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3章 白髪の獣人
怯え
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「……」
「……」
「すごく見られてますね。」
あれから1時間ほど馬で移動し、小さな洞穴を見つけた俺達はその洞穴で野宿をすることにした。流石に下着の上にマントという格好はどうかと思ったため、少女はぶかぶかだが、今はリーフの替えの着替えを着ている。
現在はさっき切った肉を取り出し、水で洗った木の枝に刺して肉を焼いていると無言で少女はじーっと俺と肉を見つめている。それを見たリーフは面白そうに俺の耳元で笑った。
「そういえば名前を聞いていなかったよな、俺はユウキ・ツキモト。」
「私はリーフ・クレイン、あなたの名前は?」
「……クル。」
しばらく悩むように視線を落としていたが顔を上げて少女をそう言った。
「え、なにか来るのか?」
少女の言葉に魔物の襲来に備え立ち上がろうとするが、少女に膝を掴まれ止められる。
「来る、じゃない。私の名前がクル。クル・リーネ。」
「あ、名前がクルっていうことか。すまない。」
喋る時は基本感情を感じさせない無機質な声だが、怒りからか声のトーンが少し低く、俺を睨みつけている。
「この名前は私が親に貰った最後の形見。もう親と私を繋ぐものは……この名前しかない。」
「あ、あぁ名前は大事だよな。ほんとすまない。別にバカにした訳では無いんだクル。」
「馴れ馴れしく呼ばないで。」
「はぃ……。」
弁解しようとするが今のクルは聞く耳を持たず、若干反応がきつくなったような気がする。いや、確実にきつくなっている。
「とりあえずこれでも食べて腹ごしらえしてくれ。えーと、リーネ。」
十分に焼けていい匂いのする肉をリーネに渡すとそれを手に取り、一瞬躊躇して少し齧る。
「っ――!」
お腹すいていなかったのかな、と思っているとリーネは目を見開いてガツガツと肉を食べ始めた。
「やっぱりお腹すいていたんですね、私の分も食べていいですよ。」
リーフが自分の分の肉をリーネに渡すと、リーネは自分の分の肉をあっという間に平らげ、リーフの分に口をつけた。
「俺の分も食べるか?」
ここで俺だけ肉をやらないというのもなんか嫌だし、リーネに差し出すと、今日一の笑顔で受け取ると、両手に2つ肉を持ってもぐもぐと肉を頬張っている。
「……可愛いですねぇー」
さっきまでの無表情はどこにいったのやら幸せそうに肉を食べるリーネをリーフはにこにこと笑顔で見ている。
「さっきまでどうやって仲良くなろうかと考えていたのが馬鹿らしくなるな。にしても可愛い。」
決してロリコンではないが、猫の獣人が自分の目の前で幸せそうに食べているのを見ると心の奥がじんわりと暖かくなるのを感じる。
「あ、小さい女の子を見てユウキさんニヤニヤしてますね。ロリコンさんですね。」
「何言ってんのリーフさん、ロリコンちゃうで!?普通この状況ならあれを見てこっちも笑顔になるもんだろ!」
「じょ、冗談ですよ……ユウキさん。そんな否定しなくても……。」
あまりに俺が必死に言い訳するのを見てリーフは若干引いている気がする。
「そんな可哀想な人を見るような目を辞めてください。」
「いえ決してそんな目で見てるわけナイジャナイデスカー。」
だんだんと棒読みになり、目を逸らされてしまう。
「こいつは変態、さっきしっぽ触らせてって言ってきた。」
もぐもぐと肉をかじりながらジト目でリーネはそう言い、リーフはその言葉に驚いたように勢いよく俺の方を見る。
「ユ、ユウキさん、本当にそんなことを言ったんですか……?」
恐る恐るといった感じでリーフは聞いてくる。
「まぁ確かに言ったけどダメなのか?」
「それ女の子におしり触ってもいいかって言ってるのと同じですよ?」
「…………まじ?」
「まじです。」
リーフの放った衝撃の事実に耳を疑い、再度確認をとるがリーフの返事は同じだった。
「…………。」
「……ユウキさんもしかしてその事知らないで言いました?」
俺が白目を剥きかけていると何かを察したかのようにリーフは俺を見て問いかける。
「普通に猫とかのしっぽ撫でるのと同じ感覚で言ってました。」
「あー、リーネちゃん?ユウキさんの言っていることは本当だと思います。多分悪気とかなくて本当にただ触ってみたかっただけだと思います。」
「……変態じゃない?」
「大丈夫だと思いますよ。ですよねユウキさん?」
「本当に知らなかったんだ、そういう意味じゃなくて普通に猫のしっぽを撫でたいとかそういう感覚で言ったんだ!」
リーフの問いに激しく首を縦に振って変態では無いと俺は強調する。
「私は人間なんて信じない。こいつは本当に変態かもしれない。なんでお前はこいつを信じる?」
「ユウキさんは私の大切なお友達ですし信じたいんです。
それとちょっと常識が抜けているところもあるので……。」
かなり言いずらそうに視線を逸らしてリーフはポツポツと言葉を絞り出す。
「とっ、とりあえずユウキさんは多分ロリコンさんではないと思うので大丈夫です!」
「そこは多分って言わずにちゃんと言いきってくれないかな?」
まぁこの世界の常識を知らない俺が悪いのだけど。……いや地球から来たから仕方ないと思うけど。
「じー」
肉をもぐもぐと食べながら俺をじーっとリーネは見てくる。
「もしかして……」
「ん?」
肉を食べていたリーネは口を止めて目を見開く。
「ロリコンだから私を助けた?」
「違うわッ!?」
リーネのとんでもない勘違いに俺は声を上げ、その声が洞窟内に響く。
「っ――」
「ど、どうしたリーネ?」
俺の声を聞いてリーネは驚いたのか持っていた肉を落とし体制を崩して目に涙を浮かべている。よく見ると体が小刻みに震え、怯えているような表情で俺を見る。
急なリーネの様子の変化に俺とリーフは目を合わせ俺は謝罪の言葉を口にする。
「す、すまない急に大きな声を出して。」
手を差し出そうとするが、リーネの様子がさらに変化し口に手を当て、腹を抑える。そしてよろよろと洞穴から出ようと立ち上がり歩き始める。
「リーネちゃん?」
「うっぶ、おえぇ……」
まるで吐きそうになっているリーネの様子を見てリーフは駆け寄ろうとするが、その前に限界がきたのか洞穴から出た瞬間に地面にさっきの肉が胃液と共にびちゃびちゃと吐き出される。
「リーネ大丈夫か?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい酷いこと言ってごめんなさい調子に乗ってごめんなさい生意気なこと言ってごめんなさい」
只事ではないと思った俺はリーネに近付くとリーネは震えながら俺を見て涙を地面にポタポタと零しながら早口で土下座をして謝っている。
「そんなことはどうでもいい、それよりもリーネは自分の心配をするんだ。ひとまず落ち着いて深呼吸だ。」
必死に謝るリーネに対し、驚きで俺はまた大声を出しそうになるがさっき大声を出したことでリーネの様子がおかしくなったことを思い出し、一呼吸おいてからリーネを落ち着かせようと出来るだけ優しく語りかける。
「わ、私が悪い……私が悪いんです、謝るから……だから許してください!」
リーネの様子は変わらず、俺を恐怖するかのように目を見開いて、手で頭を抱えてうずくまった。
「…………〈心病みし者・眼に光焼き付け・闇払いたまえ〉」
それを見ていたリーフは悲しげな表情をしていたが、リーネを刺激しないよう、ゆっくりとリーネの目の前でしゃがみ、手のひらをリーネに差し出し、精神を回復させる中級光属性魔法『マインドヒール』を発動した。
「えっ……」
手のひらの上で出現した光の玉がポンッと弾け、それがリーネにふりかかる。すると、リーネの震えが少しずつ収まり、元通りとまではいかないが正気に戻ったようでリーフを見て、そして俺を見る。
「リーネ、大丈夫か?」
「私は……また……」
俺の問いに答えず、リーネは首輪を強く握りしめてさらに強く下唇を噛み締める。あまりに強く噛み締めるため、下唇から出血しているが、それを気にもせずさらに強く噛み締める。
「お、おい大丈夫か?」
「……。」
再びリーネに声をかけると俺を見て顔をしかめて目を瞑り、目を開くと俺から視線を外して元にいた場所に戻り、体育座りをして足と足の間に頭を突っ込む。
「……今のは……忘れて……」
蚊の鳴くような声でリーネは呟く。
「リーネちゃん……。」
そんな様子を見てリーフは俺に視線を合わせ外をちらりと見て、立ち上がる。外に行こうという意味だろう。俺もこくりと頷いて立ち上がる。
「やっぱり人間なんて……」
そんな声が小さく聞こえリーネを見るが、リーネは微塵も動かず同じ体勢だ。俺はリーフと話し合うべく洞穴の外に出ていった。
「……」
「すごく見られてますね。」
あれから1時間ほど馬で移動し、小さな洞穴を見つけた俺達はその洞穴で野宿をすることにした。流石に下着の上にマントという格好はどうかと思ったため、少女はぶかぶかだが、今はリーフの替えの着替えを着ている。
現在はさっき切った肉を取り出し、水で洗った木の枝に刺して肉を焼いていると無言で少女はじーっと俺と肉を見つめている。それを見たリーフは面白そうに俺の耳元で笑った。
「そういえば名前を聞いていなかったよな、俺はユウキ・ツキモト。」
「私はリーフ・クレイン、あなたの名前は?」
「……クル。」
しばらく悩むように視線を落としていたが顔を上げて少女をそう言った。
「え、なにか来るのか?」
少女の言葉に魔物の襲来に備え立ち上がろうとするが、少女に膝を掴まれ止められる。
「来る、じゃない。私の名前がクル。クル・リーネ。」
「あ、名前がクルっていうことか。すまない。」
喋る時は基本感情を感じさせない無機質な声だが、怒りからか声のトーンが少し低く、俺を睨みつけている。
「この名前は私が親に貰った最後の形見。もう親と私を繋ぐものは……この名前しかない。」
「あ、あぁ名前は大事だよな。ほんとすまない。別にバカにした訳では無いんだクル。」
「馴れ馴れしく呼ばないで。」
「はぃ……。」
弁解しようとするが今のクルは聞く耳を持たず、若干反応がきつくなったような気がする。いや、確実にきつくなっている。
「とりあえずこれでも食べて腹ごしらえしてくれ。えーと、リーネ。」
十分に焼けていい匂いのする肉をリーネに渡すとそれを手に取り、一瞬躊躇して少し齧る。
「っ――!」
お腹すいていなかったのかな、と思っているとリーネは目を見開いてガツガツと肉を食べ始めた。
「やっぱりお腹すいていたんですね、私の分も食べていいですよ。」
リーフが自分の分の肉をリーネに渡すと、リーネは自分の分の肉をあっという間に平らげ、リーフの分に口をつけた。
「俺の分も食べるか?」
ここで俺だけ肉をやらないというのもなんか嫌だし、リーネに差し出すと、今日一の笑顔で受け取ると、両手に2つ肉を持ってもぐもぐと肉を頬張っている。
「……可愛いですねぇー」
さっきまでの無表情はどこにいったのやら幸せそうに肉を食べるリーネをリーフはにこにこと笑顔で見ている。
「さっきまでどうやって仲良くなろうかと考えていたのが馬鹿らしくなるな。にしても可愛い。」
決してロリコンではないが、猫の獣人が自分の目の前で幸せそうに食べているのを見ると心の奥がじんわりと暖かくなるのを感じる。
「あ、小さい女の子を見てユウキさんニヤニヤしてますね。ロリコンさんですね。」
「何言ってんのリーフさん、ロリコンちゃうで!?普通この状況ならあれを見てこっちも笑顔になるもんだろ!」
「じょ、冗談ですよ……ユウキさん。そんな否定しなくても……。」
あまりに俺が必死に言い訳するのを見てリーフは若干引いている気がする。
「そんな可哀想な人を見るような目を辞めてください。」
「いえ決してそんな目で見てるわけナイジャナイデスカー。」
だんだんと棒読みになり、目を逸らされてしまう。
「こいつは変態、さっきしっぽ触らせてって言ってきた。」
もぐもぐと肉をかじりながらジト目でリーネはそう言い、リーフはその言葉に驚いたように勢いよく俺の方を見る。
「ユ、ユウキさん、本当にそんなことを言ったんですか……?」
恐る恐るといった感じでリーフは聞いてくる。
「まぁ確かに言ったけどダメなのか?」
「それ女の子におしり触ってもいいかって言ってるのと同じですよ?」
「…………まじ?」
「まじです。」
リーフの放った衝撃の事実に耳を疑い、再度確認をとるがリーフの返事は同じだった。
「…………。」
「……ユウキさんもしかしてその事知らないで言いました?」
俺が白目を剥きかけていると何かを察したかのようにリーフは俺を見て問いかける。
「普通に猫とかのしっぽ撫でるのと同じ感覚で言ってました。」
「あー、リーネちゃん?ユウキさんの言っていることは本当だと思います。多分悪気とかなくて本当にただ触ってみたかっただけだと思います。」
「……変態じゃない?」
「大丈夫だと思いますよ。ですよねユウキさん?」
「本当に知らなかったんだ、そういう意味じゃなくて普通に猫のしっぽを撫でたいとかそういう感覚で言ったんだ!」
リーフの問いに激しく首を縦に振って変態では無いと俺は強調する。
「私は人間なんて信じない。こいつは本当に変態かもしれない。なんでお前はこいつを信じる?」
「ユウキさんは私の大切なお友達ですし信じたいんです。
それとちょっと常識が抜けているところもあるので……。」
かなり言いずらそうに視線を逸らしてリーフはポツポツと言葉を絞り出す。
「とっ、とりあえずユウキさんは多分ロリコンさんではないと思うので大丈夫です!」
「そこは多分って言わずにちゃんと言いきってくれないかな?」
まぁこの世界の常識を知らない俺が悪いのだけど。……いや地球から来たから仕方ないと思うけど。
「じー」
肉をもぐもぐと食べながら俺をじーっとリーネは見てくる。
「もしかして……」
「ん?」
肉を食べていたリーネは口を止めて目を見開く。
「ロリコンだから私を助けた?」
「違うわッ!?」
リーネのとんでもない勘違いに俺は声を上げ、その声が洞窟内に響く。
「っ――」
「ど、どうしたリーネ?」
俺の声を聞いてリーネは驚いたのか持っていた肉を落とし体制を崩して目に涙を浮かべている。よく見ると体が小刻みに震え、怯えているような表情で俺を見る。
急なリーネの様子の変化に俺とリーフは目を合わせ俺は謝罪の言葉を口にする。
「す、すまない急に大きな声を出して。」
手を差し出そうとするが、リーネの様子がさらに変化し口に手を当て、腹を抑える。そしてよろよろと洞穴から出ようと立ち上がり歩き始める。
「リーネちゃん?」
「うっぶ、おえぇ……」
まるで吐きそうになっているリーネの様子を見てリーフは駆け寄ろうとするが、その前に限界がきたのか洞穴から出た瞬間に地面にさっきの肉が胃液と共にびちゃびちゃと吐き出される。
「リーネ大丈夫か?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい酷いこと言ってごめんなさい調子に乗ってごめんなさい生意気なこと言ってごめんなさい」
只事ではないと思った俺はリーネに近付くとリーネは震えながら俺を見て涙を地面にポタポタと零しながら早口で土下座をして謝っている。
「そんなことはどうでもいい、それよりもリーネは自分の心配をするんだ。ひとまず落ち着いて深呼吸だ。」
必死に謝るリーネに対し、驚きで俺はまた大声を出しそうになるがさっき大声を出したことでリーネの様子がおかしくなったことを思い出し、一呼吸おいてからリーネを落ち着かせようと出来るだけ優しく語りかける。
「わ、私が悪い……私が悪いんです、謝るから……だから許してください!」
リーネの様子は変わらず、俺を恐怖するかのように目を見開いて、手で頭を抱えてうずくまった。
「…………〈心病みし者・眼に光焼き付け・闇払いたまえ〉」
それを見ていたリーフは悲しげな表情をしていたが、リーネを刺激しないよう、ゆっくりとリーネの目の前でしゃがみ、手のひらをリーネに差し出し、精神を回復させる中級光属性魔法『マインドヒール』を発動した。
「えっ……」
手のひらの上で出現した光の玉がポンッと弾け、それがリーネにふりかかる。すると、リーネの震えが少しずつ収まり、元通りとまではいかないが正気に戻ったようでリーフを見て、そして俺を見る。
「リーネ、大丈夫か?」
「私は……また……」
俺の問いに答えず、リーネは首輪を強く握りしめてさらに強く下唇を噛み締める。あまりに強く噛み締めるため、下唇から出血しているが、それを気にもせずさらに強く噛み締める。
「お、おい大丈夫か?」
「……。」
再びリーネに声をかけると俺を見て顔をしかめて目を瞑り、目を開くと俺から視線を外して元にいた場所に戻り、体育座りをして足と足の間に頭を突っ込む。
「……今のは……忘れて……」
蚊の鳴くような声でリーネは呟く。
「リーネちゃん……。」
そんな様子を見てリーフは俺に視線を合わせ外をちらりと見て、立ち上がる。外に行こうという意味だろう。俺もこくりと頷いて立ち上がる。
「やっぱり人間なんて……」
そんな声が小さく聞こえリーネを見るが、リーネは微塵も動かず同じ体勢だ。俺はリーフと話し合うべく洞穴の外に出ていった。
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