60 / 120
60 カルカロア国王第四子 ティルン
しおりを挟む
不思議な見たこともない形の楽器が、フォーッという大きな音を大広間に響かせる。それを合図に大広間の中心に設けられた舞台にぞろぞろとヒトが集まってきた。
レイリキシャ、白髪黄色目のフェンドラ領主、アーセル。
同じくレイリキシャのルオタン領主、ハオル。年のころは三十歳くらいに見え、ややほっそりした体つきだ。
また同じくレイリキシャのダーマス領主、ガルン。年齢はあまりアーセルと変わらないようだ。ややがっしりとした体つきで、顔立ちは女性のように柔らかい。が、その黄色い目は鋭く光っている。
マリキシャ、エンセラ領主、ユニエ。豊かな波打つ黒髪を持った美しいヒトである。マヒロから見れば「ナイスバディ美女」のような見た目であった。
同じくマリキシャ、ニュエレン領主、ダンゾ。年齢は三十代半ばほどに見える。どの領主よりもがっしりとした体つきだ。背丈もハルタカと同じくらいに見えた。
(あいつが私をさらおうとしたやつか‥)
そう思えば、比較的整っている顔も凶悪に見えてくる。
最後の一人は唯一のシンリキシャ、アスレーン領主のシュラン。輝く金髪を高く結い上げ。マーメイドラインの白いドレスが映えている。年齢は二十歳前後に見えた。
全員が外側を向いた状態で円になって舞台に並ぶ。そこに、カルカロア国王がゆっくりとした足取りで近づいてきた。
「『国王選抜』に参加するものは、その拳をあげよ。辞退するものはそのまま沈黙を守るがいい」
国王がそう告げると、六人全員が力強く拳を天に突き上げた。
「心と行いともに正しく選抜に臨み、その力を発揮することを誓え!」
国王の言葉に、六人の領主はこぶしを突き上げたまま「おお!!」と応え、大広間を埋め尽くす人々は拍手喝采を浴びせた。
国王は声をやや低めて言う。
「『国王選抜』参加の宣誓、しかと受け取った。鑑定人を連れて領地に戻るがよい。六か月後、再びこの場所で相まみえよう」
楽団が壮麗な音楽を奏で出す。その音楽が流れる中、ゆっくりと国王は退出した。
六人の領主たちは舞台を降り、それぞれのところにやってきた鑑定人たちと話をしているようだ。
マヒロはとうとう選抜が始まるのだ、と思って何だか緊張するのを抑えられなかった。ニュエレンのダンゾは、一度はっきりとマヒロの顔を見て笑った。その顔は醜くはないのにマヒロは背中に何か嫌なものが走るのを感ぜずにはいられなかった。ハルタカの上着の裾をぎゅっと握りしめていると、ふわっと肩を抱いてくれる。
「大丈夫だマヒロ。私がいる、誰にもお前を害させない」
「‥うん、ありがと‥」
いつの間にか、国の大きな行事にも関わることになってしまった。ただの平凡な女子高生だったのに、私に何ができるだろう。出来る限りアーセルの力になりたいし、アーセルに王様になってもらいたい。アーセルみたいな王様だったらきっと国民だって幸せになるよね。
そんな事を考えていたマヒロのところにアーセルたちがやってきた。
「マヒロ様、龍人様、もう解散になりましたので帰っても大丈夫ですが‥まだ残られますか?」
「ううん、たくさん食べたし、帰るよ」
マヒロがそう答えた時である。
「アーセル様!」
と、やや甲高い少年のような声が響いてきた。
声の方を見やれば、ほっそりとした金髪のヒトが駆け寄ってきていた。着ているものは乳白色の上下揃いで、金色の豪勢な刺繍が施されている。上衣がひざ下まであり、その下には同じ色のズボン、足元は濃い茶色のショートブーツといういで立ちだ。
駆け寄りざま、ぎゅっとアーセルの腕に抱きついてきたのでマヒロは驚いた。
アーセルは冷静に挨拶を返す。
「ティルン様、お久しゅうございます」
ティルンと呼ばれたヒトは、アーセルの顔を見上げてニコッと笑った。
カ、かわいい‥男性アイドルみたいだな‥。マヒロはそう思いながらそのヒトを眺めた。
「選抜の間、僕がアーセル様の家に行くことになったんです。六か月よろしくお願いします!」
「そうですか。滞在はほとんどアツレンになりますから、寒さは厳しいと思いますが‥」
そう続けるアーセルの言葉を、ティルンは遮るようにして言った。
「大丈夫!たくさん防寒着も持っていきますし。陛下にお願いしてようやくお許しをもらえたので嬉しくて!明日にでも領主邸に伺いたいんですけどいいですか?」
アーセルは少しだけ眉を寄せたが、あくまで声は穏やかに対応した。
「‥アツレンに向かう時に、機工車でご一緒するのではなかったでしょうか?」
「うん、そうなんですけど、僕できるだけアーセル様と一緒に過ごしたくて!‥ダメでしょうか?」
ティルンは少ししょげた顔をしながらアーセルを見上げた。アーセルは後ろに控えていたルウェンを見やって、一つため息をついてから承諾をした。
ティルンは見るからに喜んでアーセルの身体にぎゅっと抱きつき「ありがとうございます!じゃあ明日伺いますね!」と言ってまた去っていった。
「何か、勢いのあるヒトだね‥」
と思わずマヒロが言うと、ルウェンが近づいてきて説明してくれた。
「あの方は国王陛下の第四子、ティルン様です。国王陛下のお子様方は選抜の間各領主を回るんですが、ティルン様はまだ十六歳と幼いことからご希望を叶える形でフェンドラに来られます」
ルウェンはいつも色々な事をさらりと説明してくれるのだが、このティルンの事を言っている時はなんとなく歯に物が挟まったような話し方をした。それに気づいたマヒロが、ん?という顔をすると、ルウェンがそっとマヒロに近づいてきて囁いた。
「‥ティルン様はアーセルを伴侶に望まれているんです。結構押しの強い方で‥」
「あ、そう、なんだ‥」
アーセルの事を好きな押しの強いヒトと、六か月一緒に暮らすのか‥。
マヒロは少し心配になってきた。結構、苦手なタイプかもしれない。
いや、いかん、まだちゃんと話してもないうちからそんなことを思うなんて失礼だ。年も近いんだし、友達‥とまではいかなくても意外と話してみたらいいヒトかもしれないし。
そう自分を戒めているマヒロの耳元で、今度はハルタカがそっと囁いた。
「今の者はシンリキシャだ。それほど強い力を持っているわけではないが、精神に干渉する力が多少はあるようだからマヒロは気をつけた方がいい」
え。なんか急に怖い話になってきた。
そう言えば攫われた時に私に何か催眠術みたいなのをかけたヒトは金髪のヒトだったっけ。
「シンリキシャって、どんな力を持ってるの?」
マヒロが尋ねるとハルタカはふむ、と少し考えてから答えてくれた。
「シンリキは、精神に干渉する力だ。コウリキシャであれば、心を病んだものの治療に携わったり失われた記憶を呼び戻したりすることもできる。ただシンリキはコウリキシャが少ない。大抵のシンリキシャはそこまで力がなく、何となくヒトに好かれやすいという特徴を持っているくらいだ。だからシンリキシャは商売をしていることも多いな」
「へえ‥あ、そう言えばタムも金髪だったね」
ピルカを売っているナシュとタムの事を思い出す。
「あの者にはほとんどシンリキはないな。・・今のティルンという者は、自分に好意を持たせるくらいの力があるように見えた。‥まあ、あまり害はないだろうが覚えておくに越したことはないだろう」
レイリキシャ、白髪黄色目のフェンドラ領主、アーセル。
同じくレイリキシャのルオタン領主、ハオル。年のころは三十歳くらいに見え、ややほっそりした体つきだ。
また同じくレイリキシャのダーマス領主、ガルン。年齢はあまりアーセルと変わらないようだ。ややがっしりとした体つきで、顔立ちは女性のように柔らかい。が、その黄色い目は鋭く光っている。
マリキシャ、エンセラ領主、ユニエ。豊かな波打つ黒髪を持った美しいヒトである。マヒロから見れば「ナイスバディ美女」のような見た目であった。
同じくマリキシャ、ニュエレン領主、ダンゾ。年齢は三十代半ばほどに見える。どの領主よりもがっしりとした体つきだ。背丈もハルタカと同じくらいに見えた。
(あいつが私をさらおうとしたやつか‥)
そう思えば、比較的整っている顔も凶悪に見えてくる。
最後の一人は唯一のシンリキシャ、アスレーン領主のシュラン。輝く金髪を高く結い上げ。マーメイドラインの白いドレスが映えている。年齢は二十歳前後に見えた。
全員が外側を向いた状態で円になって舞台に並ぶ。そこに、カルカロア国王がゆっくりとした足取りで近づいてきた。
「『国王選抜』に参加するものは、その拳をあげよ。辞退するものはそのまま沈黙を守るがいい」
国王がそう告げると、六人全員が力強く拳を天に突き上げた。
「心と行いともに正しく選抜に臨み、その力を発揮することを誓え!」
国王の言葉に、六人の領主はこぶしを突き上げたまま「おお!!」と応え、大広間を埋め尽くす人々は拍手喝采を浴びせた。
国王は声をやや低めて言う。
「『国王選抜』参加の宣誓、しかと受け取った。鑑定人を連れて領地に戻るがよい。六か月後、再びこの場所で相まみえよう」
楽団が壮麗な音楽を奏で出す。その音楽が流れる中、ゆっくりと国王は退出した。
六人の領主たちは舞台を降り、それぞれのところにやってきた鑑定人たちと話をしているようだ。
マヒロはとうとう選抜が始まるのだ、と思って何だか緊張するのを抑えられなかった。ニュエレンのダンゾは、一度はっきりとマヒロの顔を見て笑った。その顔は醜くはないのにマヒロは背中に何か嫌なものが走るのを感ぜずにはいられなかった。ハルタカの上着の裾をぎゅっと握りしめていると、ふわっと肩を抱いてくれる。
「大丈夫だマヒロ。私がいる、誰にもお前を害させない」
「‥うん、ありがと‥」
いつの間にか、国の大きな行事にも関わることになってしまった。ただの平凡な女子高生だったのに、私に何ができるだろう。出来る限りアーセルの力になりたいし、アーセルに王様になってもらいたい。アーセルみたいな王様だったらきっと国民だって幸せになるよね。
そんな事を考えていたマヒロのところにアーセルたちがやってきた。
「マヒロ様、龍人様、もう解散になりましたので帰っても大丈夫ですが‥まだ残られますか?」
「ううん、たくさん食べたし、帰るよ」
マヒロがそう答えた時である。
「アーセル様!」
と、やや甲高い少年のような声が響いてきた。
声の方を見やれば、ほっそりとした金髪のヒトが駆け寄ってきていた。着ているものは乳白色の上下揃いで、金色の豪勢な刺繍が施されている。上衣がひざ下まであり、その下には同じ色のズボン、足元は濃い茶色のショートブーツといういで立ちだ。
駆け寄りざま、ぎゅっとアーセルの腕に抱きついてきたのでマヒロは驚いた。
アーセルは冷静に挨拶を返す。
「ティルン様、お久しゅうございます」
ティルンと呼ばれたヒトは、アーセルの顔を見上げてニコッと笑った。
カ、かわいい‥男性アイドルみたいだな‥。マヒロはそう思いながらそのヒトを眺めた。
「選抜の間、僕がアーセル様の家に行くことになったんです。六か月よろしくお願いします!」
「そうですか。滞在はほとんどアツレンになりますから、寒さは厳しいと思いますが‥」
そう続けるアーセルの言葉を、ティルンは遮るようにして言った。
「大丈夫!たくさん防寒着も持っていきますし。陛下にお願いしてようやくお許しをもらえたので嬉しくて!明日にでも領主邸に伺いたいんですけどいいですか?」
アーセルは少しだけ眉を寄せたが、あくまで声は穏やかに対応した。
「‥アツレンに向かう時に、機工車でご一緒するのではなかったでしょうか?」
「うん、そうなんですけど、僕できるだけアーセル様と一緒に過ごしたくて!‥ダメでしょうか?」
ティルンは少ししょげた顔をしながらアーセルを見上げた。アーセルは後ろに控えていたルウェンを見やって、一つため息をついてから承諾をした。
ティルンは見るからに喜んでアーセルの身体にぎゅっと抱きつき「ありがとうございます!じゃあ明日伺いますね!」と言ってまた去っていった。
「何か、勢いのあるヒトだね‥」
と思わずマヒロが言うと、ルウェンが近づいてきて説明してくれた。
「あの方は国王陛下の第四子、ティルン様です。国王陛下のお子様方は選抜の間各領主を回るんですが、ティルン様はまだ十六歳と幼いことからご希望を叶える形でフェンドラに来られます」
ルウェンはいつも色々な事をさらりと説明してくれるのだが、このティルンの事を言っている時はなんとなく歯に物が挟まったような話し方をした。それに気づいたマヒロが、ん?という顔をすると、ルウェンがそっとマヒロに近づいてきて囁いた。
「‥ティルン様はアーセルを伴侶に望まれているんです。結構押しの強い方で‥」
「あ、そう、なんだ‥」
アーセルの事を好きな押しの強いヒトと、六か月一緒に暮らすのか‥。
マヒロは少し心配になってきた。結構、苦手なタイプかもしれない。
いや、いかん、まだちゃんと話してもないうちからそんなことを思うなんて失礼だ。年も近いんだし、友達‥とまではいかなくても意外と話してみたらいいヒトかもしれないし。
そう自分を戒めているマヒロの耳元で、今度はハルタカがそっと囁いた。
「今の者はシンリキシャだ。それほど強い力を持っているわけではないが、精神に干渉する力が多少はあるようだからマヒロは気をつけた方がいい」
え。なんか急に怖い話になってきた。
そう言えば攫われた時に私に何か催眠術みたいなのをかけたヒトは金髪のヒトだったっけ。
「シンリキシャって、どんな力を持ってるの?」
マヒロが尋ねるとハルタカはふむ、と少し考えてから答えてくれた。
「シンリキは、精神に干渉する力だ。コウリキシャであれば、心を病んだものの治療に携わったり失われた記憶を呼び戻したりすることもできる。ただシンリキはコウリキシャが少ない。大抵のシンリキシャはそこまで力がなく、何となくヒトに好かれやすいという特徴を持っているくらいだ。だからシンリキシャは商売をしていることも多いな」
「へえ‥あ、そう言えばタムも金髪だったね」
ピルカを売っているナシュとタムの事を思い出す。
「あの者にはほとんどシンリキはないな。・・今のティルンという者は、自分に好意を持たせるくらいの力があるように見えた。‥まあ、あまり害はないだろうが覚えておくに越したことはないだろう」
12
あなたにおすすめの小説
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる