仮名「生死」

( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )白夜

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令和5年12月10日

25歳と0ヶ月の長いようで短いこの人生を終えた

死因この国原産の自殺だ

自殺理由は単純明快。
幼少からの自分との約束だからだ。
昔から精神疾患を患っていた私は、この人生というものになんの執着もなかった。
別に、家庭環境が悪い、楽しみがない、人生に絶望した訳でも無い。
ただそれだけの理由で、簡単に命を投げたせた。
世の中には生きたくても生きられない子が居るのに、自ら命を絶つなんて考えられない等の綺麗事がのさばってはいるが、私に言わせればただの綺麗事「エゴ」でしかない。
私もその子に寿命を上げれるものならあげたい。
それが出来ないから、この国から自殺と致死の病は無くならない。

自分のことは1番自分が分かると言うが、それは当たり前のことであり、逆に他のことは全て推測の域を超えない。
親が悲しむ、友が悲しむ、そんな事は推測でしかなく瞬間でしかない。
記憶は風化し新しい記憶に塗り替えられていく物だ。
人間のしも同義である。

人間は死を恐れるように出来ている。
なら私がなぜ死を恐れないか。
それには明確な理由がある。

期限があるか無いかだ。

死というものはいつ訪れるか分からない。
人間は分からないものを怖がる傾向にある。
故に恐怖する。
いつ車に轢かれ、いつ病気になり、いつこの人生を終えてしまうか。
いつ訪れるかも分からないのに貯金をし税金を払い、知らない老人の生活を養っている。
いつ死んでしまうかさえ分かってしまえば、諦めがつくというものだ。
それが他人と自分の違いだと私は思う。

長々と私の価値観を語ってきたが
これで少しは私というものを理解していただけただろうか。
ここまで何人の人が読んでいるかは分からないが、長い前置きは読者に飽きられてしまう。
そろそろ本編に入るとしよう。
これは私が自殺をした後、その後の話だ。
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