73 / 248
第2章 異世界帰還でざまぁ編
第73話 おっさん、ボスマラソンをする
現在、三人の嫁達と犬一匹でダンジョン攻略中だ。
「うち、その銃ってのを撃ってみたいな」
とアルマ。
「駄目だ。ポーターには撃たせられない。そうでなくとも当局に睨まれているのに」
「けち」
「可愛く口を尖らせても駄目だ」
「私はベンケイともっと触れ合いたいな」
そうエリナが言った。
「散歩する時に召喚してやる」
「やった大好き」
「モニカに要望はないのか」
「髑髏アクセ。要望」
「異世界には持って帰れないが、買ってやろう。銀細工だとそれほど高くないしな。おっとお客さんだ」
「邪神の視線よ鋭き槍となり貫け槍」
モニカの手に持っているガスバーナーから炎の槍が飛び、走って来た剣頭鹿の体を貫いた。
魔石になる剣頭鹿。
「よくやった。しかし、楽勝だな。実にたわいない」
低階層をサクサクと進んだ。
中層に行くと完全に銃は役に立たなくなっていたが、メイスで殴る事で問題なくクリアし、下層に辿りついた。
下層に行くとさすがに硬い。
メイスの一撃では葬れなくなっていた。
加速の魔力回路付きの銃で対処して進んだ。
問題のラスボスの扉の前に来たがどうしたものか。
加速銃では駄目だろうな。
四人と一匹でなんとかなるか。
それとも切り札を切るか。
出たとこ勝負しよう。
俺はボス部屋の扉を開け放った。
召喚されてくる熊モンスター。
名前をつけるなら鎧火炎熊だな。
鱗状の皮膚に口からは火炎の吐息を吐き出している。
俺は加速銃を撃つも体表で弾かれた。
「みんな魔法を撃ちまくってくれ」
「行くわよ竜巻」
竜巻が鎧火炎熊を襲う。
鎧火炎熊がブレスを吐き、竜巻は火炎旋風になってじわじわと押し戻された。
「盾」
アルマの魔法で鉄塊が盾に変形して炎を防ぐ。
「準備は整った。モニカやってくれ」
「暗黒の神よ。怨讐の雷を放て。弩砲」
俺がせっせとアイテムボックスから出した電気自動車用バッテリーから電撃が飛んだ。
轟音を響かせ着弾。
鎧火炎熊の全身から煙が立ち昇った。
やったか。
「わんわん」
「何か言いたいのか。ベンケイ」
次の瞬間、鎧火炎熊が大爆発。
いかん。
俺たちは爆発に巻き込まれた。
「けほっ、大丈夫か」
「身代わり人形があらへんかったら、危なかったわ」
「大爆発芸術」
「もう、気をつけてよ。作戦失敗ね」
「可燃物に電撃を食らわせれば爆発するのは当然だよな。次回からどうするかな。まあいいか。身代わり人形があるし」
「着ている服がボロボロになるのは勘弁して。髪も痛んじゃう」
「魔力壁を習得したらどうか」
「それしかないようやわ」
「そうするわ」
「承諾」
ダンジョンコアから魔力を吸い出しダンジョンを停止させた。
また、株の大暴落が起きないかな。
復活するのだろうと様子見するから期待薄だな。
二周目をしよう。
管理者よダンジョンを元に戻してくれ。
俺達は二周目に突入した。
やはり、ラスボスまでは問題なかった。
「気を引き締めて行くぞ」
ボスが召喚されてくる。
今度のボスを名付けるなら、耐電火炎熊だな。
金属の光沢の毛皮に垂れ下がった何本もの尻尾。
尻尾がどうやらアースの役割をするらしい。
また切り札を切るか。
「みんな頼む」
嫁達が魔法で耐電火炎熊をけん制する。
俺は軽い糊付きの紙吹雪を取り出した。
「エリナ頼む」
「分かったわ。射撃」
紙吹雪の弾丸が耐電火炎熊に貼り付く。
この紙吹雪は魔力を吸い取る効果の魔力回路をプリントしてある
そして吸い取った魔力で冷やす。
商品開発で冷やすアイデアが出たからその回路を組んでみた。
風邪の時なんかにおでこに貼る予定だ。
「ぐおっ」
攻防を繰り返すうちに耐電火炎熊は魔力切れになった。
ブレスが吐けなくなって戸惑っている。
チャンスだ。
俺は窒素ガスのボンベを出した。
「エリナ頼む」
「竜巻」
窒素ガスの竜巻が耐電火炎熊を襲う。
耐電火炎熊は喉をかきむしると倒れて魔石になる。
そして、ダンジョンコアから魔力を吸い取った。
今日はこのくらいのしておこう。
また切り札の種を仕込んでおかないと。
「うち、その銃ってのを撃ってみたいな」
とアルマ。
「駄目だ。ポーターには撃たせられない。そうでなくとも当局に睨まれているのに」
「けち」
「可愛く口を尖らせても駄目だ」
「私はベンケイともっと触れ合いたいな」
そうエリナが言った。
「散歩する時に召喚してやる」
「やった大好き」
「モニカに要望はないのか」
「髑髏アクセ。要望」
「異世界には持って帰れないが、買ってやろう。銀細工だとそれほど高くないしな。おっとお客さんだ」
「邪神の視線よ鋭き槍となり貫け槍」
モニカの手に持っているガスバーナーから炎の槍が飛び、走って来た剣頭鹿の体を貫いた。
魔石になる剣頭鹿。
「よくやった。しかし、楽勝だな。実にたわいない」
低階層をサクサクと進んだ。
中層に行くと完全に銃は役に立たなくなっていたが、メイスで殴る事で問題なくクリアし、下層に辿りついた。
下層に行くとさすがに硬い。
メイスの一撃では葬れなくなっていた。
加速の魔力回路付きの銃で対処して進んだ。
問題のラスボスの扉の前に来たがどうしたものか。
加速銃では駄目だろうな。
四人と一匹でなんとかなるか。
それとも切り札を切るか。
出たとこ勝負しよう。
俺はボス部屋の扉を開け放った。
召喚されてくる熊モンスター。
名前をつけるなら鎧火炎熊だな。
鱗状の皮膚に口からは火炎の吐息を吐き出している。
俺は加速銃を撃つも体表で弾かれた。
「みんな魔法を撃ちまくってくれ」
「行くわよ竜巻」
竜巻が鎧火炎熊を襲う。
鎧火炎熊がブレスを吐き、竜巻は火炎旋風になってじわじわと押し戻された。
「盾」
アルマの魔法で鉄塊が盾に変形して炎を防ぐ。
「準備は整った。モニカやってくれ」
「暗黒の神よ。怨讐の雷を放て。弩砲」
俺がせっせとアイテムボックスから出した電気自動車用バッテリーから電撃が飛んだ。
轟音を響かせ着弾。
鎧火炎熊の全身から煙が立ち昇った。
やったか。
「わんわん」
「何か言いたいのか。ベンケイ」
次の瞬間、鎧火炎熊が大爆発。
いかん。
俺たちは爆発に巻き込まれた。
「けほっ、大丈夫か」
「身代わり人形があらへんかったら、危なかったわ」
「大爆発芸術」
「もう、気をつけてよ。作戦失敗ね」
「可燃物に電撃を食らわせれば爆発するのは当然だよな。次回からどうするかな。まあいいか。身代わり人形があるし」
「着ている服がボロボロになるのは勘弁して。髪も痛んじゃう」
「魔力壁を習得したらどうか」
「それしかないようやわ」
「そうするわ」
「承諾」
ダンジョンコアから魔力を吸い出しダンジョンを停止させた。
また、株の大暴落が起きないかな。
復活するのだろうと様子見するから期待薄だな。
二周目をしよう。
管理者よダンジョンを元に戻してくれ。
俺達は二周目に突入した。
やはり、ラスボスまでは問題なかった。
「気を引き締めて行くぞ」
ボスが召喚されてくる。
今度のボスを名付けるなら、耐電火炎熊だな。
金属の光沢の毛皮に垂れ下がった何本もの尻尾。
尻尾がどうやらアースの役割をするらしい。
また切り札を切るか。
「みんな頼む」
嫁達が魔法で耐電火炎熊をけん制する。
俺は軽い糊付きの紙吹雪を取り出した。
「エリナ頼む」
「分かったわ。射撃」
紙吹雪の弾丸が耐電火炎熊に貼り付く。
この紙吹雪は魔力を吸い取る効果の魔力回路をプリントしてある
そして吸い取った魔力で冷やす。
商品開発で冷やすアイデアが出たからその回路を組んでみた。
風邪の時なんかにおでこに貼る予定だ。
「ぐおっ」
攻防を繰り返すうちに耐電火炎熊は魔力切れになった。
ブレスが吐けなくなって戸惑っている。
チャンスだ。
俺は窒素ガスのボンベを出した。
「エリナ頼む」
「竜巻」
窒素ガスの竜巻が耐電火炎熊を襲う。
耐電火炎熊は喉をかきむしると倒れて魔石になる。
そして、ダンジョンコアから魔力を吸い取った。
今日はこのくらいのしておこう。
また切り札の種を仕込んでおかないと。
あなたにおすすめの小説
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。