1 / 21
第1章 ダンジョン嫌いニキ、世界にバレる
第1話 迷惑系との遭遇
しおりを挟む
『――マスター、攻撃が来ます。一歩下がってください』
声に従い、バックステップ。
その直後、何もない空間を敵の棍棒が薙いだ。
『敵は反動で動けません。踏み込みを』
「はいよ……っと」
イヤーカフから発される機械音声に従い、敵の懐に飛び込む。
「フシュルゥゥゥ」
敵――ゴブリンは何をするでもなく、こちらを見て湿った息を吐いた。
これだけ接近されて深呼吸とは、呑気なもんだ。
流石、子供でも倒せる最弱の魔物である。
『攻撃準備です』
「よし」
俺は手に持った短剣に魔力を流した。
鈍い音が鳴り、刃の周囲に淡い緑の光がまとわりつく。
『今です。左から頚椎を狙いましょう』
「――ハァッ!」
俺は右足を踏み込み、敵の首元に短剣を滑り込ませる。
緑の光が尾を引いて、空間を裂いた。
敵の動きが止まる。
数拍遅れて、身体の輪郭が崩れはじめた。
紫色の光が霧散して、空気に溶けていく。
『……魔力反応消失、討伐を確認。お疲れさまでした』
淡々とした報告を聞いて、俺は短く息を吐いた。
2つある腰のホルダーの空いた側に、短剣をしまう。
「ふう、やっと一匹目かあ」
ここは初心者向けのGランクダンジョン。
魔物が少ないのは当たり前だ。
平和で安全であるからこそ、最低の『G』と位置付けられているのだ。
「……とはいえ、流石に少なすぎる」
ダンジョンに潜ってから、だいたい一時間。
あちこち歩きまわって、ようやく初めての魔物に遭遇することができた。
「アリス」
『はい。お呼びでしょうか、マスター』
俺の呼びかけに応えたのは、女声の機械音声。
彼女の名は『A.L.I.C.E』。
正式名称は、迷宮探索及び戦闘の統合高度支援知能(Advanced Labyrinth Integrated Combat & Exploration system)……というのだが、誰もそんな長ったらしい名前では呼ばない。
「周辺の魔力反応を探ってくれ。小さいものでも、見落とさないように」
『承知いたしました。少々お待ちください』
そして、数秒後。
『周辺範囲に、生命と思しき魔力反応は見られませんでした』
「だよなあ……」
淡い期待すらも打ち砕かれ、俺はがっくりと肩を落とす。
少ないのは想定内だが、ここまで何も出ないと困る。
確認したいものが確認できない。
「今日中に、三十体は狩るつもりだったんだけどなあ」
アリスの補助精度の確認。
そのために、わざわざダンジョンに来たというのに……肝心の魔物がいない。
「はあ……再試験かなあ、これ」
ぼやきながら、とぼとぼと歩く。
そんな俺の足元は、壁面から滲み出た淡い青の光で照らされている。
光源は、ダンジョンの壁面から生えた大小さまざまな水晶の、幻想的な輝きだ。
ふと、その水晶の一つに、自分の姿が映り込んだ。
「うわ、ひどいな」
思わず足を止める。
そこに映っていたのは、だらしない見た目の冴えない男。
伸びっぱなしの黒髪は無造作に額へかかり、後頭部には寝ぐせが跳ねている。
無精ひげもまばらに生え、こんな見た目で外を歩いてきたのか……と思うと、今さら恥ずかしくなってきた。
「帰ったら切らなきゃな……」
誰に聞かせるでもなく、呟く。
『それをオススメします。マスターはきちんと整えれば、一般的に美男子と呼ばれる部類の見た目になりますから』
と思ったが、一人聞いていた奴がいたらしい。
「お世辞を言う機能なんて、付けた覚えはないぞ」
『申し訳ありません。削除しておきます』
「そこは『お世辞じゃありません』だろ!」
『そんなことよりも、マスター』
露骨に話題を変えようとしてるな。
言語応答系の処理、見直す必要があるかも。
そんなことを考えながら、「どうした?」と問い返す。
『――魔力反応を検知いたしました』
「本当か!? それを早く言えよ!」
『十時方向。距離、約七十メートル。人為的な魔力使用の反応と思われます』
人為的?
人がいるということか。
ダンジョンで人間に遭遇するのは珍しくない。
特に近年では、とある人種が大量に増加している。
そいつらには、絶対に会いたくないと思っていたのだが……。
「……この異常について、何か知ってるかもしれないな。一応、行ってみるか」
そう決心し、足音を殺して進む。
曲がり角の向こうから、声が微かに届いた。
俺は壁際に身を寄せ、呼吸を浅くする。
片目だけをわずかに壁から出して、声のした方向を見た。
そこにいたのは、一組の男女。
「アリス、音声を拾えるか」
『承知いたしました。指向性マイクをオンします』
耳の奥で、男女の声が少しだけ鮮明になる。
「ちょっと! そっち立つとカメラ入んないんだけど! ちゃんと考えてよオレの配信なんだからさー!」
「は、はい……すみません……」
「それじゃ、恒例のやついきますか~……顔面採点! ドゥルルルルル……ドゥン! はい、75点!」
「な、ななじゅう……?」
「いや素材は悪くないんだけど、ホント惜しいなあ。ちょっと垢抜けてないっていうか……そうだ! 整形とかしたらいいと思うよ! プフフッ!」
……案の定、か。
俺は心の中で大きなため息をつく。
奴らこそ、俺が最も関わりたくない人種――『ダンジョン配信者』だ。
配信者であろう男の方は、片手に撮影用のジンバルを構えている。
で、相手の少女はおそらく未成年だ。
初心者用の軽装を身に着け、居心地悪そうに身体をすくめている。
『迷惑系配信者』と『絡まれた一般人』って感じだな。
「あ、あの……すみません。私もう行ってもいいでしょうか? 私も一応……」
「はいストーップ、ダメダメダメ。今抜けるの一番サムいから。ここから企画発表入るんで」
「き、企画……?」
「それじゃ視聴者の皆、今日の企画はこちら! 『検証! Gランクのザコは、オレに通行税取られても文句言えない説~!』」
男は軽い調子で言いながら、少女の装備に視線を走らせた。
「このダンジョンさ、見ての通り全然魔物いないでしょ? オレが事前に全部処理してあげたわけよ。君みたいなザコを守るために。感謝してほしいよね、普通に」
「え、そ、そうだったんですか……!? どうりで何にも出ないと……」
おい、ちょっと待て。
今なんつった?
魔物を全部片づけた?
……お前だったのか、俺の仕事の邪魔をしてくれたのは。
「そうそう。だからさ、安全を買ったと思ってもらってね、通行税をいただこうと思いまーっす」
「つ、通行税? お金を取るんですか……!?」
「イチイチ驚かないでね、テンポ悪くなるからさ。で、いくら出せる?」
「すみません、私、あまりお金を持っていなくて……」
少女は視線が泳ぎ、指先が震えている。
「うーん、じゃあしょうがないかぁ~」
男は大げさにため息を吐く。
その言葉を聞いた少女は、少し安堵したような表情を見せた。
だが、次の男の一言で、彼女の顔面は凍りつく。
「代わりに、その装備でいいよ。ホラ、全部脱いで」
「え……!?」
……マジか。
声に従い、バックステップ。
その直後、何もない空間を敵の棍棒が薙いだ。
『敵は反動で動けません。踏み込みを』
「はいよ……っと」
イヤーカフから発される機械音声に従い、敵の懐に飛び込む。
「フシュルゥゥゥ」
敵――ゴブリンは何をするでもなく、こちらを見て湿った息を吐いた。
これだけ接近されて深呼吸とは、呑気なもんだ。
流石、子供でも倒せる最弱の魔物である。
『攻撃準備です』
「よし」
俺は手に持った短剣に魔力を流した。
鈍い音が鳴り、刃の周囲に淡い緑の光がまとわりつく。
『今です。左から頚椎を狙いましょう』
「――ハァッ!」
俺は右足を踏み込み、敵の首元に短剣を滑り込ませる。
緑の光が尾を引いて、空間を裂いた。
敵の動きが止まる。
数拍遅れて、身体の輪郭が崩れはじめた。
紫色の光が霧散して、空気に溶けていく。
『……魔力反応消失、討伐を確認。お疲れさまでした』
淡々とした報告を聞いて、俺は短く息を吐いた。
2つある腰のホルダーの空いた側に、短剣をしまう。
「ふう、やっと一匹目かあ」
ここは初心者向けのGランクダンジョン。
魔物が少ないのは当たり前だ。
平和で安全であるからこそ、最低の『G』と位置付けられているのだ。
「……とはいえ、流石に少なすぎる」
ダンジョンに潜ってから、だいたい一時間。
あちこち歩きまわって、ようやく初めての魔物に遭遇することができた。
「アリス」
『はい。お呼びでしょうか、マスター』
俺の呼びかけに応えたのは、女声の機械音声。
彼女の名は『A.L.I.C.E』。
正式名称は、迷宮探索及び戦闘の統合高度支援知能(Advanced Labyrinth Integrated Combat & Exploration system)……というのだが、誰もそんな長ったらしい名前では呼ばない。
「周辺の魔力反応を探ってくれ。小さいものでも、見落とさないように」
『承知いたしました。少々お待ちください』
そして、数秒後。
『周辺範囲に、生命と思しき魔力反応は見られませんでした』
「だよなあ……」
淡い期待すらも打ち砕かれ、俺はがっくりと肩を落とす。
少ないのは想定内だが、ここまで何も出ないと困る。
確認したいものが確認できない。
「今日中に、三十体は狩るつもりだったんだけどなあ」
アリスの補助精度の確認。
そのために、わざわざダンジョンに来たというのに……肝心の魔物がいない。
「はあ……再試験かなあ、これ」
ぼやきながら、とぼとぼと歩く。
そんな俺の足元は、壁面から滲み出た淡い青の光で照らされている。
光源は、ダンジョンの壁面から生えた大小さまざまな水晶の、幻想的な輝きだ。
ふと、その水晶の一つに、自分の姿が映り込んだ。
「うわ、ひどいな」
思わず足を止める。
そこに映っていたのは、だらしない見た目の冴えない男。
伸びっぱなしの黒髪は無造作に額へかかり、後頭部には寝ぐせが跳ねている。
無精ひげもまばらに生え、こんな見た目で外を歩いてきたのか……と思うと、今さら恥ずかしくなってきた。
「帰ったら切らなきゃな……」
誰に聞かせるでもなく、呟く。
『それをオススメします。マスターはきちんと整えれば、一般的に美男子と呼ばれる部類の見た目になりますから』
と思ったが、一人聞いていた奴がいたらしい。
「お世辞を言う機能なんて、付けた覚えはないぞ」
『申し訳ありません。削除しておきます』
「そこは『お世辞じゃありません』だろ!」
『そんなことよりも、マスター』
露骨に話題を変えようとしてるな。
言語応答系の処理、見直す必要があるかも。
そんなことを考えながら、「どうした?」と問い返す。
『――魔力反応を検知いたしました』
「本当か!? それを早く言えよ!」
『十時方向。距離、約七十メートル。人為的な魔力使用の反応と思われます』
人為的?
人がいるということか。
ダンジョンで人間に遭遇するのは珍しくない。
特に近年では、とある人種が大量に増加している。
そいつらには、絶対に会いたくないと思っていたのだが……。
「……この異常について、何か知ってるかもしれないな。一応、行ってみるか」
そう決心し、足音を殺して進む。
曲がり角の向こうから、声が微かに届いた。
俺は壁際に身を寄せ、呼吸を浅くする。
片目だけをわずかに壁から出して、声のした方向を見た。
そこにいたのは、一組の男女。
「アリス、音声を拾えるか」
『承知いたしました。指向性マイクをオンします』
耳の奥で、男女の声が少しだけ鮮明になる。
「ちょっと! そっち立つとカメラ入んないんだけど! ちゃんと考えてよオレの配信なんだからさー!」
「は、はい……すみません……」
「それじゃ、恒例のやついきますか~……顔面採点! ドゥルルルルル……ドゥン! はい、75点!」
「な、ななじゅう……?」
「いや素材は悪くないんだけど、ホント惜しいなあ。ちょっと垢抜けてないっていうか……そうだ! 整形とかしたらいいと思うよ! プフフッ!」
……案の定、か。
俺は心の中で大きなため息をつく。
奴らこそ、俺が最も関わりたくない人種――『ダンジョン配信者』だ。
配信者であろう男の方は、片手に撮影用のジンバルを構えている。
で、相手の少女はおそらく未成年だ。
初心者用の軽装を身に着け、居心地悪そうに身体をすくめている。
『迷惑系配信者』と『絡まれた一般人』って感じだな。
「あ、あの……すみません。私もう行ってもいいでしょうか? 私も一応……」
「はいストーップ、ダメダメダメ。今抜けるの一番サムいから。ここから企画発表入るんで」
「き、企画……?」
「それじゃ視聴者の皆、今日の企画はこちら! 『検証! Gランクのザコは、オレに通行税取られても文句言えない説~!』」
男は軽い調子で言いながら、少女の装備に視線を走らせた。
「このダンジョンさ、見ての通り全然魔物いないでしょ? オレが事前に全部処理してあげたわけよ。君みたいなザコを守るために。感謝してほしいよね、普通に」
「え、そ、そうだったんですか……!? どうりで何にも出ないと……」
おい、ちょっと待て。
今なんつった?
魔物を全部片づけた?
……お前だったのか、俺の仕事の邪魔をしてくれたのは。
「そうそう。だからさ、安全を買ったと思ってもらってね、通行税をいただこうと思いまーっす」
「つ、通行税? お金を取るんですか……!?」
「イチイチ驚かないでね、テンポ悪くなるからさ。で、いくら出せる?」
「すみません、私、あまりお金を持っていなくて……」
少女は視線が泳ぎ、指先が震えている。
「うーん、じゃあしょうがないかぁ~」
男は大げさにため息を吐く。
その言葉を聞いた少女は、少し安堵したような表情を見せた。
だが、次の男の一言で、彼女の顔面は凍りつく。
「代わりに、その装備でいいよ。ホラ、全部脱いで」
「え……!?」
……マジか。
0
あなたにおすすめの小説
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる