11 / 99
1章 青年期
8話 笑い傷のダリオ
しおりを挟む
自由都市ファロンの郊外で男が2人、暇を持て余していた。
「兄貴……本当に来るんですかね?」
若い方の男が、口を開いた。
この男はギネスという冒険者だ。駆け出しのため、まだ異名は付いていない。年の頃は二十歳になるやならざるやと言ったところだ。
茶色の髪色の、いかにも生意気そうな若者である。
「さあな……」
兄貴と呼ばれた、やや年嵩の男が寝そべりながら答えた。こちらも若い。20代の半ば頃だろう。
彼は猟犬クリフと呼ばれる凄腕の賞金稼ぎだ。その筋では有名で、彼に追われた賞金首で逃れ得た者は無いとすら言われている。
彼らは僅か数件先の農家を見張り続けている。
今この農家では、葬儀が執り行われている。老婆が亡くなったのだ。
この老婆はダリオという賞金首の実母なのである。
笑い傷のダリオと言えば何人も殺し、金品を奪う凶悪な犯罪者だ。実に19000ダカットの賞金が掛かっている。
クリフがダリオの実母が亡くなったと聞いたのは偶然だった。
クリフはダリオが母親の葬儀に顔を出すのではないかと思い立ち、ギネスを誘って張り込みを始め、もう丸1日以上見張りを続けている。
今回、珍しくクリフがギネスを誘ったのは、単純に張り込みの手が足りなかった為である。いかにクリフでも、集中力を切らさずに周囲の気配を探り続けることはできない。休憩中の交代要員が必要だったのだ。
それでもギネスは兄貴分のクリフから頼られたと思い、やる気に満ち溢れている。
…………
数時間、経過した。
「兄貴、やっぱり来ねえんじゃないですかい?」
ギネスがぼやく。その顔には隠しようもない疲労がにじみ出ている。
張り込みとはじっとしていれば良いと思われがちだが、対象を見張り続けるというのは大変な気力が必要となる。
「かもな……」
クリフはギネスに金を渡し、何か食べ物を買ってくるように指示をした。
少しでも歩けば気分転換にもなるだろう。
…………
クリフは一人で考える。
ギネスの言う通り、ダリオのような凶悪犯が母親の葬儀に顔など出すはずが無い。
他人を何人も殺した男には母親の死など何とも思わないのではないか。
このような待ち伏せの機会に賞金首が姿を現すリスクを犯すはずも無いだろう。
だが、だがしかし……クリフは肉親の情、母親への愛情と言うものを捨てきれるものだろうかとも思う。
クリフは11才の時に故郷の村を襲撃され、肉親という者が一人もいない。天涯孤独の身の上だ。
だからこそ……肉親の情というものに憧れ、尊いものだと信じているのだ。
…………
火葬の火が消えた。
葬儀が終わったようだ。
荼毘に付した遺灰を集め、墓に埋めれば弔いは終わる。
この地域では火葬と土葬があるが、都市部では普通、火葬が一般的だ。疫病を防ぐ意味がある。
雨が、降ってきた。
…………
「兄貴、帰りましょうか。こんなこともありますぜ。」
戻ってきたギネスがクリフに声を掛けた。
「いや、まだだ。墓に移動するぞ。」
ギネスは「うへえ」と舌を出したが、素直に従った。ギネスが買ってきた串焼きを噛じりながら2人は見張りを続ける。
もうすっかり日は暮れた。
…………
夜も更けた墓場に何者かが現れた。
クリフが「あれを見ろ」とギネスを促す。人影が真新しい白木の墓標の前に立っていた。
「お出ましだ。ギネス、俺が裏から声を掛ける。墓地の入口を固めろ。」
クリフは指示を出すと、夜の闇に溶け込んでいく。何か特別な歩法なのだろうか、足音を見事に消している。
闇に潜みながらクリフはじっと男の様子を伺う。
ダリオは口の端から左右に刀痕があり、ピエロの笑い化粧の様に見えるらしい。笑い傷という異名の由来だ。
しかし、男は口元に布を巻いている。これでは確認ができない。
……仕方がない。声を掛けるか。
万が一にも人違いで殺してしまっては、逆にクリフが賞金首のおたずね者になってしまう。
音もなく近づき「おいダリオ」と声を掛けた。
男は返答もなく細身の剣でクリフに突きかかってきた。
剣を難なく躱わすが、ガツンと逆側から骨に響くような衝撃を受けた。
……殴られた!?
クリフは墓を盾にしながら追撃を逃れ、墓を挟んで男と対峙した。
……二刀流?……鞘か。
男は右に剣を抜き、左に鞘を持って構えている。鞘は鉄鐺(てつこじり)と幾重にも鉄環(てつかん)を嵌め、鉄の棍棒のような迫力がある。
殴られた右肩がズキズキと傷む。長引けば不利だ。
クリフは目の前の墓を足場にし、高く飛んだ。
高い位置から剣を振るう。
クリフの持つ直剣は基本的に突くもので、振り回したり切りつけたりすると、すぐに刃が欠けたり折れたりしてしまうが、クリフには狙いがあった。
カキィと金属音を立てて剣は鞘に防がれた……が、そのまま鞘伝いにガリガリと刃を滑らせて男の拳を傷つけた。クリフは咄嗟に、鞘に拳を守る鍔が無いのを見て狙ったのだ。
しかし、浅い。
右肩の痛み故か、クリフの斬撃は男の拳を掠めただけだ。着地を狙って男が迫ろうとする。
しかし、男の背後から「ダリオだぞっ! 捕まえろっ!」と声がしたために動きが止まった。ギネスだ。
その隙を見逃すクリフではない。次の瞬間にはドンッと形容しがたい音と共に、クリフの剣が男の腹を裂いた。
「畜生っ、畜生め……」
男はずるりと臓物をこぼしながら、ふらふらと歩きまわる。必死で何かを探しているようだ。
そして、男は真新しい白木の墓標に寄りかかり、死んだ。
顔を改めると傷がある。ダリオだ。
「兄貴っ! やりやしたね! 本当に来やがった!」
「ギネス、助かったぞ。」
駆け寄ってくるギネスにクリフが礼を述べた。
ギネスは「いやー、大したこと無いですよ」とか言いながらも喜んでいる。彼なりにクリフの役にたてたのが嬉しいのだ。
「母親か……」
ダリオの亡骸を見て、クリフがぽつりと呟いた。
………………
その後、2人はダリオの遺骸を衛兵に引き渡し、酒場で祝杯を上げた。
「なあ、ギネス……お前、両親は?」
「生きてますよ。上の兄貴が嫁さん貰って面倒見てます。もう2年も会ってませんや。」
紛らわしいが、この場合の兄貴とは実の兄のことだろう。
ギネスの腰にはダリオの鉄鞘が吊るされている。ギネスはこの隠し武器を気に入り、自らの物としたのだ。
「そうか……たまには顔を出してやるんだな。」
ギネスはクリフの言葉に「うーん」と唸る。
「俺に異名がついて、一人前になってからにしますよ。」
「そうか……。」
これ以上クリフに言うことはない。
……母親の情ってのは良いもんなんだろ? 俺は、それを利用してダリオを殺った。死んだ両親が、今の俺を見たら……どう思うんだろうか…?
クリフはぼんやりと両親を思い出していた。
隣ではギネスが、いつまでも酒場のマスターに自慢話を繰り返していた。
「兄貴……本当に来るんですかね?」
若い方の男が、口を開いた。
この男はギネスという冒険者だ。駆け出しのため、まだ異名は付いていない。年の頃は二十歳になるやならざるやと言ったところだ。
茶色の髪色の、いかにも生意気そうな若者である。
「さあな……」
兄貴と呼ばれた、やや年嵩の男が寝そべりながら答えた。こちらも若い。20代の半ば頃だろう。
彼は猟犬クリフと呼ばれる凄腕の賞金稼ぎだ。その筋では有名で、彼に追われた賞金首で逃れ得た者は無いとすら言われている。
彼らは僅か数件先の農家を見張り続けている。
今この農家では、葬儀が執り行われている。老婆が亡くなったのだ。
この老婆はダリオという賞金首の実母なのである。
笑い傷のダリオと言えば何人も殺し、金品を奪う凶悪な犯罪者だ。実に19000ダカットの賞金が掛かっている。
クリフがダリオの実母が亡くなったと聞いたのは偶然だった。
クリフはダリオが母親の葬儀に顔を出すのではないかと思い立ち、ギネスを誘って張り込みを始め、もう丸1日以上見張りを続けている。
今回、珍しくクリフがギネスを誘ったのは、単純に張り込みの手が足りなかった為である。いかにクリフでも、集中力を切らさずに周囲の気配を探り続けることはできない。休憩中の交代要員が必要だったのだ。
それでもギネスは兄貴分のクリフから頼られたと思い、やる気に満ち溢れている。
…………
数時間、経過した。
「兄貴、やっぱり来ねえんじゃないですかい?」
ギネスがぼやく。その顔には隠しようもない疲労がにじみ出ている。
張り込みとはじっとしていれば良いと思われがちだが、対象を見張り続けるというのは大変な気力が必要となる。
「かもな……」
クリフはギネスに金を渡し、何か食べ物を買ってくるように指示をした。
少しでも歩けば気分転換にもなるだろう。
…………
クリフは一人で考える。
ギネスの言う通り、ダリオのような凶悪犯が母親の葬儀に顔など出すはずが無い。
他人を何人も殺した男には母親の死など何とも思わないのではないか。
このような待ち伏せの機会に賞金首が姿を現すリスクを犯すはずも無いだろう。
だが、だがしかし……クリフは肉親の情、母親への愛情と言うものを捨てきれるものだろうかとも思う。
クリフは11才の時に故郷の村を襲撃され、肉親という者が一人もいない。天涯孤独の身の上だ。
だからこそ……肉親の情というものに憧れ、尊いものだと信じているのだ。
…………
火葬の火が消えた。
葬儀が終わったようだ。
荼毘に付した遺灰を集め、墓に埋めれば弔いは終わる。
この地域では火葬と土葬があるが、都市部では普通、火葬が一般的だ。疫病を防ぐ意味がある。
雨が、降ってきた。
…………
「兄貴、帰りましょうか。こんなこともありますぜ。」
戻ってきたギネスがクリフに声を掛けた。
「いや、まだだ。墓に移動するぞ。」
ギネスは「うへえ」と舌を出したが、素直に従った。ギネスが買ってきた串焼きを噛じりながら2人は見張りを続ける。
もうすっかり日は暮れた。
…………
夜も更けた墓場に何者かが現れた。
クリフが「あれを見ろ」とギネスを促す。人影が真新しい白木の墓標の前に立っていた。
「お出ましだ。ギネス、俺が裏から声を掛ける。墓地の入口を固めろ。」
クリフは指示を出すと、夜の闇に溶け込んでいく。何か特別な歩法なのだろうか、足音を見事に消している。
闇に潜みながらクリフはじっと男の様子を伺う。
ダリオは口の端から左右に刀痕があり、ピエロの笑い化粧の様に見えるらしい。笑い傷という異名の由来だ。
しかし、男は口元に布を巻いている。これでは確認ができない。
……仕方がない。声を掛けるか。
万が一にも人違いで殺してしまっては、逆にクリフが賞金首のおたずね者になってしまう。
音もなく近づき「おいダリオ」と声を掛けた。
男は返答もなく細身の剣でクリフに突きかかってきた。
剣を難なく躱わすが、ガツンと逆側から骨に響くような衝撃を受けた。
……殴られた!?
クリフは墓を盾にしながら追撃を逃れ、墓を挟んで男と対峙した。
……二刀流?……鞘か。
男は右に剣を抜き、左に鞘を持って構えている。鞘は鉄鐺(てつこじり)と幾重にも鉄環(てつかん)を嵌め、鉄の棍棒のような迫力がある。
殴られた右肩がズキズキと傷む。長引けば不利だ。
クリフは目の前の墓を足場にし、高く飛んだ。
高い位置から剣を振るう。
クリフの持つ直剣は基本的に突くもので、振り回したり切りつけたりすると、すぐに刃が欠けたり折れたりしてしまうが、クリフには狙いがあった。
カキィと金属音を立てて剣は鞘に防がれた……が、そのまま鞘伝いにガリガリと刃を滑らせて男の拳を傷つけた。クリフは咄嗟に、鞘に拳を守る鍔が無いのを見て狙ったのだ。
しかし、浅い。
右肩の痛み故か、クリフの斬撃は男の拳を掠めただけだ。着地を狙って男が迫ろうとする。
しかし、男の背後から「ダリオだぞっ! 捕まえろっ!」と声がしたために動きが止まった。ギネスだ。
その隙を見逃すクリフではない。次の瞬間にはドンッと形容しがたい音と共に、クリフの剣が男の腹を裂いた。
「畜生っ、畜生め……」
男はずるりと臓物をこぼしながら、ふらふらと歩きまわる。必死で何かを探しているようだ。
そして、男は真新しい白木の墓標に寄りかかり、死んだ。
顔を改めると傷がある。ダリオだ。
「兄貴っ! やりやしたね! 本当に来やがった!」
「ギネス、助かったぞ。」
駆け寄ってくるギネスにクリフが礼を述べた。
ギネスは「いやー、大したこと無いですよ」とか言いながらも喜んでいる。彼なりにクリフの役にたてたのが嬉しいのだ。
「母親か……」
ダリオの亡骸を見て、クリフがぽつりと呟いた。
………………
その後、2人はダリオの遺骸を衛兵に引き渡し、酒場で祝杯を上げた。
「なあ、ギネス……お前、両親は?」
「生きてますよ。上の兄貴が嫁さん貰って面倒見てます。もう2年も会ってませんや。」
紛らわしいが、この場合の兄貴とは実の兄のことだろう。
ギネスの腰にはダリオの鉄鞘が吊るされている。ギネスはこの隠し武器を気に入り、自らの物としたのだ。
「そうか……たまには顔を出してやるんだな。」
ギネスはクリフの言葉に「うーん」と唸る。
「俺に異名がついて、一人前になってからにしますよ。」
「そうか……。」
これ以上クリフに言うことはない。
……母親の情ってのは良いもんなんだろ? 俺は、それを利用してダリオを殺った。死んだ両親が、今の俺を見たら……どう思うんだろうか…?
クリフはぼんやりと両親を思い出していた。
隣ではギネスが、いつまでも酒場のマスターに自慢話を繰り返していた。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
【完結】俺が信長で、幼馴染が吉乃と濃姫!? ~転生幼馴染トリオ、本能寺フラグ回避して戦国スローライフ目指します
月影 流詩亜
ファンタジー
事故で転生したのは、まさかの織田信長!?
しかも、隣にいたはずの可愛い幼馴染(双子)も、なぜか信長の側室「吉乃」と正室「濃姫」に!
史実の本能寺フラグを回避するため、うつけの仮面の下、三人は秘密の同盟を結ぶ。
現代知識と絆を武器に、戦国スローライフを目指すサバイバル開幕!
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる