28 / 248
第1章 異世界転移でざまぁ編
第28話 おっさん、トラップ・ダンジョンを攻略する
人数分のバイクを購入し、そして練習。
新しいスキルの購入も行い。
身代わり人形などの防御に使うドロップ品を三人に装備させた。
そんなこんなで、準備に大分時間が掛かってしまった。
トラップ・ダンジョンはバイクで二日ほどの距離の所にある。
颯爽と四人で列になってスクーターを走らせる。
ちらっと何か見えてきた。
「あれじゃ、ない」
先頭を走っていたエリナが声を上げた。
廃村が見える。
「今日は野営して。明日から攻略だ」
廃村に着き、テントを組み立てる。
中でくつろいでいると、外から人が入ってくる。
「順番」
モニカが声を掛けてきた。
彼女達は順番に俺の所に夜来るようになっていた。
「いいよ、おいで」
そのまあ、なんだ。察してくれるとありがたい。
◆◆◆
次の日、早速、封印ダンジョンに向かう。
穴掘りはめんどくさかったが、200レベルのパワーで瞬く間にこなした。
薄暗いダンジョンに入る。
ヘッドライトは予備を含め人数分買ってある。
「罠探知。そこに罠があるぞ」
俺はスキルを発動し、罠の位置を警告する。
罠探知のスキルは前もって準備しておいた物だ。
「何でこのダンジョンは封印されたのやろな?」
「そうだな、スキルで攻略が可能なら、討伐されるか。ダンジョンとして、運営されているだろうな。んっ?」
何か踏んだと思った瞬間、壁から槍が突き出された。
槍は俺に当たり跳ね返される。
「油断大敵」
「あぶねぇ。魔力壁様様だな。あれ、そうだ。スキルでチェックしたはずだぞ」
「スキル阻害機能がついているんじゃ」
エリナが推測を述べた。
そうだよな、封印ダンジョンがまともであるはずがない。
こんな事もあろうかと用意していた物がある。
「じゃじゃーん、金属探知機!」
金属探知機でトラップを探りながら進む。
モンスターが出てこないのは有り難いが地味に神経使うな。
だいたい仕掛けが分かってきた。
まず一番多いのが接触式のトラップ。
スイッチを踏むと作動するやつだ。
次に多いのが音探知だ。
こいつは杖でコツコツ音を立てると作動するから、すぐに場所が分かる。
そして、光探知。
こいつは光に反応してトラップが作動する。
回避方法はライトの光を遠くから当てて空振りさせる。
大体こんな感じだ。
200メートル進んだ頃にはトラップを見ただけで判断出来るようになっていた。
「ここは、行き止まりだ。トラップが床一面にある。おかしいな、ここを通らないといけないはずだ」
「壁」
モニカが呟く。
「ああ、壁に隠し通路があるのか。引き返そう」
金属探知機で壁も探る。
トラップと隠し通路の仕掛けを区別するのは骨が折れた。
何せ触っただけでトラップが発動するもんだから、トラップを何度か喰らう。
物理的なのは平気だったが、毒が厄介だ。
結局、何回か毒も喰らったが、ポーションを飲んで対応した。
そこで俺は前もって用意していた切り札を切る事にした。
「じゃじゃーん、壁を走るラジコンカー!」
これは、姪や甥と一緒に遊んだ思い出深い物。壁を吸引してくっ付きラジコンが走る。
「なんか、気持ち悪い。虫を思い出したわ」
エリナの率直な意見。
「そう言うなって。俺の代わりにトラップを喰らってくれる有り難い存在なんだよ」
ラジコン囮作戦は成功し、それ以降は毒を喰らわなくなった。
数々のトラップをかわしボス部屋の前にたどり着いた。
「よし、ボス部屋だ。開けるぞ」
あれ、ダンジョンコアが置いてある。
ダンジョンコアに近寄ろうとした時、トラップが作動。
床から斜めに突き出した槍が俺に当たって跳ね返された。
よく調べると入り口の反対の壁に隠し扉があった。
扉を開けるとダンジョンコア。
今度こそ本物だろうな。
テキパキと魔道具を組み立てる。
魔力を吸い取って、商品を買うを繰り返す。
大体合計で一千万円ほど買い物したら、コアの魔力がなくなった。
俺はステータスをチェックする。
――――――――――――――
名前:山田 無二 LV227
魔力:15634/22700
スキル:
収納箱
魔力通販
魔力壁
混合
変形
罠探知
――――――――――――――
うーん、しょっぱいな。これだけ苦労して9レベルしか上がってない。
「撤収!」
「「「はい」」」
よし、街にかえったら休みだ。久しぶりの休日を楽しもう。
新しいスキルの購入も行い。
身代わり人形などの防御に使うドロップ品を三人に装備させた。
そんなこんなで、準備に大分時間が掛かってしまった。
トラップ・ダンジョンはバイクで二日ほどの距離の所にある。
颯爽と四人で列になってスクーターを走らせる。
ちらっと何か見えてきた。
「あれじゃ、ない」
先頭を走っていたエリナが声を上げた。
廃村が見える。
「今日は野営して。明日から攻略だ」
廃村に着き、テントを組み立てる。
中でくつろいでいると、外から人が入ってくる。
「順番」
モニカが声を掛けてきた。
彼女達は順番に俺の所に夜来るようになっていた。
「いいよ、おいで」
そのまあ、なんだ。察してくれるとありがたい。
◆◆◆
次の日、早速、封印ダンジョンに向かう。
穴掘りはめんどくさかったが、200レベルのパワーで瞬く間にこなした。
薄暗いダンジョンに入る。
ヘッドライトは予備を含め人数分買ってある。
「罠探知。そこに罠があるぞ」
俺はスキルを発動し、罠の位置を警告する。
罠探知のスキルは前もって準備しておいた物だ。
「何でこのダンジョンは封印されたのやろな?」
「そうだな、スキルで攻略が可能なら、討伐されるか。ダンジョンとして、運営されているだろうな。んっ?」
何か踏んだと思った瞬間、壁から槍が突き出された。
槍は俺に当たり跳ね返される。
「油断大敵」
「あぶねぇ。魔力壁様様だな。あれ、そうだ。スキルでチェックしたはずだぞ」
「スキル阻害機能がついているんじゃ」
エリナが推測を述べた。
そうだよな、封印ダンジョンがまともであるはずがない。
こんな事もあろうかと用意していた物がある。
「じゃじゃーん、金属探知機!」
金属探知機でトラップを探りながら進む。
モンスターが出てこないのは有り難いが地味に神経使うな。
だいたい仕掛けが分かってきた。
まず一番多いのが接触式のトラップ。
スイッチを踏むと作動するやつだ。
次に多いのが音探知だ。
こいつは杖でコツコツ音を立てると作動するから、すぐに場所が分かる。
そして、光探知。
こいつは光に反応してトラップが作動する。
回避方法はライトの光を遠くから当てて空振りさせる。
大体こんな感じだ。
200メートル進んだ頃にはトラップを見ただけで判断出来るようになっていた。
「ここは、行き止まりだ。トラップが床一面にある。おかしいな、ここを通らないといけないはずだ」
「壁」
モニカが呟く。
「ああ、壁に隠し通路があるのか。引き返そう」
金属探知機で壁も探る。
トラップと隠し通路の仕掛けを区別するのは骨が折れた。
何せ触っただけでトラップが発動するもんだから、トラップを何度か喰らう。
物理的なのは平気だったが、毒が厄介だ。
結局、何回か毒も喰らったが、ポーションを飲んで対応した。
そこで俺は前もって用意していた切り札を切る事にした。
「じゃじゃーん、壁を走るラジコンカー!」
これは、姪や甥と一緒に遊んだ思い出深い物。壁を吸引してくっ付きラジコンが走る。
「なんか、気持ち悪い。虫を思い出したわ」
エリナの率直な意見。
「そう言うなって。俺の代わりにトラップを喰らってくれる有り難い存在なんだよ」
ラジコン囮作戦は成功し、それ以降は毒を喰らわなくなった。
数々のトラップをかわしボス部屋の前にたどり着いた。
「よし、ボス部屋だ。開けるぞ」
あれ、ダンジョンコアが置いてある。
ダンジョンコアに近寄ろうとした時、トラップが作動。
床から斜めに突き出した槍が俺に当たって跳ね返された。
よく調べると入り口の反対の壁に隠し扉があった。
扉を開けるとダンジョンコア。
今度こそ本物だろうな。
テキパキと魔道具を組み立てる。
魔力を吸い取って、商品を買うを繰り返す。
大体合計で一千万円ほど買い物したら、コアの魔力がなくなった。
俺はステータスをチェックする。
――――――――――――――
名前:山田 無二 LV227
魔力:15634/22700
スキル:
収納箱
魔力通販
魔力壁
混合
変形
罠探知
――――――――――――――
うーん、しょっぱいな。これだけ苦労して9レベルしか上がってない。
「撤収!」
「「「はい」」」
よし、街にかえったら休みだ。久しぶりの休日を楽しもう。
あなたにおすすめの小説
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。