レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~

喰寝丸太

文字の大きさ
199 / 248
第4章 チタン属性でざまぁ編

第199話 おっさん、議会を襲撃する

「ムニ、貴様を死刑に処す」

 議会に呼ばれた俺はそう宣告された。
 まあ、こうなる事は分かっていたさ。
 むしろ遅すぎたぐらいだ。
 理由なんざ腐るほどある。
 ここで大暴れしたら、俺の罪は増して、逃げても賞金首になるんだろうな。
 フレッドの奴はここにはいないし、ダイヤモンド魔導士も大幅に増員されている。
 俺は大人しく牢に繋がれた。

「ムニさん」
「ウェンじゃないか」

 鉄魔導士のウェンが俺を訪ねてきた。

「遅くなった。助けに来たぜ」
「展開が読めない。状況を説明してくれ」

「フレッドはあんたを罪に落とそうと今まで画策した。だが、他の魔導士会が反対していたんで出来なかった」
「そんな事があったのか」
「宝石魔導士会はあんたと仲がいいので話をもっては来なかったが。金属魔導士と万物魔導士には裏で色々と工作してた」
「それが、今日になって身を結んだという訳か」
「そうだな。で、どうする。逃げるか」

「そうだな。ここにいても事態は進展しない。だが、見張りのダイヤモンド魔導士はどうやる」
「鼻薬を嗅がせたから、心配いらない」
「ほう、ダイヤモンド魔導士会も一枚岩じゃないのか」

「そうだな。知っているか。ダイヤモンドは今産出されてない」
「俺が鉱山を潰したからな」
「そっちもだが、古い鉱山の鉱脈が枯渇した。それで動揺が広がっている」

「なるほどな」
「だから、ダイヤモンド鉱山が奴らのウィークポイントだ。よその街からもダイヤモンド魔導士が多数集められている。ダイヤモンド鉱山を稼働させるための人員だ」
「ちくしょう、もっと徹底的に破壊しとけば良かったぜ。さっさと牢を出るか」

 どうやって牢破りをするのかと思ったら普通に鍵で開けた。
 用意の良い事だ。

 見張りの横を何食わぬ顔で通り過ぎる。
 本当に買収されているんだな。

「世話になった。でも良かったのか」
「命を助けてもらっているしな。気にする事はない」

「これ以上迷惑はかけられない。俺はスキル原理主義者の下に身を寄せる」
「そうか。反撃する時は声を掛けてくれ。力になろう」
「ああ、その時はよろしく頼む」

 光学迷彩を発動して、空き家に移動。
 扉にスキル原理主義者との繋ぎを取る為の印を貼った。

 待つ事12時間。
 使いの者が来て、俺は酒場の地下に案内された。

「救世主様、お待ちしておりました」
「お前ら、ダイヤモンド鉱山に襲撃を掛けるぞ」
「お任せを」

 ダンジョンコアを斬撃スキルに変えて、スキル持ちを増員。
 襲撃の準備は整った。

 俺は襲撃とは別行動をとる事にした。
 フレッドとダイヤモンド魔導士の議員をなんとかしないと。

 金属魔導士会に行ってウェンと会い、襲撃する事を告げた。
 脱獄は知られているだろうから、襲撃は予想されていると思う。

「みんな、今から武器を配る。使ってくれ」

 俺は異世界ベティナ産の自動小銃を配った。
 銃は強いが土壁を貫通するほどじゃない。
 初めの一撃が勝負を分ける。

 相手が魔導を行使する前に銃弾を浴びせるのだ。
 100人程で議事堂の向かって行軍する。
 途中でてきた邪魔者は自動小銃の練習がてら、片付けた。

 議事堂の扉を分解スキルで分解し中に入る。
 俺達は自動小銃を撃ちまくった。
 俺達の味方の議員には今日は出席しないように手回してある。
 護衛の数は200人を超えてたと思う。
 しかし、自動小銃の奇襲にはなすすべが無かった。

 フレッドはどこだ。
 見るとフレッドは護衛に押し倒されて庇われていた。
 運のいい奴め。

属性魔導アトリビュートマジック、加速」

 フレッドが魔導を発動。
 むっ、逃げるつもりか。
 逃がさん。
 しかし、護衛に邪魔されて取り逃がしてしまった。

 行先をつきとめないと。
 自白ポーションを護衛に飲ませ、尋問を開始した。

「フレッドはどこに行った」
「新しいダイヤモンド鉱山だ」

 ちくしょう、そっちか。
 ダイヤモンド鉱山の襲撃に行けばよかった。
 だが、あっちはスキル原理主義者が上手くやっているはずだ。
 フレッドはもはや袋の鼠だろう。

 金属魔導士達に別れを告げて、ダイヤモンド鉱山に向かってスクーターでひた走る。
 フレッドとスキル原理主義者は馬車を使ったはずだから、街道で挟み撃ちできるはずだ。

あなたにおすすめの小説

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜

あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい! ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット” ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで? 異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。 チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。 「────さてと、今日は何を読もうかな」 これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。 ◆小説家になろう様でも、公開中◆ ◆恋愛要素は、ありません◆

ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ

高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。 タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。 ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。 本編完結済み。 外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。

独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活

髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。 しかし神は彼を見捨てていなかった。 そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。 これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~

きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。 洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。 レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。 しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。 スキルを手にしてから早5年――。 「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」 突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。 森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。 それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。 「どうせならこの森で1番派手にしようか――」 そこから更に8年――。 18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。 「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」 最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。 そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。