127 / 179
第127話 焼肉
しおりを挟む
巨人のダンジョンの依頼が全て偵察依頼になった。
言葉を録音してくれば良いらしい。
あの団体は、それなりに力があるんだな。
だが、俺達にはそんなの関係ねぇ。
討伐しまくってやるぜ。
「巨人のダンジョンの依頼が全て偵察依頼になったが、俺達には関係ない。出来るだけむごたらしく殺してやるよ」
【巨人を守る会って力があるんだな。調べたら一流企業もスポンサーになってる】
【喧嘩を売る相手を間違えておっさんがブルってるに違いない】
【おっさんにそんな頭はないだろ。企業の環境汚染もやってたしな】
【あれな。相手の企業は巨人を守る会のスポンサーになってるぞ】
【報復か】
「悪党は誰にも屈しない。正義だろうが、同じ悪党だろうが」
【推移を生暖かい目で、見守らせてもらうよ】
【ところで巨人とは仲良くすべき?】
【人食いだしな。巨人はプライド高そうだから、話し合いなんかならないんじゃね】
【意外に良い奴かも知れんぞ】
【美人の巨人をローアングルから眺めたい】
【お巡りさん変態がいます】
【美人と言っても男かもよ】
【男の巨人がミニスカート穿いている姿を想像しちまったよ。どうしてくれるんだ】
【スカートは民族衣装とかだと男も穿くぞ】
【吐きそうな話題だ】
「俺にもそのギャグが分かったぞ。穿きそうと吐きそうを掛けたんだな」
【そろそろダンジョンに入ろうぜ】
【うん、俺もそれが見たい】
「じゃあ入りますかね」
【おー、巨人がいるな】
【なんか新兵器はないのか】
【おっさんは、ボウガンでも撃っとけ】
おっと、後ろに回って後頭部に酸の水鉄砲と。
「ギャー」
巨人も悲鳴は人間と一緒だな。
【後頭部にか。きっと巨人は禿げるだろう】
【その前に、ヤエちゃんが止めを刺した】
【けん制にはなっているな】
【それにしても後ろに回るのが上手い】
【ゴキブリ並みだな】
【意外と素の能力は高いのかもな】
【鉄鉱石を掘って暮らしてたらしいからな。体力はあるだろう】
「悪党は黙って後ろから」
【恰好悪い標語だな】
【前から行ったら、巨人に叩かれるだろう】
【チキンだな】
「効率重視と言ってくれ」
討伐は問題なく終わった。
冒険者協会の買取場に巨人の死骸を持って行くと、おっちゃんが渋い顔をした。
「巨人から作った肥料の不買運動が起きているんだよ」
「ええ、マジか」
【ただ働きになるのか】
【こうなると思ってた】
【てか、偵察依頼オンリーになるってことは、協会は肥料の件を知って切り替えたな】
【まあそういうことだろうな】
「悪いな。協会も売れないと話にならんからな」
「仕方ないな、グラトニーに食わせよう」
【やられっぱなしでいいのか】
【悪党らしく悪知恵出せよ】
「うーん、巨人の肉を食うわけにもいかないし。食えるのか? 聞いてみる。もしもし、モチか。巨人って食えるのか」
『食えるにゃ。けっこう美味いにゃ』
「食えるってさ。よし、巨人を守る会の目の前で捌いて食ってやるか」
巨人のダンジョンの入口の前にバーベキューセットを設置。
巨人の足をアイテム鞄から取り出した。
そして、肉を大胆に切って、串に刺して焼き始めた。
「なんておぞましい」
「そうよ」
「そうだそうだ」
「知的生命体を食べるなんて」
【俺も人間の見た目のモンスターは食えない】
【オークは食えるけどもな】
【顔がブタか人間かの違いだな】
「買い取ってもらえないのなら自分で消費しないといけないからだよ」
「まず殺すという発想を辞めろ」
「言葉を覚えて友人になろうとは考えないのか」
「食人反対!」
「やばん行為を辞めろ!」
【ここまで行くとどっちが正しいなんて関係ないな】
【俺もちょっとやり過ぎだと思う】
「あー、美味い美味い。お前達もどうだ」
「誰が食うか」
「即刻、食うのを辞めろ」
「亡骸を丁重に葬るんだ」
【あー、巨人を守る会がおぞましい野蛮行為というタイトルで動画を上げたな】
【食うのに反対の意見が圧倒的に多いな】
【そりゃそうだろ】
【もっとも法律違反じゃないから、おっさんは捕まらないがな】
【巨人を守る会が署名して、法律を作らせるように嘆願するんじゃね】
【そうかもな。今回ばかりはおっさんの主張は通らない気がする】
うん、今回の手は上手くなかったか。
炎上はしてるけどな。
スカッと爽快に悪事と行きたいもんだ。
何か上手い手を考えないといけないようだ。
言葉を録音してくれば良いらしい。
あの団体は、それなりに力があるんだな。
だが、俺達にはそんなの関係ねぇ。
討伐しまくってやるぜ。
「巨人のダンジョンの依頼が全て偵察依頼になったが、俺達には関係ない。出来るだけむごたらしく殺してやるよ」
【巨人を守る会って力があるんだな。調べたら一流企業もスポンサーになってる】
【喧嘩を売る相手を間違えておっさんがブルってるに違いない】
【おっさんにそんな頭はないだろ。企業の環境汚染もやってたしな】
【あれな。相手の企業は巨人を守る会のスポンサーになってるぞ】
【報復か】
「悪党は誰にも屈しない。正義だろうが、同じ悪党だろうが」
【推移を生暖かい目で、見守らせてもらうよ】
【ところで巨人とは仲良くすべき?】
【人食いだしな。巨人はプライド高そうだから、話し合いなんかならないんじゃね】
【意外に良い奴かも知れんぞ】
【美人の巨人をローアングルから眺めたい】
【お巡りさん変態がいます】
【美人と言っても男かもよ】
【男の巨人がミニスカート穿いている姿を想像しちまったよ。どうしてくれるんだ】
【スカートは民族衣装とかだと男も穿くぞ】
【吐きそうな話題だ】
「俺にもそのギャグが分かったぞ。穿きそうと吐きそうを掛けたんだな」
【そろそろダンジョンに入ろうぜ】
【うん、俺もそれが見たい】
「じゃあ入りますかね」
【おー、巨人がいるな】
【なんか新兵器はないのか】
【おっさんは、ボウガンでも撃っとけ】
おっと、後ろに回って後頭部に酸の水鉄砲と。
「ギャー」
巨人も悲鳴は人間と一緒だな。
【後頭部にか。きっと巨人は禿げるだろう】
【その前に、ヤエちゃんが止めを刺した】
【けん制にはなっているな】
【それにしても後ろに回るのが上手い】
【ゴキブリ並みだな】
【意外と素の能力は高いのかもな】
【鉄鉱石を掘って暮らしてたらしいからな。体力はあるだろう】
「悪党は黙って後ろから」
【恰好悪い標語だな】
【前から行ったら、巨人に叩かれるだろう】
【チキンだな】
「効率重視と言ってくれ」
討伐は問題なく終わった。
冒険者協会の買取場に巨人の死骸を持って行くと、おっちゃんが渋い顔をした。
「巨人から作った肥料の不買運動が起きているんだよ」
「ええ、マジか」
【ただ働きになるのか】
【こうなると思ってた】
【てか、偵察依頼オンリーになるってことは、協会は肥料の件を知って切り替えたな】
【まあそういうことだろうな】
「悪いな。協会も売れないと話にならんからな」
「仕方ないな、グラトニーに食わせよう」
【やられっぱなしでいいのか】
【悪党らしく悪知恵出せよ】
「うーん、巨人の肉を食うわけにもいかないし。食えるのか? 聞いてみる。もしもし、モチか。巨人って食えるのか」
『食えるにゃ。けっこう美味いにゃ』
「食えるってさ。よし、巨人を守る会の目の前で捌いて食ってやるか」
巨人のダンジョンの入口の前にバーベキューセットを設置。
巨人の足をアイテム鞄から取り出した。
そして、肉を大胆に切って、串に刺して焼き始めた。
「なんておぞましい」
「そうよ」
「そうだそうだ」
「知的生命体を食べるなんて」
【俺も人間の見た目のモンスターは食えない】
【オークは食えるけどもな】
【顔がブタか人間かの違いだな】
「買い取ってもらえないのなら自分で消費しないといけないからだよ」
「まず殺すという発想を辞めろ」
「言葉を覚えて友人になろうとは考えないのか」
「食人反対!」
「やばん行為を辞めろ!」
【ここまで行くとどっちが正しいなんて関係ないな】
【俺もちょっとやり過ぎだと思う】
「あー、美味い美味い。お前達もどうだ」
「誰が食うか」
「即刻、食うのを辞めろ」
「亡骸を丁重に葬るんだ」
【あー、巨人を守る会がおぞましい野蛮行為というタイトルで動画を上げたな】
【食うのに反対の意見が圧倒的に多いな】
【そりゃそうだろ】
【もっとも法律違反じゃないから、おっさんは捕まらないがな】
【巨人を守る会が署名して、法律を作らせるように嘆願するんじゃね】
【そうかもな。今回ばかりはおっさんの主張は通らない気がする】
うん、今回の手は上手くなかったか。
炎上はしてるけどな。
スカッと爽快に悪事と行きたいもんだ。
何か上手い手を考えないといけないようだ。
224
あなたにおすすめの小説
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる