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第1章 異世界
9話 スライムの落し物
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「ゴブリン余裕だな」
レベルは8まで上がる、まだフレイムボムに余裕はある、それに…無傷であるのだ。
ニヤニヤしながらインベントリを見ると【ゴブリンの耳】(報告用アイテム)【ダガー】【棍棒】【短剣】が増えていた。
短剣はすでに持っているものと同じだろう、見た目に違いも無い。
新しく手に入れたダガーも棍棒も、試しに使ってみたのだが、イマイチ使い辛かった。
きっとゴブリンという魔物は、様々な初期武器を落とすといったような感じなのだろう。
しかし、近づかなくてもドロップアイテムが入手できるなんて思わぬ儲けものだ。
本当はレベルさえ上がれば良く、生活資金くらいはなんとかするつもりでいたのだから。
「しっかしスキル様様だなぁ…ん?あぁそういえばこんなの持ってたな」
俺はこの世界に来て最初に手に入れたアイテムを取り出し眺めていた。
「まぁ、とっておいても仕方ないか…んっ」
スルリと開かれた巻物は、『パァ…』っと光に包まれ瞬時に姿形を消していた。
「これで新しいスキルを得たってことかな?」
すぐに確認をする、そこには確かに新しいスキルの名前が書き込まれていた。
【※※※アイテム®️】【※※※スキル®️】【※※※ドロップ®️】
おっ??なんなんだこれは?使えるのか?…いや前後の二つは使うというよりも入手するといった感じだろうか。
最初はワクワクしていたのだけれど、何体かのスライムやゴブリンを倒してもスキルの影響では特に変わった様子はない。
もしドロップで入手したものが誰も見たことのないようなものだったりするのならば、ギルドで見せたりしたら騒ぎになるんだろうか…。
そして俺は色々取り調べを受けたりするんじゃないか…など様々な不安が頭をよぎるのであった。
「よしっ、やるか」
考えても仕方ない、当面はよくわからないアイテムは誰にも見せないでおこう。
そう決めて、ゴブリン退治を再開した。
「おっ、またゴブリン2匹」
ラッキーと思いながらフレイムボムを投下する。
うまく当たれば一撃、かすっただけでも二発で倒せる威力の爆弾に頼り切っていた。
『……ドーーーン!』
「よっし、直撃!」
煙が消えると、そこには猛スピードで崖を登ってくるゴブリンの姿が見える。
「え?」
『やばい何かおかしい?!』と思っているうちに、すでに半分の15mは登っているゴブリンたちが目に映る。
フレイムボムを取り出す、が震える手からこぼれ落ち崖の下まで落ちて行く。
『…ドーーーン!』
「やばいやばいやばい…」
慌てて次のフレイムボムを…。
今度は直撃した、お陰で1匹は崖下まで落ちて行く。
「ちっ、あっち行けよクソっ!」
続けて一発、当たったのに落ちてくれない、もう5mの距離だっ。
「もういい、ありったけをくれてやる!」
そんな気持ちで次から次へとフレイムボムを投げつけていた。
もう目の前は土煙で何も見えなくなっていたのだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
幸い、十発ほどのフレイムボムに耐えることのできるほどの魔物ではなかった。
視界がひらけた先には2匹のゴブリンの姿は無かったのだ。
「はぁ…とりあえずフレイムボム用意しておくか…」
精神的に疲れ切った俺は、安全のためにと爆弾を用意していた。
今度こそ材料を使い切って。
こうなっては一発の爆弾が生死を分かつやもしれないのだから、俺もなりふり構わずである。
しかし、あんな魔物がいるのではここでも安全な狩りは望めない。
せっかくの狩場だと思ったのだったが、どうも洞窟内にはより強力な個体もいるのだろう。
【ゴブリンロードの角(報告用アイテム)】
【ゴブリンスリンガー®️】
そんなアイテム名を見たときに、相手をしていたのがただのゴブリンではないことを知ったのだった。
さて…報告のことなのだけど、どうしようか…。
まだレベルは8、ソロで狩りに行っているだろう事もけっこう知られているようだし…。
あぁ、もうこれはいいや…。
そう、【ゴブリンロードの角】はそのままインベントリの肥やしになっていたのだった。
レベルは8まで上がる、まだフレイムボムに余裕はある、それに…無傷であるのだ。
ニヤニヤしながらインベントリを見ると【ゴブリンの耳】(報告用アイテム)【ダガー】【棍棒】【短剣】が増えていた。
短剣はすでに持っているものと同じだろう、見た目に違いも無い。
新しく手に入れたダガーも棍棒も、試しに使ってみたのだが、イマイチ使い辛かった。
きっとゴブリンという魔物は、様々な初期武器を落とすといったような感じなのだろう。
しかし、近づかなくてもドロップアイテムが入手できるなんて思わぬ儲けものだ。
本当はレベルさえ上がれば良く、生活資金くらいはなんとかするつもりでいたのだから。
「しっかしスキル様様だなぁ…ん?あぁそういえばこんなの持ってたな」
俺はこの世界に来て最初に手に入れたアイテムを取り出し眺めていた。
「まぁ、とっておいても仕方ないか…んっ」
スルリと開かれた巻物は、『パァ…』っと光に包まれ瞬時に姿形を消していた。
「これで新しいスキルを得たってことかな?」
すぐに確認をする、そこには確かに新しいスキルの名前が書き込まれていた。
【※※※アイテム®️】【※※※スキル®️】【※※※ドロップ®️】
おっ??なんなんだこれは?使えるのか?…いや前後の二つは使うというよりも入手するといった感じだろうか。
最初はワクワクしていたのだけれど、何体かのスライムやゴブリンを倒してもスキルの影響では特に変わった様子はない。
もしドロップで入手したものが誰も見たことのないようなものだったりするのならば、ギルドで見せたりしたら騒ぎになるんだろうか…。
そして俺は色々取り調べを受けたりするんじゃないか…など様々な不安が頭をよぎるのであった。
「よしっ、やるか」
考えても仕方ない、当面はよくわからないアイテムは誰にも見せないでおこう。
そう決めて、ゴブリン退治を再開した。
「おっ、またゴブリン2匹」
ラッキーと思いながらフレイムボムを投下する。
うまく当たれば一撃、かすっただけでも二発で倒せる威力の爆弾に頼り切っていた。
『……ドーーーン!』
「よっし、直撃!」
煙が消えると、そこには猛スピードで崖を登ってくるゴブリンの姿が見える。
「え?」
『やばい何かおかしい?!』と思っているうちに、すでに半分の15mは登っているゴブリンたちが目に映る。
フレイムボムを取り出す、が震える手からこぼれ落ち崖の下まで落ちて行く。
『…ドーーーン!』
「やばいやばいやばい…」
慌てて次のフレイムボムを…。
今度は直撃した、お陰で1匹は崖下まで落ちて行く。
「ちっ、あっち行けよクソっ!」
続けて一発、当たったのに落ちてくれない、もう5mの距離だっ。
「もういい、ありったけをくれてやる!」
そんな気持ちで次から次へとフレイムボムを投げつけていた。
もう目の前は土煙で何も見えなくなっていたのだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
幸い、十発ほどのフレイムボムに耐えることのできるほどの魔物ではなかった。
視界がひらけた先には2匹のゴブリンの姿は無かったのだ。
「はぁ…とりあえずフレイムボム用意しておくか…」
精神的に疲れ切った俺は、安全のためにと爆弾を用意していた。
今度こそ材料を使い切って。
こうなっては一発の爆弾が生死を分かつやもしれないのだから、俺もなりふり構わずである。
しかし、あんな魔物がいるのではここでも安全な狩りは望めない。
せっかくの狩場だと思ったのだったが、どうも洞窟内にはより強力な個体もいるのだろう。
【ゴブリンロードの角(報告用アイテム)】
【ゴブリンスリンガー®️】
そんなアイテム名を見たときに、相手をしていたのがただのゴブリンではないことを知ったのだった。
さて…報告のことなのだけど、どうしようか…。
まだレベルは8、ソロで狩りに行っているだろう事もけっこう知られているようだし…。
あぁ、もうこれはいいや…。
そう、【ゴブリンロードの角】はそのままインベントリの肥やしになっていたのだった。
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