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第4章 チタン属性でざまぁ編
第169話 おっさん、宝石魔導士会に出る
人工宝石を作れるようになって魔力を使うのは減ったが。
その代わり作成時間が増えた。
上手くいかないもんだ。
人工宝石の作り方を誰かに教えてもいいが、そこまで信用できる人間もいない。
ジャスミンなら良いんだが、宝石魔導士会で忙しいからな。
やっぱり普段は魔力通販で人工宝石を買おう。
切り札として一人あたり三つほど大きい結晶を作れば良いか。
配備も幹部だけにしたい。
魔力壁を覚える事が出来た。
ついでに分解スキルのスキルオーブも買った。
これで防御力は上がったと思う。
結晶化で一つ思ったのは魔法スキルを使えば良い。
一つ疑問がある。
土魔法で宝石を操れないものかな。
やってみるのも良いが魔法のスキルオーブは高い。
金貨100枚だから、魔力通販で買う魔力に換算すると1千万だ。
今持っている全魔力の一割をギャンブルしていいものか。
ええい、男は度胸だ。
魔力通販で土魔法のスキルオーブを手に入れた。
小粒のサファイヤ数粒を前にして。
「土魔法、塊。うはあ、駄目だ。無駄魔力使っちまった」
俺は諦めの悪い男。
水晶はどうだ。
水晶の数粒を前にして。
「土魔法、塊。上手くいかん」
ていうか、魔法の定義ってどうなっているんだ。
金属魔法ならアルミを操れるよな。
だが、サファイヤを操れたなんて話は聞かない。
つまりあれか。
イメージの問題か。
宝石が土だと思えないんだな。
石とどこが違うんだ。
石の一種だろう。
そう言ってみたが俺の脳内では宝石は土じゃない。
宝石魔法ってのがあれば良いんだが。
そんなのあったか。
魔力通販に出てこないところをみると売ってなかったのだろうな。
もしあったとしても需要が無さ過ぎて、スキル屋で取り扱ってないだろう。
完全に失敗した。
こんな日もあるさ。
宝石魔導士会に出て飲み食いして憂さ晴らしだ。
俺は宝石魔導士会が開かれている貸し会議室を訪れた。
おー、居る居る。
スラムから1級市民になったチタン属性達や、触媒が買えないであっぷあっぷしていたアルミ属性やベリリウム属性が居るな。
「サファイヤとルビーの配給は大丈夫なんでしょうね。配給が途絶えたら、会を抜けます」
「十分に在庫はありますので、安心して下さい」
ジャスミンが懸命になだめている。
大変なのが良く分かる。
魔導士は討伐に行くのに触媒があればあるほど良い。
命が掛かっているから妥協は出来ないのだろう。
「みなさん、我慢できない人は会を辞めても結構だ。ただ、活躍に応じていくらでも触媒を用意しよう」
「ちょっと、相談もなしでそんな事を」
「ジャスミン、今決めた。宝石魔導士会は実力主義で行く。結果も出さないで、要求ばかりする奴は要らん」
「分かったわ。スポンサーの要望には応えましょう。皆さん、依頼をこなして実績を証明して下さい。依頼の難易度と回数から算出して触媒の割り当てを決めさせてもらいます」
「よし、数式を作ろう。会員にはもれなく電卓をプレゼントだ。そうすれば、貰える触媒が各自で計算できるだろう」
「アニータも討伐しないと駄目?」
「アニータは幹部だ。特別扱いさ。ダンジョンに俺と一緒に行くのが仕事だ」
「うん、ダンジョン討伐、頑張る」
突如悲鳴が上がった。
見ると魔導士が雷を身にまとって群衆を肩で押しのけていた。
どこの魔導士だ。
俺は魔力通販で耐電グローブを買うと、それを嵌めて乱入した魔導士を手加減して殴った。
「がはっ」
「お前、宝石魔導士会に殴り込んでただで帰ろうと思ってないよな」
「くそう、ダイヤモンド魔導士を舐めるなよ。属性魔導、筋力アップ」
「おっ、力比べか」
俺はプロレスラーみたいに魔導士と指を絡め組み合った。
レベル100を超えるとパワーだけなら常人の何倍もある。
「お前、その力はなんだ」
「どれの事だ。電撃を防いだ力か。今、指を折ろうとしている力か。わざわざ、教える訳ないだろ」
「俺はキースだ。お前は?」
「俺はムニだ」
「その名前、覚えたぞ。属性魔導、加速。次に会った時が貴様の命日だ」
俺は組んでいた相手の手を押し曲げた。
そして離してやった。
「痛えな。馬鹿力の野蛮人が」
「次も会っても同じ結果さ」
キースは瞬く間に姿を消した。
「ジャスミン、あれは何だったんだ」
「嫌がらせしようと思ったんでしょうね。あなたこの後が大変よ。絶対、復讐に来るわ」
「次は手足を折ってやるさ」
「強がっちゃって」
「防御は堅いんだ。炎をぶつけられても平気なはずだ。ただ、速度で来られると弱い。まあ対策はあるんだがな」
「死なないでね。私の触媒の為に」
「死なないさ。ところで喧嘩売って来たらどうしたら良い」
「決闘するって言えば良いわ。そうしたら殺しても文句は出ないから」
良い事を聞いた。
気に食わない奴は決闘すれば良いんだよな。
その代わり作成時間が増えた。
上手くいかないもんだ。
人工宝石の作り方を誰かに教えてもいいが、そこまで信用できる人間もいない。
ジャスミンなら良いんだが、宝石魔導士会で忙しいからな。
やっぱり普段は魔力通販で人工宝石を買おう。
切り札として一人あたり三つほど大きい結晶を作れば良いか。
配備も幹部だけにしたい。
魔力壁を覚える事が出来た。
ついでに分解スキルのスキルオーブも買った。
これで防御力は上がったと思う。
結晶化で一つ思ったのは魔法スキルを使えば良い。
一つ疑問がある。
土魔法で宝石を操れないものかな。
やってみるのも良いが魔法のスキルオーブは高い。
金貨100枚だから、魔力通販で買う魔力に換算すると1千万だ。
今持っている全魔力の一割をギャンブルしていいものか。
ええい、男は度胸だ。
魔力通販で土魔法のスキルオーブを手に入れた。
小粒のサファイヤ数粒を前にして。
「土魔法、塊。うはあ、駄目だ。無駄魔力使っちまった」
俺は諦めの悪い男。
水晶はどうだ。
水晶の数粒を前にして。
「土魔法、塊。上手くいかん」
ていうか、魔法の定義ってどうなっているんだ。
金属魔法ならアルミを操れるよな。
だが、サファイヤを操れたなんて話は聞かない。
つまりあれか。
イメージの問題か。
宝石が土だと思えないんだな。
石とどこが違うんだ。
石の一種だろう。
そう言ってみたが俺の脳内では宝石は土じゃない。
宝石魔法ってのがあれば良いんだが。
そんなのあったか。
魔力通販に出てこないところをみると売ってなかったのだろうな。
もしあったとしても需要が無さ過ぎて、スキル屋で取り扱ってないだろう。
完全に失敗した。
こんな日もあるさ。
宝石魔導士会に出て飲み食いして憂さ晴らしだ。
俺は宝石魔導士会が開かれている貸し会議室を訪れた。
おー、居る居る。
スラムから1級市民になったチタン属性達や、触媒が買えないであっぷあっぷしていたアルミ属性やベリリウム属性が居るな。
「サファイヤとルビーの配給は大丈夫なんでしょうね。配給が途絶えたら、会を抜けます」
「十分に在庫はありますので、安心して下さい」
ジャスミンが懸命になだめている。
大変なのが良く分かる。
魔導士は討伐に行くのに触媒があればあるほど良い。
命が掛かっているから妥協は出来ないのだろう。
「みなさん、我慢できない人は会を辞めても結構だ。ただ、活躍に応じていくらでも触媒を用意しよう」
「ちょっと、相談もなしでそんな事を」
「ジャスミン、今決めた。宝石魔導士会は実力主義で行く。結果も出さないで、要求ばかりする奴は要らん」
「分かったわ。スポンサーの要望には応えましょう。皆さん、依頼をこなして実績を証明して下さい。依頼の難易度と回数から算出して触媒の割り当てを決めさせてもらいます」
「よし、数式を作ろう。会員にはもれなく電卓をプレゼントだ。そうすれば、貰える触媒が各自で計算できるだろう」
「アニータも討伐しないと駄目?」
「アニータは幹部だ。特別扱いさ。ダンジョンに俺と一緒に行くのが仕事だ」
「うん、ダンジョン討伐、頑張る」
突如悲鳴が上がった。
見ると魔導士が雷を身にまとって群衆を肩で押しのけていた。
どこの魔導士だ。
俺は魔力通販で耐電グローブを買うと、それを嵌めて乱入した魔導士を手加減して殴った。
「がはっ」
「お前、宝石魔導士会に殴り込んでただで帰ろうと思ってないよな」
「くそう、ダイヤモンド魔導士を舐めるなよ。属性魔導、筋力アップ」
「おっ、力比べか」
俺はプロレスラーみたいに魔導士と指を絡め組み合った。
レベル100を超えるとパワーだけなら常人の何倍もある。
「お前、その力はなんだ」
「どれの事だ。電撃を防いだ力か。今、指を折ろうとしている力か。わざわざ、教える訳ないだろ」
「俺はキースだ。お前は?」
「俺はムニだ」
「その名前、覚えたぞ。属性魔導、加速。次に会った時が貴様の命日だ」
俺は組んでいた相手の手を押し曲げた。
そして離してやった。
「痛えな。馬鹿力の野蛮人が」
「次も会っても同じ結果さ」
キースは瞬く間に姿を消した。
「ジャスミン、あれは何だったんだ」
「嫌がらせしようと思ったんでしょうね。あなたこの後が大変よ。絶対、復讐に来るわ」
「次は手足を折ってやるさ」
「強がっちゃって」
「防御は堅いんだ。炎をぶつけられても平気なはずだ。ただ、速度で来られると弱い。まあ対策はあるんだがな」
「死なないでね。私の触媒の為に」
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