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2章 壮年期
10話 失われた純潔 下
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春が終わり、夏を迎える頃に、戦に出向いていたクロフト村の従士2人が帰還した。
彼らは負傷兵を10人ほど連れ帰ってきており、2人の従士のうち1人は深手を負っている。
「戦場に出たのか?」
「はい、4人死にました。」
クリフが無事な方の従士に声を掛けると、苦々しい顔をしながら被害状況を説明した。
「2度ほど戦いましたが敵は城に籠(こも)るばかりで戦になりません。この被害は城を力攻めした時のものです。」
「叔父上は苦戦中か……」
クリフは取り合えず負傷兵たちの傷を確認し、歩けそうな者は家に返し、深手の者は屋敷で休ませ家の者を迎えに呼んだ。
数日後、残念なことに負傷した従士と兵士が1人、傷がもとで死んでしまった。
彼らも戦後は戦死扱いになるだろう。
帰還した従士は1日だけ休みをとり、再度兵を募る。
彼は負傷兵を送り届けるとともに、戦力の補充が目的でもあったのだろうが、2度目の動員では大した数は集まらない。
結局は10人少々を引き連れ、数日後には戦地に向かって行った。
彼らは始めの動員令に応じなかっただけあり、病み上がりであったり装備が劣っていたりとあまり勇ましげには見えない。
……まぁ、弱兵でも数が揃えば使いようはあるだろ。
クリフは従士を見送った後にクロフツ村とクラフ村に落武者に警戒せよと指示を出した。
もともとある程度の警戒はしているが、村の戦力が極端に低下した今、落武者や野盗が集団で現れては危険だ。
クロフト村は主要街道からは外れた山中の盆地であり、戦地からも遠いため、落武者の類いはまだ現れていないが警戒は必要である。
クリフは若年者との工事も中止し、従者たちと村の警戒をすることにした。
これは2度目の動員で村の労働力が低下したため、若年者を労働力とするためでもある。
農事が疎(おろそ)かになれば飯が食えないのだ。
クリフはクロフト村から主要街道へ結ぶ道を調べ、3人の従者と村のほど近い場所で警備に当たる。
幸いにも道は馬車が1台通れる程度の広さであり、4人でも十分にカバーできる。
夜間は村の者と交代である。
こちらは交代制とし、なるべく村民に負担がかからないように配慮をした。
………………
1月後
道の警備を続けていたクリフは人の気配を感じた。
騎馬はおらず、徒歩のみである。
時間は夕暮れを迎えようとする頃だ。旅人が宿を求めてクロフト村を訪ねてくることも稀ではあるが無いことではない。
クリフは無言で3人に指示を出す。
こうした場合の訓練は徹底しており、3人ともすぐに配置についた。
クリフとゲリーが道を守り、バーニーとジーナは隠れて様子を窺うのだ。
ちなみに、今回の警備にあたり、道の幅一杯に柵を設け、騎馬などが強行突破できぬような工夫も整っている。
ゲリーは中々に器用で、彼が主体となって造った柵の出来栄えは馬鹿にできぬものである。
この手際の良さは、以前クロフツ村に作られていた柵の造作も手伝っていたのかもしれない。
……数は少ない、クロフト村の者では無いな……武装している。
クリフは冷静に観察を続け、集団が武装しているのを感じた。
「止まれ! 何者だ!?」
クリフは大声で集団を誰何(すいか)した。
集団は柵を見て少し動揺したが、クリフとゲリーしかおらぬのを見て緊張を緩めたようだ。
集団は男のみで、粗末な武器や防具で身を固めている。
……敵意がある。
クリフは男たちの佇(たたず)まいから僅かな敵意を感じ取った……これは理屈ではない。
「我らはアルバート派だ! 村に帰る途中だが休ませてほしい!」
先頭の男が声を張り上げた、同時にクリフが右手を上げる。
「うわっ! 何だ!?」
「矢だ! 伏せろ」
物陰からバーニーとジーナが弓を射ったのだ。
すでにクリフは走り出して先頭の男に飛びかかっている。
完全に意表を衝かれた男は顔面にクリフの剣を受けて一撃で昏倒した。
「うわっ! 逃げろ!」
「殺しやがった!?」
「痛えっ!? 助けてくれ!」
集団は恐慌をきたし、すぐに逃走を図る。
「逃がすなっ! 皆殺しにしろっ!」
クリフは追撃し、逃げる者の襟首を掴んで引き倒し、武器を蹴り飛ばした。
「ゲリー、こいつを殺せ!」
クリフは倒した男の始末を指示し、次に向かう。
見ればバーニーが逃げる男に追い付き、背中を切りつけていた。
「よし、十分だ!」
集団は1人逃がしたが深追いは禁物だ。追い詰めれば思わぬ抵抗をされる可能性がある。
窮鼠(きゅうそ)は猫を噛むものだ。
クリフは追撃を中止し、若い従者たちの被害を確認する。
彼らに怪我は無いようだが、全員の顔色が悪い。
無理も無い、彼らは初めて人を殺したのだ。
「助けてくれ、勘弁してくれよっ!」
見れば矢に当り、身動きのできなくなった男が命乞いをしている。
クリフは男から完全に抵抗する力が失われているのを確認した。
矢が深々と腰に刺さっている。
「良し、武器を捨てろ。」
男はクリフの言葉を聞き、大人しく剣を投げ捨てた。
「ジーナ、お前はまだ殺して無かったな。殺れ。」
クリフは無慈悲に「殺せ」と少女に告げる。
「話が違げえぞ! 助けてくれよっ!」
男が大声で命乞いをすると、ジーナがびくっと体をすくませ、泣きそうな顔をした。
「だ、だ、だ、だ旦那様! おー、お、おらがやります!」
ゲリーがジーナを庇い、男に斧を振りかぶる。
男が「ひっ」と悲鳴を上げた。
「やめろ、指図に従えないならお前を殺すぞ。」
クリフが目に力を込めてゲリーに凄むと、ゲリーはへなへなとへたりこんだ。
クリフほどの男から殺気をぶつけられては無理もない。
「ジーナ、お前が冒険者になりたいなら慣れろ。戦いでいちいち躊躇(ためら)っていたら味方が死ぬぞ。」
「でも……おら、そんな……どうやって?」
クリフはジーナの山刀を指し「死ぬまで突け」と教えた。
男はその間も必死で命乞いをしたが、まもなく13才の少女の手により絶命した。
躊躇(ためら)いがちなジーナの刃はなかなか致命傷にはいたらず、男の死は14度も刺され失血死に近い悲惨なものであった。
「うっ、うう、うう……」
殺したジーナが、殺された男の側で顔を押さえて咽(むせ)び泣く。
クリフとバーニーは男たちの装備を剥ぎ、死体を手早く隠した……彼らが本当にアルバート派であっても死体が無ければ何とでも言い訳はできる。
「バーニーは平気か?」
クリフは死体を運びながらバーニーを気遣って声をかける。
バーニーも初めて人を殺したはずだ。
「ええ、まあ……気分は良くないですが。」
バーニーは青い顔で頷く。
彼はゲリーやジーナの先輩として気を張っているのだろう。
「冷静な良い働きだったぞ。」
クリフはバーニーを褒めた。
クリフは自分やロッコの初陣を思い出し、バーニーの働きぶりに素直に感心したのだ。
「あのな、バーニー……」
「はい。」
クリフはちらりとゲリーとジーナを見る。
ジーナはすでに泣き止んでいるが、明らかに憔悴(しょうすい)している。
「今日、明日はお前たち3人は休みだ。適当な村の男を2~3人呼んでくれ。」
「はい、わかりました。」
クリフは少し息を吐いて「それと」と続けた。
「あの2人と強い酒をたくさん飲め……嫌じゃなければジーナを抱いてやれ。」
バーニーはさすがに速答できなかった様だが「はい」と答えた。
内乱は大詰めであり、各地での戦闘は激しさを増す。
しかし、すでに水面下ではアルバート派とダリウス派は降服の条件を交渉中である。
多くの者を巻き込んだ兄弟喧嘩も、ようやく終わりを迎えつつある。
彼らは負傷兵を10人ほど連れ帰ってきており、2人の従士のうち1人は深手を負っている。
「戦場に出たのか?」
「はい、4人死にました。」
クリフが無事な方の従士に声を掛けると、苦々しい顔をしながら被害状況を説明した。
「2度ほど戦いましたが敵は城に籠(こも)るばかりで戦になりません。この被害は城を力攻めした時のものです。」
「叔父上は苦戦中か……」
クリフは取り合えず負傷兵たちの傷を確認し、歩けそうな者は家に返し、深手の者は屋敷で休ませ家の者を迎えに呼んだ。
数日後、残念なことに負傷した従士と兵士が1人、傷がもとで死んでしまった。
彼らも戦後は戦死扱いになるだろう。
帰還した従士は1日だけ休みをとり、再度兵を募る。
彼は負傷兵を送り届けるとともに、戦力の補充が目的でもあったのだろうが、2度目の動員では大した数は集まらない。
結局は10人少々を引き連れ、数日後には戦地に向かって行った。
彼らは始めの動員令に応じなかっただけあり、病み上がりであったり装備が劣っていたりとあまり勇ましげには見えない。
……まぁ、弱兵でも数が揃えば使いようはあるだろ。
クリフは従士を見送った後にクロフツ村とクラフ村に落武者に警戒せよと指示を出した。
もともとある程度の警戒はしているが、村の戦力が極端に低下した今、落武者や野盗が集団で現れては危険だ。
クロフト村は主要街道からは外れた山中の盆地であり、戦地からも遠いため、落武者の類いはまだ現れていないが警戒は必要である。
クリフは若年者との工事も中止し、従者たちと村の警戒をすることにした。
これは2度目の動員で村の労働力が低下したため、若年者を労働力とするためでもある。
農事が疎(おろそ)かになれば飯が食えないのだ。
クリフはクロフト村から主要街道へ結ぶ道を調べ、3人の従者と村のほど近い場所で警備に当たる。
幸いにも道は馬車が1台通れる程度の広さであり、4人でも十分にカバーできる。
夜間は村の者と交代である。
こちらは交代制とし、なるべく村民に負担がかからないように配慮をした。
………………
1月後
道の警備を続けていたクリフは人の気配を感じた。
騎馬はおらず、徒歩のみである。
時間は夕暮れを迎えようとする頃だ。旅人が宿を求めてクロフト村を訪ねてくることも稀ではあるが無いことではない。
クリフは無言で3人に指示を出す。
こうした場合の訓練は徹底しており、3人ともすぐに配置についた。
クリフとゲリーが道を守り、バーニーとジーナは隠れて様子を窺うのだ。
ちなみに、今回の警備にあたり、道の幅一杯に柵を設け、騎馬などが強行突破できぬような工夫も整っている。
ゲリーは中々に器用で、彼が主体となって造った柵の出来栄えは馬鹿にできぬものである。
この手際の良さは、以前クロフツ村に作られていた柵の造作も手伝っていたのかもしれない。
……数は少ない、クロフト村の者では無いな……武装している。
クリフは冷静に観察を続け、集団が武装しているのを感じた。
「止まれ! 何者だ!?」
クリフは大声で集団を誰何(すいか)した。
集団は柵を見て少し動揺したが、クリフとゲリーしかおらぬのを見て緊張を緩めたようだ。
集団は男のみで、粗末な武器や防具で身を固めている。
……敵意がある。
クリフは男たちの佇(たたず)まいから僅かな敵意を感じ取った……これは理屈ではない。
「我らはアルバート派だ! 村に帰る途中だが休ませてほしい!」
先頭の男が声を張り上げた、同時にクリフが右手を上げる。
「うわっ! 何だ!?」
「矢だ! 伏せろ」
物陰からバーニーとジーナが弓を射ったのだ。
すでにクリフは走り出して先頭の男に飛びかかっている。
完全に意表を衝かれた男は顔面にクリフの剣を受けて一撃で昏倒した。
「うわっ! 逃げろ!」
「殺しやがった!?」
「痛えっ!? 助けてくれ!」
集団は恐慌をきたし、すぐに逃走を図る。
「逃がすなっ! 皆殺しにしろっ!」
クリフは追撃し、逃げる者の襟首を掴んで引き倒し、武器を蹴り飛ばした。
「ゲリー、こいつを殺せ!」
クリフは倒した男の始末を指示し、次に向かう。
見ればバーニーが逃げる男に追い付き、背中を切りつけていた。
「よし、十分だ!」
集団は1人逃がしたが深追いは禁物だ。追い詰めれば思わぬ抵抗をされる可能性がある。
窮鼠(きゅうそ)は猫を噛むものだ。
クリフは追撃を中止し、若い従者たちの被害を確認する。
彼らに怪我は無いようだが、全員の顔色が悪い。
無理も無い、彼らは初めて人を殺したのだ。
「助けてくれ、勘弁してくれよっ!」
見れば矢に当り、身動きのできなくなった男が命乞いをしている。
クリフは男から完全に抵抗する力が失われているのを確認した。
矢が深々と腰に刺さっている。
「良し、武器を捨てろ。」
男はクリフの言葉を聞き、大人しく剣を投げ捨てた。
「ジーナ、お前はまだ殺して無かったな。殺れ。」
クリフは無慈悲に「殺せ」と少女に告げる。
「話が違げえぞ! 助けてくれよっ!」
男が大声で命乞いをすると、ジーナがびくっと体をすくませ、泣きそうな顔をした。
「だ、だ、だ、だ旦那様! おー、お、おらがやります!」
ゲリーがジーナを庇い、男に斧を振りかぶる。
男が「ひっ」と悲鳴を上げた。
「やめろ、指図に従えないならお前を殺すぞ。」
クリフが目に力を込めてゲリーに凄むと、ゲリーはへなへなとへたりこんだ。
クリフほどの男から殺気をぶつけられては無理もない。
「ジーナ、お前が冒険者になりたいなら慣れろ。戦いでいちいち躊躇(ためら)っていたら味方が死ぬぞ。」
「でも……おら、そんな……どうやって?」
クリフはジーナの山刀を指し「死ぬまで突け」と教えた。
男はその間も必死で命乞いをしたが、まもなく13才の少女の手により絶命した。
躊躇(ためら)いがちなジーナの刃はなかなか致命傷にはいたらず、男の死は14度も刺され失血死に近い悲惨なものであった。
「うっ、うう、うう……」
殺したジーナが、殺された男の側で顔を押さえて咽(むせ)び泣く。
クリフとバーニーは男たちの装備を剥ぎ、死体を手早く隠した……彼らが本当にアルバート派であっても死体が無ければ何とでも言い訳はできる。
「バーニーは平気か?」
クリフは死体を運びながらバーニーを気遣って声をかける。
バーニーも初めて人を殺したはずだ。
「ええ、まあ……気分は良くないですが。」
バーニーは青い顔で頷く。
彼はゲリーやジーナの先輩として気を張っているのだろう。
「冷静な良い働きだったぞ。」
クリフはバーニーを褒めた。
クリフは自分やロッコの初陣を思い出し、バーニーの働きぶりに素直に感心したのだ。
「あのな、バーニー……」
「はい。」
クリフはちらりとゲリーとジーナを見る。
ジーナはすでに泣き止んでいるが、明らかに憔悴(しょうすい)している。
「今日、明日はお前たち3人は休みだ。適当な村の男を2~3人呼んでくれ。」
「はい、わかりました。」
クリフは少し息を吐いて「それと」と続けた。
「あの2人と強い酒をたくさん飲め……嫌じゃなければジーナを抱いてやれ。」
バーニーはさすがに速答できなかった様だが「はい」と答えた。
内乱は大詰めであり、各地での戦闘は激しさを増す。
しかし、すでに水面下ではアルバート派とダリウス派は降服の条件を交渉中である。
多くの者を巻き込んだ兄弟喧嘩も、ようやく終わりを迎えつつある。
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