愛玩洞窟〜汝洞窟を愛せよ、奥に深く深淵に

黒船雷光

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終章完結編

神のみぞ知るセカイ

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 雫の完熟前の甘さも足りないが、形も崩れない極めて絶妙なバランスの上に成り立っている双丘の果実の頂きが、オレの胸板に触れてその先端が繊細に反応して強度を増し絶妙な抵抗となってオレの脳を何度でも焼く。

 抱きしめた華奢な身体は、様々な他の女性とも肌を重ねた経験など関係無い、絹のような繊細さときめ細やかさと柔らかさとその合わさったしっとりとした感触は、その完全さと究極の安心感をオレに与えてくれる。

 彼女と合わせた唇は綿飴よりも軽く、グミよりも弾力があり、ゼリーよりも瑞々しい。
 流れ込んでくる彼女の唾液はどんなに高級な回復薬より効果が高い癒しをオレにもたらし、その度にオレの分身は力を取り戻す。

 互いの舌は別の生態を持った軟体生物の様に自在に互いを求め合い絡め合い欲望をぶつけ合い、それが互いに身体の弱点に届いた時に、絶大な威力を発揮する事を知っている。

 互いの口が離れ、伸ばしても届かない距離まで舌が離れ、その空いた距離に興奮と愛憎の唾液が糸を引く。

 彼女の完璧な双丘の頂きの感触がオレの肌から離れようと言う距離に来た際にオレは再び雫を抱き寄せる。
 今度は接吻では無く互いに側頭部を寄せ合う様に抱きしめる。

 耳元で「っはぁ」と彼女の吐息が聞こえる。

 この世界で目覚めてしばらく経ったが、彼女と離れて過ごした事はほぼ無く、彼女がその力を失っても決して離れたいと思ったこともない。

 オレ達は極めて常に共にあった。

 かけがえの無い…

 それが彼女、雫であった。

「さっき見せられたのは…」
「見た…のであれば良かった。夢というのは目が覚めると忘れてしまうこともある」

 ギクリとする。今この目の前に居る雫という存在が夢で無い確証など無いのだ…
 慌てて、抱きよせていた雫の肩を掴んで引きはがし、その顔を確認する。

「大丈夫、今ここに居る私は雫で間違いない」
 その笑顔は雫で間違いないが、彼女を包むオーラは普通ではない。

「さあ、全ての叡智を極めし我が肉体と一つになれば、その主である汝がこの世を統べる存在になる…」

 雫のその手がオレの分身に伸びて反り上がっているそのはち切れんばかりに血脈が集中している表面を塗らりと触る。
 血流が大循環し、オレの興奮する鼓動がその末端に流れて彼女を求めている。

 彼女が先にベッドに背を付けて足膝を開いて全身でオレを咥え様と待ち構える。
 全身が彼女を求め行為に至る前から発汗し、全霊で彼女を求めて覆いかぶさる。

 あり得ないくらいに緊張した分身が彼女の大胆に開放している魔窟へ吸い付き飲み込まれる。
 じゅぷりと体液が混ざり怒張が粘膜を押し開いて蜜壺に侵入し肉襞を押しのけて悦びに震えるその中へ押し入る。

 昂る神経がその感触を、包み込む暖かさを、蠢きうねり絡みつく襞の感触を漏らさず脳に伝えようと躍動する。

 その熱量に脳が焼けてしまっているかの様に思考が渋滞を起こす。

 全ての所作が、器官の反応が、快楽を呼び起こす。
 オレのこれまでの全ての行為が前戯だったが如く次元の違う悦びが押し寄せる。
 焦るなシェル!未だ最奥の果てに辿り着いていない!

 更に奥を目指す。
 オレの進む先にぬめり、絡み、優しく強く更なる肉襞が迎えて触れる怒張に震えて感嘆する。

 拒絶では無く歓待の蠕動運動がより激しく刺激する。控えめに言って名器だろう。
 全知全能がここでも発揮されているなら最高だし笑える。

 辿り着いた第二の入り口。
 オレの先端がキスをする。
 胎の中から震えて応える。

 そして更に咥え込む。

 眼下の雫の顔が、目を瞑ってオレを向かい入れて、必死に顔を赤らめながら耐えている姿を捉える。
 下半身に集中し過ぎていてその姿を視認していなかったのに今更ながら気付く。可愛い…

みっちり挿し込まれたオレの分身。
抜き差しせずとも有り得ないくらいの肉壁の肉襞全てが別の生き物の様に蠢いて刺激し、咥えて全てを飲み込まんと吸い付く。

嗚呼、オレはこの瞬間のために生まれて来たのだ…

見下ろす先の雫が上気して赤らめた頬の口角を上げて微笑む。鼻の頭も額にも玉の汗が浮き上がり前髪は額に張り付き、潤んだ眼は世界の真理を映し出す輝きを讃えて涙浮かべる。

「来て」

その一言が最後の一押しとなり、オレの魂までも吐き出さんと激しく大量に絶倫に濁液を発する。
悦びが心の叫びか…注がれる……

そして再び……白い世界にオレは佇んでいた。



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