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第27章 七不思議のドラゴン
第159話 他人を映す鏡
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「次の七不思議はなんだろな」
「運命の人を映す鏡です」
また、ロマンチックな七不思議だな。
「ホログラフィを使ったいたずらじゃないのか」
「実際に男性の顔が映って、その人を探したら。実在したそうですよ」
「幻という線は消えたか」
その鏡がある場所は機械魔法学の教室だった。
確かに鏡が設置されている。
でもこの鏡は壁に埋め込まれているので、裏に何か仕掛けがありそうだ。
機械魔法学だから機械的な仕掛けだと思う。
裏に回ると壁になっている。
だが、人が入れるぐらいの厚さはある。
壁の中にスペースがあると見た。
鏡の脇の壁をコンコンと叩くと確かに空洞がある音がする。
その時、鏡の中に教室とは違う風景が映った。
「本当だったでしょ。運命の人は映らなかったけど。それはきっとまだそういう人がいないって事だと思う」
「いや違うだろ」
「やべっ、教授じゃなかった」
声から察するに教授の助手の誰かがこの仕掛けを動かしたのだろう。
「ほら、さっきの声を聞いただろ。これは実験だな」
「なーんだ。がっくり」
俺達はさっき映った風景を探して学園をうろついた。
そして、ついに見つけた。
その風景は一階上の廊下で、そこには鏡が設置されていた。
「見ろ。ここの風景だ」
「つまりこの鏡と一階下の教室の鏡がつながったのね」
「そういう事だろ。思うに鏡を組み合わせてつながった様に見せかけたのだろう。魔法は全然関係ないじゃん」
「謎が解けるとつまんないのね」
「引き上げようぜ」
「つまらんと言ったのかね」
モノクルをかけた人物が俺達に話し掛けた。
「いや、実験はつまらなくない。七不思議の謎が解けてつまらないと言ったんだ」
「鏡の謎自体がつまらないのではないのかね」
「あれっ、そういう事になるのかな」
「くそう、この実験では予算確保は無理か」
「どのように発展させるかで価値は数倍。いや数百倍になると思うぞ」
「ほう、君には発展形が見えるとでも言うのかね」
「まず、魔法で再現できる」
char light[1000]; /*光*/
void main(int argc,char *argv[])
{
char *ss; /*軌道データ*/
MAGIC *m; /*魔法定義*/
m=magic_make(light,sizeof(light),IMAGEWALL); /*光を魔法として登録*/
ss=argv[1];
while(*ss!='\0'){
magic_move(m,*ss,1); /*光を動かす*/
ss++;
}
}
呪文に翻訳。
古代の遺跡で発掘された物だと嘘をついて魔法を教えた。
「ほう、このような魔法が」
「だが、まだ序の口だ。屈折率の違う物体で芯と周りを作ると、曲がっても端から端へ光が届く」
魔法イメージを作った。
void main(void)
{
MAGIC *m1,*m2; /*魔法定義*/
m1=obj_make(1,IMAGECOLUMN,GLASS); /*円柱のガラスを作る*/
m2=obj_make(1,IMAGEPIPE,CRYSTAL); /*パイプの水晶を作る*/
magic_join(m1,m2); /*合体させる*/
}
「ヒラニシ・モチニミゆヒラニシよ・が・モチキニソ・けモヌネけモフレ・モヌほラコマろモチノイゆヌネニモチキイソラリナモミネキリチトトよレ・モフほラコマろモチノイゆヌネニモチキイセニセイネソスントカチリよレ・モチキニソろマラニミゆモヌネモフよレ・む」
俺から呪文を教わったセラリーナが唱える。
髪の毛ほどの太さのグラスファイバーが完成した。
「この糸みたいな物がなんだというのだね」
「これを束ねると端の映像が端で見える」
「そんな馬鹿な」
「呪文を教えてやるから作ってみろよ」
俺はそう言い放って現場を離れた。
次の日その場所に行くと、鏡は撤去されのぞき穴が代わりにあった。
覗くと確かに一階上の風景が見えた。
噂を聞いたのか武器を携えた物々しい人達がやって来て教授らしき人を連行。
のぞき穴はその場で撤去された。
この発明は重要機密になったらしい。
ああ、暗部の連中が使うのか。
確かに諜報では大活躍しそうな発明だ。
透視魔法があるけど、あれは公開してないからな。
使い手が一人この学園の暗部にいるだけだ。
俺の所にも何か言ってくるかと思ったが、来なかった。
まあ、ゴーレムを逮捕してもしょうがないのは分かっているのだろう。
「運命の人を映す鏡です」
また、ロマンチックな七不思議だな。
「ホログラフィを使ったいたずらじゃないのか」
「実際に男性の顔が映って、その人を探したら。実在したそうですよ」
「幻という線は消えたか」
その鏡がある場所は機械魔法学の教室だった。
確かに鏡が設置されている。
でもこの鏡は壁に埋め込まれているので、裏に何か仕掛けがありそうだ。
機械魔法学だから機械的な仕掛けだと思う。
裏に回ると壁になっている。
だが、人が入れるぐらいの厚さはある。
壁の中にスペースがあると見た。
鏡の脇の壁をコンコンと叩くと確かに空洞がある音がする。
その時、鏡の中に教室とは違う風景が映った。
「本当だったでしょ。運命の人は映らなかったけど。それはきっとまだそういう人がいないって事だと思う」
「いや違うだろ」
「やべっ、教授じゃなかった」
声から察するに教授の助手の誰かがこの仕掛けを動かしたのだろう。
「ほら、さっきの声を聞いただろ。これは実験だな」
「なーんだ。がっくり」
俺達はさっき映った風景を探して学園をうろついた。
そして、ついに見つけた。
その風景は一階上の廊下で、そこには鏡が設置されていた。
「見ろ。ここの風景だ」
「つまりこの鏡と一階下の教室の鏡がつながったのね」
「そういう事だろ。思うに鏡を組み合わせてつながった様に見せかけたのだろう。魔法は全然関係ないじゃん」
「謎が解けるとつまんないのね」
「引き上げようぜ」
「つまらんと言ったのかね」
モノクルをかけた人物が俺達に話し掛けた。
「いや、実験はつまらなくない。七不思議の謎が解けてつまらないと言ったんだ」
「鏡の謎自体がつまらないのではないのかね」
「あれっ、そういう事になるのかな」
「くそう、この実験では予算確保は無理か」
「どのように発展させるかで価値は数倍。いや数百倍になると思うぞ」
「ほう、君には発展形が見えるとでも言うのかね」
「まず、魔法で再現できる」
char light[1000]; /*光*/
void main(int argc,char *argv[])
{
char *ss; /*軌道データ*/
MAGIC *m; /*魔法定義*/
m=magic_make(light,sizeof(light),IMAGEWALL); /*光を魔法として登録*/
ss=argv[1];
while(*ss!='\0'){
magic_move(m,*ss,1); /*光を動かす*/
ss++;
}
}
呪文に翻訳。
古代の遺跡で発掘された物だと嘘をついて魔法を教えた。
「ほう、このような魔法が」
「だが、まだ序の口だ。屈折率の違う物体で芯と周りを作ると、曲がっても端から端へ光が届く」
魔法イメージを作った。
void main(void)
{
MAGIC *m1,*m2; /*魔法定義*/
m1=obj_make(1,IMAGECOLUMN,GLASS); /*円柱のガラスを作る*/
m2=obj_make(1,IMAGEPIPE,CRYSTAL); /*パイプの水晶を作る*/
magic_join(m1,m2); /*合体させる*/
}
「ヒラニシ・モチニミゆヒラニシよ・が・モチキニソ・けモヌネけモフレ・モヌほラコマろモチノイゆヌネニモチキイソラリナモミネキリチトトよレ・モフほラコマろモチノイゆヌネニモチキイセニセイネソスントカチリよレ・モチキニソろマラニミゆモヌネモフよレ・む」
俺から呪文を教わったセラリーナが唱える。
髪の毛ほどの太さのグラスファイバーが完成した。
「この糸みたいな物がなんだというのだね」
「これを束ねると端の映像が端で見える」
「そんな馬鹿な」
「呪文を教えてやるから作ってみろよ」
俺はそう言い放って現場を離れた。
次の日その場所に行くと、鏡は撤去されのぞき穴が代わりにあった。
覗くと確かに一階上の風景が見えた。
噂を聞いたのか武器を携えた物々しい人達がやって来て教授らしき人を連行。
のぞき穴はその場で撤去された。
この発明は重要機密になったらしい。
ああ、暗部の連中が使うのか。
確かに諜報では大活躍しそうな発明だ。
透視魔法があるけど、あれは公開してないからな。
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まあ、ゴーレムを逮捕してもしょうがないのは分かっているのだろう。
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