12 / 14
水城もいろいろやらかしてた話
1
「あ゛ー…つかれた…」
風呂から上がりさっぱりした体でベッドに倒れ込む。授業を6時間終え、ハードな練習をこなした自分を心の中で褒める。
「あー…ノート書かねえと」
全身の力を抜けさせるのにはまだ早い。カバンからノートをとりだし、今日の練習の改善点を洗い出していく。
「パスミス、点が入った直後の動きが遅い、あとは…」
次々と出てくるダメなところ。ノートの消費が早い。
「明日もあるのか…」
1人反省会も終わり、今度こそベッドに入る。
練習がキツい。正直言うともうやめたい。そりゃ強豪校の、しかも一軍なんだから当たり前といえば当たり前。でも、そういう物理的なものよりも、打ち解けられる人がいないのが辛い。積極的に話しかけてはいる。ちゃんと会話はできる。できるんだけど、先輩という存在自体が緊張してしまって深くは踏み込めない。
加えて練習中の緊迫感がすごい。全ての動きを観察されてるみたいで息もまともに吸えやしない。普段からこんな緊張感のある場所で練習しているのだ。強いのも頷ける。でも、心身ともにクタクタ。
「でも、頑張らねえと…」
ベッドに寝転がる途端、瞼が落ちる。もう、起きてられない。弱音と決意がごちゃごちゃになりながら俺は、眠りの世界に落ちた。
「ナイス!!おらっ!シュートされたからってちんたらすんな!次のこと考えろ!!」
「はいっ!!」
今日も今日とて厳しい練習をこなす。何度も何度も怒られながら、息も絶え絶えになりながら。普段はバスケ以外のことを練習中に考えることはない。そんな余裕は心身ともに持ち合わせていないからだ。でも、今俺の頭をいっぱいにしているのはフォーメーションのことでも、パス回しのことでもない。
(トイレいきてぇ…)
誰でも考える機会があるであろう、それでいてどこか幼い欲求。少し動けば忘れる程度のものではない。固く締めたズボンの紐が憎いぐらいに、下腹部がジンと痛む。
考えれば、今日は掃除当番が長引いて焦るようにして部室に向かったから、トイレのことを忘れていた。そのくせ熱中症が怖くて始まる前に多めに水分をとってしまった俺は馬鹿である。
(うぅ~…動くの辛ぇ…)
だんっ、だんっとボールやら足踏みやらで揺れる地面が膀胱に響く。それに、腰を下げないといけないから、お腹が圧迫されて、余計にしたくなってくる。
(といれといれといれといれ…)
誰か、先輩にいって行かせてもらおうか、そう思うけど、このピリピリした状況では言い出しづらい。
時計を見ると休憩は30分後。
(さすがに、漏らしはしねえよな…)
こんなところで失敗なんてしたら、退部レベルのやらかしだ。でも、流石に高校生にもなって限界を迎えることはないだろう。動いているから汗になって水分も出ていくし。
(ぜってぇ我慢しねえと…)
風呂から上がりさっぱりした体でベッドに倒れ込む。授業を6時間終え、ハードな練習をこなした自分を心の中で褒める。
「あー…ノート書かねえと」
全身の力を抜けさせるのにはまだ早い。カバンからノートをとりだし、今日の練習の改善点を洗い出していく。
「パスミス、点が入った直後の動きが遅い、あとは…」
次々と出てくるダメなところ。ノートの消費が早い。
「明日もあるのか…」
1人反省会も終わり、今度こそベッドに入る。
練習がキツい。正直言うともうやめたい。そりゃ強豪校の、しかも一軍なんだから当たり前といえば当たり前。でも、そういう物理的なものよりも、打ち解けられる人がいないのが辛い。積極的に話しかけてはいる。ちゃんと会話はできる。できるんだけど、先輩という存在自体が緊張してしまって深くは踏み込めない。
加えて練習中の緊迫感がすごい。全ての動きを観察されてるみたいで息もまともに吸えやしない。普段からこんな緊張感のある場所で練習しているのだ。強いのも頷ける。でも、心身ともにクタクタ。
「でも、頑張らねえと…」
ベッドに寝転がる途端、瞼が落ちる。もう、起きてられない。弱音と決意がごちゃごちゃになりながら俺は、眠りの世界に落ちた。
「ナイス!!おらっ!シュートされたからってちんたらすんな!次のこと考えろ!!」
「はいっ!!」
今日も今日とて厳しい練習をこなす。何度も何度も怒られながら、息も絶え絶えになりながら。普段はバスケ以外のことを練習中に考えることはない。そんな余裕は心身ともに持ち合わせていないからだ。でも、今俺の頭をいっぱいにしているのはフォーメーションのことでも、パス回しのことでもない。
(トイレいきてぇ…)
誰でも考える機会があるであろう、それでいてどこか幼い欲求。少し動けば忘れる程度のものではない。固く締めたズボンの紐が憎いぐらいに、下腹部がジンと痛む。
考えれば、今日は掃除当番が長引いて焦るようにして部室に向かったから、トイレのことを忘れていた。そのくせ熱中症が怖くて始まる前に多めに水分をとってしまった俺は馬鹿である。
(うぅ~…動くの辛ぇ…)
だんっ、だんっとボールやら足踏みやらで揺れる地面が膀胱に響く。それに、腰を下げないといけないから、お腹が圧迫されて、余計にしたくなってくる。
(といれといれといれといれ…)
誰か、先輩にいって行かせてもらおうか、そう思うけど、このピリピリした状況では言い出しづらい。
時計を見ると休憩は30分後。
(さすがに、漏らしはしねえよな…)
こんなところで失敗なんてしたら、退部レベルのやらかしだ。でも、流石に高校生にもなって限界を迎えることはないだろう。動いているから汗になって水分も出ていくし。
(ぜってぇ我慢しねえと…)
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。