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第2章 異世界帰還でざまぁ編
第68話 おっさん、山田ダンジョン買い取る
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現在、山田ダンジョンコーポレーションは資金がショートしている状態になった。
ダンジョン経営だけやっておけば良いものを、リゾート開発なんか手掛けるからだ。
会社自体は黒字でも運営資金がなくなると倒産する。
担保となるダンジョンの土地や株がただ同然になった為そうなった。
俺は150億の金で、山田ダンジョンとその周辺を買い取る事にした。
だが、条件が付いた。
それは、山田ダンジョンコーポレーションを存続させる事だ。
親父が指図したのだろうな。
俺は山田ダンジョンコーポレーションの名誉会長に就任した。
権限なしの借入れの時は名前を使われるつらい立場だ。
魔力回路の権利を担保に金を借りる毎日。
まだ勘当は解かれていない。
たぶん、虎時との確執が影響しているのだろう。
今、俺が山田の家に入ると火に油を注ぐ事になるのは俺でもわかる。
俺は株を買った時の会社に声をかけて山田ダンジョンコーポレーションの株を買い漁った。
今は物凄く下がっているが、俺には管理者がついている。
夢が嘘でも、ゴミを捨てまくれば、ダンジョンコアの回復が早まるはずだ。
嘘だった場合のプランも考えてある。
一般人をダンジョンツアーに連れていくのだ。
ポーター許可証を取らせればダンジョンには入れる。
今の弱いモンスターなら、怪我人が出る事はないだろう。
管理人さん山田ダンジョンを元に戻して下さいそう俺は念じた。
しばらくして会長室に社員が駆け込んで来た。
「緊急事態発生です。ダンジョンのモンスターが急に強くなって、多数の人が取り残されています」
しまった。
避難させておかないといけなかった。
だがダンジョンが復活するからなんて言おうものならインサイダー取引になってしまう。
かえって良かったのかもな。
「位置は分かるか」
「ええ、ダンジョン庁から、ダンジョンレコーダーから発する電波のデータをもらいました」
俺のミスだから、救出に行こう。
俺は山田ダンジョンに足を踏み入れた。
目指すは最下層だ。
あそこはダンジョンコア警備の人間が沢山いたはずだ。
最下層に行ってダンジョンコアから魔力を吸い取ろう。
そうすればダンジョンは停止する。
ダンジョンを駆け抜ける。
1階層のモンスターは大したことはない。
魔石をそのままにして先を急ぐ。
そうだ。
最下層まで落ちるトラップがあったはずだ。
その位置は覚えていた。
近くにスイッチがないか探す。
石の床が少し浮き上がった所がある。
あれだな。
スイッチを踏むと床が割れ穴が開いた。
俺は鉤縄を取り出し降り始めた。
飛び降りないのかだって。
スライム溶解液は対策されてただろう。
まさかと思うが落とし穴もそうなっている可能性もある。
下を見るとばかでかい剣山。
やっぱりな。
エアマットだったら危ないところだった。
ボス部屋の扉を見ると警備員は扉を背にモンスターに苦戦していた。
「助けに来たぞ」
俺はメイスでモンスターを背後から強襲した。
混乱したモンスターはあっけなく魔石になった。
「ありがとうございます」
「いいって事よ」
たぶん俺の会社の社員だろうしな。
「これから、どうしたら良いでしょうか」
「決まっている。ラスボスを退治して脱出だ」
俺はボス部屋の扉を開け放った。
召喚されてくる熊のモンスター。
「召喚ベンケイ。けん制は頼んだ」
吠えまくるベンケイ。
犬の吠える声に警戒して躊躇するなんて、熊の習性が抜けてないな。
熊モンスターが前足を振りかぶる。
ふん、攻撃なんてさせるかよ。
俺は特注のピストルを構えた。
そして、発射。
ピストルから弾丸が発射され熊モンスターの額を打ち抜いた。
魔石になる熊モンスター。
「熱っ」
思わずピストルを放り出した。
このピストルは銃身に、数千の加速の魔法陣を刻んで、インクを流し込んである。
科学と異世界知識の融合だ。
コンピューター付きの工作機械を使えばこういう事も可能になる。
銃身が焼き付き一回しかもたないのが難点だがな。
そして、弾丸はプラチナだ。
金さえ気にしなけりゃ無双できる。
さて、またダンジョンコアから魔力を吸い取るとしよう。
俺は色々な異世界の物を仕入れてダンジョンを停止。
全ての人間を外に出したところで、またダンジョンを復活。
「ステータス」
――――――――――――――
名前:山田 無二 LV143
魔力:8423/14300
スキル:
収納箱
魔力通販
次元移動
魔力壁
召喚魔法
――――――――――――――
かなり増えたな。
よし、魔法陣用インクを社員に作らそう。
さっきので材料はしこたま仕入れたからな。
特注ピストルを大量発注しないとな。
あれは良いものだ。
だが、たぶん次はあの熊モンスターは強化されているのだろうな。
予想では防弾の鎧を身にまとうとかだろう。
次も何か手を考えないと。
俺はダンジョン施設のVIP用の個室ロッカールームで着替えながらそう思った。
突然、扉が吹き飛ぶ。
殺し屋も手段を選ばなくなったな。
返り討ちにしてやるよ。
レベル140超えのパワーを見せてやる。
ダンジョン経営だけやっておけば良いものを、リゾート開発なんか手掛けるからだ。
会社自体は黒字でも運営資金がなくなると倒産する。
担保となるダンジョンの土地や株がただ同然になった為そうなった。
俺は150億の金で、山田ダンジョンとその周辺を買い取る事にした。
だが、条件が付いた。
それは、山田ダンジョンコーポレーションを存続させる事だ。
親父が指図したのだろうな。
俺は山田ダンジョンコーポレーションの名誉会長に就任した。
権限なしの借入れの時は名前を使われるつらい立場だ。
魔力回路の権利を担保に金を借りる毎日。
まだ勘当は解かれていない。
たぶん、虎時との確執が影響しているのだろう。
今、俺が山田の家に入ると火に油を注ぐ事になるのは俺でもわかる。
俺は株を買った時の会社に声をかけて山田ダンジョンコーポレーションの株を買い漁った。
今は物凄く下がっているが、俺には管理者がついている。
夢が嘘でも、ゴミを捨てまくれば、ダンジョンコアの回復が早まるはずだ。
嘘だった場合のプランも考えてある。
一般人をダンジョンツアーに連れていくのだ。
ポーター許可証を取らせればダンジョンには入れる。
今の弱いモンスターなら、怪我人が出る事はないだろう。
管理人さん山田ダンジョンを元に戻して下さいそう俺は念じた。
しばらくして会長室に社員が駆け込んで来た。
「緊急事態発生です。ダンジョンのモンスターが急に強くなって、多数の人が取り残されています」
しまった。
避難させておかないといけなかった。
だがダンジョンが復活するからなんて言おうものならインサイダー取引になってしまう。
かえって良かったのかもな。
「位置は分かるか」
「ええ、ダンジョン庁から、ダンジョンレコーダーから発する電波のデータをもらいました」
俺のミスだから、救出に行こう。
俺は山田ダンジョンに足を踏み入れた。
目指すは最下層だ。
あそこはダンジョンコア警備の人間が沢山いたはずだ。
最下層に行ってダンジョンコアから魔力を吸い取ろう。
そうすればダンジョンは停止する。
ダンジョンを駆け抜ける。
1階層のモンスターは大したことはない。
魔石をそのままにして先を急ぐ。
そうだ。
最下層まで落ちるトラップがあったはずだ。
その位置は覚えていた。
近くにスイッチがないか探す。
石の床が少し浮き上がった所がある。
あれだな。
スイッチを踏むと床が割れ穴が開いた。
俺は鉤縄を取り出し降り始めた。
飛び降りないのかだって。
スライム溶解液は対策されてただろう。
まさかと思うが落とし穴もそうなっている可能性もある。
下を見るとばかでかい剣山。
やっぱりな。
エアマットだったら危ないところだった。
ボス部屋の扉を見ると警備員は扉を背にモンスターに苦戦していた。
「助けに来たぞ」
俺はメイスでモンスターを背後から強襲した。
混乱したモンスターはあっけなく魔石になった。
「ありがとうございます」
「いいって事よ」
たぶん俺の会社の社員だろうしな。
「これから、どうしたら良いでしょうか」
「決まっている。ラスボスを退治して脱出だ」
俺はボス部屋の扉を開け放った。
召喚されてくる熊のモンスター。
「召喚ベンケイ。けん制は頼んだ」
吠えまくるベンケイ。
犬の吠える声に警戒して躊躇するなんて、熊の習性が抜けてないな。
熊モンスターが前足を振りかぶる。
ふん、攻撃なんてさせるかよ。
俺は特注のピストルを構えた。
そして、発射。
ピストルから弾丸が発射され熊モンスターの額を打ち抜いた。
魔石になる熊モンスター。
「熱っ」
思わずピストルを放り出した。
このピストルは銃身に、数千の加速の魔法陣を刻んで、インクを流し込んである。
科学と異世界知識の融合だ。
コンピューター付きの工作機械を使えばこういう事も可能になる。
銃身が焼き付き一回しかもたないのが難点だがな。
そして、弾丸はプラチナだ。
金さえ気にしなけりゃ無双できる。
さて、またダンジョンコアから魔力を吸い取るとしよう。
俺は色々な異世界の物を仕入れてダンジョンを停止。
全ての人間を外に出したところで、またダンジョンを復活。
「ステータス」
――――――――――――――
名前:山田 無二 LV143
魔力:8423/14300
スキル:
収納箱
魔力通販
次元移動
魔力壁
召喚魔法
――――――――――――――
かなり増えたな。
よし、魔法陣用インクを社員に作らそう。
さっきので材料はしこたま仕入れたからな。
特注ピストルを大量発注しないとな。
あれは良いものだ。
だが、たぶん次はあの熊モンスターは強化されているのだろうな。
予想では防弾の鎧を身にまとうとかだろう。
次も何か手を考えないと。
俺はダンジョン施設のVIP用の個室ロッカールームで着替えながらそう思った。
突然、扉が吹き飛ぶ。
殺し屋も手段を選ばなくなったな。
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レベル140超えのパワーを見せてやる。
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