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【十五】旅路Ⅲ
「あ、ぁ……ァ……ああ」
ピアスを弾かれると、乳首から快楽が広がった。優しい愛撫が始まった。俺の肌をラッセルの舌がなぞっていく。片手が俺の陰茎に伸び、扱かれる。俺の菊門から張り型を引き抜いたラッセルは楽しそうに笑った。
「今日、良いものを買ってきたんだった。塗ってやるよ」
小瓶を取り出したラッセルが、どろりとした液体を指に取ると、俺の中へと突き入れた。ぐちゃぐちゃとかき混ぜられる内、最初は冷たかった液体が、俺の体温と同化する。その直後の事だった。
「っく!!」
ガクンと俺の視界がぶれた。その時には射精していた。
「評判の媚薬だ。いつもより飛べるぞ、快楽の中に」
「あああああああああああああ!!」
媚薬を塗り込められる度、俺の体は跳ねた。何度も指だけで射精させれる。俺の顔が泪でドロドロになった。ラッセルに挿入された頃には、俺の理性は飛んでいた。
「もっと、もっと、あ……あああ! 気持ち良い、あ、うあああ」
「だろ?」
「ラッセル、あ」
「いい子。もっと名前呼んで」
「ラッセル、ラッセル、あ、ああア」
あまりにもの快楽に、俺の意識は途絶した。次に気づいた時、俺は後ろから抱きかかえられていて、その状態で挿入されていた。もうラッセルの熱しか感じられない。乳首のピアスを弄ばれていて、全身が熱い。そんな俺の首筋をペロペロとラッセルが舐めている。時に耳の後ろをねっとりと舐められた。ガクガクと俺の体が震えている。
「最適な仕事も見つけてきてやったんだった。護衛が終わったら、きちんとした所に売り飛ばしてやるから安心しな」
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