ファント

古代 こしろ

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タイヤンとピューイ

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 「えっとアンタが育成士になんの」

ヘテの足元で待っていたピューイはウリ坊のような小さなファント。

青年ファントはまだなにか言っている。「キュ」一声鳴いた。

「ごめんね、待ってて」小さなファントにゆっくり答えると

 「とりあえず入っていいよ」青年が軟化した。ピューイに目を向けている。

 家の中と外を見た。石壁にほとんど殺風景な住居。

 「外庭少し芝と土をいれたいな」

 「石の方がなれてるんだ」

 『下、土なのがいいいなぁ』

 青年は人化しているとはいえ同属性のファントの声くらいなら聞こえる。

 ピューイは学園アレスタで幼少期を育った子だ。芝など、石が固まっていない地面の方がいい。芝生でよく昼寝などをしてうた。

 「まぁいいけどよ」


 青年ファントはそのままヘテ預かりとなった。名はタイヤン。

 ピューイがたいやきを思い浮かべたのは内緒である。

 タイヤンが態度を軟化させたのはピューイが鳴いたからだ。

 ピューイが、ヘテを自分の育成士だよと紹介し認めてほしいと示したかったのか。単に自分もいるよと教えたかったのか。どどちらもかは分からない。

 あのあとファントの部屋のジムに案内される。 鉄武器なども作れる鋼属性は鍛えることを好む者も多い。

 遊び道具のようなものとスポーツジムにあるような器具。種類もある。

 いっぱい遊べる。ぽんぽんと器具に乗ったがタイヤンに持ち上げられた。

 使っちゃ駄目なのかと首をかしげていると。「小柄なんだから、こっち」と小さいトランポリンに。

 小さいといってもころんころんと出来るくらいはある。多分こうとぴょんぴょんと跳んだ。はずむ。なんか楽しくてずっとやっていたら。

 タイヤンは微笑んで見てた。「かわいいなぁおい」

 タイヤンはファント姿も大きかった、多分馬さんくらい。











  2019 6/25

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