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守国から来た巫女8
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「・・・・・・」
チャリン。と持っていた神楽鈴を鳴らすと静かな空間に鈴の音だけが響く。
今日は諭按さんとの勉強会の後、以前李桜さんに使ってもいいと言われていた舞踏場で舞の稽古をしている。
本当に私の為なのかここで練習を始めて数時間になるが妓女と思わしき人達が誰もやってこない。
少し申し訳なことをしたと思いながらも久しぶりの練習に少し浮足立つ。
守国にいる頃は毎日のように舞の練習をしていたが輝国では学ぶことが多く全くと言っていいほど舞の練習ができていなかったのだ。
それにしても・・・。
「さすがに踊りすぎた?」
久しぶりに舞が踊れることが嬉しく時間も忘れ練習していたが軽く2時間くらいは休憩をしていない気がする。
根を詰め過ぎるのはよくないって諭按さんも言ってたし・・・。
最初こそ不安でいっぱいだったがそんなことを考えている暇がないくらい勉強をさせていもらえて充実した日々を過ごしている。
それでもここでの私の息抜きと言えば舞の練習をすることなのだが諭按さんに言うと部屋で休憩をするよう言われそうだし・・・。
舞以外だと・・・。
「街に行ってみたいな」
街の様子を見たのは王宮に来る道中の時だけ。
少し輝国の事を学んだから実際に見てみたいと思うけど・・・無理だろうな。
派遣されてきた以上ここでの仕事は巫女としての務めだ。
未だ巫女としての仕事はないものの遊び・・・ましてや少し街を見てみたいという理由だけで外出が許可されるかどうか。
現実的に考え無理だと思い自然と溜息が出る。
さて、続きでもしようと立ち上がると。
「街に行きたいのか?」
「っ!?」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえ振り返る。
そこには窓に腰を掛けた国王様の姿があった。
「どうしてこちらに?」
いきなりの登場に驚いたが冷静を装って国王様に話しかける。
「散歩がてら庭を歩いていたら巫女殿を見つけてな。素晴らしい舞だった!」
「あ、ありがとうございます」
李桜さんに舞をする話していたが国王様には話していないし、ましてや見せたこともなかった。
何だか凄いものを見た!という風に話されるとこちらは少し気恥しくなる。
「それで、なんで街に行きたいんだ?」
いつからいたんですか。と言いたくなったが一度こらえる。
「輝国の事を少し学びましたがここに来る道中でしか街を見かけなかったので、もう少し見てみたいなと思いまして・・・」
語尾がだんだん小さくなりながらも答える。
「・・・・・・」
それを聞いた国王様は少し黙ってしまった。
私は一国の国王に何を言ってるの。
頭を抱えそうになったがそんな私とは裏腹に国王様はひらめいたといったような表情を見せてきた。
「そうか。なら、行くか!」
「えっ?」
どういう意味か分からず聞き返そうと思った時、私の足は床から離れていた。
「こ、国王様!?」
この状況は!?
私は何故か国王様に抱きかかえられていた。
「しっかりつかまっていろ!」
「えっ!?」
驚きと恥ずかしさであたふたしているうちに国王様と私の周りが一瞬光りその場から私達の姿が消えた。
チャリン。と持っていた神楽鈴を鳴らすと静かな空間に鈴の音だけが響く。
今日は諭按さんとの勉強会の後、以前李桜さんに使ってもいいと言われていた舞踏場で舞の稽古をしている。
本当に私の為なのかここで練習を始めて数時間になるが妓女と思わしき人達が誰もやってこない。
少し申し訳なことをしたと思いながらも久しぶりの練習に少し浮足立つ。
守国にいる頃は毎日のように舞の練習をしていたが輝国では学ぶことが多く全くと言っていいほど舞の練習ができていなかったのだ。
それにしても・・・。
「さすがに踊りすぎた?」
久しぶりに舞が踊れることが嬉しく時間も忘れ練習していたが軽く2時間くらいは休憩をしていない気がする。
根を詰め過ぎるのはよくないって諭按さんも言ってたし・・・。
最初こそ不安でいっぱいだったがそんなことを考えている暇がないくらい勉強をさせていもらえて充実した日々を過ごしている。
それでもここでの私の息抜きと言えば舞の練習をすることなのだが諭按さんに言うと部屋で休憩をするよう言われそうだし・・・。
舞以外だと・・・。
「街に行ってみたいな」
街の様子を見たのは王宮に来る道中の時だけ。
少し輝国の事を学んだから実際に見てみたいと思うけど・・・無理だろうな。
派遣されてきた以上ここでの仕事は巫女としての務めだ。
未だ巫女としての仕事はないものの遊び・・・ましてや少し街を見てみたいという理由だけで外出が許可されるかどうか。
現実的に考え無理だと思い自然と溜息が出る。
さて、続きでもしようと立ち上がると。
「街に行きたいのか?」
「っ!?」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえ振り返る。
そこには窓に腰を掛けた国王様の姿があった。
「どうしてこちらに?」
いきなりの登場に驚いたが冷静を装って国王様に話しかける。
「散歩がてら庭を歩いていたら巫女殿を見つけてな。素晴らしい舞だった!」
「あ、ありがとうございます」
李桜さんに舞をする話していたが国王様には話していないし、ましてや見せたこともなかった。
何だか凄いものを見た!という風に話されるとこちらは少し気恥しくなる。
「それで、なんで街に行きたいんだ?」
いつからいたんですか。と言いたくなったが一度こらえる。
「輝国の事を少し学びましたがここに来る道中でしか街を見かけなかったので、もう少し見てみたいなと思いまして・・・」
語尾がだんだん小さくなりながらも答える。
「・・・・・・」
それを聞いた国王様は少し黙ってしまった。
私は一国の国王に何を言ってるの。
頭を抱えそうになったがそんな私とは裏腹に国王様はひらめいたといったような表情を見せてきた。
「そうか。なら、行くか!」
「えっ?」
どういう意味か分からず聞き返そうと思った時、私の足は床から離れていた。
「こ、国王様!?」
この状況は!?
私は何故か国王様に抱きかかえられていた。
「しっかりつかまっていろ!」
「えっ!?」
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