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第百十二話 最終話? どんだけだよ。総括もっと短くまとめろよ。
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「で――次の何コイツ?」とあきれる名無し。
「遊んでるだけじゃろ。これ笑ってほしいわけ?」ヨーゼフ呆気。
それに対して、ローゼ必死。
「いや、これホント凄い精神攻撃だったんですよ」
言い訳がましいローゼを見やって、ヨーゼフが言った。
「なんか斜に構えた変な妖怪にグチグチ言われているだけじゃぁのー」
「でもやっぱりローゼリッタさんの負けですね」と言い切る名無し。
「なんで?」とつっかかるローゼに説明する。
「最後の剣抜くとこの見返してみなよ。あからさまに霊撃放ってんじゃん。剣が錆びてなかったら、あんたホントに今生きていないよね」
「うぐっ」ローゼ言葉が出ない。
記憶を思い返してみて今気がついた。柄を握る佐間之介のこぶしが光っていて、錆びて折れた剣身から霊撃が発射されている。ほとんど剣がないから変な方向に発射されて、ローゼの左わき腹をかすめてエミリアの方に飛んでいく。そんでもってエミリアの記憶を繋いで見てみると、弱まりながらもエミリアの足元に飛来した霊撃、やっつけ仕事的に蹴飛ばされてどこかに飛んでいって消えた。
「あー」と言って説明するエミリア。「わたし、ここでローゼさん見ていなくて……。見たのローゼさんが倒れたところからなんです。だからやられたのかと思ったんです」
「いや、今わたし見逃しませんでしたよ」とローゼが指摘。
「倒れたわたし見て、ニンマリ笑りましたよね。ニヒヒヒヒって感じで笑いながら、ピョンピョン飛び跳ねながらやってきましたよね」
「今ここで笑い取るためですよ」
「うそこけ」
「ほらその証拠」
みんなで見ると、カメラ(?)に向かって「うぷぷぷぷ」と笑いながら、“ドッキリ”と書かれた看板を掲げている。そしてすかさず、取り乱し(たふり)てローゼに駆け寄る。
マジっすか?
「マジっすよ」エミリアにんまりキツネ顔。
「でも……でもさ、ほら」と気を取り直すローゼ。
「バニーばばあとの戦いは、マジで勝ちましたから?」
「本当?」と信じない依頼者二人。
見終わってヨーゼフが口を開いた。
「なかなかいいな、あのしわ。包まれてみたいものじゃわい」
「本当ですな」と感嘆の溜息。名無し「朝二度寝三度寝しちゃうくらいにぐっすりですな」
いや、見て分かるでしょ? 永眠ですよ。
「でもこれアレじゃね」とヨーゼフ。「百歩譲っても勝ったのワトソン嬢なんじゃないのかね?」
「二人で共闘したんですよ」と食い下がるローゼ。
「いやいや、ばあ様捕まえたのワトソン嬢じゃろ? エルザ様捕まえたのアタックじゃん」
エルザに“様”付けかよ。さっきスルーしたけど、他人の記憶通してもなおこの洗脳力。まじエルザこえー。
名無しが得意気に口を開いた。
「長老、そればかりか、結局エルザ様もバニーばばあも無傷ですよ」
「ほんとじゃ。それより、捕まえておいてエルザ様なんで連れてこんのよ」
「訊かれる前に言うけど、縛られて責められるためだからね」名無しが付け加える。
訊かねーよ。
「でも勝ったには勝ったでしょ」とローゼが得意気に言った。
でもやっぱりあらを見つける名無し野郎。
「いや、団子にされたバニーばばあ、普通に手だして、エルザ様の金まさぐり出しているよね。あっ、何でモザイク入るんだよ。映ってないからいーだろーよ」
理解してくださいよこの小説、“R”には厳しいんですよ。
「しかもあれじゃね」とヨーゼフが言った。「やっぱり勝ててないよ。だって、ほどいてもらっていないのに、ばあ様普通に自分ほどいてみんなを先導しているじゃないの」
ほんとだ気がつかなかった。
ヨーゼフは「しかもそのあと何よ」と続ける。
「楽しくお夜食会ですか? 本当和やかな雰囲気じゃないですか。敵であるはずのエルザ様とバニーばばあとも楽しそうにおしゃべりしちゃって」
「いや、本当楽しい一夜でした。ね、エミリア」
思い出して思わず笑みをこぼすローゼ。エミリアに振り返ってそう言った。
「あ、はいっ」と依頼者の馬車の荷物を気がつかれないようにちょろちょろと見ながら、エミリアが答える。
ややあって、ヨーゼフが口を開く。
「全部見終わったから言えるんだけれどね。あんたやっぱりはぐらかされたんじゃないのかね。全然勝ててないもの。赤子の手捻られたに等しいもん」
「っっ‼」
読者も気がついていないことを、とローゼは思った。(本気で思ってんのか?)
「悪いが、もうお前さんらには付き合えんわい。行くぞ」
ヨーゼフは名無しを見やって、顎で合図する。
「はい、長老」
そう言って二人はそそくさと馬車に乗ると、急いで馬を走らせた。
「ああっ、待って、待って」とローゼが追いすがるも、馬車はスビードを上げて去っていく。
「あああ~」と立ち尽くすローゼ。
同情したエミリアが寄りそって声をかける。
それをとめてローゼが言った。
「もういいわ、エミリア、もらえないのは仕方がないわね。あの二人が言う通り、わたしの力だけでは勝てなかったって思うの。あなたの協力があったればこそ勝てたのよ。
それに強敵とも手合わせできたし、良い勉強になったわ。それを収穫として帰ることにする」
「ローゼさん」
しんみり笑みを浮かべるエミリアが続ける。
「わたし、ローゼさんに大切なお話があるんです。そこのお料理屋さんに入りませんか」
「そうよね。一か月近くも一緒に旅して強敵を倒してきた仲だもんね。積もる話もあるわよね」
そう言ってお互いの健闘をたたえ合いながら、ローゼたちは料理屋に入って席についた。
「ぷはぁ~!」
まっさきにローゼはビール大ジョッキを駆けつけ二杯呷った。エミリアもゴクゴクゴク、とジュースを一気飲み。
「それで、話しなんですけど――」とエミリアが切り出した。
どこから話す気なのだろう。話したいことが多すぎて何から話そうか決めあぐねていたローゼが、微笑みながらエミリアの次の言葉に耳を傾ける。
「――依頼者の二人、わたしたちの出発前より荷物少なくありませんでした?」
なにそれ? それ今関係あんの?
ローゼが出発前の露店の様子を思い返してみる。
「確かに…今日馬車の荷台に積んであった荷物の量とつりあ合わないわね」
「売ってたんじゃないですか? 刀剣市で」
「そりゃ売るでしょ。旅商人なんだから。そのためにここに来たんだろうし」
「通商手形ないのにですか?」
やや考えて、「あっ」とローゼが中腰で立ち上がる。
エミリアが続けた。
「盗まれてなかったんですよ、だって馬車の荷物見たら、たくさんお金が入っていそうなごつくパンパンに膨らんだ“$”って書かれた袋が三つも四つも見つかりましたもん」
「なんですぐ教えてくれなかったの? エミリア」
「だって、今になって焦るローゼさんを見て楽しみたかったんですもん」
こういうやつだ。
「大切な話ってこれのことか?」とローゼ、血の気みるみるひいていく。
「でも残念です」
なんでだよ。
「言った今より、言うまでの方が面白かったんですもん」
あるよね、そーいうこと。あるけど今告白しなくてもいいんじゃね?
「今ならまだ間に合うかも――」と急いで立ち上がるローゼ、すぐに駆け出す。でもエミリアに足引っ掛けられて、ビターンてすっ転ぶ。
そんな背中にエミリアが言った。
「ちょっと待ってください。飲み物代清算してきますから」
足引っ掛けなくてもいいんじゃね?
2人は急いで依頼者が向かった城門に走っていった。
たくさんの商人が手続き待ちをする列の中を探すが、もう出た後だった。
ローゼは「すいません」と門番に話しかける。
「このくらいの小さなおじいさんと、ひげを生やした中年の名前がなさそうな人いませんでした?」
「沢山いたよ」とめんどくさそうに答える門番の兵士。
焦るローゼがエミリアに言った。
「エミリア、あの人たちどこの国の人だったけ?」
「ええ? 知りません。覚えていませんよ」
「ああー、国さえわかればその方向に馬走らせて取り立てに行けたのにー」
もう後も祭り。
「ああああー、金貨五十枚が~」
頽れたローゼは、人目も気にせず門の出口側の端っこ、外界ギリギリに膝をついて情けなく嘆いた。
果てしなく広がる空には雲一つなく、清々しいまでに晴れ渡った青空がどこまでも続いている。いやなことなんて何もかも飛ばしてしまうかのような気持ちの良い風が吹いた。
「頑張れローゼ、負けるなローゼ。無一文なんてなんのその。素寒貧の借金まみれで何が悪い。ぼろきれ雑巾なんていつものことじゃん。明日があるさ、上を向けよ。空はどこまでだって続いているんだ。立ち上がってポーズを決めろよ。次回作を期待して」
エミリアのバカげたナレーションに乗せられたローゼは、立ち上がって腰に右手をすえて横を向いて、髪を風になびかせながら「ふっ」と笑って、新しい旅に思いをはせながら淀みのない真っ直ぐな瞳で地平線を見据えた。
THE END
「まあ、ここまで書いて燃え尽きた作者が続編書くとも思えませんけどね」エミリアにっこり爽やか笑顔。
ごめん、ここがほんとのTHE END
「遊んでるだけじゃろ。これ笑ってほしいわけ?」ヨーゼフ呆気。
それに対して、ローゼ必死。
「いや、これホント凄い精神攻撃だったんですよ」
言い訳がましいローゼを見やって、ヨーゼフが言った。
「なんか斜に構えた変な妖怪にグチグチ言われているだけじゃぁのー」
「でもやっぱりローゼリッタさんの負けですね」と言い切る名無し。
「なんで?」とつっかかるローゼに説明する。
「最後の剣抜くとこの見返してみなよ。あからさまに霊撃放ってんじゃん。剣が錆びてなかったら、あんたホントに今生きていないよね」
「うぐっ」ローゼ言葉が出ない。
記憶を思い返してみて今気がついた。柄を握る佐間之介のこぶしが光っていて、錆びて折れた剣身から霊撃が発射されている。ほとんど剣がないから変な方向に発射されて、ローゼの左わき腹をかすめてエミリアの方に飛んでいく。そんでもってエミリアの記憶を繋いで見てみると、弱まりながらもエミリアの足元に飛来した霊撃、やっつけ仕事的に蹴飛ばされてどこかに飛んでいって消えた。
「あー」と言って説明するエミリア。「わたし、ここでローゼさん見ていなくて……。見たのローゼさんが倒れたところからなんです。だからやられたのかと思ったんです」
「いや、今わたし見逃しませんでしたよ」とローゼが指摘。
「倒れたわたし見て、ニンマリ笑りましたよね。ニヒヒヒヒって感じで笑いながら、ピョンピョン飛び跳ねながらやってきましたよね」
「今ここで笑い取るためですよ」
「うそこけ」
「ほらその証拠」
みんなで見ると、カメラ(?)に向かって「うぷぷぷぷ」と笑いながら、“ドッキリ”と書かれた看板を掲げている。そしてすかさず、取り乱し(たふり)てローゼに駆け寄る。
マジっすか?
「マジっすよ」エミリアにんまりキツネ顔。
「でも……でもさ、ほら」と気を取り直すローゼ。
「バニーばばあとの戦いは、マジで勝ちましたから?」
「本当?」と信じない依頼者二人。
見終わってヨーゼフが口を開いた。
「なかなかいいな、あのしわ。包まれてみたいものじゃわい」
「本当ですな」と感嘆の溜息。名無し「朝二度寝三度寝しちゃうくらいにぐっすりですな」
いや、見て分かるでしょ? 永眠ですよ。
「でもこれアレじゃね」とヨーゼフ。「百歩譲っても勝ったのワトソン嬢なんじゃないのかね?」
「二人で共闘したんですよ」と食い下がるローゼ。
「いやいや、ばあ様捕まえたのワトソン嬢じゃろ? エルザ様捕まえたのアタックじゃん」
エルザに“様”付けかよ。さっきスルーしたけど、他人の記憶通してもなおこの洗脳力。まじエルザこえー。
名無しが得意気に口を開いた。
「長老、そればかりか、結局エルザ様もバニーばばあも無傷ですよ」
「ほんとじゃ。それより、捕まえておいてエルザ様なんで連れてこんのよ」
「訊かれる前に言うけど、縛られて責められるためだからね」名無しが付け加える。
訊かねーよ。
「でも勝ったには勝ったでしょ」とローゼが得意気に言った。
でもやっぱりあらを見つける名無し野郎。
「いや、団子にされたバニーばばあ、普通に手だして、エルザ様の金まさぐり出しているよね。あっ、何でモザイク入るんだよ。映ってないからいーだろーよ」
理解してくださいよこの小説、“R”には厳しいんですよ。
「しかもあれじゃね」とヨーゼフが言った。「やっぱり勝ててないよ。だって、ほどいてもらっていないのに、ばあ様普通に自分ほどいてみんなを先導しているじゃないの」
ほんとだ気がつかなかった。
ヨーゼフは「しかもそのあと何よ」と続ける。
「楽しくお夜食会ですか? 本当和やかな雰囲気じゃないですか。敵であるはずのエルザ様とバニーばばあとも楽しそうにおしゃべりしちゃって」
「いや、本当楽しい一夜でした。ね、エミリア」
思い出して思わず笑みをこぼすローゼ。エミリアに振り返ってそう言った。
「あ、はいっ」と依頼者の馬車の荷物を気がつかれないようにちょろちょろと見ながら、エミリアが答える。
ややあって、ヨーゼフが口を開く。
「全部見終わったから言えるんだけれどね。あんたやっぱりはぐらかされたんじゃないのかね。全然勝ててないもの。赤子の手捻られたに等しいもん」
「っっ‼」
読者も気がついていないことを、とローゼは思った。(本気で思ってんのか?)
「悪いが、もうお前さんらには付き合えんわい。行くぞ」
ヨーゼフは名無しを見やって、顎で合図する。
「はい、長老」
そう言って二人はそそくさと馬車に乗ると、急いで馬を走らせた。
「ああっ、待って、待って」とローゼが追いすがるも、馬車はスビードを上げて去っていく。
「あああ~」と立ち尽くすローゼ。
同情したエミリアが寄りそって声をかける。
それをとめてローゼが言った。
「もういいわ、エミリア、もらえないのは仕方がないわね。あの二人が言う通り、わたしの力だけでは勝てなかったって思うの。あなたの協力があったればこそ勝てたのよ。
それに強敵とも手合わせできたし、良い勉強になったわ。それを収穫として帰ることにする」
「ローゼさん」
しんみり笑みを浮かべるエミリアが続ける。
「わたし、ローゼさんに大切なお話があるんです。そこのお料理屋さんに入りませんか」
「そうよね。一か月近くも一緒に旅して強敵を倒してきた仲だもんね。積もる話もあるわよね」
そう言ってお互いの健闘をたたえ合いながら、ローゼたちは料理屋に入って席についた。
「ぷはぁ~!」
まっさきにローゼはビール大ジョッキを駆けつけ二杯呷った。エミリアもゴクゴクゴク、とジュースを一気飲み。
「それで、話しなんですけど――」とエミリアが切り出した。
どこから話す気なのだろう。話したいことが多すぎて何から話そうか決めあぐねていたローゼが、微笑みながらエミリアの次の言葉に耳を傾ける。
「――依頼者の二人、わたしたちの出発前より荷物少なくありませんでした?」
なにそれ? それ今関係あんの?
ローゼが出発前の露店の様子を思い返してみる。
「確かに…今日馬車の荷台に積んであった荷物の量とつりあ合わないわね」
「売ってたんじゃないですか? 刀剣市で」
「そりゃ売るでしょ。旅商人なんだから。そのためにここに来たんだろうし」
「通商手形ないのにですか?」
やや考えて、「あっ」とローゼが中腰で立ち上がる。
エミリアが続けた。
「盗まれてなかったんですよ、だって馬車の荷物見たら、たくさんお金が入っていそうなごつくパンパンに膨らんだ“$”って書かれた袋が三つも四つも見つかりましたもん」
「なんですぐ教えてくれなかったの? エミリア」
「だって、今になって焦るローゼさんを見て楽しみたかったんですもん」
こういうやつだ。
「大切な話ってこれのことか?」とローゼ、血の気みるみるひいていく。
「でも残念です」
なんでだよ。
「言った今より、言うまでの方が面白かったんですもん」
あるよね、そーいうこと。あるけど今告白しなくてもいいんじゃね?
「今ならまだ間に合うかも――」と急いで立ち上がるローゼ、すぐに駆け出す。でもエミリアに足引っ掛けられて、ビターンてすっ転ぶ。
そんな背中にエミリアが言った。
「ちょっと待ってください。飲み物代清算してきますから」
足引っ掛けなくてもいいんじゃね?
2人は急いで依頼者が向かった城門に走っていった。
たくさんの商人が手続き待ちをする列の中を探すが、もう出た後だった。
ローゼは「すいません」と門番に話しかける。
「このくらいの小さなおじいさんと、ひげを生やした中年の名前がなさそうな人いませんでした?」
「沢山いたよ」とめんどくさそうに答える門番の兵士。
焦るローゼがエミリアに言った。
「エミリア、あの人たちどこの国の人だったけ?」
「ええ? 知りません。覚えていませんよ」
「ああー、国さえわかればその方向に馬走らせて取り立てに行けたのにー」
もう後も祭り。
「ああああー、金貨五十枚が~」
頽れたローゼは、人目も気にせず門の出口側の端っこ、外界ギリギリに膝をついて情けなく嘆いた。
果てしなく広がる空には雲一つなく、清々しいまでに晴れ渡った青空がどこまでも続いている。いやなことなんて何もかも飛ばしてしまうかのような気持ちの良い風が吹いた。
「頑張れローゼ、負けるなローゼ。無一文なんてなんのその。素寒貧の借金まみれで何が悪い。ぼろきれ雑巾なんていつものことじゃん。明日があるさ、上を向けよ。空はどこまでだって続いているんだ。立ち上がってポーズを決めろよ。次回作を期待して」
エミリアのバカげたナレーションに乗せられたローゼは、立ち上がって腰に右手をすえて横を向いて、髪を風になびかせながら「ふっ」と笑って、新しい旅に思いをはせながら淀みのない真っ直ぐな瞳で地平線を見据えた。
THE END
「まあ、ここまで書いて燃え尽きた作者が続編書くとも思えませんけどね」エミリアにっこり爽やか笑顔。
ごめん、ここがほんとのTHE END
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