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先輩が僕との関係を公開恋愛したがるのですが…
◇
海翔先輩がおかしい。おかしいって言うか、普段は全然何も変わりない。相変わらず格好いいし、なんでもできるし、相変わらず美女に囲まれている。何も変わらない。変わらないんだけど。
「ほらせーちゃん、こっち来いよ?」
サークルの飲み会。酔った先輩がグラス片手に僕を呼ぶけど、僕はぷるぷると首を横に振った。先輩は不満そうに顔を歪める。
「…んでだよ?いいだろ?こっち来いよ?」
「だ、だって……」
先輩、お酒飲むとべったりだもん。こないだだってその…思い出すだけで顔が熱くなる。僕が逃げ出そうとすると、腕を掴まれた。
「こーら、どこ行くんだよ?」
「せ、せんぱい」
そのまま腕を引かれて先輩の膝の上に乗せられて、周りから黄色い悲鳴が上がった。酔ってるからかいつもよりスキンシップが激しい気がするけど、気のせいだと思うことにする。今日の僕は大きめメガネなので衝撃で視界がちょっと揺れた。
「せーちゃんはここな?俺の膝の上。席ねぇから諦めろよ?」
「だ、だって……」
僕、スキンシップ苦手なのに、みんなの前でこんなことされたら、恥ずかしくて死んじゃうよ…
「せーちゃん顔真っ赤」
先輩はくすりと笑って僕の頰をつつく。僕はムッとした表情を浮かべたけど、先輩は益々嬉しそうな顔をする。ひょっとしなくてもSっ気あるよね、この人。
「かいとマジで青クン気に入りすぎじゃねー?」
「顔真っ赤にしてかーわいー♡」
先輩達にそう言われて益々落ち着かなくなる。ちまちまとグラスビールを飲みながら、話題が逸れるのを願った。
「あ、それ」
先輩が突然そう言って僕のグラスを指差す。僕は恐る恐る先輩の方を見た。先輩はにっこりと笑うと僕の手を掴み引き寄せる。
「俺にも一口ちょーだい?」
「あっ……!!」
そしてそのまま先輩にグラスの中身を全部飲み干されてしまった。みんなの前でそんなことしないで欲しい。だって…
「あっ、青クン間接キスだぁー」
「ちょー真っ赤でカワイー♡」
めちゃめちゃ盛り上がってしまってる…ほら、こうなるから嫌なのに!僕は恥ずかしくて先輩から逃げようとしたけど、先輩の腕はビクともしない。それどころかもっと強く抱きしめられてしまった。そして耳元で囁かれる。
「…もっとすごいことしてるのに、間接キスで真っ赤になんの?」
「っ!?」
先輩は意地悪な笑みを浮かべると、僕の唇にキスをする。そしてそのまま舌を入れられて、口腔内を犯された。唾液の混ざる音が頭の中に響いて目眩がしてくる。
「んん…♡」
みんなの前なのに変な声出ちゃう。しかもお酒のせいでいつもよりくらくらするし、変な気分になってくる。僕は必死で抵抗しようとしたけど、やっぱり駄目だった。
「んんっ!!♡」
突然おしりを鷲掴みにされてびっくりする。周りは気付いてないみたいだけど、先輩は僕のお尻を揉み始めたのだ。
(な、なんで…こんな、みんな居るのに…!?)
「ぷはぁ…!な、ななななんで…!?」
僕は慌てて海翔先輩を押しのけようと腕を突っ張らせる。びくともしないけどせめてもの抵抗です。
「んー?したかったから?」
ニヤリと全く反省してないような顔で言われる。僕は困ってしまって、周りを見たけどみんな僕と先輩を見てきゃーきゃー言ってて全く助けにならない。
「そ、そんな理由で……!!」
僕は泣きそうになりながらも訴えるけど先輩は止めてくれない。
「やば!かいと今の舌めっちゃエロかった!」
「青クン涙目じゃん!かわいー♡」
「おいおい海翔ー!あんまいたいけな青クン泣かすなよー?」
「はー?うっせぇし」
「ナツが動画撮ったって?」
「あとで見せて見せて♡」
先輩達は今日一番盛り上がってしまっている。僕はもうどうしたらいいのか分からなくて、泣きたくなってきた。
「せ、せんぱい……」
僕が涙目で先輩を見上げると先輩は一瞬驚いたような顔をした後、すぐに僕の頭を撫でる。
「な、なんで…?」
「んー?なんででしょう?」
ふざけた調子でそう言いながらも、先輩は僕の涙を指で拭ってくれた。そしてまたキスをする。
「んっ……んぅ♡」
「せーちゃんってホント可愛いよなぁ……」
ちゅ、ちゅと何度もキスをされると僕はもう頭がぼーっとしてきてしまう。先輩が少し身体を離すと、後ろから抱きしめられるような体勢になった。それはいい、それはいいのですが。
(あ、当たってるんですが…!?)
お尻に硬いものが当たっている。先輩はわざと押し付けているようで、僕の耳元で小さく笑った。
「せーちゃん、腰動いてる」
「っ!?」
先輩にそう言われた瞬間、羞恥心で顔に熱が集まる。だって仕方がないじゃないか。僕だって男の子なんだから、好きな人がこんなに興奮してて、ウズウズしないほうがおかしい。
「かいとマジで青クン好きすぎじゃん?」
「ベロチューとかマジで激アツ!!」
「ってか青クンも意外とノッてきてる?」
先輩達の言葉に僕はハッとする。そうだ、僕ってば何を流されそうになってるんだ。こんなところでこんなことするのはおかしい!僕は先輩の膝から飛び降りると、慌てて荷物を持って立ち上がった。
「ぼ、ぼく先に帰りますから…!」
そう言って逃げ出そうとしたら先輩に腕を掴まれた。そのまままた膝の上に戻されてしまう。
「せ、せんぱい……?」
恐る恐る先輩を見上げると、先輩はなんだか凄く上機嫌だった。でもその笑顔は逆に怖い気がする。だって目が笑ってないもん!!
「おいおい、せーちゃん何逃げてんの?」
「な、なんで……?」
「まだ途中だろ?後輩が先輩置いて帰れるとでも思ってる?」
目が怖いまま海翔先輩はそう囁く。
「こらかいと、あんまコーハイ泣かすなし」
「あ?泣かせてねーし。な?せーちゃん」
「は、はい…う…」
もう泣き声なっちゃってる…怖いよ海翔先輩、何考えてるかわかんないし…
「でも確かに、青クン可愛い顔してるよね?こう見ると」
「肌白いし、メガネはずすとめっちゃ可愛いよね?」
ミスコン常勝軍団のお姉様に褒められて逆に落ち着かなくなる。そわそわして俯いてると海翔先輩の回した腕に力が籠もる。
「せーちゃんは俺んだから、あんま見んな」
「はは、独占欲つえー!てか青クン顔真っ赤じゃん」
「照れてんの?」
「かっわいー♡」
可愛い可愛い言われて僕は嬉しいような恥ずかしいような。だって先輩に抱きしめられたままだから心臓バクバクしてるし。
「か、かいとせんぱい…?」
僕は恐る恐る目を向けると、じっとこちらを見つめられていたことに気づく。その瞳には明らかに熱が籠もっていて、僕はゴクリと喉を鳴らした。
「せ、せんぱい……んんー!?」
僕が口を開いた瞬間だった。顎を掴まれて強引にキスをされる。何度なの!?しかもまた舌入れてくるし…!
「は、んぅ……♡」
先輩からのキスは気持ち良くてすぐに思考が蕩けてしまう。僕は抵抗も出来ずされるがままになっていた。
「青クンめっちゃ顔赤くてカワイー♡」
「かいとってホント、青クン溺愛してるよな」
「うっへ、せーちゃんは俺のだから。やらねぇからな?」
僕倒れそう…みんなから見られてるの恥ずかしいよ…
「あ、倒れた」
お酒と恥ずかしさで僕は膝から崩れ落ちそうになる。それを先輩が抱き留めてくれた。
「おいおい、せーちゃん大丈夫かよ?」
「せ、せんぱいの……ばかぁ……」
やっと唇が離れて、僕は思わず先輩を涙目で睨んだ。それを見て周りはまた黄色い悲鳴をあげる。
「えー?青クンめっちゃ可愛い!」
「マジでちゅーで腰砕けてる?」
「…ほらせーちゃん、帰るぞ?」
先輩が僕の身体を支えながら立たせてくれた。帰れると思ってホッとする反面、本当に大丈夫か不安になる。
「せ、せんぱい……ぼく……」
「ん?歩けない?」
「……は、はい」
僕の答えを聞いた先輩は嬉しそうに笑った後、みんなに振り返る。
「じゃあ俺ら帰るから」
先輩がそう言うと皆一様に不満そうな声を上げた。先輩ってモテるから他の人達も話したかったよね…ごめんなさい…でもそんな人に人前でキスされてしまったので、僕は恥ずかしくて顔があげられない。
「えー?青クン、まだ飲み終わってないよー?」
「そうだぞ!もっと話そうぜー?」
そう言われてもこれ以上お酒飲むと本当に潰れてしまう。もうだいぶ酔っているし、明日学校だし…
「潰したの俺だからせーちゃん連れて帰るわ。んじゃ」
海翔先輩はそう言うと僕を強引に抱き上げた。そしてそのままスタスタと歩き出してしまう。
「か、かいとせんぱい!?」
僕は慌てて先輩にしがみつく。みんなに見られてるし恥ずかしいよ…!先輩は僕をちらりと見ると、ニヤリと笑う。
「お、おろしてください、歩けます」
「だーめ」
不意打ちだったので僕はすぐに力が抜けてしまう。もうやだ、お酒で酔っ払った先輩怖いよぉ…
僕が抵抗できないのを良いことに、先輩はそのまま店の外へと歩き出してしまった。
◇
「あっ…♡あううっ♡」
「せーちゃん、またイきそう?でもまだだめな?」
ベッドの中で先輩からの愛撫に喘ぐ。もう何度も絶頂寸前で止められて頭がおかしくなりそうだ。
「もぉやだぁ……イキたいよぉ……」
僕は涙声で訴えたけど、先輩は全然聞いてくれない。僕の弱いところ全部バレてるから、どうしたらいいか、どうやったらいいか、全部わかってる。
「やだ、イきたいよぉ……せーえき出させてぇ……」
僕はもう我慢の限界で、泣きながら恥ずかしい言葉で先輩に懇願する。先輩は優しい微笑みを浮かべたまま、僕のちんこを扱いていた。
「はーかわいー♡」
そう言うと先輩はまた僕の口を塞いでしまう。それと同時に尿道口に爪を立てられて、僕はビクビクと身体を痙攣させた。
「んんんん♡♡♡」
射精感が込み上げてくる。しかし僕のちんこからは先走りだけがトロトロと零れるだけだった。
(また、だめぇ……)
尿道を塞がれてしまって出せない快感が僕を襲う。いきたいのにいけない。出したいのに出せない。苦しいよ、先輩……
「せーちゃん?泣いてんの?」
先輩が僕の顔を覗き込むようにして聞いてくる。僕はしゃくり上げながら必死に懇願した。
「な、なんでぇ……?やだよぉ……」
「んー?」
先輩は意地悪な笑みを浮かべると、先端をくりくりといじめる。
「せーちゃん俺のもんだもんな?こんなにえっちで可愛いとこ俺だけのだもんなぁ?」
「は、はいぃ……か、かいとせんぱいだけの、です♡」
僕は素直に答える。先輩が僕だけのものって言ってくれたのが嬉しくて。先輩も満足そうに笑った後、僕の頭を優しく撫でてくれた。
「俺のものってことは、ちゃんとしつけないとな?」
「しつける……?」
僕は不思議そうに首を傾げる。すると先輩は僕のちんこをギュッと掴んだ。突然のことに身体が跳ねる。
「ひぅっ!?」
「せーちゃん、イきたい?」
「い、いきたいです……」
僕はもう半泣きになりながら答える。先輩は優しい笑顔を浮かべたまま僕を見つめている。
「じゃあ、今から俺が言う言葉を繰り返して?」
先輩はそう言うと僕の耳元へ唇を寄せてきた。僕は言われたとおりに繰り返す。
「せーちゃんは、誰のもの?」
「せ、せんぱいのものです……」
先輩に問われるまま答えると、先輩が満足そうな顔をした。そして今度は僕の耳元で囁く。
「…じゃ、俺以外のヤツと、こういうことしちゃ駄目だよ?」
「っ……!?」
先輩の言葉にゾクゾクと背筋が震える。僕は無意識のうちに先輩の身体にしがみついていた。
「はい…かいとせんぱいとだけです……」
そう言うと先輩は嬉しそうに笑う。そして僕のお尻に手を這わせると、アナルに指を沿わせられる。そこはもうすでにヒクついていて、先輩が触れただけで反応してしまう。
「ここも、俺だけの?」
「っはい……はい……!」
僕は何度も頷いた。そこは先輩専用の場所だと教え込まれるように解されていく。早く先輩の太いものが欲しい。先輩のでぐちゃぐちゃにして欲しい。欲しくて欲しくて限界だった。
「せんぱい、せんぱい♡」
「ん?」
「もぉ、いかせてくださぃ……」
もう我慢できない。頭がおかしくなりそうだ。僕は涙声で懇願すると、先輩は意地悪な笑みを浮かべたまま僕のアナルを指で犯す。
「だぁーめ」
先輩はそう言って指を引き抜くと、ズボンの中から自分のものを取り出した。
(あ……)
僕はそれを見てゴクリと喉を鳴らす。先輩のは大きいから、あれが入ると苦しくて、でも気持ちいいことをいっぱいしてくれるのを知ってる。だから早く欲しいと思った。
「せ、せんぱい……」
僕が懇願するように見つめると、先輩は微笑む。
「ん。せーちゃんちゃんと我慢できて偉いなぁ?いい子だからご褒美あげないと、な?」
先輩はそう言うと、僕の足を持ち上げた。そしてそのまま一気に挿入する。
「ひゃあぁんっ!?」
突然の強い快感に僕は悲鳴を上げた。身体の奥深くまで先輩のもので満たされる感覚に、僕は身体を仰け反らせて悦ぶ。
「あっ♡ひっ♡あぁっ♡」
「はっ……すっげぇ……」
先輩はそう呟くと、ゆっくりと抽挿を始めた。最初はゆっくりだったが徐々に速度を上げていく。その度に僕は身体を痙攣させた。
「我慢した分きもちーな?せーちゃん♡」
「あぁっ♡あっ♡あぁんっ♡」
先輩のものが奥を突く度に声が漏れてしまう。頭が真っ白になるくらい気持ちいい。もっともっと欲しくて、僕は無意識のうちに自ら腰を動かしていた。
「あはっ、腰動いてるぜ?」
先輩が僕の身体を揺さぶる度、結合部から卑猥な音が響く。それが恥ずかしくて仕方ない。こんなんじゃないのに。僕はこんな変態じゃないのに。でもそれ以上に気持ちが良くて、もう何も考えられなくなっていた。
「はーかーわい♡なあ?もっと奥入れていい?」
先輩はそう言うと僕の返事を待たずに思い切り奥まで突き入れる。その瞬間、僕はまた絶頂を迎えてしまった。しかし先輩のものは止まらない。
「あ"っ!?おぐぅ!やらぁ!」
「ははっ♡すっげぇ声」
先輩は笑いながら容赦なく奥を突いてくる。苦しいはずなのに気持ち良くて、僕はもうどうにかなってしまいそうだった。
「はー…かわいーマジ…知ってるか?せーちゃん最近イイって言うヤツ増えてんだぜ?メガネやめて前髪切っからかなぁ」
先輩はピストンを続けながらそう呟いた。僕はもう訳がわからなくなっていて、何を言っているのかもよく分からない。ただ気持ち良いってことしか分からない。両手を頬に当てられて、じっと目を見つめられる。綺麗な目。見られてるだけで、ぞっと快感が駆け巡る。
「っは……俺しか知らなかったのにな…?俺だけが本当のせーちゃんのこと知ってたのに…」
「んっ♡ふぅ♡」
キスされたかと思うと、舌を絡め取られた。唾液を交換し合うような激しい口づけ。先輩の吐息が熱い。僕はその熱に浮かされていた。頭がぼーっとする。何も考えたくない。先輩が欲しい。もっと気持ち良くなりたい……
「ん、んぅ……ちゅ……」
「ぷは、あーかわいい♡清楚系と見せかけてこんなにえっちで可愛いとか、ぜってぇ知らねーんだろうな?まあ、知らせねーけど」
先輩はそう言うとまた腰を動かし始めた。
「あっ♡やぁ、もう、無理、かいとせんぱ…ぼくムリぃ♡」
「んー?何が無理?」
先輩は僕のお尻を強く掴み、腰を打ち付けてくる。ばちゅん!と激しい水音が響き渡った。そしてそのまま結腸口まで突かれる。僕はその衝撃に目を見開きながら絶頂を迎えた。しかし先輩の動きは止まらない。
「あ"っ!?まってぇ♡イってる!ぼく、イってるのにぃ♡」
「知ってる。気持ち良いよな?俺のモノ、キュウキュウ締め付けてるもんな♡」
先輩は楽しそうにそう言いながら僕の身体を揺さぶる。僕はもう限界で、涙や唾液で顔をぐしゃぐしゃにしながら喘いでいた。
「せーちゃんは俺のモノだからな?こんなえっちで可愛い姿、他の誰にも見せちゃダメだからな?」
「はぅ…あぅ…」
「ほら?返事」
ぎゅぅうっと乳首を強めに抓られて、僕は思わず悲鳴を上げてしまう。痛いはずなのにそれが気持ちいいと感じてしまう自分がいた。
「は、はい……ぼくは、か、かいとせんぱいのものです……」
「ん、いいこ」
先輩はそう言うと、僕の耳元に唇を寄せる。そして囁いた。
「じゃあ今から俺のせーしでいっぱいにしてやるからな?」
「あ……う……」
先輩の言葉の意味を理解した瞬間、ぞくりと背筋が震えた。僕は期待に満ちた目で先輩を見つめる。すると先輩は僕の唇にキスをした後、耳元で囁いた。
「いくぞ?」
僕は小さくこくりと首を縦に振った後、先輩の首に腕を回した。ちゃんと伝わってればいいと思った。僕は、あなたのモノなんだって。
「あっ……んあぁあぁっ!」
先輩のものが僕の中で弾ける。熱いものが僕の中を満たしていった。その感覚に僕は身体を震わせる。先輩が僕の腰を引き寄せて、更に奥へ奥へと押し込んでくる。まるで孕ませるみたいに。
「あ、あ……」
「はー……すげー出る…やば…止まんねぇ……」
先輩はそう言うと、僕の中に精液を出し続ける。その感覚に僕はゾクゾクと身を震わせていた。
「あ……せ、せんぱぃ……」
「んー?」
先輩がゆっくりと自身を引き抜いていく。それだけで感じてしまうほど敏感になっていた。ずるり…と全て引き抜かれると、僕のアナルから先輩の出したものが溢れ出してしまう。
「あ、あぁ……」
「はー……せーちゃんかわいー」
先輩はそう言うと僕の上に覆い被さってきた。そしてぎゅっと抱き締められる。僕はうつらうつらしながらも、その強さと温かさにそっと瞼を閉じたのだった。
☆★☆★
「なんであんなことしたんですか…!」
先輩のお家のベッドのナカに潜り込んだまま、僕はじろっと睨みつける。メガネないからぼんやりしてるけど。
「え?中出し?でもそれちゃんとシャワーのときに…」
「ちがいます!」
僕は慌てて否定し、先輩の胸をぺちぺち叩いた。先輩は僕の髪を優しく撫でながら答える。
「んー?じゃあなんだよ?」
うう、撫で撫でしないでほしい。僕は怒っているのに!
「み、みんなの前で、その、あの!」
言いながら恥ずかしくなってきた。飲んだ勢いとは言え、あんな露骨なキスして、しかも何回も!うう……思い出しただけで恥ずかしくて死にそう……!
「ん?あれか?俺とせーちゃんのラブラブっぷり見せびらかして、みんなせーちゃんに手出そうだなんて思わなくしてやろうぜ作戦?」
「な、なんですかそれ!」
僕は思わず大きな声を出してしまった。何その作戦…!
「せーちゃんは隠したい派?」
「えっ…!?」
それは、そうだ。だって、先輩モテるし、先輩を好きな人はたくさんいて、その中で僕なんかを好きになる人なんて……いないと思うし、だから先輩を独り占めしたいだなんてそんな贅沢なこと言えな……
「俺はせーちゃんが俺以外のヤツと付き合ったらそいつのこと殺してやるくらいムカつんだけど?」
「え」
僕は思わず固まってしまった。先輩が何を言ってるのか分からなかったからだ。当の本人はきょとんとした顔で僕を見つめている。
「だって、せーちゃんは俺のだろ?誰にもやんねーし。でももしせーちゃんが俺以外のヤツ好きになったらそいつのこと殺すかもしんねーし」
「え、いや、あの」
僕は狼狽えた。先輩が何を言っているのか分からなかったからだ。だって先輩モテるし、僕なんか好きになる人いないし。だから先輩が言うようなことはないと思うんだけど…
「だから俺のだってちゃんと周りに言っとかねーとなー?って」
頭をポンポンされる。先輩、思ったより重い人なのかも。でもこんなに愛されちゃったら捨てられた時が怖くなってしまう。僕は「うー…」と唸りながらシーツに頭まで包まる。不安になっちゃうのは、僕だけなのかな?
「せーちゃんは俺のもんだし、俺もせーちゃんだけのものだから安心しろよ」
先輩はそう言って優しく抱きしめてくれる。僕はちょっとだけ泣きそうになりながら先輩の胸に顔を埋めた。
「せんぱいのばか……だいすき……」
「ん」
また流されてしまってる。でもダメだ。海翔先輩にこんな風に言われて、抵抗できる人なんて地球上に存在しないよ…
当の先輩は満足そうにニヤニヤしてた。ちょっとムカつくかも。僕は悔しくて少しだけ顔を背けて眠ることにした。
ちなみに。翌朝大学に行ったら色んな人からからかわれまくったことは言うまでもない。
「よっ!青クン!昨日はお楽しみだったり?」
「海翔とどこまでヤッたの?」
「てかかいと、男もイケたんだね」
「………」
僕は真っ赤になりつつ、先輩みんなに囲まれて質問攻めにされていた。誰か、助けて…。
「おまえら、あんませーちゃん困らせんな」
おろおろしてたら海翔先輩がやってきた。今日もかっこいい。カジュアルなジャケットに細身のパンツが似合っていて、周りから歓声が上がる。
「か、海翔先輩……!」
僕は思わず抱きついてしまいたくなった。我慢したの偉いと思う。
「ねーえかいとぉ?どこまでヤッたの?」
「想像にお任せってことで」
「え…」
先輩、そこはちゃんと否定してください!僕が固まってると、ぐいっと手を引かれた。えっ?えっ!?ええっ!?
「はわっ!」
「ま、せーちゃんは俺のなんで、手ぇ出すなよ?ってことで?」
た、助けてください。誰か、誰か…!
「せ、せんぱい…」
「ん?」
とってもかっこいい大学の先輩(男)が、僕との関係を公開したがるのですが…!?
☆★☆★☆★
海翔先輩がおかしい。おかしいって言うか、普段は全然何も変わりない。相変わらず格好いいし、なんでもできるし、相変わらず美女に囲まれている。何も変わらない。変わらないんだけど。
「ほらせーちゃん、こっち来いよ?」
サークルの飲み会。酔った先輩がグラス片手に僕を呼ぶけど、僕はぷるぷると首を横に振った。先輩は不満そうに顔を歪める。
「…んでだよ?いいだろ?こっち来いよ?」
「だ、だって……」
先輩、お酒飲むとべったりだもん。こないだだってその…思い出すだけで顔が熱くなる。僕が逃げ出そうとすると、腕を掴まれた。
「こーら、どこ行くんだよ?」
「せ、せんぱい」
そのまま腕を引かれて先輩の膝の上に乗せられて、周りから黄色い悲鳴が上がった。酔ってるからかいつもよりスキンシップが激しい気がするけど、気のせいだと思うことにする。今日の僕は大きめメガネなので衝撃で視界がちょっと揺れた。
「せーちゃんはここな?俺の膝の上。席ねぇから諦めろよ?」
「だ、だって……」
僕、スキンシップ苦手なのに、みんなの前でこんなことされたら、恥ずかしくて死んじゃうよ…
「せーちゃん顔真っ赤」
先輩はくすりと笑って僕の頰をつつく。僕はムッとした表情を浮かべたけど、先輩は益々嬉しそうな顔をする。ひょっとしなくてもSっ気あるよね、この人。
「かいとマジで青クン気に入りすぎじゃねー?」
「顔真っ赤にしてかーわいー♡」
先輩達にそう言われて益々落ち着かなくなる。ちまちまとグラスビールを飲みながら、話題が逸れるのを願った。
「あ、それ」
先輩が突然そう言って僕のグラスを指差す。僕は恐る恐る先輩の方を見た。先輩はにっこりと笑うと僕の手を掴み引き寄せる。
「俺にも一口ちょーだい?」
「あっ……!!」
そしてそのまま先輩にグラスの中身を全部飲み干されてしまった。みんなの前でそんなことしないで欲しい。だって…
「あっ、青クン間接キスだぁー」
「ちょー真っ赤でカワイー♡」
めちゃめちゃ盛り上がってしまってる…ほら、こうなるから嫌なのに!僕は恥ずかしくて先輩から逃げようとしたけど、先輩の腕はビクともしない。それどころかもっと強く抱きしめられてしまった。そして耳元で囁かれる。
「…もっとすごいことしてるのに、間接キスで真っ赤になんの?」
「っ!?」
先輩は意地悪な笑みを浮かべると、僕の唇にキスをする。そしてそのまま舌を入れられて、口腔内を犯された。唾液の混ざる音が頭の中に響いて目眩がしてくる。
「んん…♡」
みんなの前なのに変な声出ちゃう。しかもお酒のせいでいつもよりくらくらするし、変な気分になってくる。僕は必死で抵抗しようとしたけど、やっぱり駄目だった。
「んんっ!!♡」
突然おしりを鷲掴みにされてびっくりする。周りは気付いてないみたいだけど、先輩は僕のお尻を揉み始めたのだ。
(な、なんで…こんな、みんな居るのに…!?)
「ぷはぁ…!な、ななななんで…!?」
僕は慌てて海翔先輩を押しのけようと腕を突っ張らせる。びくともしないけどせめてもの抵抗です。
「んー?したかったから?」
ニヤリと全く反省してないような顔で言われる。僕は困ってしまって、周りを見たけどみんな僕と先輩を見てきゃーきゃー言ってて全く助けにならない。
「そ、そんな理由で……!!」
僕は泣きそうになりながらも訴えるけど先輩は止めてくれない。
「やば!かいと今の舌めっちゃエロかった!」
「青クン涙目じゃん!かわいー♡」
「おいおい海翔ー!あんまいたいけな青クン泣かすなよー?」
「はー?うっせぇし」
「ナツが動画撮ったって?」
「あとで見せて見せて♡」
先輩達は今日一番盛り上がってしまっている。僕はもうどうしたらいいのか分からなくて、泣きたくなってきた。
「せ、せんぱい……」
僕が涙目で先輩を見上げると先輩は一瞬驚いたような顔をした後、すぐに僕の頭を撫でる。
「な、なんで…?」
「んー?なんででしょう?」
ふざけた調子でそう言いながらも、先輩は僕の涙を指で拭ってくれた。そしてまたキスをする。
「んっ……んぅ♡」
「せーちゃんってホント可愛いよなぁ……」
ちゅ、ちゅと何度もキスをされると僕はもう頭がぼーっとしてきてしまう。先輩が少し身体を離すと、後ろから抱きしめられるような体勢になった。それはいい、それはいいのですが。
(あ、当たってるんですが…!?)
お尻に硬いものが当たっている。先輩はわざと押し付けているようで、僕の耳元で小さく笑った。
「せーちゃん、腰動いてる」
「っ!?」
先輩にそう言われた瞬間、羞恥心で顔に熱が集まる。だって仕方がないじゃないか。僕だって男の子なんだから、好きな人がこんなに興奮してて、ウズウズしないほうがおかしい。
「かいとマジで青クン好きすぎじゃん?」
「ベロチューとかマジで激アツ!!」
「ってか青クンも意外とノッてきてる?」
先輩達の言葉に僕はハッとする。そうだ、僕ってば何を流されそうになってるんだ。こんなところでこんなことするのはおかしい!僕は先輩の膝から飛び降りると、慌てて荷物を持って立ち上がった。
「ぼ、ぼく先に帰りますから…!」
そう言って逃げ出そうとしたら先輩に腕を掴まれた。そのまままた膝の上に戻されてしまう。
「せ、せんぱい……?」
恐る恐る先輩を見上げると、先輩はなんだか凄く上機嫌だった。でもその笑顔は逆に怖い気がする。だって目が笑ってないもん!!
「おいおい、せーちゃん何逃げてんの?」
「な、なんで……?」
「まだ途中だろ?後輩が先輩置いて帰れるとでも思ってる?」
目が怖いまま海翔先輩はそう囁く。
「こらかいと、あんまコーハイ泣かすなし」
「あ?泣かせてねーし。な?せーちゃん」
「は、はい…う…」
もう泣き声なっちゃってる…怖いよ海翔先輩、何考えてるかわかんないし…
「でも確かに、青クン可愛い顔してるよね?こう見ると」
「肌白いし、メガネはずすとめっちゃ可愛いよね?」
ミスコン常勝軍団のお姉様に褒められて逆に落ち着かなくなる。そわそわして俯いてると海翔先輩の回した腕に力が籠もる。
「せーちゃんは俺んだから、あんま見んな」
「はは、独占欲つえー!てか青クン顔真っ赤じゃん」
「照れてんの?」
「かっわいー♡」
可愛い可愛い言われて僕は嬉しいような恥ずかしいような。だって先輩に抱きしめられたままだから心臓バクバクしてるし。
「か、かいとせんぱい…?」
僕は恐る恐る目を向けると、じっとこちらを見つめられていたことに気づく。その瞳には明らかに熱が籠もっていて、僕はゴクリと喉を鳴らした。
「せ、せんぱい……んんー!?」
僕が口を開いた瞬間だった。顎を掴まれて強引にキスをされる。何度なの!?しかもまた舌入れてくるし…!
「は、んぅ……♡」
先輩からのキスは気持ち良くてすぐに思考が蕩けてしまう。僕は抵抗も出来ずされるがままになっていた。
「青クンめっちゃ顔赤くてカワイー♡」
「かいとってホント、青クン溺愛してるよな」
「うっへ、せーちゃんは俺のだから。やらねぇからな?」
僕倒れそう…みんなから見られてるの恥ずかしいよ…
「あ、倒れた」
お酒と恥ずかしさで僕は膝から崩れ落ちそうになる。それを先輩が抱き留めてくれた。
「おいおい、せーちゃん大丈夫かよ?」
「せ、せんぱいの……ばかぁ……」
やっと唇が離れて、僕は思わず先輩を涙目で睨んだ。それを見て周りはまた黄色い悲鳴をあげる。
「えー?青クンめっちゃ可愛い!」
「マジでちゅーで腰砕けてる?」
「…ほらせーちゃん、帰るぞ?」
先輩が僕の身体を支えながら立たせてくれた。帰れると思ってホッとする反面、本当に大丈夫か不安になる。
「せ、せんぱい……ぼく……」
「ん?歩けない?」
「……は、はい」
僕の答えを聞いた先輩は嬉しそうに笑った後、みんなに振り返る。
「じゃあ俺ら帰るから」
先輩がそう言うと皆一様に不満そうな声を上げた。先輩ってモテるから他の人達も話したかったよね…ごめんなさい…でもそんな人に人前でキスされてしまったので、僕は恥ずかしくて顔があげられない。
「えー?青クン、まだ飲み終わってないよー?」
「そうだぞ!もっと話そうぜー?」
そう言われてもこれ以上お酒飲むと本当に潰れてしまう。もうだいぶ酔っているし、明日学校だし…
「潰したの俺だからせーちゃん連れて帰るわ。んじゃ」
海翔先輩はそう言うと僕を強引に抱き上げた。そしてそのままスタスタと歩き出してしまう。
「か、かいとせんぱい!?」
僕は慌てて先輩にしがみつく。みんなに見られてるし恥ずかしいよ…!先輩は僕をちらりと見ると、ニヤリと笑う。
「お、おろしてください、歩けます」
「だーめ」
不意打ちだったので僕はすぐに力が抜けてしまう。もうやだ、お酒で酔っ払った先輩怖いよぉ…
僕が抵抗できないのを良いことに、先輩はそのまま店の外へと歩き出してしまった。
◇
「あっ…♡あううっ♡」
「せーちゃん、またイきそう?でもまだだめな?」
ベッドの中で先輩からの愛撫に喘ぐ。もう何度も絶頂寸前で止められて頭がおかしくなりそうだ。
「もぉやだぁ……イキたいよぉ……」
僕は涙声で訴えたけど、先輩は全然聞いてくれない。僕の弱いところ全部バレてるから、どうしたらいいか、どうやったらいいか、全部わかってる。
「やだ、イきたいよぉ……せーえき出させてぇ……」
僕はもう我慢の限界で、泣きながら恥ずかしい言葉で先輩に懇願する。先輩は優しい微笑みを浮かべたまま、僕のちんこを扱いていた。
「はーかわいー♡」
そう言うと先輩はまた僕の口を塞いでしまう。それと同時に尿道口に爪を立てられて、僕はビクビクと身体を痙攣させた。
「んんんん♡♡♡」
射精感が込み上げてくる。しかし僕のちんこからは先走りだけがトロトロと零れるだけだった。
(また、だめぇ……)
尿道を塞がれてしまって出せない快感が僕を襲う。いきたいのにいけない。出したいのに出せない。苦しいよ、先輩……
「せーちゃん?泣いてんの?」
先輩が僕の顔を覗き込むようにして聞いてくる。僕はしゃくり上げながら必死に懇願した。
「な、なんでぇ……?やだよぉ……」
「んー?」
先輩は意地悪な笑みを浮かべると、先端をくりくりといじめる。
「せーちゃん俺のもんだもんな?こんなにえっちで可愛いとこ俺だけのだもんなぁ?」
「は、はいぃ……か、かいとせんぱいだけの、です♡」
僕は素直に答える。先輩が僕だけのものって言ってくれたのが嬉しくて。先輩も満足そうに笑った後、僕の頭を優しく撫でてくれた。
「俺のものってことは、ちゃんとしつけないとな?」
「しつける……?」
僕は不思議そうに首を傾げる。すると先輩は僕のちんこをギュッと掴んだ。突然のことに身体が跳ねる。
「ひぅっ!?」
「せーちゃん、イきたい?」
「い、いきたいです……」
僕はもう半泣きになりながら答える。先輩は優しい笑顔を浮かべたまま僕を見つめている。
「じゃあ、今から俺が言う言葉を繰り返して?」
先輩はそう言うと僕の耳元へ唇を寄せてきた。僕は言われたとおりに繰り返す。
「せーちゃんは、誰のもの?」
「せ、せんぱいのものです……」
先輩に問われるまま答えると、先輩が満足そうな顔をした。そして今度は僕の耳元で囁く。
「…じゃ、俺以外のヤツと、こういうことしちゃ駄目だよ?」
「っ……!?」
先輩の言葉にゾクゾクと背筋が震える。僕は無意識のうちに先輩の身体にしがみついていた。
「はい…かいとせんぱいとだけです……」
そう言うと先輩は嬉しそうに笑う。そして僕のお尻に手を這わせると、アナルに指を沿わせられる。そこはもうすでにヒクついていて、先輩が触れただけで反応してしまう。
「ここも、俺だけの?」
「っはい……はい……!」
僕は何度も頷いた。そこは先輩専用の場所だと教え込まれるように解されていく。早く先輩の太いものが欲しい。先輩のでぐちゃぐちゃにして欲しい。欲しくて欲しくて限界だった。
「せんぱい、せんぱい♡」
「ん?」
「もぉ、いかせてくださぃ……」
もう我慢できない。頭がおかしくなりそうだ。僕は涙声で懇願すると、先輩は意地悪な笑みを浮かべたまま僕のアナルを指で犯す。
「だぁーめ」
先輩はそう言って指を引き抜くと、ズボンの中から自分のものを取り出した。
(あ……)
僕はそれを見てゴクリと喉を鳴らす。先輩のは大きいから、あれが入ると苦しくて、でも気持ちいいことをいっぱいしてくれるのを知ってる。だから早く欲しいと思った。
「せ、せんぱい……」
僕が懇願するように見つめると、先輩は微笑む。
「ん。せーちゃんちゃんと我慢できて偉いなぁ?いい子だからご褒美あげないと、な?」
先輩はそう言うと、僕の足を持ち上げた。そしてそのまま一気に挿入する。
「ひゃあぁんっ!?」
突然の強い快感に僕は悲鳴を上げた。身体の奥深くまで先輩のもので満たされる感覚に、僕は身体を仰け反らせて悦ぶ。
「あっ♡ひっ♡あぁっ♡」
「はっ……すっげぇ……」
先輩はそう呟くと、ゆっくりと抽挿を始めた。最初はゆっくりだったが徐々に速度を上げていく。その度に僕は身体を痙攣させた。
「我慢した分きもちーな?せーちゃん♡」
「あぁっ♡あっ♡あぁんっ♡」
先輩のものが奥を突く度に声が漏れてしまう。頭が真っ白になるくらい気持ちいい。もっともっと欲しくて、僕は無意識のうちに自ら腰を動かしていた。
「あはっ、腰動いてるぜ?」
先輩が僕の身体を揺さぶる度、結合部から卑猥な音が響く。それが恥ずかしくて仕方ない。こんなんじゃないのに。僕はこんな変態じゃないのに。でもそれ以上に気持ちが良くて、もう何も考えられなくなっていた。
「はーかーわい♡なあ?もっと奥入れていい?」
先輩はそう言うと僕の返事を待たずに思い切り奥まで突き入れる。その瞬間、僕はまた絶頂を迎えてしまった。しかし先輩のものは止まらない。
「あ"っ!?おぐぅ!やらぁ!」
「ははっ♡すっげぇ声」
先輩は笑いながら容赦なく奥を突いてくる。苦しいはずなのに気持ち良くて、僕はもうどうにかなってしまいそうだった。
「はー…かわいーマジ…知ってるか?せーちゃん最近イイって言うヤツ増えてんだぜ?メガネやめて前髪切っからかなぁ」
先輩はピストンを続けながらそう呟いた。僕はもう訳がわからなくなっていて、何を言っているのかもよく分からない。ただ気持ち良いってことしか分からない。両手を頬に当てられて、じっと目を見つめられる。綺麗な目。見られてるだけで、ぞっと快感が駆け巡る。
「っは……俺しか知らなかったのにな…?俺だけが本当のせーちゃんのこと知ってたのに…」
「んっ♡ふぅ♡」
キスされたかと思うと、舌を絡め取られた。唾液を交換し合うような激しい口づけ。先輩の吐息が熱い。僕はその熱に浮かされていた。頭がぼーっとする。何も考えたくない。先輩が欲しい。もっと気持ち良くなりたい……
「ん、んぅ……ちゅ……」
「ぷは、あーかわいい♡清楚系と見せかけてこんなにえっちで可愛いとか、ぜってぇ知らねーんだろうな?まあ、知らせねーけど」
先輩はそう言うとまた腰を動かし始めた。
「あっ♡やぁ、もう、無理、かいとせんぱ…ぼくムリぃ♡」
「んー?何が無理?」
先輩は僕のお尻を強く掴み、腰を打ち付けてくる。ばちゅん!と激しい水音が響き渡った。そしてそのまま結腸口まで突かれる。僕はその衝撃に目を見開きながら絶頂を迎えた。しかし先輩の動きは止まらない。
「あ"っ!?まってぇ♡イってる!ぼく、イってるのにぃ♡」
「知ってる。気持ち良いよな?俺のモノ、キュウキュウ締め付けてるもんな♡」
先輩は楽しそうにそう言いながら僕の身体を揺さぶる。僕はもう限界で、涙や唾液で顔をぐしゃぐしゃにしながら喘いでいた。
「せーちゃんは俺のモノだからな?こんなえっちで可愛い姿、他の誰にも見せちゃダメだからな?」
「はぅ…あぅ…」
「ほら?返事」
ぎゅぅうっと乳首を強めに抓られて、僕は思わず悲鳴を上げてしまう。痛いはずなのにそれが気持ちいいと感じてしまう自分がいた。
「は、はい……ぼくは、か、かいとせんぱいのものです……」
「ん、いいこ」
先輩はそう言うと、僕の耳元に唇を寄せる。そして囁いた。
「じゃあ今から俺のせーしでいっぱいにしてやるからな?」
「あ……う……」
先輩の言葉の意味を理解した瞬間、ぞくりと背筋が震えた。僕は期待に満ちた目で先輩を見つめる。すると先輩は僕の唇にキスをした後、耳元で囁いた。
「いくぞ?」
僕は小さくこくりと首を縦に振った後、先輩の首に腕を回した。ちゃんと伝わってればいいと思った。僕は、あなたのモノなんだって。
「あっ……んあぁあぁっ!」
先輩のものが僕の中で弾ける。熱いものが僕の中を満たしていった。その感覚に僕は身体を震わせる。先輩が僕の腰を引き寄せて、更に奥へ奥へと押し込んでくる。まるで孕ませるみたいに。
「あ、あ……」
「はー……すげー出る…やば…止まんねぇ……」
先輩はそう言うと、僕の中に精液を出し続ける。その感覚に僕はゾクゾクと身を震わせていた。
「あ……せ、せんぱぃ……」
「んー?」
先輩がゆっくりと自身を引き抜いていく。それだけで感じてしまうほど敏感になっていた。ずるり…と全て引き抜かれると、僕のアナルから先輩の出したものが溢れ出してしまう。
「あ、あぁ……」
「はー……せーちゃんかわいー」
先輩はそう言うと僕の上に覆い被さってきた。そしてぎゅっと抱き締められる。僕はうつらうつらしながらも、その強さと温かさにそっと瞼を閉じたのだった。
☆★☆★
「なんであんなことしたんですか…!」
先輩のお家のベッドのナカに潜り込んだまま、僕はじろっと睨みつける。メガネないからぼんやりしてるけど。
「え?中出し?でもそれちゃんとシャワーのときに…」
「ちがいます!」
僕は慌てて否定し、先輩の胸をぺちぺち叩いた。先輩は僕の髪を優しく撫でながら答える。
「んー?じゃあなんだよ?」
うう、撫で撫でしないでほしい。僕は怒っているのに!
「み、みんなの前で、その、あの!」
言いながら恥ずかしくなってきた。飲んだ勢いとは言え、あんな露骨なキスして、しかも何回も!うう……思い出しただけで恥ずかしくて死にそう……!
「ん?あれか?俺とせーちゃんのラブラブっぷり見せびらかして、みんなせーちゃんに手出そうだなんて思わなくしてやろうぜ作戦?」
「な、なんですかそれ!」
僕は思わず大きな声を出してしまった。何その作戦…!
「せーちゃんは隠したい派?」
「えっ…!?」
それは、そうだ。だって、先輩モテるし、先輩を好きな人はたくさんいて、その中で僕なんかを好きになる人なんて……いないと思うし、だから先輩を独り占めしたいだなんてそんな贅沢なこと言えな……
「俺はせーちゃんが俺以外のヤツと付き合ったらそいつのこと殺してやるくらいムカつんだけど?」
「え」
僕は思わず固まってしまった。先輩が何を言ってるのか分からなかったからだ。当の本人はきょとんとした顔で僕を見つめている。
「だって、せーちゃんは俺のだろ?誰にもやんねーし。でももしせーちゃんが俺以外のヤツ好きになったらそいつのこと殺すかもしんねーし」
「え、いや、あの」
僕は狼狽えた。先輩が何を言っているのか分からなかったからだ。だって先輩モテるし、僕なんか好きになる人いないし。だから先輩が言うようなことはないと思うんだけど…
「だから俺のだってちゃんと周りに言っとかねーとなー?って」
頭をポンポンされる。先輩、思ったより重い人なのかも。でもこんなに愛されちゃったら捨てられた時が怖くなってしまう。僕は「うー…」と唸りながらシーツに頭まで包まる。不安になっちゃうのは、僕だけなのかな?
「せーちゃんは俺のもんだし、俺もせーちゃんだけのものだから安心しろよ」
先輩はそう言って優しく抱きしめてくれる。僕はちょっとだけ泣きそうになりながら先輩の胸に顔を埋めた。
「せんぱいのばか……だいすき……」
「ん」
また流されてしまってる。でもダメだ。海翔先輩にこんな風に言われて、抵抗できる人なんて地球上に存在しないよ…
当の先輩は満足そうにニヤニヤしてた。ちょっとムカつくかも。僕は悔しくて少しだけ顔を背けて眠ることにした。
ちなみに。翌朝大学に行ったら色んな人からからかわれまくったことは言うまでもない。
「よっ!青クン!昨日はお楽しみだったり?」
「海翔とどこまでヤッたの?」
「てかかいと、男もイケたんだね」
「………」
僕は真っ赤になりつつ、先輩みんなに囲まれて質問攻めにされていた。誰か、助けて…。
「おまえら、あんませーちゃん困らせんな」
おろおろしてたら海翔先輩がやってきた。今日もかっこいい。カジュアルなジャケットに細身のパンツが似合っていて、周りから歓声が上がる。
「か、海翔先輩……!」
僕は思わず抱きついてしまいたくなった。我慢したの偉いと思う。
「ねーえかいとぉ?どこまでヤッたの?」
「想像にお任せってことで」
「え…」
先輩、そこはちゃんと否定してください!僕が固まってると、ぐいっと手を引かれた。えっ?えっ!?ええっ!?
「はわっ!」
「ま、せーちゃんは俺のなんで、手ぇ出すなよ?ってことで?」
た、助けてください。誰か、誰か…!
「せ、せんぱい…」
「ん?」
とってもかっこいい大学の先輩(男)が、僕との関係を公開したがるのですが…!?
☆★☆★☆★
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