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第1章 異世界転移でざまぁ編
第44話 Side:エイシス 八方ふさがり
何故だ、何故上手くいかない。
今まで僕達は精力的に金になりそうな仕事をこなした。
まず、出かけたのはダイヤモンド石英の採掘だ。
これは六方晶硝子、高級硝子の原料になる。
僕達はケイブサラマンダーを討伐しながら採掘場を目指す。
「鉱脈は見つかった?」
「今、魔法を使ってみる。把握」
「どう」
「あっちの方に硬い岩がある」
「ディドル、頼むよ」
「了解した」
ディドルがつるはしを振るうとその先にはきらめく鉱脈があった。
やった。
みつけたぞ。
喜び勇んで帰ったが。
「リーダー、六方晶硝子が値下がりしている」
「なんだって何でそんな事に」
採掘は上手くいったが、六方晶硝子が大幅に値下がりしていた。
グラスは切子グラスというものをムニ商会が売り出して大評判なのを知っていた。
六方晶硝子の値段が少し下がったので、花瓶に加工して大評判だったのだが。
僕達の情報ではこれから六方晶硝子が値上がりするだろうと踏んで採掘に踏み切った。
ところがアクリルの花瓶が大流行。
もくろみは外れた。
赤字にはならなかったが、大きな黒字でもなかった。
◆◆◆
次に出かけたのはエメラルドホースの子供の捕獲だ。
乗馬用に人気の高いエメラルドホースの子供を捕獲すれば一攫千金を狙える。
「投げ縄を投げろ」
パーティ全員がエメラルドホースの子供に向って先端が輪になった縄を投げる。
親は既に排除済みだ。
「うっし。掛かったぜ」
シーマスの縄が子馬の首に掛かった。
僕が暴れる子馬の鼻先に睡眠薬を押し付けると、抵抗は段々と弱くなり、しまいには眠ってしまった。
今回は楽勝だったな。
ところが、ムニ商会から自転車が発売されて乗馬用は人気が落ち。
やはり、赤字にはならなかったが、大きな黒字でもなかった。
◆◆◆
今回は冒険者ギルドの正式の依頼を受けた方が良いとパーティ内で意見がまとまったのでオークを狩りに来た。
シーマスがオークキングが単独でいるのを見つけた。
「オークキングを狩るよ。召喚を使ってくる可能性があるから、奥の手の多弾頭弾をバリスタにセットして使う」
「手筈はどうするんだ?」
シーマスが聞いてくる。
「イシュトンは召喚が実行されたら奥の手を撃つ。ビジはオークキングを魔法で拘束。残りの人間で攻撃。そういう作戦でいくよ」
皆、一様に頷く。
「じゃあ、始めよう」
オークキングは出会い頭に召喚を使う。
三体のオークが召喚された。
イシュトンが小型バリスタを撃つ。
三匹のオークは息絶え、オークキングもズタズタになり体中から血を流した。
「拘束。早く止めを長く持たない」
俺達三人はオークキングをなます切りにした。
オークキングの出血はますます酷くなり朦朧としたオークキングは攻撃も出来なくなった。
チャンスだ。
「身体強化、斬撃! 僕に掛かればこんなものさ」
僕の渾身のスキルでオークキングは切り裂かれ死んだ。
オークキングを収納して街に帰った。
「リーダー、今回の件は大丈夫だぜ。受付嬢に聞いたらオークエリートが有力候補だから絶対だ」
シーマスが得意になって話す。
「これであの卑怯男に一矢報いる事に一歩近づいたでしょうか?」
イシュトンが首を傾げ言った。
「卑怯男、おっさんの事だね。そうさ、僕達はSランクに一歩近づいたはずさ」
「やったな、リーダー」
僕の言葉にディドルが僕の肩を叩いて言った。
「これで一息つけるね」
ビジが安心した様子で言った。
◆◆◆
数日後。
何故だ、何故オークエンペラーが討伐されるのだ。
しかも、倒した状態がとっても良くて高評価だと。
キングオークを売り払い奥の手の料金は回収したが、結局大きな黒字には今回もならなかった。
オークエンペラーを倒したのはSランクだと聞いた。
アクリルもおっさんの住んでいる街から出荷されたと言う。
自転車もムニ商会の仕業だ。
全部おっさんの仕業に違いない。
許さない、絶対だ。
今まで僕達は精力的に金になりそうな仕事をこなした。
まず、出かけたのはダイヤモンド石英の採掘だ。
これは六方晶硝子、高級硝子の原料になる。
僕達はケイブサラマンダーを討伐しながら採掘場を目指す。
「鉱脈は見つかった?」
「今、魔法を使ってみる。把握」
「どう」
「あっちの方に硬い岩がある」
「ディドル、頼むよ」
「了解した」
ディドルがつるはしを振るうとその先にはきらめく鉱脈があった。
やった。
みつけたぞ。
喜び勇んで帰ったが。
「リーダー、六方晶硝子が値下がりしている」
「なんだって何でそんな事に」
採掘は上手くいったが、六方晶硝子が大幅に値下がりしていた。
グラスは切子グラスというものをムニ商会が売り出して大評判なのを知っていた。
六方晶硝子の値段が少し下がったので、花瓶に加工して大評判だったのだが。
僕達の情報ではこれから六方晶硝子が値上がりするだろうと踏んで採掘に踏み切った。
ところがアクリルの花瓶が大流行。
もくろみは外れた。
赤字にはならなかったが、大きな黒字でもなかった。
◆◆◆
次に出かけたのはエメラルドホースの子供の捕獲だ。
乗馬用に人気の高いエメラルドホースの子供を捕獲すれば一攫千金を狙える。
「投げ縄を投げろ」
パーティ全員がエメラルドホースの子供に向って先端が輪になった縄を投げる。
親は既に排除済みだ。
「うっし。掛かったぜ」
シーマスの縄が子馬の首に掛かった。
僕が暴れる子馬の鼻先に睡眠薬を押し付けると、抵抗は段々と弱くなり、しまいには眠ってしまった。
今回は楽勝だったな。
ところが、ムニ商会から自転車が発売されて乗馬用は人気が落ち。
やはり、赤字にはならなかったが、大きな黒字でもなかった。
◆◆◆
今回は冒険者ギルドの正式の依頼を受けた方が良いとパーティ内で意見がまとまったのでオークを狩りに来た。
シーマスがオークキングが単独でいるのを見つけた。
「オークキングを狩るよ。召喚を使ってくる可能性があるから、奥の手の多弾頭弾をバリスタにセットして使う」
「手筈はどうするんだ?」
シーマスが聞いてくる。
「イシュトンは召喚が実行されたら奥の手を撃つ。ビジはオークキングを魔法で拘束。残りの人間で攻撃。そういう作戦でいくよ」
皆、一様に頷く。
「じゃあ、始めよう」
オークキングは出会い頭に召喚を使う。
三体のオークが召喚された。
イシュトンが小型バリスタを撃つ。
三匹のオークは息絶え、オークキングもズタズタになり体中から血を流した。
「拘束。早く止めを長く持たない」
俺達三人はオークキングをなます切りにした。
オークキングの出血はますます酷くなり朦朧としたオークキングは攻撃も出来なくなった。
チャンスだ。
「身体強化、斬撃! 僕に掛かればこんなものさ」
僕の渾身のスキルでオークキングは切り裂かれ死んだ。
オークキングを収納して街に帰った。
「リーダー、今回の件は大丈夫だぜ。受付嬢に聞いたらオークエリートが有力候補だから絶対だ」
シーマスが得意になって話す。
「これであの卑怯男に一矢報いる事に一歩近づいたでしょうか?」
イシュトンが首を傾げ言った。
「卑怯男、おっさんの事だね。そうさ、僕達はSランクに一歩近づいたはずさ」
「やったな、リーダー」
僕の言葉にディドルが僕の肩を叩いて言った。
「これで一息つけるね」
ビジが安心した様子で言った。
◆◆◆
数日後。
何故だ、何故オークエンペラーが討伐されるのだ。
しかも、倒した状態がとっても良くて高評価だと。
キングオークを売り払い奥の手の料金は回収したが、結局大きな黒字には今回もならなかった。
オークエンペラーを倒したのはSランクだと聞いた。
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自転車もムニ商会の仕業だ。
全部おっさんの仕業に違いない。
許さない、絶対だ。
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