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「ここはどこだ?」
不思議な空間に漂っている。
ここが現実世界では無いのだけは確かだ。
記憶が混濁しており、頭が痛い。
「あなたは死んだのです」
「誰だ?」
「私は女神です、そしてあなたは転生者に選ばれました」
俺、死んだのか。
それに転生者?何の話だか全く理解できない。
「あなたには選択肢があります。このまま死ぬか、新しく生を受けるか」
そんなの決まっている。
弱い17にして人生を終えるなんて嫌だ。
転生して新たな人生謳歌してやる!
「もちろん転生する!」
「ならばあなたに1つスキルを授けましょう」
スキル?異世界転生ってやつか?
まあ貰えるものは貰っておくに越したことはない。
「どんなスキルなんだ?」
「選ばせてあげましょう」
選ぶ?選択肢がない中から選ぶも何も無いと思うのだが、とりあえず希望でも言っておくか。
「じゃあ可愛い女の子を希望します!」
「ではあなたにこの本を授けましょう。では新たな世界を楽しんでくださいね。それではさようなら」
会話が終わった瞬間の事だった。
俺は本を片手に持ち空を自由落下していた。
「俺の人生終わったー!!!」
いや待て、この本に何かあるはずだ。
俺は必死に本を広げた。
そこにはかわいい女の子の写真と名前だけが載っていた。
「刹那?」
その本に記された名前を呼んだ瞬間、本が光だした。
そして地面すれすれで一巻の終わりかと思われた俺は目を瞑った。
しかし痛みは無い。
そっと目を開ける。
俺はさっきまで本に載っていた美少女にお姫様抱っこされていた。
「大丈夫ですか、ご主人様」
「ご主人様?」
その美少女は、腰に刀をさした和風の女の子だった。
「助けてくれてありがとう」
「もちろんご主人様のためですから」
どうやら俺はこの子のご主人様らしい。
「とりあえず下ろしてもらえるかな?」
「承知しました」
俺は下ろしてもらい、現状把握をする。
本から美少女が出てきた。
これが俺のスキル?
だが、他のページには何も記されていない。
これは調べないといけないな。
「ご主人様?」
考え事をしていると、向こうから話しかけてきた。
「悪い、考え事をしてた。とりあえずこれからよろしくな刹那!」
「もちろんです、ご主人様!」
波乱万丈な異世界生活が幕を開けた。
不思議な空間に漂っている。
ここが現実世界では無いのだけは確かだ。
記憶が混濁しており、頭が痛い。
「あなたは死んだのです」
「誰だ?」
「私は女神です、そしてあなたは転生者に選ばれました」
俺、死んだのか。
それに転生者?何の話だか全く理解できない。
「あなたには選択肢があります。このまま死ぬか、新しく生を受けるか」
そんなの決まっている。
弱い17にして人生を終えるなんて嫌だ。
転生して新たな人生謳歌してやる!
「もちろん転生する!」
「ならばあなたに1つスキルを授けましょう」
スキル?異世界転生ってやつか?
まあ貰えるものは貰っておくに越したことはない。
「どんなスキルなんだ?」
「選ばせてあげましょう」
選ぶ?選択肢がない中から選ぶも何も無いと思うのだが、とりあえず希望でも言っておくか。
「じゃあ可愛い女の子を希望します!」
「ではあなたにこの本を授けましょう。では新たな世界を楽しんでくださいね。それではさようなら」
会話が終わった瞬間の事だった。
俺は本を片手に持ち空を自由落下していた。
「俺の人生終わったー!!!」
いや待て、この本に何かあるはずだ。
俺は必死に本を広げた。
そこにはかわいい女の子の写真と名前だけが載っていた。
「刹那?」
その本に記された名前を呼んだ瞬間、本が光だした。
そして地面すれすれで一巻の終わりかと思われた俺は目を瞑った。
しかし痛みは無い。
そっと目を開ける。
俺はさっきまで本に載っていた美少女にお姫様抱っこされていた。
「大丈夫ですか、ご主人様」
「ご主人様?」
その美少女は、腰に刀をさした和風の女の子だった。
「助けてくれてありがとう」
「もちろんご主人様のためですから」
どうやら俺はこの子のご主人様らしい。
「とりあえず下ろしてもらえるかな?」
「承知しました」
俺は下ろしてもらい、現状把握をする。
本から美少女が出てきた。
これが俺のスキル?
だが、他のページには何も記されていない。
これは調べないといけないな。
「ご主人様?」
考え事をしていると、向こうから話しかけてきた。
「悪い、考え事をしてた。とりあえずこれからよろしくな刹那!」
「もちろんです、ご主人様!」
波乱万丈な異世界生活が幕を開けた。
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