(R18)不良が生徒会副会長の犬になりました

本編

お仕置き4

あっけなく半勃ちになったら、今度は前を触りながら小刻みに中を揺らしてくる。

切れてるはずなのにそんなことされたら、絶対に痛いと、そう思って身構えたのに。

｢あぁ…ッぅあ…ッッあ、｣

なんだこれ。会長に首を噛みちぎられたときと同じだ。わけがわからなくなって、痛いのか気持ちいいのかわからなくなってくる。

｢…っは、ようやく感じてきたな｣

｢…っ安里ッ、ッあッああ｣

最初は甘噛みだったはずなのにいつの間にか力を入れて噛まれてる肩は、電撃がずっと走ってるみたいだ。中ももう痛いのか痛くないのかさえわからなくて、ただ熱くて息があがる。

｢…ッも、やめてくれ…ッッ｣

｢うるさい、｣

｢うあっ…は、…ッッあ、あ、｣

熱い、熱い。

意識が朦朧として、今自分がどこにいるのかわからなくなってくる。視界はチカチカ点滅してるし、感覚もふわふわ浮いて、俺から離れた場所が気持ちいいような変な感じだ。

｢も、無理だ…ッッうぁ、ぁﾞッ死ぬ…ッ｣

｢…ッ飛ぶなよ。しっかり中のもの感じてろ｣

｢ッッあﾞあぁﾞ…ッ…ッッ！｣

ブチ、と背中の皮膚が破れて、そこが堪らなく熱くなる。

自分で噛みきったくせに傷口を労るたいに舐めてくる舌の感覚に、背筋が震える。くすぐったいような、痛いような、そんな。

…ッダメだもう何も考えられない、飛ぶ。

｢海斗…ッ、誓えよ、一生俺に尽くせ。死ぬまで俺の足元にいろ、｣

背後からガンガン腰を打ち付けられながら安里の言葉を拾おうとするけど、頭が真っ白で何を言われてるかわからない。

｢…ッッ安里、頼む、から…ッも、｣

｢…チッ…｣

握ってろって言われたのも忘れて放置してたモノに安里の手が絡み付いて、握り潰しそうなくらいに荒く扱かれた。

｢うあッあッ…ッや、べぇ…てッッ！まじで、イく…ッ｣

｢海斗｣

｢あ、さと…、安里…ッ｣

搾り出すみたいなその手の動きも、壊れそうなくらいに突き上げてくるモノも、乱暴すぎて萎えそうなくらいなのに、イきそうになってる。

ダメだ、痛くて気持ちいいんだ、俺。

くる。血液が一カ所に集まっていく。神経が安里に触れてる場所に凝集されていって、それ以外のことは全部閉ざされる。

｢あ、あﾞ、あ、イく…ッ安里、安里…ッ｣

｢は、…ッ｣

安里の顔が見たい。背後から伸びる手に扱かれてイく寸前、そんなことを考えた。

｢…ッッ｣

安里の手の中に本日3回目の白い液体が出て、安里のものが後ろから抜けた。敏感になってる中が擦られて、それだけの刺激に体が震える。

｢…っく、あッ｣

それから雑に引き倒されて、イった後の余韻で力が抜けたまま今度こそ布団に倒れ込んだ。

髪をわしづかみにされて、だらし無く開けた口に血のついたモノを突っ込まれて、液体が口に流れ込んでくる。

びくびく跳ねるそれがさっきまで俺の尻の中に入っていたものだってわかってるのに、汚いと思うよりも何故か愛しい。会長の時にあれだけまずくて吐きたいと思ったものも、平気で飲み干せた。

愛ってすげぇ。

｢は…、は…｣

そんな馬鹿みたいなことを考えつつ、落ち着いてきたらジクジクと尻が痛んできた。そりゃそうだ。あんなところに捩込まれたら痛いに決まっている。さっきまでは感覚がどうかしてた。

｢ケツ…痛ぇ～～…｣

この痛みをどう表現すればいいのかはわからねぇが、何かが中で爆発したみたいだ。

｢よかったじゃねえかドＭ｣

痛みで転がってる俺の頭を、座ったままグリグリと足で踏んでくる。

｢ほら喜べ｣

｢ドMじゃねぇ！｣

｢ま、これに懲りたらもうほかの奴に尻尾振ってんなよ｣

そんな台詞とともにケツを軽く蹴られて、ぐえっと蛙みてぇな声が出た。

｢あーあ、シーツおまえの分泌物でベタベタだな。待ってろ｣

そう言って部屋から安里が出て行って、俺もパンツを履こうと身体を動かす。けど、なんか腰も痛いし尻は爆発したし、面白いくらいに力が入らない。

まぁ、もう今更だし全裸でいいか、と思ってそのまま横たわった。

確かに、シーツは俺の出した精液と血でかなり汚くなっている。けど、だからって俺が悪いのか？どう考えても、有り得ない場所を無理矢理に性欲処理に使った安里のせいだろ。

まあそのへんの女とかで処理されるよりかは全然いいんだが、これだけ痛いとなるとかなりキツイ。毎回血まみれになるのか？

思ったより血がついていたシーツを見ながらゾッとしてると、安里が帰って来た。

｢おい、尻こっちに向けろ｣

｢え、なんでだよ｣

｢いいから向けろ｣

ベシッと背中を叩かれて、首輪をぐいっと引っ張られて、有無を言わさずひっくり返された。いつものことだが強引すぎる。

｢つッ！安里、冷てぇ！｣

突然ピリピリと痛み始めた裂傷に、歯を食いしばって耐える。安里の指は何か冷たいものを中に塗るために出入りしていて、かなり痛い。

｢薬だから勃たせるなよ｣

｢…ッンなこと言っても…ッ！｣

最近なぜか、あんまりにも痛いと逆にジクジク熱くなって気持ちよくなってしまう。だんだん力が入らなくなって、気がつけばもうなんの抵抗も出来ないくらいにグチャグチャだ。

｢…勃たせるなって｣

｢……ッ、痛ぇ、あ…も、いいって！｣

｢…｣

制止の声は完全に無視され薬を最後まで塗られて、後ろからズル、と安里の指が出た頃にはもう完勃ち。痛みしかないはずなのに勃つって、もう感覚が馬鹿になってる。

結局また手で抜いてもらったけど、今日イきすぎてちょっとしかでなかった。

「おまえ、今日泊まっていけ。家に連絡入れとけよ」

「…連絡…。スマホ、取ってくれ」

別に連絡なんかしなくても…と思ったけど、そんなことを言ったら安里に怒られそうで、素直に母親に友達の家に泊まるとメッセージを送っておいた。

その後、あったかいタオルで身体を拭いてくれて、パンツとかは洗濯してくれて、俺をベッドの上で転がしながら器用にシーツも替えてくれて、寝転んだまま飯を食べさせてくれて、ノーパンだけど安里の部屋着を着せてくれて、とにかく物凄く世話をしてもらった。

安里もシャワーを浴びてきて、当たり前みたいに俺の横に寝転んで、俺を抱きかかえてあっという間に寝た。 

今日何ヶ所怪我した？ってくらいあちこちズキズキ痛いけど、安里の寝息を聞きながら過ごせる夜が幸せすぎて、全部どうでもよかった。