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第47話「復活」
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第47話「復活」
心療内科医が部屋を出た瞬間、凪は部屋のドアに走り、鍵をかけた。即、Uターンして、蛍の元に戻り、抱きついた。
「螢さん、触ってください!どうですか?きちんと勃ってますよね!さっきの女の人凄いですよね。
恥ずかしい話なんですけど、あの人の前に座ってすぐに僕、意識がないんですよ。寝ちゃってたんですかね。そしたら、夢の中でお釈迦様みたいな人が出てきて、何か僕に呟くんですよ。何言ってるのかは全然わかんないんですけど、どんどん心が軽くなっていって、最後に「楽しいことを想像して」って聞かれたんですね。
僕、浴衣姿の蛍さんと、この街を一緒に手をつないで散歩することを想像したんですね。僕の隣に笑顔の蛍さんがいてくれて、いい香りがするんですよ…。一緒にソフトクリームを食べたり、お土産買ったり…、うーん、楽しかったなぁ…。
で、目が覚めたら、前がパンパンになってるじゃないですか!決して「H」な想像をしてたんじゃないんですよ。勃ってるとこ見られちゃったのは、恥ずかしかったんですけど、この2日間、蛍さんがいろいろとしてくれたのに、「ぴー」が言うこときかなくて、「どうしよう」ってずっと考えてたんです。それが、すーっと軽くなっちゃって!」
嬉しそうに、蛍の右手を取り、凪はトランクスの中に導いた。蛍は、「熱く」、「固く」、「元気に脈打つ」、三日前の凪そのものに触れた。(固い!凪君ホンマに復活したんや!あのおばちゃん、ホンマにすごい!「お礼言いに行かなあかんな!」って部屋番号わからへんし、フロントに聞いたらええんかな?凪君、勃ってしもてるけど、先にお礼やろ。)と思い、凪にむかって言った。
「凪君、さっきのおばちゃん、お医者さんやねん。凪君のことを相談して治してもろたんよ。凪君のあそこ治してもろたお礼を言いに行くから、ちょっと待ててくれる?すぐにでも凪君としてあげたいんやけど、先にお礼するんが人の道やと思うから…、」
「はい、いいですよ。僕からも「ありがとうございました」って言ってたってお伝えください。蛍さんとは、まだ2日ありますから、お礼を優先してください。」
と凪も言ってくれたので、蛍はフロントに急いだ。
朝食の時の席の場所を説明し、その客に会いたいので部屋番号を教えて欲しいと尋ねると、3分前にチェックアウトを済ませたところだと言われた。ホテルの下駄に履き替え、表の通りに出て左右を確認したが、その女性の姿は見えなかった。(ありがとうございました。私と凪君からお礼申し上げさせてもらいます。きちんとしたお礼ができずにすみませんでした。)と道の左右に深々とお辞儀する蛍に通行人たちは、けげんな顔をしていた。
部屋に戻ると、凪が満面の笑みと抱擁で蛍を迎えた。
「お礼言えましたか?」
の問いに、蛍は首を横に振った。
「けど、お礼は、朝のお風呂で先払いしてるから…。でも、心療治療ってすごいねんなぁ…。昨日から朝まで私があれだけ頑張ったのに、たった5分で復活やもんな…。やっぱり「餅は餅屋」やねんな。」
と呟くと、
「あの女の人って、もしかして神様だったんじゃないですか?」
と凪は真顔で答えた。
「じゃあ、お礼は近くのお寺さんに行こうか?さっき凪君が見た夢みたいに、一緒に散歩して、ロープウェイ乗ったら、山の上に「温泉寺」ってあるねんな。そこにお参りでも行こうか!もちろんふたりで浴衣着て、手をつないでな!」
と蛍が言うと、凪も嬉しそうに喜んでくれた。抱き着いてくる凪の股間が蛍の下腹部にあたる。(うーん、浴衣で前が盛り上がってたらちょっと…。うーん、出かける前に一回くらいはいいかな…。)
「凪君、すぐ出かける?それとも、1回出しちゃう?」
と照れながら尋ねると、
「うーん、3回してから出かけましょう。昨晩からの凪さんにしてもらったことを思い出すだけでも勃っちゃいますから、3回くらい出しちゃいたいですね。もちろん、3回目には螢さんにも感じてもらえるように頑張りますよ。お布団、敷き直しましょうか?」
と言いながら優しく唇を重ねてきた。
ふたりで、布団を敷き直すと、ティッシュケースと屑籠とゴムを手が届くところに置くと、布団に横になった。1、2発目は前戯の途中に出てしまったがふたりとも笑顔で次に挑んだ。3発目は、ゴム2枚重ねの凪の上に蛍が乗った.
蛍が昇天するまで、凪も頑張り、蛍の噴いたもので布団に大きな染みを残し、ふたりいっしょに「いく」ことができた。
「螢さん、好きです。大好きです。ずっとずっと一緒にいさせてください。」
「うん、これからも、ずっと一緒やで。私も凪君の事、大好き。」
と唇を合わせた。
心療内科医が部屋を出た瞬間、凪は部屋のドアに走り、鍵をかけた。即、Uターンして、蛍の元に戻り、抱きついた。
「螢さん、触ってください!どうですか?きちんと勃ってますよね!さっきの女の人凄いですよね。
恥ずかしい話なんですけど、あの人の前に座ってすぐに僕、意識がないんですよ。寝ちゃってたんですかね。そしたら、夢の中でお釈迦様みたいな人が出てきて、何か僕に呟くんですよ。何言ってるのかは全然わかんないんですけど、どんどん心が軽くなっていって、最後に「楽しいことを想像して」って聞かれたんですね。
僕、浴衣姿の蛍さんと、この街を一緒に手をつないで散歩することを想像したんですね。僕の隣に笑顔の蛍さんがいてくれて、いい香りがするんですよ…。一緒にソフトクリームを食べたり、お土産買ったり…、うーん、楽しかったなぁ…。
で、目が覚めたら、前がパンパンになってるじゃないですか!決して「H」な想像をしてたんじゃないんですよ。勃ってるとこ見られちゃったのは、恥ずかしかったんですけど、この2日間、蛍さんがいろいろとしてくれたのに、「ぴー」が言うこときかなくて、「どうしよう」ってずっと考えてたんです。それが、すーっと軽くなっちゃって!」
嬉しそうに、蛍の右手を取り、凪はトランクスの中に導いた。蛍は、「熱く」、「固く」、「元気に脈打つ」、三日前の凪そのものに触れた。(固い!凪君ホンマに復活したんや!あのおばちゃん、ホンマにすごい!「お礼言いに行かなあかんな!」って部屋番号わからへんし、フロントに聞いたらええんかな?凪君、勃ってしもてるけど、先にお礼やろ。)と思い、凪にむかって言った。
「凪君、さっきのおばちゃん、お医者さんやねん。凪君のことを相談して治してもろたんよ。凪君のあそこ治してもろたお礼を言いに行くから、ちょっと待ててくれる?すぐにでも凪君としてあげたいんやけど、先にお礼するんが人の道やと思うから…、」
「はい、いいですよ。僕からも「ありがとうございました」って言ってたってお伝えください。蛍さんとは、まだ2日ありますから、お礼を優先してください。」
と凪も言ってくれたので、蛍はフロントに急いだ。
朝食の時の席の場所を説明し、その客に会いたいので部屋番号を教えて欲しいと尋ねると、3分前にチェックアウトを済ませたところだと言われた。ホテルの下駄に履き替え、表の通りに出て左右を確認したが、その女性の姿は見えなかった。(ありがとうございました。私と凪君からお礼申し上げさせてもらいます。きちんとしたお礼ができずにすみませんでした。)と道の左右に深々とお辞儀する蛍に通行人たちは、けげんな顔をしていた。
部屋に戻ると、凪が満面の笑みと抱擁で蛍を迎えた。
「お礼言えましたか?」
の問いに、蛍は首を横に振った。
「けど、お礼は、朝のお風呂で先払いしてるから…。でも、心療治療ってすごいねんなぁ…。昨日から朝まで私があれだけ頑張ったのに、たった5分で復活やもんな…。やっぱり「餅は餅屋」やねんな。」
と呟くと、
「あの女の人って、もしかして神様だったんじゃないですか?」
と凪は真顔で答えた。
「じゃあ、お礼は近くのお寺さんに行こうか?さっき凪君が見た夢みたいに、一緒に散歩して、ロープウェイ乗ったら、山の上に「温泉寺」ってあるねんな。そこにお参りでも行こうか!もちろんふたりで浴衣着て、手をつないでな!」
と蛍が言うと、凪も嬉しそうに喜んでくれた。抱き着いてくる凪の股間が蛍の下腹部にあたる。(うーん、浴衣で前が盛り上がってたらちょっと…。うーん、出かける前に一回くらいはいいかな…。)
「凪君、すぐ出かける?それとも、1回出しちゃう?」
と照れながら尋ねると、
「うーん、3回してから出かけましょう。昨晩からの凪さんにしてもらったことを思い出すだけでも勃っちゃいますから、3回くらい出しちゃいたいですね。もちろん、3回目には螢さんにも感じてもらえるように頑張りますよ。お布団、敷き直しましょうか?」
と言いながら優しく唇を重ねてきた。
ふたりで、布団を敷き直すと、ティッシュケースと屑籠とゴムを手が届くところに置くと、布団に横になった。1、2発目は前戯の途中に出てしまったがふたりとも笑顔で次に挑んだ。3発目は、ゴム2枚重ねの凪の上に蛍が乗った.
蛍が昇天するまで、凪も頑張り、蛍の噴いたもので布団に大きな染みを残し、ふたりいっしょに「いく」ことができた。
「螢さん、好きです。大好きです。ずっとずっと一緒にいさせてください。」
「うん、これからも、ずっと一緒やで。私も凪君の事、大好き。」
と唇を合わせた。
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