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101 ジャクソン刀祢
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「別に、私は来たくてこの世界に来たわけでもないし、ここに連れて来てくれって頼んだわけでもないです。‥それなのに、果たすべき役割とかって言われるのはなんか‥ムカつく」
ソウガイは面白そうに片眉を少し上げてふふっとくぐもった笑い声をあげた。ハルタカはマヒロの遠慮のない物言いに、思わず抑え込むようにその両腕をしっかりと掴んでいた。
「‥まあ、当然の主張だな。遥か昔‥私もソウガイにそう言ったような気がするよ」
ソウガイの言葉にマヒロは首をかしげた。ソウガイ、はこの龍人の名前ではなかったか。
「ソウガイさんが、ソウガイさんに言った?んですか?」
ソウガイは、マヒロにそう問われてふっと顔から感情を消した。そして、金色の目を虚空を見るように泳がせた。
「私の前の『ソウガイ』だ。‥私は『ソウガイ』の記憶と能力を受け継いで新たな『ソウガイ』になった」
マヒロと、そしてハルタカも驚いて目を瞠った。
ハルタカが口を開く。
「最長老の記憶や能力は‥そうやって受け継がれてきたものなのですか‥?」
ソウガイはどう応えようかと少し迷ったふうを見せながらも、割合すぐにハルタカに答えた。
「‥そういう事が多いようだ。私の前の『ソウガイ』は八千年近く『ソウガイ』であったようだよ」
そう言うとソウガイはゆっくりと立ち上がった。左手を軽く回すように振れば、ソウガイが座っていた椅子も飲み終わったグラスもふっとその姿を消した。
そしてソウガイはマヒロの顔をじっと見つめた。
「カベワタリ。おのれの役割は何なのか、考えるがいい。不条理だ理不尽だと思っても、日本に帰れるわけではない。‥おそらく日本でのお前は死んでいるからな」
マヒロはぐっと息をのんだ。‥薄々は考えていたのだ。あの、スマホの通知を確かめた時。あの時自分は何がしかの事故に遭って、死んでいたのではないかと。
しかし、今はっきりと目の前で明言されると胸に迫るものがあった。自分はこの世界で生きるしかないのだ、と改めて突き付けられた気がした。
「だから、龍人の番いになるのは‥そうだね、十年ほど待ってもらおうか。百年に比べれば、十年はあっという間、瞬き一つの間だ。真にハルタカを愛しているというなら、待てるはずだな」
ソウガイはそう言うと少し身体を浮かせ、音もなくすうっとマヒロの近くに寄ってきた。思わず身体を強ばらせるマヒロの胸の前に、ソウガイが左手をかざす。
マヒロは胸が焼かれるように熱くなるのを感じて呻いた。
「うあ、ああ!」
マヒロの胸は真っ赤に色づき、そこから煙のような白いものが立ちのぼった。苦しむマヒロを見てハルタカが色をなした。
「何をする!」
ソウガイにつかみかかろうとしたハルタカだが、何故か全く体の自由が利かない。おそらくソウガイがハルタカの動きを阻んでいるのだろうが、それはハルタカが渾身のタツリキをこめても太刀打ちできないほどの圧倒的な力だった。
しばらくすると、真っ赤に灼けたようなマヒロの胸の中から、銀色の楕円形のものが浮かび出てきた。ハルタカはそれを見て思わず言った。
「龍鱗‥!」
「そう、龍鱗。やはり番いの素質を持っていたな。‥このマヒロの龍鱗は、十年の間私が預かっておく。それまでにお前たちがセックス‥性交をしても番えないよ」
ソウガイはそう言って鈍く輝く楕円形の龍鱗を、左手でぎゅっと握り込むようにした。次にソウガイが手を開いた時、もうそこに龍鱗はなかった。
マヒロは未だに胸を灼かれたような、熱く鋭い痛みを堪えながらソウガイを見た。ソウガイの顔にはもう何の感情ものっていない。淡々と自分がやるべきことをやっている、というような顔でしかなかった。
同じ日本から、しかも自分がいた時よりも未来からやってきて、この世界に五千年以上も生きてきたソウガイ。聞きたいことはもっとたくさんある上、なぜマヒロが番いになるのを阻止されたのかその理由も訊けていない。どうにかして言葉をかけたいのだが、あまりの衝撃と痛みで口を開くこともできない。
そんなマヒロに気づいているのかいないのか、ソウガイはまたすうっと少し高く浮かんだ。そして平坦な声で告げた。
「では、十年後に」
そしてソウガイの姿はふっと消えた。
ハルタカは、未だに痛みに苦しむマヒロを抱き上げて寝台に寝かせた。赤く染まっているマヒロの胸に手を置いて、静かにタツリキを流してみる。すると少しずつそこから赤みが抜け始め、マヒロの苦しそうだった呼吸が安らかになっていくのがわかった。
「‥マヒロ、痛みはもう引いたか?」
そう言ってハルタカがマヒロの顔を覗き込むと、マヒロは目じりに涙を少し浮かべたまま深い眠りについていた。身体の中におさまっていた龍鱗を、無理矢理に抜き取られたのだ。かなりのダメージを身体が受けているに違いない。ハルタカはマヒロの身体が癒えたと思えるまでタツリキを流し込み続けた。
ソウガイは地上も見えぬほどの遥か上空で、マヒロの龍鱗を弄んだ。銀色に輝く鱗。自分にはもたらされなかったもの。
五千年も遥か昔の、『ソウガイ』の姿が、脳内のデータを探れば鮮やかによみがえる。
龍人にたがわず美しかった。とてももう役目を終えて身体が消滅しそうになっているものだとは思えなかった。
ソウガイ‥日本にいた時の名前は、ジャクソン刀祢。イギリス人を父に持つ日本国籍の若者だった。大学に入ったばかりの刀祢は、一人暮らしのマンションの階段から転げ落ちた時、この世界に呼ばれた。
日本の自分は、あの時おそらく死んだのだろう。
刀祢の目の前に現れた銀髪の美丈夫は、変わっていく刀祢の銀髪と翠色の目を見て言った。
「ああ、ようやく、次の器が来たのか」
と。
刀祢にはその時、意味は解らなかった。
だがその後、自分を世話してくれる『ソウガイ』を刀祢は好きになった。自分の気持ちも伝えた。だが、『ソウガイ』は悲しげに首を振るばかりだった。
「私の身体はもう持たない。‥お前に『ソウガイ』を継承したら私は消えるんだ。‥『ソウガイ』には、番いがいない」
どんなに願っても迫っても、『ソウガイ』が刀祢の気持ちに答えてくれることはなかった。
『ソウガイ』と刀祢が身体を重ねたのはたった一度きり。
身体を重ね、『ソウガイ』から精を流し込まれた時、刀祢は自分が『ソウガイ』になったことを実感した。
両腕に抱きしめていた『ソウガイ』の身体はかき消えて、『ソウガイ』の膨大なる記憶とその能力が刀祢‥新たなソウガイに渡されていた。
何年‥何十年何百年、自分の運命を呪っただろう。受け継いだ『ソウガイ』の記憶をたどれば、『ソウガイ』が自分を愛おしく思ってくれていたことも知れた。それが余計にソウガイの心を昏くさせた。
縁もゆかりもない、この世界を、なぜ自分が背負わねばならぬのか。唯一、愛した者の命と引き換えにしてまで。
千年ほどはそんな疑問を抱いていたように思う。その間に、番いに拒まれて彷徨う龍となった龍人をも見た。
悲しい存在。自分と、どちらの方が虚しい存在だろう。
ただ心をなくして彷徨っている龍の方が、自分よりも自由であるような気がした。
気の遠くなるような悠久の時を生きるソウガイ。なのに、ソウガイには番いは存在しない。ソウガイの継承が、性交をもって行われるからだ。あえて言うならソウガイの番いは、次代のソウガイなのだ。
継承までのたった一年と、たった一度きりの触れ合い。これまで代々の『ソウガイ』に許されているのはそれだけであった。
ヒトの方が、よほど愛に満ちた生涯を送る。
ソウガイはそう思っていた。この永い時の中で色々なヒトを見てきたが、様々な愛があった。それは、どれも美しく気高いものだった。
次代のソウガイのありようを想う。次代のソウガイは、これまでとは違う形で継承されそうだ。おのれのような思いをすることはないだろう。
‥‥それがいいことなのかそうでないのかはソウガイにはわからないが。
空に浮かばせた龍鱗を眺める。
‥自分の行動は、悋気だろうか。番いを持ち得なかった自分が、日本から来て龍人の番いになろうとしているあの少女に対して、悋気を覚えているのだろうか。
そこまで考えた時はるか遠くに火山活動を感じ、すぐに龍鱗をしまって移動した。
まだ、自分には「役割」がある。
『ソウガイ』と交わした約束を守るために、ソウガイは目の前の問題に集中した。
ソウガイは面白そうに片眉を少し上げてふふっとくぐもった笑い声をあげた。ハルタカはマヒロの遠慮のない物言いに、思わず抑え込むようにその両腕をしっかりと掴んでいた。
「‥まあ、当然の主張だな。遥か昔‥私もソウガイにそう言ったような気がするよ」
ソウガイの言葉にマヒロは首をかしげた。ソウガイ、はこの龍人の名前ではなかったか。
「ソウガイさんが、ソウガイさんに言った?んですか?」
ソウガイは、マヒロにそう問われてふっと顔から感情を消した。そして、金色の目を虚空を見るように泳がせた。
「私の前の『ソウガイ』だ。‥私は『ソウガイ』の記憶と能力を受け継いで新たな『ソウガイ』になった」
マヒロと、そしてハルタカも驚いて目を瞠った。
ハルタカが口を開く。
「最長老の記憶や能力は‥そうやって受け継がれてきたものなのですか‥?」
ソウガイはどう応えようかと少し迷ったふうを見せながらも、割合すぐにハルタカに答えた。
「‥そういう事が多いようだ。私の前の『ソウガイ』は八千年近く『ソウガイ』であったようだよ」
そう言うとソウガイはゆっくりと立ち上がった。左手を軽く回すように振れば、ソウガイが座っていた椅子も飲み終わったグラスもふっとその姿を消した。
そしてソウガイはマヒロの顔をじっと見つめた。
「カベワタリ。おのれの役割は何なのか、考えるがいい。不条理だ理不尽だと思っても、日本に帰れるわけではない。‥おそらく日本でのお前は死んでいるからな」
マヒロはぐっと息をのんだ。‥薄々は考えていたのだ。あの、スマホの通知を確かめた時。あの時自分は何がしかの事故に遭って、死んでいたのではないかと。
しかし、今はっきりと目の前で明言されると胸に迫るものがあった。自分はこの世界で生きるしかないのだ、と改めて突き付けられた気がした。
「だから、龍人の番いになるのは‥そうだね、十年ほど待ってもらおうか。百年に比べれば、十年はあっという間、瞬き一つの間だ。真にハルタカを愛しているというなら、待てるはずだな」
ソウガイはそう言うと少し身体を浮かせ、音もなくすうっとマヒロの近くに寄ってきた。思わず身体を強ばらせるマヒロの胸の前に、ソウガイが左手をかざす。
マヒロは胸が焼かれるように熱くなるのを感じて呻いた。
「うあ、ああ!」
マヒロの胸は真っ赤に色づき、そこから煙のような白いものが立ちのぼった。苦しむマヒロを見てハルタカが色をなした。
「何をする!」
ソウガイにつかみかかろうとしたハルタカだが、何故か全く体の自由が利かない。おそらくソウガイがハルタカの動きを阻んでいるのだろうが、それはハルタカが渾身のタツリキをこめても太刀打ちできないほどの圧倒的な力だった。
しばらくすると、真っ赤に灼けたようなマヒロの胸の中から、銀色の楕円形のものが浮かび出てきた。ハルタカはそれを見て思わず言った。
「龍鱗‥!」
「そう、龍鱗。やはり番いの素質を持っていたな。‥このマヒロの龍鱗は、十年の間私が預かっておく。それまでにお前たちがセックス‥性交をしても番えないよ」
ソウガイはそう言って鈍く輝く楕円形の龍鱗を、左手でぎゅっと握り込むようにした。次にソウガイが手を開いた時、もうそこに龍鱗はなかった。
マヒロは未だに胸を灼かれたような、熱く鋭い痛みを堪えながらソウガイを見た。ソウガイの顔にはもう何の感情ものっていない。淡々と自分がやるべきことをやっている、というような顔でしかなかった。
同じ日本から、しかも自分がいた時よりも未来からやってきて、この世界に五千年以上も生きてきたソウガイ。聞きたいことはもっとたくさんある上、なぜマヒロが番いになるのを阻止されたのかその理由も訊けていない。どうにかして言葉をかけたいのだが、あまりの衝撃と痛みで口を開くこともできない。
そんなマヒロに気づいているのかいないのか、ソウガイはまたすうっと少し高く浮かんだ。そして平坦な声で告げた。
「では、十年後に」
そしてソウガイの姿はふっと消えた。
ハルタカは、未だに痛みに苦しむマヒロを抱き上げて寝台に寝かせた。赤く染まっているマヒロの胸に手を置いて、静かにタツリキを流してみる。すると少しずつそこから赤みが抜け始め、マヒロの苦しそうだった呼吸が安らかになっていくのがわかった。
「‥マヒロ、痛みはもう引いたか?」
そう言ってハルタカがマヒロの顔を覗き込むと、マヒロは目じりに涙を少し浮かべたまま深い眠りについていた。身体の中におさまっていた龍鱗を、無理矢理に抜き取られたのだ。かなりのダメージを身体が受けているに違いない。ハルタカはマヒロの身体が癒えたと思えるまでタツリキを流し込み続けた。
ソウガイは地上も見えぬほどの遥か上空で、マヒロの龍鱗を弄んだ。銀色に輝く鱗。自分にはもたらされなかったもの。
五千年も遥か昔の、『ソウガイ』の姿が、脳内のデータを探れば鮮やかによみがえる。
龍人にたがわず美しかった。とてももう役目を終えて身体が消滅しそうになっているものだとは思えなかった。
ソウガイ‥日本にいた時の名前は、ジャクソン刀祢。イギリス人を父に持つ日本国籍の若者だった。大学に入ったばかりの刀祢は、一人暮らしのマンションの階段から転げ落ちた時、この世界に呼ばれた。
日本の自分は、あの時おそらく死んだのだろう。
刀祢の目の前に現れた銀髪の美丈夫は、変わっていく刀祢の銀髪と翠色の目を見て言った。
「ああ、ようやく、次の器が来たのか」
と。
刀祢にはその時、意味は解らなかった。
だがその後、自分を世話してくれる『ソウガイ』を刀祢は好きになった。自分の気持ちも伝えた。だが、『ソウガイ』は悲しげに首を振るばかりだった。
「私の身体はもう持たない。‥お前に『ソウガイ』を継承したら私は消えるんだ。‥『ソウガイ』には、番いがいない」
どんなに願っても迫っても、『ソウガイ』が刀祢の気持ちに答えてくれることはなかった。
『ソウガイ』と刀祢が身体を重ねたのはたった一度きり。
身体を重ね、『ソウガイ』から精を流し込まれた時、刀祢は自分が『ソウガイ』になったことを実感した。
両腕に抱きしめていた『ソウガイ』の身体はかき消えて、『ソウガイ』の膨大なる記憶とその能力が刀祢‥新たなソウガイに渡されていた。
何年‥何十年何百年、自分の運命を呪っただろう。受け継いだ『ソウガイ』の記憶をたどれば、『ソウガイ』が自分を愛おしく思ってくれていたことも知れた。それが余計にソウガイの心を昏くさせた。
縁もゆかりもない、この世界を、なぜ自分が背負わねばならぬのか。唯一、愛した者の命と引き換えにしてまで。
千年ほどはそんな疑問を抱いていたように思う。その間に、番いに拒まれて彷徨う龍となった龍人をも見た。
悲しい存在。自分と、どちらの方が虚しい存在だろう。
ただ心をなくして彷徨っている龍の方が、自分よりも自由であるような気がした。
気の遠くなるような悠久の時を生きるソウガイ。なのに、ソウガイには番いは存在しない。ソウガイの継承が、性交をもって行われるからだ。あえて言うならソウガイの番いは、次代のソウガイなのだ。
継承までのたった一年と、たった一度きりの触れ合い。これまで代々の『ソウガイ』に許されているのはそれだけであった。
ヒトの方が、よほど愛に満ちた生涯を送る。
ソウガイはそう思っていた。この永い時の中で色々なヒトを見てきたが、様々な愛があった。それは、どれも美しく気高いものだった。
次代のソウガイのありようを想う。次代のソウガイは、これまでとは違う形で継承されそうだ。おのれのような思いをすることはないだろう。
‥‥それがいいことなのかそうでないのかはソウガイにはわからないが。
空に浮かばせた龍鱗を眺める。
‥自分の行動は、悋気だろうか。番いを持ち得なかった自分が、日本から来て龍人の番いになろうとしているあの少女に対して、悋気を覚えているのだろうか。
そこまで考えた時はるか遠くに火山活動を感じ、すぐに龍鱗をしまって移動した。
まだ、自分には「役割」がある。
『ソウガイ』と交わした約束を守るために、ソウガイは目の前の問題に集中した。
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