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piece8 悠里の見た夢
②楽しいゲーム大会
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幸せだった頃の、夢を見た――
「ああ~もう!!」
彩奈が何度目かの悲鳴を上げ、崩れ落ちた。
剛士の誕生日。2月14日。
この日は、皆で遊園地に行ったあと、悠里の家でサプライズパーティーをした。
悠里の作った、バスケ要素をふんだんに盛り込んだ、誕生日ケーキ。
剛士の驚いた表情と、何よりも嬉しそうに輝く顔。
剛士と、ケーキの食べさせ合いっこをして。写真を撮って。
皆で一緒に、ケーキとピザをつついた。
幸せを分かち合った。
笑顔の溢れる、本当に楽しいひとときだった。
お腹も心も満たされた皆は、のんびりとゲームを楽しんでいた。
彩奈は、拓真を相手に格闘技ゲームに興じていたが、彼を負かしたことで味を占めたのだろう。
次の対戦相手に、剛士を指名した。
「シバさん! 手加減はナシですよ?」
「はいよ」
不敵な微笑を浮かべ、剛士が拓真からコントローラーを受け取る。
かくして、彩奈と剛士の戦いの火蓋が、切って落とされたのだった。
***
「わああ~! また負けたああ!!」
彩奈が天井を仰ぎ見た後、ソファに崩れ落ちた。
これで、彩奈は3回連続の敗戦となる。
「くそおぉ、今のは絶対に勝てると思ったのにいぃ!」
本気で悔しがる彩奈に、剛士は笑いながら言った。
「うん、俺もヤバいと思った。強いな、彩奈」
「慰めはいいんですよ! もー、もおぉ~!!」
彩奈の取り乱しようが可笑しくて、リビングは笑いに包まれた。
赤メガネの下の目をぎらつかせ、彩奈が剛士に問いかける。
「ねえシバさん! 試合中に1回、妨害する権利をくださいよ!」
「はは、何だそれ」
剛士は軽い笑い声を立て、頷いた。
「いいよ? どんな妨害?」
彩奈がニッカリと笑い、悠里を指し示す。
「試合中、私が指定するタイミングで、悠里を妨害に派遣します!」
「えっ? 私?」
急に話を振られ、悠里は目を丸くする。
「ど、どうすればいいの?」
「それも、私が指定する!」
彩奈が楽しげに悠里の肩を抱き、部屋の端に連れて行く。
彩奈の指令を聞き、悠里は頬を赤らめた。
「……そんなこと、するの?」
「シバさん、喜んじゃうかもね!」
彩奈はキラキラと目を輝かせ、親指を立てる。
「じゃ、よろしくねー悠里! 私の勝利は、悠里にかかってるよ!」
「えぇ~」
意気揚々とソファに戻っていく彩奈の背中を見つめ、悠里は苦笑した。
「もう……仕方ないなぁ」
呆れた声を出しながらも、悠里は『妨害』に使う道具を準備した。
「悠里ちゃん、どんな妨害するの?」
拓真が、ニコニコしながら問う。
悠里は頬を染め、笑った。
「ふふ……ナイショです」
***
緊張の対戦が、始まった。
「うっ……うわっ……ひゃあっ」
彩奈は慌てふためきながらも、何とか剛士の攻勢に耐えている。
「むっ……まだまだぁ!」
まるで自分自身が戦っているかのような気迫で、彩奈が叫ぶ。
「お、」
剛士が、少し驚いたような声を出した。
悠里と拓真は、固唾を飲んで戦局を見守る。
今回の試合は、一進一退の攻防を繰り広げていた。
「やるな、彩奈」
剛士が、テレビ画面からは目を離さないまま、声を掛ける。
「シバさんの動きのクセ、ちょっとわかってきましたよ!」
彩奈も、目をぎらつかせながら答えた。
試合時間も終盤に差し掛かる。
彩奈の連続攻撃が、初めて決まった。
「おおっ」
彩奈以外の3人が、思わず声を上げる。
彩奈は攻撃の手を緩めずに、叫んだ。
「悠里!!」
「は、はい!」
悠里による妨害の権利、発動だ。
あたふたと、悠里は立ち上がった。
「くっ……今か」
さすがの剛士も、少し焦ったように呟く。
ドキドキと弾む胸を押さえ、悠里は剛士の隣りに腰掛ける。
「……ゴウさん」
「ん、何だ?」
彩奈の攻撃を躱しつつ、剛士は、やや食い気味に応える。
「あのね。実は、ケーキに使ったバスケットボールのクッキー、少し残ってるんだ」
「ん、そうなの?」
悠里は恥ずかしさを堪えて、剛士の口元に、クッキーを差し出した。
「……はい。あーん」
「今かよ!」
真剣な切れ長の瞳が一瞬、悠里を見る。
「隙ありー!!」
「くっ……」
彩奈の必殺技を、剛士は辛うじて避けた。
「行けー!悠里ー!!」
もはや何の戦いなのか、わからない。
笑い転げる拓真をよそに、悠里は真っ赤になりながらも妨害行為を再開した。
「あーん」
剛士が笑いながら、コントローラーを膝に置いた。
そうしてゆっくりと、悠里に身を寄せる。
「……ん、」
甘やかに微笑む瞳が、真っ直ぐに悠里を見つめた。
悠里は声を立てることもできず、ただ吸い寄せられるように彼の目に捕まってしまう。
形の良い唇が開き、悠里の指先からクッキーを受け取った。
「……ん。んまい」
剛士は柔らかく微笑し、悠里の頭を撫でた。
試合終了のゴングが鳴り、彩奈の判定勝ちが宣言された。
「あははっ、彩奈ちゃんおめでとー!」
拓真が、大笑いしながら手を叩く。
しかし当の彩奈は、仏頂面だ。
「いや……何かこれ、全然勝った気がしないな?」
剛士が、楽しそうに笑い出す。
「なんでだよ。ハンデありだろうが、判定だろうが、勝ちは勝ちだぞ?」
「いや、そーなんだけどさあ、」
彩奈は、不満げに剛士を見つめる。
「シバさん、最後完全に試合放棄したでしょ。コントローラー置いて、完全に悠里に向き直ったでしょー」
剛士が、笑いながら首を傾げた。
「そう仕向けたのは、お前だろ?」
長い指が当然のように、傍らに座る悠里の髪を撫でた。
彩奈は、ぷうっとむくれつつも、真っ赤になって俯く悠里を見ると、たちまち破顔した。
「ま、負けたのは悔しいけど、悠里が可愛いから、いっか!」
暖かく笑い出した皆をよそに、悠里が、そっと彩奈からコントローラーを取った。
そうして、上目遣いに剛士を見つめる。
「……彩奈の敵討ち、します」
「お、やるか?」
楽しそうに、剛士は微笑んだ。
彩奈が、手を叩いて喜ぶ。
「よっし! 悠里、頼んだぞー! シバさん、相手が悠里だからって、手加減はナシだからねー?」
「はは、悠里には、しちゃうかも」
冗談めかして、剛士は答えた。
「……ふふ、」
悠里は赤い頬のまま、微笑んだ。
「手加減しなくて、いいですよ?」
***
数分後。
悠里にKO負けを喫した剛士が、愕然とテレビ画面を見つめていた。
「えっ? 悠里ちゃん、強っ!」
「うっそ! 悠里、格ゲー得意なの? 知らなかった!」
悠里は、照れ笑いを浮かべながら2人に答える。
「このゲームを買ったばかりの頃ね。弟の練習に、散々付き合わされたの」
「そうだったんだあ! もうプロ級の腕前だったよ!」
「悠人くんの練習に付き合ってあげてたなんて、さすがは悠里ちゃん! 優しいお姉さんだよね」
彩奈と拓真が、口々に褒め称える中、剛士がうな垂れる。
「俺は、弟以下……」
ガックリと肩を落とした剛士に、悠里は笑ってしまう。
「ふふ、悠人より強かったよ?」
「慰めはいらない」
剛士が、真剣な目をして悠里の手を握る。
「悠里。俺の練習にも、付き合って?」
「ふふっ、いいですよ?」
両手を包み込むように握られ、悠里は頬を染めながらも微笑んだ。
負けて、少しムキになってしまう剛士。
けれど拗ねるのではなく、練習に付き合って、と言う剛士。
可愛らしい一面と、直向きな一面の両方が、垣間見られた。
剛士の、こういう性格が好きだなあと、しみじみと悠里は思ったのだった。
「ああ~もう!!」
彩奈が何度目かの悲鳴を上げ、崩れ落ちた。
剛士の誕生日。2月14日。
この日は、皆で遊園地に行ったあと、悠里の家でサプライズパーティーをした。
悠里の作った、バスケ要素をふんだんに盛り込んだ、誕生日ケーキ。
剛士の驚いた表情と、何よりも嬉しそうに輝く顔。
剛士と、ケーキの食べさせ合いっこをして。写真を撮って。
皆で一緒に、ケーキとピザをつついた。
幸せを分かち合った。
笑顔の溢れる、本当に楽しいひとときだった。
お腹も心も満たされた皆は、のんびりとゲームを楽しんでいた。
彩奈は、拓真を相手に格闘技ゲームに興じていたが、彼を負かしたことで味を占めたのだろう。
次の対戦相手に、剛士を指名した。
「シバさん! 手加減はナシですよ?」
「はいよ」
不敵な微笑を浮かべ、剛士が拓真からコントローラーを受け取る。
かくして、彩奈と剛士の戦いの火蓋が、切って落とされたのだった。
***
「わああ~! また負けたああ!!」
彩奈が天井を仰ぎ見た後、ソファに崩れ落ちた。
これで、彩奈は3回連続の敗戦となる。
「くそおぉ、今のは絶対に勝てると思ったのにいぃ!」
本気で悔しがる彩奈に、剛士は笑いながら言った。
「うん、俺もヤバいと思った。強いな、彩奈」
「慰めはいいんですよ! もー、もおぉ~!!」
彩奈の取り乱しようが可笑しくて、リビングは笑いに包まれた。
赤メガネの下の目をぎらつかせ、彩奈が剛士に問いかける。
「ねえシバさん! 試合中に1回、妨害する権利をくださいよ!」
「はは、何だそれ」
剛士は軽い笑い声を立て、頷いた。
「いいよ? どんな妨害?」
彩奈がニッカリと笑い、悠里を指し示す。
「試合中、私が指定するタイミングで、悠里を妨害に派遣します!」
「えっ? 私?」
急に話を振られ、悠里は目を丸くする。
「ど、どうすればいいの?」
「それも、私が指定する!」
彩奈が楽しげに悠里の肩を抱き、部屋の端に連れて行く。
彩奈の指令を聞き、悠里は頬を赤らめた。
「……そんなこと、するの?」
「シバさん、喜んじゃうかもね!」
彩奈はキラキラと目を輝かせ、親指を立てる。
「じゃ、よろしくねー悠里! 私の勝利は、悠里にかかってるよ!」
「えぇ~」
意気揚々とソファに戻っていく彩奈の背中を見つめ、悠里は苦笑した。
「もう……仕方ないなぁ」
呆れた声を出しながらも、悠里は『妨害』に使う道具を準備した。
「悠里ちゃん、どんな妨害するの?」
拓真が、ニコニコしながら問う。
悠里は頬を染め、笑った。
「ふふ……ナイショです」
***
緊張の対戦が、始まった。
「うっ……うわっ……ひゃあっ」
彩奈は慌てふためきながらも、何とか剛士の攻勢に耐えている。
「むっ……まだまだぁ!」
まるで自分自身が戦っているかのような気迫で、彩奈が叫ぶ。
「お、」
剛士が、少し驚いたような声を出した。
悠里と拓真は、固唾を飲んで戦局を見守る。
今回の試合は、一進一退の攻防を繰り広げていた。
「やるな、彩奈」
剛士が、テレビ画面からは目を離さないまま、声を掛ける。
「シバさんの動きのクセ、ちょっとわかってきましたよ!」
彩奈も、目をぎらつかせながら答えた。
試合時間も終盤に差し掛かる。
彩奈の連続攻撃が、初めて決まった。
「おおっ」
彩奈以外の3人が、思わず声を上げる。
彩奈は攻撃の手を緩めずに、叫んだ。
「悠里!!」
「は、はい!」
悠里による妨害の権利、発動だ。
あたふたと、悠里は立ち上がった。
「くっ……今か」
さすがの剛士も、少し焦ったように呟く。
ドキドキと弾む胸を押さえ、悠里は剛士の隣りに腰掛ける。
「……ゴウさん」
「ん、何だ?」
彩奈の攻撃を躱しつつ、剛士は、やや食い気味に応える。
「あのね。実は、ケーキに使ったバスケットボールのクッキー、少し残ってるんだ」
「ん、そうなの?」
悠里は恥ずかしさを堪えて、剛士の口元に、クッキーを差し出した。
「……はい。あーん」
「今かよ!」
真剣な切れ長の瞳が一瞬、悠里を見る。
「隙ありー!!」
「くっ……」
彩奈の必殺技を、剛士は辛うじて避けた。
「行けー!悠里ー!!」
もはや何の戦いなのか、わからない。
笑い転げる拓真をよそに、悠里は真っ赤になりながらも妨害行為を再開した。
「あーん」
剛士が笑いながら、コントローラーを膝に置いた。
そうしてゆっくりと、悠里に身を寄せる。
「……ん、」
甘やかに微笑む瞳が、真っ直ぐに悠里を見つめた。
悠里は声を立てることもできず、ただ吸い寄せられるように彼の目に捕まってしまう。
形の良い唇が開き、悠里の指先からクッキーを受け取った。
「……ん。んまい」
剛士は柔らかく微笑し、悠里の頭を撫でた。
試合終了のゴングが鳴り、彩奈の判定勝ちが宣言された。
「あははっ、彩奈ちゃんおめでとー!」
拓真が、大笑いしながら手を叩く。
しかし当の彩奈は、仏頂面だ。
「いや……何かこれ、全然勝った気がしないな?」
剛士が、楽しそうに笑い出す。
「なんでだよ。ハンデありだろうが、判定だろうが、勝ちは勝ちだぞ?」
「いや、そーなんだけどさあ、」
彩奈は、不満げに剛士を見つめる。
「シバさん、最後完全に試合放棄したでしょ。コントローラー置いて、完全に悠里に向き直ったでしょー」
剛士が、笑いながら首を傾げた。
「そう仕向けたのは、お前だろ?」
長い指が当然のように、傍らに座る悠里の髪を撫でた。
彩奈は、ぷうっとむくれつつも、真っ赤になって俯く悠里を見ると、たちまち破顔した。
「ま、負けたのは悔しいけど、悠里が可愛いから、いっか!」
暖かく笑い出した皆をよそに、悠里が、そっと彩奈からコントローラーを取った。
そうして、上目遣いに剛士を見つめる。
「……彩奈の敵討ち、します」
「お、やるか?」
楽しそうに、剛士は微笑んだ。
彩奈が、手を叩いて喜ぶ。
「よっし! 悠里、頼んだぞー! シバさん、相手が悠里だからって、手加減はナシだからねー?」
「はは、悠里には、しちゃうかも」
冗談めかして、剛士は答えた。
「……ふふ、」
悠里は赤い頬のまま、微笑んだ。
「手加減しなくて、いいですよ?」
***
数分後。
悠里にKO負けを喫した剛士が、愕然とテレビ画面を見つめていた。
「えっ? 悠里ちゃん、強っ!」
「うっそ! 悠里、格ゲー得意なの? 知らなかった!」
悠里は、照れ笑いを浮かべながら2人に答える。
「このゲームを買ったばかりの頃ね。弟の練習に、散々付き合わされたの」
「そうだったんだあ! もうプロ級の腕前だったよ!」
「悠人くんの練習に付き合ってあげてたなんて、さすがは悠里ちゃん! 優しいお姉さんだよね」
彩奈と拓真が、口々に褒め称える中、剛士がうな垂れる。
「俺は、弟以下……」
ガックリと肩を落とした剛士に、悠里は笑ってしまう。
「ふふ、悠人より強かったよ?」
「慰めはいらない」
剛士が、真剣な目をして悠里の手を握る。
「悠里。俺の練習にも、付き合って?」
「ふふっ、いいですよ?」
両手を包み込むように握られ、悠里は頬を染めながらも微笑んだ。
負けて、少しムキになってしまう剛士。
けれど拗ねるのではなく、練習に付き合って、と言う剛士。
可愛らしい一面と、直向きな一面の両方が、垣間見られた。
剛士の、こういう性格が好きだなあと、しみじみと悠里は思ったのだった。
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