78 / 248
第2章 異世界帰還でざまぁ編
第78話 おっさん、大猪を討伐する
俺はベンケイの強化に乗り出した。
魔力通販でスキルオーブを買い、ベンケイは怪力スキルと魔力壁スキルを習得した。
さて、ダンジョンコア接触法が施行されるまで荒稼ぎするぞ。
嫁達を召喚。
ダンジョンの攻略に乗り出した。
やはり雑魚や各階層のボスは問題なかった。
ラスボスが問題になるのだろう。
ボス部屋に入ると。
体高が3メートルはある大猪が召喚された。
熊じゃないのだな。
黒光りする体にアースの役割の尻尾。
防弾と耐電の性能はあるみたいだ。
「攻撃手段がみたい。しばらく受けに回るぞ」
「はいな」
「はい」
「了解」
大猪が突進してくる。
俺は全力で受け止めた。
現在、レベルは257。
そのぐらいになると、このでかぶつも受け止められる。
ベンケイが勇敢にも前足にかみついた。
しかし、効いていないようだ。
大猪は足を動かし振り払った。
しばらく押し合いになり、俺は牙に手をかけてひねった。
どすんと転がり大猪はジタバタ。
俺はメイスを取り出すと腹を殴打。
ゴムタイヤを殴ったような手ごたえだった。
大猪は起き上がり、アルマ達に向かって突進した。
「もう、こっち来んといて。盾」
「加勢するわ。盾」
「断罪の剣よ罪悪を切り裂け剣」
アルマ達は魔法を展開。
突進を受け止めた。
俺は後ろからメイスで殴打。
あまり効いていないようだ。
大猪は向きを変え一時俺達から離れる。
遠距離攻撃は持っていないのかと思ったら、牙をミサイルの様に発射してきた。
牙のミサイルをメイスで打ち返す。
もう一つの牙はベンケイに向かって発射された。
ベンケイはひらりと牙をかわした。
これじゃ俺が弁慶でベンケイが牛若だよ。
名前は付けてしまったから、今更変えられない。
なぜ大猪は牙を発射したのかというと、火炎放射は体内で爆発して自爆する恐れがあるからこうなったんだと推測。
こいつ手ごわいな。
仕方ない切り札を切ろう。
口を開けた瞬間を見て、アンダースローでポーションを投げ込んだ。
大猪は不思議そうに俺達を見ている。
あのポーションは害なんかない。
何に使うポーションかというと異世界で夜戦に使う。
夜目ポーションという名前でわずかな光も逃さないようになる。
そうなるとどうなるかというと。
俺はフラッシュバンを投げた。
閃光が起こり、大猪のプギーという悲鳴が聞こえた。
明るい光を受けると失明の危険があるという訳だ。
光を集めるポーションだからこうなる。
これが赤外線や紫外線感知だったらこうはいかない。
目の見えなくなった大猪をメイスで滅多打ち。
どうにか魔石にする事ができた。
再戦があるかは分からないが、この大猪は牙矢大猪と名付けた。
ドロップ品として鍵が出た。
どこの鍵だろう。
魔道具には見えないのだけどな。
そう言えば異世界で聞いた事がある。
死んだ冒険者の遺品がドロップすることがあると。
これもそれかな。
ダンジョンコアから魔力を吸い出し一旦外に。
すると掲示板に明日からダンジョンコア接触法が時限立法で施行されると出ている。
なぬっ、緊急権行使だと。
それは自然災害なんかやテロに対して使われるものじゃないのか。
◆◆◆
「本日は公国データバンクをご利用ありがとうございます。ご用件をどうぞ」
「ダンジョンコア接触法について知りたい」
「その情報は10万円になります」
「分かった聞かせてくれ」
「ダンジョンコアはダンジョンの所有者の所有物と認め、接触を禁止します」
「どういう経緯で成立したんだ」
「ダンジョン協会が圧力をかけたとの噂です。確証は取れていません」
ダンジョン協会はダンジョン所有者が集まってできた団体だ。
百人ほどが加盟している。
全員の資産を合わせると50兆を超えるらしい。
そういう人々にとってダンジョンの停止や弱体化は死活問題なのだろう。
「他に冒険者に対する法律が出来る兆候はあるか」
「この情報は10万円になります」
「聞かせてくれ」
「現在はございません」
「ありがとうよ」
「ご利用ありがとうございました」
ダンジョンを所有する団体が圧力をかけたらしい。
何千億という資産を持つ人間が百人も集まると無理が通るのか。
仕方ない。
別の手を考えよう。
青汁販売する時の魔力寄付の横流しで魔力回路のインクはなんとか賄える。
しかし、魔力を大量消費しないと破滅が訪れる。
魔力回路の売り上げも伸びているけど、破滅回避には程遠い。
魔力通販でスキルオーブを買い、ベンケイは怪力スキルと魔力壁スキルを習得した。
さて、ダンジョンコア接触法が施行されるまで荒稼ぎするぞ。
嫁達を召喚。
ダンジョンの攻略に乗り出した。
やはり雑魚や各階層のボスは問題なかった。
ラスボスが問題になるのだろう。
ボス部屋に入ると。
体高が3メートルはある大猪が召喚された。
熊じゃないのだな。
黒光りする体にアースの役割の尻尾。
防弾と耐電の性能はあるみたいだ。
「攻撃手段がみたい。しばらく受けに回るぞ」
「はいな」
「はい」
「了解」
大猪が突進してくる。
俺は全力で受け止めた。
現在、レベルは257。
そのぐらいになると、このでかぶつも受け止められる。
ベンケイが勇敢にも前足にかみついた。
しかし、効いていないようだ。
大猪は足を動かし振り払った。
しばらく押し合いになり、俺は牙に手をかけてひねった。
どすんと転がり大猪はジタバタ。
俺はメイスを取り出すと腹を殴打。
ゴムタイヤを殴ったような手ごたえだった。
大猪は起き上がり、アルマ達に向かって突進した。
「もう、こっち来んといて。盾」
「加勢するわ。盾」
「断罪の剣よ罪悪を切り裂け剣」
アルマ達は魔法を展開。
突進を受け止めた。
俺は後ろからメイスで殴打。
あまり効いていないようだ。
大猪は向きを変え一時俺達から離れる。
遠距離攻撃は持っていないのかと思ったら、牙をミサイルの様に発射してきた。
牙のミサイルをメイスで打ち返す。
もう一つの牙はベンケイに向かって発射された。
ベンケイはひらりと牙をかわした。
これじゃ俺が弁慶でベンケイが牛若だよ。
名前は付けてしまったから、今更変えられない。
なぜ大猪は牙を発射したのかというと、火炎放射は体内で爆発して自爆する恐れがあるからこうなったんだと推測。
こいつ手ごわいな。
仕方ない切り札を切ろう。
口を開けた瞬間を見て、アンダースローでポーションを投げ込んだ。
大猪は不思議そうに俺達を見ている。
あのポーションは害なんかない。
何に使うポーションかというと異世界で夜戦に使う。
夜目ポーションという名前でわずかな光も逃さないようになる。
そうなるとどうなるかというと。
俺はフラッシュバンを投げた。
閃光が起こり、大猪のプギーという悲鳴が聞こえた。
明るい光を受けると失明の危険があるという訳だ。
光を集めるポーションだからこうなる。
これが赤外線や紫外線感知だったらこうはいかない。
目の見えなくなった大猪をメイスで滅多打ち。
どうにか魔石にする事ができた。
再戦があるかは分からないが、この大猪は牙矢大猪と名付けた。
ドロップ品として鍵が出た。
どこの鍵だろう。
魔道具には見えないのだけどな。
そう言えば異世界で聞いた事がある。
死んだ冒険者の遺品がドロップすることがあると。
これもそれかな。
ダンジョンコアから魔力を吸い出し一旦外に。
すると掲示板に明日からダンジョンコア接触法が時限立法で施行されると出ている。
なぬっ、緊急権行使だと。
それは自然災害なんかやテロに対して使われるものじゃないのか。
◆◆◆
「本日は公国データバンクをご利用ありがとうございます。ご用件をどうぞ」
「ダンジョンコア接触法について知りたい」
「その情報は10万円になります」
「分かった聞かせてくれ」
「ダンジョンコアはダンジョンの所有者の所有物と認め、接触を禁止します」
「どういう経緯で成立したんだ」
「ダンジョン協会が圧力をかけたとの噂です。確証は取れていません」
ダンジョン協会はダンジョン所有者が集まってできた団体だ。
百人ほどが加盟している。
全員の資産を合わせると50兆を超えるらしい。
そういう人々にとってダンジョンの停止や弱体化は死活問題なのだろう。
「他に冒険者に対する法律が出来る兆候はあるか」
「この情報は10万円になります」
「聞かせてくれ」
「現在はございません」
「ありがとうよ」
「ご利用ありがとうございました」
ダンジョンを所有する団体が圧力をかけたらしい。
何千億という資産を持つ人間が百人も集まると無理が通るのか。
仕方ない。
別の手を考えよう。
青汁販売する時の魔力寄付の横流しで魔力回路のインクはなんとか賄える。
しかし、魔力を大量消費しないと破滅が訪れる。
魔力回路の売り上げも伸びているけど、破滅回避には程遠い。
あなたにおすすめの小説
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。