59 / 88
求めていたモノ
4.2
しおりを挟む「ふっふふ~ん♡」
シャワーをしながらお風呂のお湯を張り、日焼け止めで綺麗に落書きを落として肩まで浸かる。
鼻歌を歌ってあったまっていると、いきなり風呂場の扉が開いた。
「はぁっ!?」
「調べたら日焼け止めが良いって!お前一人だけ落としやがって!」
どうやら着替えを持ってきていたらしく、服を脱ぎ始める相原。
思わず身体を隠して背中を向けていると、勝手にシャワーで身体を洗い始めていく。
「やっと落ちた!」
顔の落書きを落として、満足そうに浴槽へ入ってくる。
何を考えてるんだこいつは。
「いや~、俺皐月がそんなに積極的な子だと思って無かったよ」
背後から私を抱きしめて嬉しそうにしている。
相原の大きな手が胸に当たると、私の心臓ははちきれそうな程に動いた。
「何言ってんの、積極的なの相原でしょ!」
「あんな見える所にコンドームの新箱置いて、朝方なんか俺に抱きついて寝てたんだよ?いや~、可愛いねぇ」
そう言いながら、右手で私の乳首を触る。思わず声が漏れると、左手でゆっくりとクリを触り始めた。
「ちょ…まっ…、あっ」
「気持ちいいの?」
首筋をゆっくりと舐めて、耳をクチュクチュと音を立てて舐め始める。
あまりの快感と胸の高鳴りに、失神してしまいそうな程。
「やめ…っ」
「やめてあげない」
耐えられずに絶頂を迎えると、お風呂場から私を連れ出し、私の濡れた身体をタオルで拭くと、何度もキスを交わす。
「俺の事男として見てくれてるって事でしょ?だからやめてあげない」
普段のアホ丸出しの相原とは思えない程、フェロモン出しまくりの姿に抵抗等できるはずもなく。
私の部屋までお姫様抱っこをして連れて行き、私を寝かすと身体中にキスをしてクンニをし始める。
「や…、あっ…!」
クリを攻めてきたり、舌を中に入れながらクリを触ってきたり。
何度もイッてしまう程に上手い。
「ねぇ、響って呼んでよ。」
「ひ…、ひび…き…」
名前を呼ぶと、満足そうに手マンを始める相原。早く挿れて欲しい程に身体は火照り、涙目で相原を見ると、
「挿れて下さいは?」
まさかの言葉攻めまでしてきた。
「挿れて下さい…あぁっ、ちょ、ひゃ…」
素早くゴムを着けて激しくピストンをし始める。
対位をバックに変えると、挿れながらクリを触ってきて、喘ぎ声を抑えられない。
「好きだよ、皐月」
行為中に何度も囁いて、出した後も私に抱きついて離れようとしない。
終わったらすぐに離れて服を着る男しか居なかったのに。
「大好きだよ」
そんな言葉を囁いて、裸で抱きしめて寝ていく人など初めてで。
感じた事がない程、私の心は満たされていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
皇帝は虐げられた身代わり妃の瞳に溺れる
えくれあ
恋愛
丞相の娘として生まれながら、蔡 重華は生まれ持った髪の色によりそれを認められず使用人のような扱いを受けて育った。
一方、母違いの妹である蔡 鈴麗は父親の愛情を一身に受け、何不自由なく育った。そんな鈴麗は、破格の待遇での皇帝への輿入れが決まる。
しかし、わがまま放題で育った鈴麗は輿入れ当日、後先を考えることなく逃げ出してしまった。困った父は、こんな時だけ重華を娘扱いし、鈴麗が見つかるまで身代わりを務めるように命じる。
皇帝である李 晧月は、後宮の妃嬪たちに全く興味を示さないことで有名だ。きっと重華にも興味は示さず、身代わりだと気づかれることなくやり過ごせると思っていたのだが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる