金属を掲げた。
俺は舌で金属を受け取った。
舌で転がして味合う。
この金属を知っている、知っているぞー。
これは竜殺しだ。
祝福の知識にあったのだろう。
大勢のドラゴンがこの金属の犠牲になったのだな。
弱点が強烈に刷り込まれていた。
塩分に弱い。
塩に触れさせるとボロボロになる。
まあ良い。
イメージはできた。
魔法を構築する。
適当な浮島に行き魔法を行使する事に。
イメージはこの通りだ。
char earth[10000]; /*大地百平方センチ*/
void main(int argc,char *argv[])
{
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
char board[10000]; /*板
int i; /*カウンター*/
mp=magic_make(earth,sizeof(earth),IMAGEBLOCK); /*大地を魔法登録*/
magic_spread(mp,100.0); /*百倍に薄く伸ばす*/
magic_delete(mp); /*台地を消去*/
for(i=0;i<10000;i++){
board[i]='\0';
}
mp=magic_make(board,sizeof(board),IMAGEBLOCK); /*板を魔法として登録*/
/*外部の情報を板のデータに入れる*/
i=0;
while(*(argv[1]+i)!='\0' && i!=10000)
board[i]=*(argv[1]+i);
i++;
}
magic_trans(mp); /*現象化する*/
magic_spread(mp,100.0); /*百倍に薄く伸ばす*/
while(1){
magic_lift(mp,100);
}
}
消した大地の隙間にガングステンの板を創造する。
そして持ち上げる。
なんて事のない魔法だ。
空中に浮いた浮島を押してみる。
重いが動かせる。
全部の浮島を整理するには一ヶ月以上は掛かるかもな。
とりあえず戻ってウィッチに一ヶ月以上掛かる事を伝えた。
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