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第2章 精霊王
9話 レアアイテム回収
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魔物を倒したすぐなら、次に魔物が現れるまでにおよそ一時間の間がある。
もちろん生き残りがいないとも限らないのだから、絶対安全ではないので警戒は必要だが。
辺り一面の魔物を倒した場合に限り、この再出現までの間にチェックや準備を行う方が間違いなく安全なのである。
ただ、第三階層は暑い。
無駄に体力を奪われてしまうので歩きながら確認を行っているのだ。
【火炎岩のカケラ】
「そういや気になってたんだけどさ、ギルドでカケラとかの納品した物って何に使うのか聞いてもいいか?」
俺の問いにローズとレギは口を揃えて言う。
『『あぁ…そういえば気にしたことなかった』』なんて。
ピルスルは、『え?知らないのか?』と。
「大半は魔素に分解して魔水晶に吸収させるんじゃよ。物によっては武器やアイテム作成に使うが…。
そういった場合は、まとめて王国ギルドに集めて騎士団などの備品とされるかのぉ。
もちろん、こちらも運営していかねばならぬから、それなりの金にはしてもらうが。
おっと、そういえば儂はもうギルド長を辞めたんじゃったわ、はっはっは」
そして、魔水晶に溜まった魔素を使い、新しい冒険者や上位職になる冒険者へのスキル付与を行なっているのだそうだ。
ん?でもそれって…。
「なぁピルスル…前に言ってた魔素を使った失われた力って、魔水晶となんか関係あるのか?」
「ん?いや…ん…?儂らの時代では水晶ではなく武器の形をしてたんじゃがな…」
「儂らの時代って言うが…失われたのは100年前の戦じゃなかったのか?一体じいさんいくつだよ」
おれはピルスルがボケをかましているんだと笑っていた。
釣られて周りの二人も笑っていた。
「う、む、ボケてしまったようじゃの」
「まぁいいか、きっと関係ないだろうなそんな禍々しいものとは」
そう言って俺は別のドロップアイテムを確認していた。
「お、念願の防具かな?」
【火炎のローブ:防御力5、魔法防御力10、火属性無効、水属性ダメージ+100%】
「そいつはフレイムロックのドロップじゃな、使い所によっては優れた防具じゃが…」
今しがた炎の階層をクリアしたところなので微妙とのこと。
火属性もあるし、俺が着たら強くなれそうな気もするのだけどどうなんだろうな?
なかなか思ったようには手に入らない、と思ったのだけどもう一個良いものがあった。
【火龍の鎧®️:防御力8、ATK+10、火属性攻撃力+50%、火属性半減、水属性ダメージ+200%】
おぉ、ローブの強化版?いや一部劣化版のような気も…。
「んー…多分あの上位種からのドロップ」
「儂も知らん防具じゃな、二人はどうじゃ?着てみるか?」
魔法使いや召喚士にゴツい鎧を勧めるピルスル。
絶対無理ってわけじゃないけど、俺にはどうしても違和感だった。
「これも水属性ダメージ増えるよ、しかも3倍に」
俺がデメリットだけを伝えると、二人はそんな怖いもの着れないと焦るのだった。
だけど、これ完全に俺用な気がするんだよな。あとでこっそり使おうかな?
「じゃったらギルドに持ち帰って分解するとしよう」
ピルスルが突然とんでもないことを言うものだから、俺は速攻でインベントリに戻して何もなかったかの様に歩き出すのであった。
せっかく火属性攻撃強化のチャンスだと言うのに見過ごせるわけがない。
だが、こうなった以上ピルスルの前で装備するのはなかなか難しいのだろうな…。
もちろん生き残りがいないとも限らないのだから、絶対安全ではないので警戒は必要だが。
辺り一面の魔物を倒した場合に限り、この再出現までの間にチェックや準備を行う方が間違いなく安全なのである。
ただ、第三階層は暑い。
無駄に体力を奪われてしまうので歩きながら確認を行っているのだ。
【火炎岩のカケラ】
「そういや気になってたんだけどさ、ギルドでカケラとかの納品した物って何に使うのか聞いてもいいか?」
俺の問いにローズとレギは口を揃えて言う。
『『あぁ…そういえば気にしたことなかった』』なんて。
ピルスルは、『え?知らないのか?』と。
「大半は魔素に分解して魔水晶に吸収させるんじゃよ。物によっては武器やアイテム作成に使うが…。
そういった場合は、まとめて王国ギルドに集めて騎士団などの備品とされるかのぉ。
もちろん、こちらも運営していかねばならぬから、それなりの金にはしてもらうが。
おっと、そういえば儂はもうギルド長を辞めたんじゃったわ、はっはっは」
そして、魔水晶に溜まった魔素を使い、新しい冒険者や上位職になる冒険者へのスキル付与を行なっているのだそうだ。
ん?でもそれって…。
「なぁピルスル…前に言ってた魔素を使った失われた力って、魔水晶となんか関係あるのか?」
「ん?いや…ん…?儂らの時代では水晶ではなく武器の形をしてたんじゃがな…」
「儂らの時代って言うが…失われたのは100年前の戦じゃなかったのか?一体じいさんいくつだよ」
おれはピルスルがボケをかましているんだと笑っていた。
釣られて周りの二人も笑っていた。
「う、む、ボケてしまったようじゃの」
「まぁいいか、きっと関係ないだろうなそんな禍々しいものとは」
そう言って俺は別のドロップアイテムを確認していた。
「お、念願の防具かな?」
【火炎のローブ:防御力5、魔法防御力10、火属性無効、水属性ダメージ+100%】
「そいつはフレイムロックのドロップじゃな、使い所によっては優れた防具じゃが…」
今しがた炎の階層をクリアしたところなので微妙とのこと。
火属性もあるし、俺が着たら強くなれそうな気もするのだけどどうなんだろうな?
なかなか思ったようには手に入らない、と思ったのだけどもう一個良いものがあった。
【火龍の鎧®️:防御力8、ATK+10、火属性攻撃力+50%、火属性半減、水属性ダメージ+200%】
おぉ、ローブの強化版?いや一部劣化版のような気も…。
「んー…多分あの上位種からのドロップ」
「儂も知らん防具じゃな、二人はどうじゃ?着てみるか?」
魔法使いや召喚士にゴツい鎧を勧めるピルスル。
絶対無理ってわけじゃないけど、俺にはどうしても違和感だった。
「これも水属性ダメージ増えるよ、しかも3倍に」
俺がデメリットだけを伝えると、二人はそんな怖いもの着れないと焦るのだった。
だけど、これ完全に俺用な気がするんだよな。あとでこっそり使おうかな?
「じゃったらギルドに持ち帰って分解するとしよう」
ピルスルが突然とんでもないことを言うものだから、俺は速攻でインベントリに戻して何もなかったかの様に歩き出すのであった。
せっかく火属性攻撃強化のチャンスだと言うのに見過ごせるわけがない。
だが、こうなった以上ピルスルの前で装備するのはなかなか難しいのだろうな…。
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