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第三章 迫る因果編
十七話 幼女と青年、ゴブリンに捕まる。ただし、強引に
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「ゴブリンに捕まるですって!? 何言ってますの? ゴブリンなんかに捕まったら……きっと、あんなコトやこんなコトされるのですわ! ああ……恐ろしい」
“姫とお供たち”のリーダーの熟女魔法使いヤーヤーは、立ち上がり反対すると共に、ゴブリンに捕まったことを妄想し身悶える。
「アイシャ先輩からとも言って下さ~い。無茶だって」
エリーも反対しアイシャに助けを求めるのだが、アイシャは今それどころではない。
アカツキ達をアイシャのお供たちと思っているエリーは、何かとつけてアイシャに話題を振る。
その度にルスカと目が合い生きた心地がしない。
「ワ、ワタシハサンセイデス」
アイシャは精一杯意見を述べるが肩だけでなく、全身に力が入り、片言になってしまった。
「そんな……アイシャ先輩なら止めてくれると──はっ! そうか、そうなんですね。何か策がアイシャ先輩にはあるのですね!」
一人勝手に解釈して納得するエリーと同じく「なるほど」とハイネルも感心していた。
ヤーヤーは未だに身悶えて身体をくねくねと捻っているが、Bランクパーティーの矜持か、下のランクのハイネル達が向かうならと渋々賛同する。
「それでどうやって捕まるのですの? まさか真正面からとか言わないでしょうね」
「真正面でいいのじゃ」
ヤーヤーの質問にあっけらかんと答えるとヤーヤーは再び身悶え出す。
「そ、そんな……真正面だなんて! あぁ、ワタクシの純潔がゴブリンに……あぁ~」
「アカツキ……あのオバサン気持ち悪いのじゃ」
「オバサンですって!? あったまきましたわ! お仕置きの必要がありそうね、この小娘が!」
オバサンと言われてルスカに喧嘩を売ったヤーヤーをアイシャとナックは必死に抑えつけ、それを見たエリーやハイネルも大人げないと加わる。
アイシャは「ダメです、ダメです」と必死に訴えかける。ルスカの為ではなくヤーヤーが危険な目に合うのは目に見えていたから。
小一時間ほどのやり取りで、ようやくヤーヤーの興奮が鎮まりアイシャは、ほっと一息つく。
「それでは、明日の早朝にラーズ軍が寝ている時に行きましょう。あ、それと……」
アカツキはアイテムボックスから樽を取り出す。樽の中身はエールが入っている。
エリーが陣中見舞いにと、アカツキに持たせていた。
飲み過ぎないように注意して、エールを振る舞うと“姫とお供たち”と“茨の道”のメンバーは久しぶりの酒に歓喜した。
すっかり日も落ちて、簡単な食事を終えるとエールの飲めないアカツキはテントの外に出る。
夜風が吹きすさび肌に冷たさを感じると、身体がブルッと震えた。
「アカツキくん、風邪引くよ!?」
「弥生さん……」
弥生が背後から声をかけてくると、アカツキの横に並ぶ。
「ルスカちゃんが言ったゴブリンの姿に変えている転移者って、私たちのクラスメイトかなぁ?」
「分かりません。でも、そうだとしたら何故ゴブリンに味方しているのか……」
「そうだよねぇ……」
弥生は少し俯きながらそう答えると、目をギュッと瞑りアカツキの近くに移動する。
それは、お互いの身体が触れるか触れないかのギリギリの距離。
「あ、あのさ……その、て、転移者ってクラスメイトだったら誰だろうね?」
「さぁ? ぼっちだった私が思い付くはずないじゃないですか」
気まずい空気の中、弥生は「違う……そんな事が言いたいわけじゃない」とほとんど聞き取れないほどの小さな声をで独り言を呟く。
弥生は、再びギュッと目を瞑り手に力を込める。心臓の鼓動が速まり息苦しくなってくるが、思いきってアカツキの方を見る。
「あ──」
「アカツキー、おしっこしたいのじゃ~」
弥生が言葉を発しようとした瞬間、背後からルスカのお呼びがかかり、アカツキは行ってしまうと弥生はガックリと肩を落とした。
◇◇◇
翌朝、まだ空は薄暗く視界は悪い。アカツキ達を先頭に足音を殺して、陣中を抜け出す。
山道を下り、森へと入っていくとほとんど真っ暗で急いでランプを灯す。
足元は何度も踏み固められており、比較的にスムーズに森の中を突き進んだ。
ルスカが足を止めて杖で進行を妨げると、全員に緊張が走る。
「ぐぎゃ!?」
アカツキ達の背後に三体のゴブリンが左右に五体、前方から十体のゴブリンが茂みを抜けて現れた。
「で、出ましたわね。これくらいの数、容易いですわ」
最後方にいたヤーヤーが後ろのゴブリンに杖を突き出す。
「ぐぎゃぎゃ!」
合図なのかゴブリン達は、一斉にそれぞれ武器を構える。
その時、突然周囲の空気が張り詰める。危険を察知してか森の鳥達が一斉に羽ばたいて逃げていく。
アカツキ達もゴブリン達も動けずに、ただ立ち尽くす。
先ほどまで騒いで逃げていた鳥の声が聞こえなくなり、辺りが静まりかえる。
まるで嵐の前の静けさ……そして。
ルスカを中心に魔力の風が吹き荒れる。その魔力には、どす黒い殺気を孕んでおり、アカツキ達やゴブリン達の中には、冷や汗が止まらない者、体が震え出す者、立っていられなくなる者が現れる。
アカツキ達の前方にいたゴブリン達は見てしまった。
自分達に向けて緋色の目を輝かせ、両口角を吊り上げて嗤う幼女の顔を。
魔力の風が止むと、その場にいた全員へたりこんでしまう。
ルスカだけが、つかつかと一体の赤髪のゴブリンに近寄っていく。
「ワシらを捕まえて巣に連行して欲しいのじゃ」
ゴブリン相手に、これでもかと笑顔を見せるが、話かけられているのが自分とは思っていない赤髪のゴブリンは、キョロキョロとするばかり。
「聞いておるのか!?」
赤髪のゴブリンにグッと顔を近づけて、話かけられているのが自分だと強引にわからせると、赤髪のゴブリンは勢いに負けて何度も何度も小刻みに縦に首を振った。
「よし、上手くいったのじゃ。ほら、早く行くのじゃ」
ルスカは皆に満面の笑みを見せるのたが、この場には動ける者は誰一人居なかった。
◇◇◇
赤髪のゴブリンを先頭に、巣へと連行(?)されるアカツキ達。
周りには他のゴブリン達が取り囲むように、というよりかは遠巻きで可哀想な赤髪のゴブリンを見ているだけである。
「ぐぎぎゃ!」
赤髪のゴブリンが指差す方向に洞窟の入口が見える。
「ぐぐぎゃ?」
入口の見張りのゴブリンがアカツキ達を見て何か言って寄って来る。
「ぐぎゃ?」
「ぐぎゃぎゃー!」
赤髪のゴブリンがキレて見張りのゴブリンに指示を出しているように見える。
見張りのゴブリンは不満そうに洞窟へと入っていった。
再び見張りのゴブリンが戻ってくると、一緒にやや他のゴブリンより背の高いゴブリンを連れてきた。
「アカツキ、あれが例のゴブリンじゃ」
小声でルスカから伝えられ、アカツキは背の高いゴブリンを足先から頭までよく見る。
「分かりませんね。本当に人なのですか?」
どうみてもゴブリンにしか見えず、いきなり「人ですか?」と尋ねるべきか悩んでしまう。
他の者にもゴブリンにしか見えず、どうしたものかと手を拱いている。
ナックの体に隠れていた弥生が、よく見えないとひょっこり顔を出す。
「えっ!? 弥生!?」
背の高いゴブリンが突然人の言葉を発する。
いきなり自分の名前を呼ばれた弥生以外の者は、これでこのゴブリンが本当に人である事を確信した。
「ちょ、ちょっと待っててくれ!」
慌てて背の高いゴブリンは洞窟の奥へと戻っていく。
アカツキや弥生が転移者と知る者は、弥生を知っていた事でアカツキ達と同じ転移者なんだと判断する。
「ほら! 早く!!」
「ちょっと待ってよー」
洞窟の中からは二人の人の声が聞こえて、流石にルスカも驚いた。
「もう一人いるのじゃ……」
「ええ……もしかして、もう一人も?」
背の高いゴブリンに手を引っ張られて連れて来られたのは、少し茶けた黒髪をポニーテールにして揺らし、細長い長方形の黒いフレーム眼鏡をかけた女性が現れる。
「……やよちゃん」
「え? もしかしてカホ!?」
「やよちゃん!!」
弥生がカホと呼んだ女性はゴブリンの手を払い、弥生の元へと一目散に駆け寄ってくる。
弥生も彼女を受け止める為に手を広げて待ち構えた。
そして二人は抱きあうと、お互いの名前を呼びあう。
「やよちゃん! やよちゃん! やよちゃんだ!」
「カホ? 本当にカホなのね!」
二人はいつまでも抱き合い続ける。二人は知り合いなことからカホがクラスメイトなのは明白なのだが、アカツキはピンと来ていなかった。
「!! アカツキさん!!」
アイシャが背の高いゴブリンを指差すと、まるで壊れかけのテレビの様にノイズがゴブリンを覆うと、短髪で眉毛の太い細身の男性に変わる。
「もしかして、流星くん!?」
「はは、久しぶりだなぁ、弥生! 変わってないからすぐにわかったぞ!」
弥生、カホ、流星は久しぶりの再会を喜ぶ一方で、アカツキは二人を思い出そうと必死に記憶を辿っていた。
“姫とお供たち”のリーダーの熟女魔法使いヤーヤーは、立ち上がり反対すると共に、ゴブリンに捕まったことを妄想し身悶える。
「アイシャ先輩からとも言って下さ~い。無茶だって」
エリーも反対しアイシャに助けを求めるのだが、アイシャは今それどころではない。
アカツキ達をアイシャのお供たちと思っているエリーは、何かとつけてアイシャに話題を振る。
その度にルスカと目が合い生きた心地がしない。
「ワ、ワタシハサンセイデス」
アイシャは精一杯意見を述べるが肩だけでなく、全身に力が入り、片言になってしまった。
「そんな……アイシャ先輩なら止めてくれると──はっ! そうか、そうなんですね。何か策がアイシャ先輩にはあるのですね!」
一人勝手に解釈して納得するエリーと同じく「なるほど」とハイネルも感心していた。
ヤーヤーは未だに身悶えて身体をくねくねと捻っているが、Bランクパーティーの矜持か、下のランクのハイネル達が向かうならと渋々賛同する。
「それでどうやって捕まるのですの? まさか真正面からとか言わないでしょうね」
「真正面でいいのじゃ」
ヤーヤーの質問にあっけらかんと答えるとヤーヤーは再び身悶え出す。
「そ、そんな……真正面だなんて! あぁ、ワタクシの純潔がゴブリンに……あぁ~」
「アカツキ……あのオバサン気持ち悪いのじゃ」
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オバサンと言われてルスカに喧嘩を売ったヤーヤーをアイシャとナックは必死に抑えつけ、それを見たエリーやハイネルも大人げないと加わる。
アイシャは「ダメです、ダメです」と必死に訴えかける。ルスカの為ではなくヤーヤーが危険な目に合うのは目に見えていたから。
小一時間ほどのやり取りで、ようやくヤーヤーの興奮が鎮まりアイシャは、ほっと一息つく。
「それでは、明日の早朝にラーズ軍が寝ている時に行きましょう。あ、それと……」
アカツキはアイテムボックスから樽を取り出す。樽の中身はエールが入っている。
エリーが陣中見舞いにと、アカツキに持たせていた。
飲み過ぎないように注意して、エールを振る舞うと“姫とお供たち”と“茨の道”のメンバーは久しぶりの酒に歓喜した。
すっかり日も落ちて、簡単な食事を終えるとエールの飲めないアカツキはテントの外に出る。
夜風が吹きすさび肌に冷たさを感じると、身体がブルッと震えた。
「アカツキくん、風邪引くよ!?」
「弥生さん……」
弥生が背後から声をかけてくると、アカツキの横に並ぶ。
「ルスカちゃんが言ったゴブリンの姿に変えている転移者って、私たちのクラスメイトかなぁ?」
「分かりません。でも、そうだとしたら何故ゴブリンに味方しているのか……」
「そうだよねぇ……」
弥生は少し俯きながらそう答えると、目をギュッと瞑りアカツキの近くに移動する。
それは、お互いの身体が触れるか触れないかのギリギリの距離。
「あ、あのさ……その、て、転移者ってクラスメイトだったら誰だろうね?」
「さぁ? ぼっちだった私が思い付くはずないじゃないですか」
気まずい空気の中、弥生は「違う……そんな事が言いたいわけじゃない」とほとんど聞き取れないほどの小さな声をで独り言を呟く。
弥生は、再びギュッと目を瞑り手に力を込める。心臓の鼓動が速まり息苦しくなってくるが、思いきってアカツキの方を見る。
「あ──」
「アカツキー、おしっこしたいのじゃ~」
弥生が言葉を発しようとした瞬間、背後からルスカのお呼びがかかり、アカツキは行ってしまうと弥生はガックリと肩を落とした。
◇◇◇
翌朝、まだ空は薄暗く視界は悪い。アカツキ達を先頭に足音を殺して、陣中を抜け出す。
山道を下り、森へと入っていくとほとんど真っ暗で急いでランプを灯す。
足元は何度も踏み固められており、比較的にスムーズに森の中を突き進んだ。
ルスカが足を止めて杖で進行を妨げると、全員に緊張が走る。
「ぐぎゃ!?」
アカツキ達の背後に三体のゴブリンが左右に五体、前方から十体のゴブリンが茂みを抜けて現れた。
「で、出ましたわね。これくらいの数、容易いですわ」
最後方にいたヤーヤーが後ろのゴブリンに杖を突き出す。
「ぐぎゃぎゃ!」
合図なのかゴブリン達は、一斉にそれぞれ武器を構える。
その時、突然周囲の空気が張り詰める。危険を察知してか森の鳥達が一斉に羽ばたいて逃げていく。
アカツキ達もゴブリン達も動けずに、ただ立ち尽くす。
先ほどまで騒いで逃げていた鳥の声が聞こえなくなり、辺りが静まりかえる。
まるで嵐の前の静けさ……そして。
ルスカを中心に魔力の風が吹き荒れる。その魔力には、どす黒い殺気を孕んでおり、アカツキ達やゴブリン達の中には、冷や汗が止まらない者、体が震え出す者、立っていられなくなる者が現れる。
アカツキ達の前方にいたゴブリン達は見てしまった。
自分達に向けて緋色の目を輝かせ、両口角を吊り上げて嗤う幼女の顔を。
魔力の風が止むと、その場にいた全員へたりこんでしまう。
ルスカだけが、つかつかと一体の赤髪のゴブリンに近寄っていく。
「ワシらを捕まえて巣に連行して欲しいのじゃ」
ゴブリン相手に、これでもかと笑顔を見せるが、話かけられているのが自分とは思っていない赤髪のゴブリンは、キョロキョロとするばかり。
「聞いておるのか!?」
赤髪のゴブリンにグッと顔を近づけて、話かけられているのが自分だと強引にわからせると、赤髪のゴブリンは勢いに負けて何度も何度も小刻みに縦に首を振った。
「よし、上手くいったのじゃ。ほら、早く行くのじゃ」
ルスカは皆に満面の笑みを見せるのたが、この場には動ける者は誰一人居なかった。
◇◇◇
赤髪のゴブリンを先頭に、巣へと連行(?)されるアカツキ達。
周りには他のゴブリン達が取り囲むように、というよりかは遠巻きで可哀想な赤髪のゴブリンを見ているだけである。
「ぐぎぎゃ!」
赤髪のゴブリンが指差す方向に洞窟の入口が見える。
「ぐぐぎゃ?」
入口の見張りのゴブリンがアカツキ達を見て何か言って寄って来る。
「ぐぎゃ?」
「ぐぎゃぎゃー!」
赤髪のゴブリンがキレて見張りのゴブリンに指示を出しているように見える。
見張りのゴブリンは不満そうに洞窟へと入っていった。
再び見張りのゴブリンが戻ってくると、一緒にやや他のゴブリンより背の高いゴブリンを連れてきた。
「アカツキ、あれが例のゴブリンじゃ」
小声でルスカから伝えられ、アカツキは背の高いゴブリンを足先から頭までよく見る。
「分かりませんね。本当に人なのですか?」
どうみてもゴブリンにしか見えず、いきなり「人ですか?」と尋ねるべきか悩んでしまう。
他の者にもゴブリンにしか見えず、どうしたものかと手を拱いている。
ナックの体に隠れていた弥生が、よく見えないとひょっこり顔を出す。
「えっ!? 弥生!?」
背の高いゴブリンが突然人の言葉を発する。
いきなり自分の名前を呼ばれた弥生以外の者は、これでこのゴブリンが本当に人である事を確信した。
「ちょ、ちょっと待っててくれ!」
慌てて背の高いゴブリンは洞窟の奥へと戻っていく。
アカツキや弥生が転移者と知る者は、弥生を知っていた事でアカツキ達と同じ転移者なんだと判断する。
「ほら! 早く!!」
「ちょっと待ってよー」
洞窟の中からは二人の人の声が聞こえて、流石にルスカも驚いた。
「もう一人いるのじゃ……」
「ええ……もしかして、もう一人も?」
背の高いゴブリンに手を引っ張られて連れて来られたのは、少し茶けた黒髪をポニーテールにして揺らし、細長い長方形の黒いフレーム眼鏡をかけた女性が現れる。
「……やよちゃん」
「え? もしかしてカホ!?」
「やよちゃん!!」
弥生がカホと呼んだ女性はゴブリンの手を払い、弥生の元へと一目散に駆け寄ってくる。
弥生も彼女を受け止める為に手を広げて待ち構えた。
そして二人は抱きあうと、お互いの名前を呼びあう。
「やよちゃん! やよちゃん! やよちゃんだ!」
「カホ? 本当にカホなのね!」
二人はいつまでも抱き合い続ける。二人は知り合いなことからカホがクラスメイトなのは明白なのだが、アカツキはピンと来ていなかった。
「!! アカツキさん!!」
アイシャが背の高いゴブリンを指差すと、まるで壊れかけのテレビの様にノイズがゴブリンを覆うと、短髪で眉毛の太い細身の男性に変わる。
「もしかして、流星くん!?」
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