193 / 248
第4章 チタン属性でざまぁ編
第193話 おっさん、移住を手伝う
「えー、移住するにあたって試験を受けてもらう」
俺は声を張り上げた。
一回目の移住には付き合う事にしたのだ。
マグネシウム、アルミ、チタン、マンガン、クロム、コバルト、タングステンの金属とヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトンの気体を試す。
「やらないと駄目なのかい」
「ああ、村はモンスターが襲って来るんでな。戦力がいないと立ち行かない。柵のごついのを作るのなら別だがな」
「ダイヤモンド魔導士達に呪いを掛けたいよ」
「そうだな。俺も掛けたいが、現状では無理だな」
「よし、みんな。痛い訳でもないし、損する訳でもない。試験を受けようじゃないか」
「そうだな」
「そうしよう」
めんどくさいがやってやるという方向に流れたようだ。
こっちがめんどくさい。
「試験終わったよ」
試験を終えてスラムの人達が出て来る。
「ご苦労様。魔石に魔力を入れてくれ。そうすれば食料を渡す」
「本当かい。騙したら承知しないよ」
魔石の充填された魔力で魔力通販を使い一人あたり菓子パン1個を出してやる。
朝飯は菓子パン1個で我慢してもらうとして、昼飯をどうやって確保しよう。
「うめぇ、こんなうめぇパン食った事がない」
みんな口々に美味いと言うが、これから食事の世話をする俺の身にもなって欲しい。
まあ、魔力はスキル原理主義者が今までに持って来たダンジョンコアから吸い出した魔力がある。
魔力、持ち出しが当分続くな。
試験の結果、気体魔導士が6人と金属魔導士が38人でた。
戦力は十分だ。
暗殺者の本拠地だった村に向かって俺達は行進した。
その数千人を超える。
途中、モンスターが襲い掛かって来た。
魔導士になったばかりのひよっこが、ぎこちなくスキルを発動させスラムの住人を守る。
金属魔導士もいるからゴブリン程度には苦戦しないので良かった。
「足の皮がむけた者が多数出てます」
「分かった。包帯と靴を支給する」
傷薬と包帯とスポーツシューズを出してやった。
これはガンガン魔力が減るな。
しばらくしてまた報告が来る。
「倒れた者が多数」
「脱水症状じゃなければ手の打ちようがないぞ。とりあえずスポーツドリンクだ」
倒れた人間の大多数はスポーツドリンクで回復した。
後は熱があるものが回復しなかった。
風邪だと思いたい。
リヤカーを魔力通販で出して病人を載せる。
元気な男達に交代で引っ張ってもらう事にした。
「もう歩けないと言う者が出ています」
「適当な場所を見つけて野営しよう」
魔力通販でテントと炊事道具と食材を出す。
今日だけで1千万の魔力を使ったよ。
炊事道具とテントは何度も使えるから良いが、食費はな。
また、報告の者が来る。
「今度は何だ」
「虫に刺されて堪らないと」
スラムの近辺に草むらはないから、虫も少ない。
仕方ないな。
虫さされの薬と蚊取り線香を出してやる。
また、報告がくる。
「またかよ」
「筋肉痛で眠れないと言ってます」
しょうがないな。
筋肉痛用の湿布と塗り薬を出してやる。
仕舞いにはこんな報告も来た。
「酒を寄越せと一部の者が騒いでます」
「アル中がスラムには居たからな。やつらは酒が切れると見境ないからな」
安い焼酎でいいだろう。
それを出してやった。
流石にもう来ないよな。
そう思ってたら、来たよ。
環境が変わって眠れないとか、いびきがうるさいとか。
環境なんて知るか。
いびきは横向きに寝かせろ。
とにかく朝まで一睡もできなかった。
しょうがないので地球に帰って寝た。
まったく、移住なんて考えるんじゃなかったよ。
朝になるとほとんどの人間が寝不足だった。
眠気覚ましにコーヒーを飲ませる。
コーヒーパワーで歩いてもらいたいものだ。
歩みは遅々として進まない。
移動手段を考えなかった俺が悪いのだろうな。
こうなりゃやけだ。
病人を除いた一人一台に自転車を出してやる。
1千万魔力がまた飛ぶが知るものか。
行進は一時やめて自転車教室になった。
命がかかっているので乗り方の習得は早い。
一日で皆乗れるようになった。
病人を載せたリヤカーも自転車三台で引っ張る。
俺が考えた訳ではないが、こいつらが工夫した。
ノウハウをある程度つかめばこっちのもの。
それからは順調に進み始めた。
遂に10日で目的地に着いた。
俺はやりとげたぞ。
病人は死にそうになったら、エリクサーを飲ませたので、一人も欠ける事が無かった。
一大プロジェクトを終えた達成感は格別だ。
今夜は高級なウイスキーで乾杯しよう。
移住した子供達にはチョコレートを大人達には安いウイスキーを出してやった。
村の運営まではやりたくない。
気体魔導士の何人かが来て色々と教えてくれる手筈になっている。
彼らに任せよう。
俺は声を張り上げた。
一回目の移住には付き合う事にしたのだ。
マグネシウム、アルミ、チタン、マンガン、クロム、コバルト、タングステンの金属とヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトンの気体を試す。
「やらないと駄目なのかい」
「ああ、村はモンスターが襲って来るんでな。戦力がいないと立ち行かない。柵のごついのを作るのなら別だがな」
「ダイヤモンド魔導士達に呪いを掛けたいよ」
「そうだな。俺も掛けたいが、現状では無理だな」
「よし、みんな。痛い訳でもないし、損する訳でもない。試験を受けようじゃないか」
「そうだな」
「そうしよう」
めんどくさいがやってやるという方向に流れたようだ。
こっちがめんどくさい。
「試験終わったよ」
試験を終えてスラムの人達が出て来る。
「ご苦労様。魔石に魔力を入れてくれ。そうすれば食料を渡す」
「本当かい。騙したら承知しないよ」
魔石の充填された魔力で魔力通販を使い一人あたり菓子パン1個を出してやる。
朝飯は菓子パン1個で我慢してもらうとして、昼飯をどうやって確保しよう。
「うめぇ、こんなうめぇパン食った事がない」
みんな口々に美味いと言うが、これから食事の世話をする俺の身にもなって欲しい。
まあ、魔力はスキル原理主義者が今までに持って来たダンジョンコアから吸い出した魔力がある。
魔力、持ち出しが当分続くな。
試験の結果、気体魔導士が6人と金属魔導士が38人でた。
戦力は十分だ。
暗殺者の本拠地だった村に向かって俺達は行進した。
その数千人を超える。
途中、モンスターが襲い掛かって来た。
魔導士になったばかりのひよっこが、ぎこちなくスキルを発動させスラムの住人を守る。
金属魔導士もいるからゴブリン程度には苦戦しないので良かった。
「足の皮がむけた者が多数出てます」
「分かった。包帯と靴を支給する」
傷薬と包帯とスポーツシューズを出してやった。
これはガンガン魔力が減るな。
しばらくしてまた報告が来る。
「倒れた者が多数」
「脱水症状じゃなければ手の打ちようがないぞ。とりあえずスポーツドリンクだ」
倒れた人間の大多数はスポーツドリンクで回復した。
後は熱があるものが回復しなかった。
風邪だと思いたい。
リヤカーを魔力通販で出して病人を載せる。
元気な男達に交代で引っ張ってもらう事にした。
「もう歩けないと言う者が出ています」
「適当な場所を見つけて野営しよう」
魔力通販でテントと炊事道具と食材を出す。
今日だけで1千万の魔力を使ったよ。
炊事道具とテントは何度も使えるから良いが、食費はな。
また、報告の者が来る。
「今度は何だ」
「虫に刺されて堪らないと」
スラムの近辺に草むらはないから、虫も少ない。
仕方ないな。
虫さされの薬と蚊取り線香を出してやる。
また、報告がくる。
「またかよ」
「筋肉痛で眠れないと言ってます」
しょうがないな。
筋肉痛用の湿布と塗り薬を出してやる。
仕舞いにはこんな報告も来た。
「酒を寄越せと一部の者が騒いでます」
「アル中がスラムには居たからな。やつらは酒が切れると見境ないからな」
安い焼酎でいいだろう。
それを出してやった。
流石にもう来ないよな。
そう思ってたら、来たよ。
環境が変わって眠れないとか、いびきがうるさいとか。
環境なんて知るか。
いびきは横向きに寝かせろ。
とにかく朝まで一睡もできなかった。
しょうがないので地球に帰って寝た。
まったく、移住なんて考えるんじゃなかったよ。
朝になるとほとんどの人間が寝不足だった。
眠気覚ましにコーヒーを飲ませる。
コーヒーパワーで歩いてもらいたいものだ。
歩みは遅々として進まない。
移動手段を考えなかった俺が悪いのだろうな。
こうなりゃやけだ。
病人を除いた一人一台に自転車を出してやる。
1千万魔力がまた飛ぶが知るものか。
行進は一時やめて自転車教室になった。
命がかかっているので乗り方の習得は早い。
一日で皆乗れるようになった。
病人を載せたリヤカーも自転車三台で引っ張る。
俺が考えた訳ではないが、こいつらが工夫した。
ノウハウをある程度つかめばこっちのもの。
それからは順調に進み始めた。
遂に10日で目的地に着いた。
俺はやりとげたぞ。
病人は死にそうになったら、エリクサーを飲ませたので、一人も欠ける事が無かった。
一大プロジェクトを終えた達成感は格別だ。
今夜は高級なウイスキーで乾杯しよう。
移住した子供達にはチョコレートを大人達には安いウイスキーを出してやった。
村の運営まではやりたくない。
気体魔導士の何人かが来て色々と教えてくれる手筈になっている。
彼らに任せよう。
あなたにおすすめの小説
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。