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街と骨と私
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トワの故郷で一泊した後、ダンジョンへ向かう。
途中、盗賊とか山賊とか貴族とか村人に襲われたがほとんど燃やしてやった。
貴族は別として、盗賊と山賊は売ると金になるらしいのだがお金余ってるから輸送する手間を掛けてまでは要らないんだよね。
村人? その村は日本でも多く居た兼業農家だったのよ。まぁ、農家と盗賊を兼業してた人は日本には居ないと思うけど…。
盗賊を灰にした後にその村の近くを通ったら、父ちゃんを返せとか夫を返してとか言って石を投げてくる集団が居たので話を聞いてみたら灰にした盗賊だったと言う…。
なんでこいつら大事な人を殺された家族みたいな態度取れるんだ?
お前らの旦那や父親に殺され奪われた人たちの事とか考えたことないのか?
残った村人が盗賊家業を行うかも知れないので、身体機能を低下させる呪いを全員に付けてから移動した。普通の農作業なら時間が掛かるけど出来るだろう、魔物や盗賊に襲われた時に逃げたり反撃出来ないけど知らないわ。
半神とやらになって、祝福と呪詛というものが出来るようになってたんだよね。
*
貴族はシルの心配が的中した感じか。
貴族様には優れた馬車や馬がお似合いだそうですよ奥さん。
「人間の貴族と半神てどっちが上?」
「人間の貴族と王族以外は半神が上だと考えるんじゃないですか?」
「だよね。では、おほん。貴様らには罰を与えるとしようか!」
魔法で神っぽい演出をして、貴族を止めようとした人以外をネズミに変えた。ちなみに呪いで有る。
「神の物を欲しがる愚か者め」
とか言って、空を走らせた後に転移してみた。
その後どうなるのか見るために馬車を置いて再び転移し、木の影から様子を窺う。
「4人か、結構残った方かな?」
「あのドレスの少女は娘でしょうか? 父親ネズミともう1匹抱いてますね」
「母親ネズミかも知れませんね」
「両親共に奪おうと考えて娘は止めたのね、親に似ない良い娘だなぁ」
ネズミを全て回収した後彼らは来た道を引き返して行った。
「それじゃ私たちも行きますか!」
「貴族の馬車を追いかける形になりますが、大丈夫ですか?」
「何かあったら逃げるか戦えば良いでしょう」
*
貴族の馬車を追い抜くこともなく次の街に着いたが、寄らずに更に進むことにする。
なんか、私たちの馬車を見て中へ入っていった兵士が居たのよね。
「大道芸人が有名な街だったので一度見てみたかったですね」
「魔法が有る世界に大道芸人とか居るんだ! それは見たかったかも!」
「魔法が有ると大道芸人は居ないものなんですか?」
「え、種も仕掛けも魔法ですって知ってたら楽しめないんじゃないの?」
「そんなことないと思いますけど」
「そんなものなのかな?」
次の街でスカーフで手元を隠して収納庫からアイテムを出し入れしたり、コアに魔法で水芸をしてもらったり、身体強化したシルとトワに街中をパルクールぽく移動して貰ったらすごい受けた。
「なるほどなぁ、魔法で何かしてると分かっていても見て凄いなら楽しめるのね」
「戦いを専門にしてる人以外は魔法を見る機会ってそんなに無いですから」
「普通の人が思い浮かべる魔法の多くは攻撃魔法なのでそれ以外の使い方は意外性が有って良いと思いますね」
「褒められてなんだか気持ち良かった、またやってみたい」
「おお、コアってばやる気だね!」
その後食事をして居たら凄かったと何人にも声を掛けられてちょっと恥ずかしかった。
朝起きたら領主の使いとか言うのが私たちを待っていて領主の館に来て欲しいと頼まれたが、目的がわからないので断った。
断ったらなんか圧力掛けてきたので、力付くで私たちを手に入れようなんて変態領主の相手なんてお断りです! と叫んで宿を出てきた。
女4人のグループに圧力を掛けて家に呼ぼうとする奴がまともなわけないんだよなぁ。
急いで逃げるように見せながら街を出る。
今日もやるのか訊いてきた人たちに、領主に身体を狙われているかも知れないんです~とか、使いの人が一緒に来ないと酷い目にあうぞとか脅してきたんです~とか、怖くてもうこの街にいられません~などなど言ったりしたけど、嘘は言ってないので大丈夫だ。
*
トワの故郷へ行く途中にあるダンジョンへ入る予定だったのだけれど、それよりも先にあると言うダンジョンと共存する街へ来た。
途中のダンジョンは転移でいつでも行けるしさ。
「この坂を登れば希望の塔です」
希望の塔とはこの国の人がダンジョンに付けた名前らしい。
なんでそんな名前をと理由を聞いたら、この周辺も含めて元は砂漠だったのだけれど、塔が出来てからこの辺りに植物が生えるようになり今では森林地帯になったのだとか。
それって、支配領域を広げてこの辺りを草原タイプや森林タイプに作り替えたんじゃ…。
この辺りもダンジョンなのでは? などと考えていたら、馬車が急停止した、なにごとと思って外に出たら凄い数の骨に囲まれていたわけだが…。
「他のダンジョンマスターが何か用か?」
「骨が喋った…」
「リッチは元人間の賢者がなることが多いので人の言葉を話せますよ」
「え、いや、そうじゃなくて、骨って声帯無いじゃない?」
「声帯?」
声帯とか知らないのかな、この世界って。
「何ようかと尋ねておるのだが?」
「あー、えっと~、観光?」
「…は?」
骨って驚くのね、初め知ったわ。
*
リッチさん?に、自分のダンジョンが難易度がおかしいみたいなので他のダンジョンを参考にしようと思って遊びに来たと説明したら呆れられたわけだが。
それから、
「アヤカがダンジョン入っても参考にならないと思う」
「え、なんで?」
「アヤカの気配を感じた魔物はおそらく逃げるだろう。ここまで来る旅の間、魔物に襲われたか?」
「そう言えば一度も無いわね」
「こうして対峙するまでわからなかったが、これ以上近づくと私でも逃げるか泣いて許しを乞おうとしたくなるくらい辛いぞ」
「そうなんですか? 何故?」
「お姉ちゃんは半神だから、鈍い人族意外は恐ると思う」
「は、半神…様でいらっしゃいましたか」
リッチさん、土下座したんだけど…。
リッチさんは本当はリッチさんじゃなくて、エドモンドさんと言うらしく骨になる前は教会で働いていたらしい。
焼畑農業を阻止しようと頑張っていたのだけれど、話が通じない農民に身体を焼畑されたらしい。そんなことされたら私ならその辺り一帯を呪いそうだけど、エドモンドさんは悲しくて泣いただけなんだそうな。
それから何百年かたち砂漠となってしまった故郷を救う為に骨になった身体を鍛えて? 強くなり、ダンジョンを攻略してダンジョンマスターとなった後この場所にダンジョンを作ったんだそうな。
それはともかくとしてだ。
「私が居たらダンジョン体験出来ないなんて…」
「マスターに作られた私たちにはそのような気配を感じとれなかったようです…」
「もしよろしければ、手引書みたいな物を書くこともできますが…」
「本当ですかエドモンドさん! やった!」
「良かったですねマスター!」
今日から書き始めて一月後くらには完成すると言うので、その頃に取りに来ることにした。
こちらからも何か渡そうと言ったのだけれど遠慮するので、ダンジョン産野菜や果物を無理矢理押し付けたら好感触だったみたい。
エドモンドさんのダンジョンでは魔物を倒すと肉を落とすだけで野菜は落とせないから別な国から輸入しているらしい。その国で収穫量が減った時などはこちらに売りに来ないことも有って別ルートを見付けられないかとずっと思っていたのだとか。
自分たちで作れれば良いのだが、ダンジョンやダンジョンの領域では薬草くらいしか育てられないそうだ。うちでは野菜や果物をいけるから、ダンジョンかあるいはマスターになった人によって作れる物が違うのかも知れない。
ダンジョン体験は出来なかったけど、ダンジョン教本を入手できることになったし作物の引渡し場所も出来たので満足だ。
「じゃあ、うちに帰りましょうか」
***
主人公の名前はアヤカらしい。
途中、盗賊とか山賊とか貴族とか村人に襲われたがほとんど燃やしてやった。
貴族は別として、盗賊と山賊は売ると金になるらしいのだがお金余ってるから輸送する手間を掛けてまでは要らないんだよね。
村人? その村は日本でも多く居た兼業農家だったのよ。まぁ、農家と盗賊を兼業してた人は日本には居ないと思うけど…。
盗賊を灰にした後にその村の近くを通ったら、父ちゃんを返せとか夫を返してとか言って石を投げてくる集団が居たので話を聞いてみたら灰にした盗賊だったと言う…。
なんでこいつら大事な人を殺された家族みたいな態度取れるんだ?
お前らの旦那や父親に殺され奪われた人たちの事とか考えたことないのか?
残った村人が盗賊家業を行うかも知れないので、身体機能を低下させる呪いを全員に付けてから移動した。普通の農作業なら時間が掛かるけど出来るだろう、魔物や盗賊に襲われた時に逃げたり反撃出来ないけど知らないわ。
半神とやらになって、祝福と呪詛というものが出来るようになってたんだよね。
*
貴族はシルの心配が的中した感じか。
貴族様には優れた馬車や馬がお似合いだそうですよ奥さん。
「人間の貴族と半神てどっちが上?」
「人間の貴族と王族以外は半神が上だと考えるんじゃないですか?」
「だよね。では、おほん。貴様らには罰を与えるとしようか!」
魔法で神っぽい演出をして、貴族を止めようとした人以外をネズミに変えた。ちなみに呪いで有る。
「神の物を欲しがる愚か者め」
とか言って、空を走らせた後に転移してみた。
その後どうなるのか見るために馬車を置いて再び転移し、木の影から様子を窺う。
「4人か、結構残った方かな?」
「あのドレスの少女は娘でしょうか? 父親ネズミともう1匹抱いてますね」
「母親ネズミかも知れませんね」
「両親共に奪おうと考えて娘は止めたのね、親に似ない良い娘だなぁ」
ネズミを全て回収した後彼らは来た道を引き返して行った。
「それじゃ私たちも行きますか!」
「貴族の馬車を追いかける形になりますが、大丈夫ですか?」
「何かあったら逃げるか戦えば良いでしょう」
*
貴族の馬車を追い抜くこともなく次の街に着いたが、寄らずに更に進むことにする。
なんか、私たちの馬車を見て中へ入っていった兵士が居たのよね。
「大道芸人が有名な街だったので一度見てみたかったですね」
「魔法が有る世界に大道芸人とか居るんだ! それは見たかったかも!」
「魔法が有ると大道芸人は居ないものなんですか?」
「え、種も仕掛けも魔法ですって知ってたら楽しめないんじゃないの?」
「そんなことないと思いますけど」
「そんなものなのかな?」
次の街でスカーフで手元を隠して収納庫からアイテムを出し入れしたり、コアに魔法で水芸をしてもらったり、身体強化したシルとトワに街中をパルクールぽく移動して貰ったらすごい受けた。
「なるほどなぁ、魔法で何かしてると分かっていても見て凄いなら楽しめるのね」
「戦いを専門にしてる人以外は魔法を見る機会ってそんなに無いですから」
「普通の人が思い浮かべる魔法の多くは攻撃魔法なのでそれ以外の使い方は意外性が有って良いと思いますね」
「褒められてなんだか気持ち良かった、またやってみたい」
「おお、コアってばやる気だね!」
その後食事をして居たら凄かったと何人にも声を掛けられてちょっと恥ずかしかった。
朝起きたら領主の使いとか言うのが私たちを待っていて領主の館に来て欲しいと頼まれたが、目的がわからないので断った。
断ったらなんか圧力掛けてきたので、力付くで私たちを手に入れようなんて変態領主の相手なんてお断りです! と叫んで宿を出てきた。
女4人のグループに圧力を掛けて家に呼ぼうとする奴がまともなわけないんだよなぁ。
急いで逃げるように見せながら街を出る。
今日もやるのか訊いてきた人たちに、領主に身体を狙われているかも知れないんです~とか、使いの人が一緒に来ないと酷い目にあうぞとか脅してきたんです~とか、怖くてもうこの街にいられません~などなど言ったりしたけど、嘘は言ってないので大丈夫だ。
*
トワの故郷へ行く途中にあるダンジョンへ入る予定だったのだけれど、それよりも先にあると言うダンジョンと共存する街へ来た。
途中のダンジョンは転移でいつでも行けるしさ。
「この坂を登れば希望の塔です」
希望の塔とはこの国の人がダンジョンに付けた名前らしい。
なんでそんな名前をと理由を聞いたら、この周辺も含めて元は砂漠だったのだけれど、塔が出来てからこの辺りに植物が生えるようになり今では森林地帯になったのだとか。
それって、支配領域を広げてこの辺りを草原タイプや森林タイプに作り替えたんじゃ…。
この辺りもダンジョンなのでは? などと考えていたら、馬車が急停止した、なにごとと思って外に出たら凄い数の骨に囲まれていたわけだが…。
「他のダンジョンマスターが何か用か?」
「骨が喋った…」
「リッチは元人間の賢者がなることが多いので人の言葉を話せますよ」
「え、いや、そうじゃなくて、骨って声帯無いじゃない?」
「声帯?」
声帯とか知らないのかな、この世界って。
「何ようかと尋ねておるのだが?」
「あー、えっと~、観光?」
「…は?」
骨って驚くのね、初め知ったわ。
*
リッチさん?に、自分のダンジョンが難易度がおかしいみたいなので他のダンジョンを参考にしようと思って遊びに来たと説明したら呆れられたわけだが。
それから、
「アヤカがダンジョン入っても参考にならないと思う」
「え、なんで?」
「アヤカの気配を感じた魔物はおそらく逃げるだろう。ここまで来る旅の間、魔物に襲われたか?」
「そう言えば一度も無いわね」
「こうして対峙するまでわからなかったが、これ以上近づくと私でも逃げるか泣いて許しを乞おうとしたくなるくらい辛いぞ」
「そうなんですか? 何故?」
「お姉ちゃんは半神だから、鈍い人族意外は恐ると思う」
「は、半神…様でいらっしゃいましたか」
リッチさん、土下座したんだけど…。
リッチさんは本当はリッチさんじゃなくて、エドモンドさんと言うらしく骨になる前は教会で働いていたらしい。
焼畑農業を阻止しようと頑張っていたのだけれど、話が通じない農民に身体を焼畑されたらしい。そんなことされたら私ならその辺り一帯を呪いそうだけど、エドモンドさんは悲しくて泣いただけなんだそうな。
それから何百年かたち砂漠となってしまった故郷を救う為に骨になった身体を鍛えて? 強くなり、ダンジョンを攻略してダンジョンマスターとなった後この場所にダンジョンを作ったんだそうな。
それはともかくとしてだ。
「私が居たらダンジョン体験出来ないなんて…」
「マスターに作られた私たちにはそのような気配を感じとれなかったようです…」
「もしよろしければ、手引書みたいな物を書くこともできますが…」
「本当ですかエドモンドさん! やった!」
「良かったですねマスター!」
今日から書き始めて一月後くらには完成すると言うので、その頃に取りに来ることにした。
こちらからも何か渡そうと言ったのだけれど遠慮するので、ダンジョン産野菜や果物を無理矢理押し付けたら好感触だったみたい。
エドモンドさんのダンジョンでは魔物を倒すと肉を落とすだけで野菜は落とせないから別な国から輸入しているらしい。その国で収穫量が減った時などはこちらに売りに来ないことも有って別ルートを見付けられないかとずっと思っていたのだとか。
自分たちで作れれば良いのだが、ダンジョンやダンジョンの領域では薬草くらいしか育てられないそうだ。うちでは野菜や果物をいけるから、ダンジョンかあるいはマスターになった人によって作れる物が違うのかも知れない。
ダンジョン体験は出来なかったけど、ダンジョン教本を入手できることになったし作物の引渡し場所も出来たので満足だ。
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