「完結しました！」【R１８】『イケメン男子高校生を飼っています。～アラサー女の欲望コンプリート日誌２０２４～』【こども食堂応援企画参加作品】

第４１話「前立腺マッサージ」

第４１話「前立腺マッサージ」

　蛍の舌で凪の菊門を中央から外に向けて舐める都度、「はふん」、「ああん」と凪の口から喘ぎ声が漏れる。凪は蛍のショーツを鼻と口に添えたまま、四つん這いの状態が保てず、前に崩れそうになる。蛍は凪のお尻をしっかりとホールドしているので、直角三角形定規が逆さになったような体勢になった。
　凪の菊の花は、荒い呼吸に比例して徐々に開き、最初は金魚、現在はフナの口のように小さくパクパクしだした。（あっ、私もこんな感じやったんやろか…？お尻の穴が開いたり閉じたりって相当エロイな…。もうそろそろ、舌を縦に入れてみてもええやろか？）と思い、舌先をとがらせて、軽く挿入してみた。
「ああんっ！」
凪が蛍のショーツの濡れた部分を口に、女の子のような声を上げた。 

　「凪君、今から舌を出し入れするからお尻の穴、力抜いてな。」
と言うと、黙って凪は頷いた。蛍は凪の臀部を両手で開き、深く舌を差し込んだ。
「うんっ、ひゃぁぁっ！はふんっ！」
凪の菊門がきゅっと締まる。蛍は舌先を上下左右に動かしながらゆっくりと引き抜いた。先ほどまでのフナの口がコイの口に変わった。（わっ、もう小指くらいやったらすっと入りそうや。でもここは焦らず、もう少し舌で優しく攻めようか…。）と再び、舌先を開きかけの蕾に差し込んだ。
「ああんっ、螢さん、気持ちいいです。はふん、凄い快感が頭を貫いてます。螢さん、無理してないですか？」
「こんな時まで、私のことを気遣ってもらわんでええよ。凪君、今、気持ちええねんな？」
「はい、恥ずかしい話ですけど、お尻で感じてしまってます。口と鼻には螢さんの濡れたショーツの香りとねっとり感。お尻の穴には螢さんの舌が出たり入ったりって、もう天国です。頭の中では勃ってるんですけど、どうですか？」

　蛍は、お玉様の下から左手を回し、「ぴー」を触ってみた。確かに大きくはなっているような気はするが、固さは感じない。
「凪君、大きくなってきたで。まだ固くはないけどええ感じや。もう少し、お尻を責めさせてもらうわな。」
と言うと、舌を前後に出し入れを繰り返し、優しく「ぴー」をさすっていく。（神様、どうか凪君の「ぴー」を固くさせてあげてください。）心の中で祈りながら、凪の恥ずかしい穴に集中した。
「はふん、ああん、うんっ、あむっ！凄い快感です。射精感が盛り上がってきてます。」
　凪の喘ぎ声のボルテージが上がっていく。（えっ、「射精感」って？「ぴー」はまだ柔らかいままやで。
　
　顔を凪の肛門から離し、「ぴー」の状況を確認した。大きさは、「半勃ち」と言う感じだが、凪の喘ぎ方は、確かに今までの経験からすると、射精が近づいてきているときの声だ。蛍は、薬局でもらった軟膏を凪の秘穴に塗り込むと、「前立腺マッサージ」の説明書きを開いた。
「凪君、いったんあおむけになって自分で太ももをＭ字になるように抱えてくれる？」
と言うと、凪は体勢をあおむけに変え、蛍のショーツを口と鼻の上にかけると小腕で太ももを抱えた。

　蛍は、右手の中指にコンドームを付けると、シックスナインの体勢をとり何も履いていない下半身を凪の顔に向け、柔らかいままの凪の「ぴー」と生で咥えると、ゆっくりと中指をお尻の穴に差し込んでいった。
「きゃふっ！ああんっ！」
凪が叫んだ。ゆっくりと指を差し込むと第一関節から先が急に圧力から解放された。（あっ、お尻の穴の中ってこないなってんねや。入り口だけが狭くて中は広いねや。全体的にまとわりつく女のあそことは感覚がちゃうねんな。って今そんなこと考えてる場合やない。ゆっくり第２関節まで入れたら、お玉様の裏側にあたる周辺に指の腹を添わせて、前立腺を探るんやな。）と凪の直腸内の肉壁に圧力をかけ指を前後に出し入れしてみた。

　「あんっ、ああんっ！螢さん、めちゃくちゃ気持ちいいです。はふんっ！そ、そこ、抑えられると射精感が高まります。螢さんのお口の中も暖かくて、舌の動きが、先端を刺激してもう出そうです。」
蛍の下で喘ぐ凪に対して、（えっ、「出そう」って、まだ固く成ってへんで。勃ったんやったら、さっとゴムつけて騎乗位で挿入させてあげるのに、どうしたらええの？）と思いながら、中指と口を逆位相で動かし続けた。

　「螢さん、もういきそうです。そのまま、騎乗位で入れちゃってください。すぐに出ないように頑張りますので、螢さんの中でいかせてください！」
と凪は懇願したが、（ごめん、凪君、この柔らかさでは挿入は無理やわ。せめて、凪君だけでも気持ちよくなってな。）と口内のバキューム力を上げ、お尻の中の凪の「ツボ」と押し続けた。
「ああーっ、螢さん、出ます！ああんっ、うっ！かはぁ！」
　凪は蛍の下で、叫ぶと腰を３度突き上げた。息を切らせながら、蛍のお尻に顔を埋め、
「螢さん、いきました。お口に出してしまってすみません。おかげさまで、射精できました。これで、次は、螢さんを愛せるようになったみたいなので頑張りますね。」
と言った凪に（「あかんねん。凪君…。固くならんままの「射精」やってん。」ってどの顔見せればええんよ。）と思うと蛍の頬に涙が伝った。
　口の中の凪の白い射出物は、いつも以上に苦く感じた。