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大天使ミカエル④
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「???」
「天使?」
……なんかのアニメの見過ぎらしい。
「違います!」
「私天使なんです!」
ああ、天使みたいな可愛い幼女達のアニメがあった影響かな?
なんでも天使天使って書けばいいと思うな?作者よ!
アニメの見過ぎはダメだぞ!
「作者は関係ありません!」
「ちなみに『わたてん』も関係ありませんから。」
「今は真剣に話してください。」
うっ、自分より下の子に真面目なこと言われるとはずかしいものだ。
本題に戻そう。
「本当に天使なの?」
「はい。」
「まじ?」
「はい。」
——いや、信じられん。
そればかりか、疑心暗鬼になりそうになる。
別に妖怪に取り憑かれているわけでもなさそうなので、
天野ケ●タ君は必要なさそうだ。
天使。ミカエル。
まじで頭の整理がつかないので整理していこう。
「では、天使がいるとしよう。」
「ミカエルってのは誰?」
「私の真名です。」
…出たー、『真名』
俺もだけどかなり厨二くさい。
「だからミカエルから取って水華だと…?」
「そ、そうです。」
水華は少し恥ずかしそうに答えた。
羞恥心というものもあったんだろう。
水華は嘘をついている様には見えなかった。
至って的確に答えた。
「あともう一つ、」
「な、なんですか?」
「本当に心の声、聞こえるの?」
「はい、」
「……好感度が高ければ高いほど心の中は丸透かしです。」
「結構心の中読まれてる気がするけど、水華は俺に対して好感度が高いってこと?」
「ふぇ?」
「んと、、そ、そうで…す。」
シュポーーーーー!!俺の恋心列車が汽笛を鳴らした。
ぐっ、なんで攻撃力の高い返答なんだ。
か、可愛すぎる。
萌え死ぬところだった。
流石、天使。俺を天国にでも連れて行く気か?
まじで昇天しかける。
しかしまだ質問があるんだ。
「神様に何を言われたんだ?」
か、み、シャマとは神様のことで間違いないだろう。
天使がいるなら神様もいる。
水華は少し間を開けこう言った。
「神様はそこら辺の人を天界に連れて来いと言っていました。」
え?
神がそんなことしていいの?
俺そんなに悪いことした?
「嘘です。」
水華はにっこりとした。
「嘘かい!」
「本当の目的は?」
水華は黙った。
「黙秘しますよ。今のところは」
そして、水華はいきなりグッと手を前に突き出した。
その手は、ピースをしていた。
「猶予は2年です。」
水華は続けて言う。
「2年の間に必ず貴方を天界に連れて行きます!」
へ?
「あー 、はい、そうですか、頑張ってください。」
俺は極めて他人事にする。
天界=死ぬってことだろ?
ん?
勿論、嫌だけど?
死ぬなんてとんでもない。
「別に死ぬってわけではありません。」
「幽体離脱的なことしてもらいます。」
『的』っておい!
軽々しく言ってるけど
やばいことだからね?
「もし体にも戻れなかったらどうすんの?」
「死にます!」
えーーー、
死にます!じゃねーよ!
無実の人間を殺すな!
「天界にいけるんですから文句言わない!」
水華が急にお母さんみたいなことを言う。
いや、望んでないんですけど……?
なんで上から目線なの?
人の意見尊重しよ?
人権よ?
「とにかく、今から2年で貴方は天界に逝きます。」
今変換ミスしなかった?
心の声が聞こえているはずなのに気にせず、
水華は言い放った。
「覚悟しといてください!」
なんで?
理解させるつもりはないのですか?
こうなったら逆らえない。
ええい、自暴自棄だよ!
とことん付き合ってやろーじゃん!
そうして俺は
『死ぬまで(仮)2年の猶予をもらった』のである。
「天使?」
……なんかのアニメの見過ぎらしい。
「違います!」
「私天使なんです!」
ああ、天使みたいな可愛い幼女達のアニメがあった影響かな?
なんでも天使天使って書けばいいと思うな?作者よ!
アニメの見過ぎはダメだぞ!
「作者は関係ありません!」
「ちなみに『わたてん』も関係ありませんから。」
「今は真剣に話してください。」
うっ、自分より下の子に真面目なこと言われるとはずかしいものだ。
本題に戻そう。
「本当に天使なの?」
「はい。」
「まじ?」
「はい。」
——いや、信じられん。
そればかりか、疑心暗鬼になりそうになる。
別に妖怪に取り憑かれているわけでもなさそうなので、
天野ケ●タ君は必要なさそうだ。
天使。ミカエル。
まじで頭の整理がつかないので整理していこう。
「では、天使がいるとしよう。」
「ミカエルってのは誰?」
「私の真名です。」
…出たー、『真名』
俺もだけどかなり厨二くさい。
「だからミカエルから取って水華だと…?」
「そ、そうです。」
水華は少し恥ずかしそうに答えた。
羞恥心というものもあったんだろう。
水華は嘘をついている様には見えなかった。
至って的確に答えた。
「あともう一つ、」
「な、なんですか?」
「本当に心の声、聞こえるの?」
「はい、」
「……好感度が高ければ高いほど心の中は丸透かしです。」
「結構心の中読まれてる気がするけど、水華は俺に対して好感度が高いってこと?」
「ふぇ?」
「んと、、そ、そうで…す。」
シュポーーーーー!!俺の恋心列車が汽笛を鳴らした。
ぐっ、なんで攻撃力の高い返答なんだ。
か、可愛すぎる。
萌え死ぬところだった。
流石、天使。俺を天国にでも連れて行く気か?
まじで昇天しかける。
しかしまだ質問があるんだ。
「神様に何を言われたんだ?」
か、み、シャマとは神様のことで間違いないだろう。
天使がいるなら神様もいる。
水華は少し間を開けこう言った。
「神様はそこら辺の人を天界に連れて来いと言っていました。」
え?
神がそんなことしていいの?
俺そんなに悪いことした?
「嘘です。」
水華はにっこりとした。
「嘘かい!」
「本当の目的は?」
水華は黙った。
「黙秘しますよ。今のところは」
そして、水華はいきなりグッと手を前に突き出した。
その手は、ピースをしていた。
「猶予は2年です。」
水華は続けて言う。
「2年の間に必ず貴方を天界に連れて行きます!」
へ?
「あー 、はい、そうですか、頑張ってください。」
俺は極めて他人事にする。
天界=死ぬってことだろ?
ん?
勿論、嫌だけど?
死ぬなんてとんでもない。
「別に死ぬってわけではありません。」
「幽体離脱的なことしてもらいます。」
『的』っておい!
軽々しく言ってるけど
やばいことだからね?
「もし体にも戻れなかったらどうすんの?」
「死にます!」
えーーー、
死にます!じゃねーよ!
無実の人間を殺すな!
「天界にいけるんですから文句言わない!」
水華が急にお母さんみたいなことを言う。
いや、望んでないんですけど……?
なんで上から目線なの?
人の意見尊重しよ?
人権よ?
「とにかく、今から2年で貴方は天界に逝きます。」
今変換ミスしなかった?
心の声が聞こえているはずなのに気にせず、
水華は言い放った。
「覚悟しといてください!」
なんで?
理解させるつもりはないのですか?
こうなったら逆らえない。
ええい、自暴自棄だよ!
とことん付き合ってやろーじゃん!
そうして俺は
『死ぬまで(仮)2年の猶予をもらった』のである。
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