賠償スキルで無双します~魔王との戦いで逃げる時に勇者達に生贄として置いて行かれたので、賠償スキルでみんな奪ってやった~

喰寝丸太

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第1章 出会い編

第14話 ゴブリン退治

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 朝、宿の食堂でスープに魔道具の金のスプーンを入れたところ赤く光った。

「毒だ!」

 リリム達の手が止まった。
 毒感知の魔道具をリリム達に配る。

 やはり、リリム達のスープにも毒が入っていたようだ。
 毒殺は混入さえ見られなければ確率は高い。

「さっそくやってきたわね」
「だな。これからは俺が料理する。【賠償】ステータスオープン」
――――――――――――――――――――――――
名前:ウメオ・カネダ
レベル:99
魔力:9997/9999
スキル:
  賠償
  聖刃 勇心 身体強化
  堅牢 鉄皮 剛力
  空間魔法 火炎魔法 氷魔法
  治癒魔法 加護 聖域
  自己再生 暗黒魔法 次元斬 超身体強化
  隠蔽 幻影 鋭刃
  乗馬
  毒魔法 隠身
――――――――――――――――――――――――

 毒魔法と隠身ゲットだ。
 出発するので、パーティションをアイテム鞄に収納したり準備をしていたら、目が血走った女が駆け込んきた。
 ええと、誰。
 リリムとメッサは剣を構えた。

「スキル返しなさいよ」

 ああ、殺し屋の方ね。
 俺は聖剣で刺した。

「レベル1の死体じゃろくなゾンビは作れないな。ゾンビのレベル上げが必要だ」
「じゃあ、ゴブリンの巣でも襲ったら」

 ちょっとあきれ顔のリリム達。
 そうだな。
 モンスターの子供と言えども逃がせられないモンスターと言ったらゴブリンだ。
 やつら何でも食っちまうし、女性を性的にもてあそぶことさえある。
 どんな人に聞いても殺すべしがゴブリンだ。

「いいね。途中に巣があったら潰そう」

 殺し屋をゾンビにしてアイテム鞄に入れて出立だ。
 街道の途中、馬車から降りてゴブリン退治だ。
 人が見てない事を確認して、ゾンビを解き放つ。

「ゴブリンを襲え」

 ゾンビ達が森へ入った。
 一応命令は聞くみたいだな。
 ゾンビの位置は魔力で繋がっているので分かる。

 俺達はゾンビの後を追って森に入った。
 ゾンビ達はゴブリンを食い殺しながら進んでいるようだ。
 死骸が森に散乱していた。
 俺はゴブリンをゾンビにしてアイテム袋に入れる。

 盗賊をゾンビにするのとどっちが効率がいいかな。

 ゾンビはゴブリンの巣である洞窟に入ったようだ。
 洞窟の前にいたであろう見張りのゴブリンが喉を噛まれて死んでいた。

 洞窟に入るとゴブリンの死骸だらけだった。
 ゾンビ強いな。
 物理ダメージはほとんど受けないからゴブリンとの相性はいいと思う。

 ゴブリンの巣穴の奥。
 ハイゴブリンが何ヵ所も噛まれて死んでいた。
 ゾンビはなんの感情も出さずに佇んでいる。

 ご苦労様。
 暗黒魔法のひとつである邪回復魔法でゾンビを回復して、アイテム袋にしまった。

 ゴブリンのお宝を漁る。
 ろくな物がない。
 錆びた武具や、銅貨、それにカビた携帯食。

 期待したりはしてなかったが、これは酷い。

「これっ」

 リリムが剣先でさも嫌そうにどす黒いオーラが立ち昇る水晶玉を突いた。
 禁忌魔道具だな。
 ろくでもない効果なんだろうな。
 鑑定のモノクルで見る。

 『強者の渇望と亡者への道』というアイテムだ。
 身に着けると毎日経験値が貰える。
 しかし、生命力は吸い取られる。
 自分自身を討伐するような魔道具だ。

 えっと、ゾンビに身に着けさせたらどうだろう。
 あいつら生命力の欠片もないよな。
 いいかもしれない。
 ゾンビを一人アイテム鞄から出し、装備させた。
 失敗しても別に痛くない。

 今回はほとんど無駄足だったな。
 一瞬賠償スキルを使おうかとも思ったがやめた。
 誰が賠償してくれるのか分からなかったからだ。

 近隣の農民だったりしたら、申し訳ないことになる。

「次に行くか」
「えー、まだやるの」
「この匂いはちょっと」
「追加報酬を要求する」

「そうだな金貨3枚ずつ払おう。その代わりゾンビの指揮をしてくれ。アイテム鞄にゴブリンの死骸を入れるのを忘れるなよ」
「気が進まないけど、金貨の魅力には勝てないわ」

 俺は森が開けた所で三人を待ったら、3人はホクホク顔で帰ってきた。
 理由はキノコだ。
 ゴブリンの巣に行く途中にどっさり生えていたらしい。
 俺は鑑定のモノクルを付けた。

「死神茸じゃねぇか。食ったら死ぬぞ」
「え、天使の羽じゃないの。高級キノコの代名詞の」
「似ているキノコなんだろうな」
「がっくり」

 ゾンビをモノクルで鑑定する。
 あの殺し屋の女はレベル6で毒魔法が生えていた。
 おお、成長が速いな。

 スキル取られても再び生えるのが確認された。
 そうなると勇者達も生えているに違いない。
 それはそれで美味しいのかも。
 同じスキルを二つ取ったらどうなるのかな。
 色々と興味は尽きない。
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