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第三章ーリスと氷の騎士ー
モフモフ
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「──ん…」
何だろう…お腹がポカポカと温かい。
ーまだ、夢の中なのかなぁ?ー
その温もりを手繰り寄せると、フワフワとしていた。
フワフワ?──モフモフ!?
バチッと目を開けて布団を捲ると
「ふわぁ──っ!?」
『主!?』
私が叫ぶと同時にネージュが私の元にやって来た。
「ネージュ!?」
『ひょっとして、そこに居るのか?』
「えっと…うん。寝てるね。」
そう、私の布団の中で、黒のモフモフが寝ているのだ。昨日の夜、寝る時には居なかったから…私が寝ている間に入り込んだんだろう。
クルンと丸まってクークーと寝ている。
「くっ─可愛い!!」
モフモフしたいけど、起こしたら可哀想だよね!?と、行き場の無い手がワキワキとしている。
『主、すまない。どうしても、目を離した隙に主の所へと行ってしまうようだ…。』
申し訳無さそうに、シュンと耳を垂らすネージュ。そんなお母さんネージュも可愛い。
「ネージュ」
と、名前を呼んで手を広げると、ネージュがソッとベッドに上がって来て私の元へとやって来る。
そのネージュの顔から首をモフモフワシャワシャと撫で回す。
「ネージュをモフモフするの、久し振りだよね?ふふっ。やっぱりネージュは綺麗で気持ち良い毛並みだね。」
『主…』
ネージュは目を閉じて私になされるがままで、尻尾はブンブンと揺れている─のが、またまた可愛い!!
思う存分ネージュのモフモフを堪能していると
『くわーぁ』
と、黒のモフモフが欠伸をしながら目を開けた。
「黒のモフモフ─と言うか、ネージュ、この子の名前は決まった?あれ?そもそも、この子は…女の子?男の子?」
『あぁ、この子は女の子だ。名前は─ネロ。ノアが付けてくれた。』
そう言うと、ネージュはネロの顔をペロッと舐めた。
『くわぁ』
ネロは嬉しそうにネージュの体にしがみつく。
「“ネロ”か…可愛い名前だね!女の子かぁ…きっと、擬人化できたらネージュに似た美人さんなんだろうね。」
『主、一応、魔獣はそう簡単には擬人化はしないからな?我もノアも…珍しいからな?』
「分かってるよ?でもね…この子も私の魔力をたっぷりと吸収してるからね?」
『……否定はできぬな…。』
『くわっ?』
今日は朝からモフモフに囲まれて幸せいっぱいです!
❋ランバルトの執務室❋
「ハルとの結婚式の日取りが決まった。」
「「「えっ!?」」」
バサバサバサッ─
「わぁ─っと、すまない!」
丁度、ランバルトの執務室に、ランバルト、イリス、クレイルが揃った為、ハルとの結婚式の日取りが決まった事を報告した。
3人とも驚いて、ランバルトにいたっては手にしていた書類をばら撒いた。
「おめでとう!と言うか、意外と早く決まったね?ハル殿の事だから…まだまだ先だと思ってたよ。でも…うんうん、良かったな!」
クレイルが俺の肩をバシバシ叩きながら喜んでくれる。
「エディオル、良かったね。婚約は…私より遅かったのに…。あぁ、本当に…どこかの誰かも見倣って欲しいよね?」
イリスはニッコリ微笑みながら釘を刺す。
「ゔっ─。もう、私の事は気にせず、お前達も式を挙げれば良いだろう!」
「それができたら、もうとっくの昔に挙げてるからね。王太子が何を言ってるの?何ならどこぞかのご令嬢と話を進めようか?」
「イエ、ケッコウデス。スミマセン。」
本当に、この4人が集まると、ランバルトが王太子だと言う事を忘れてしまいそうになるな─と、少し笑いそうになるのを我慢していると
「それで?式はどこで挙げるんだ?」
「あぁ─その事なんだが…俺は嫡男では無いし爵位も継がないから、パルヴァンで挙げようと思ってるんだ。」
「やっぱりそうなんだね。何となく、パルヴァンでするんじゃないか─と思ってたから。」
イリスがうんうんと納得するように言う。
「イリスは勿論の事だが、王女殿下にもぜひ参列して欲しいのたが…」
「勿論、ベラと一緒に何が何でも参列するよ。」
「はいはい!私も何が何でも参列するからね!」
と、クレイルも快諾してくれた。
「おい、エディオル。私も絶対に行くからな!」
「あぁ。都合が良ければ来てくれ。無理は─しなくて良いからな?」
「くっ…本当に、お前はブレないな!絶対に行ってやるからな!」
ランバルトは…どうでも良いが、王女殿下とクレイルが来てくれる事は、コトネは喜ぶだろう。
『身分なんて考えてなくて良いから』
と、父と母にも言ってもらえた為、王都ではなくパルヴァンで、仲の良い者達や気心知れた者達だけでの式を挙げる事にした。
どうしたらコトネが喜ぶか?とミヤ様に相談すると、どうやらコトネの世界とこの世界の結婚式は色々違っているようだった。
まるっとコトネの世界の結婚式に─とはできないが、コトネには内緒で、いくつかできそうな事は取り入れるつもりでいる。
「クレイル、その式の時に…少しして欲しい事があるんだが…良いだろうか?」
ー喜んでくれると良いが…ー
と思いながら、クレイルに話を聞いてもらった。
何だろう…お腹がポカポカと温かい。
ーまだ、夢の中なのかなぁ?ー
その温もりを手繰り寄せると、フワフワとしていた。
フワフワ?──モフモフ!?
バチッと目を開けて布団を捲ると
「ふわぁ──っ!?」
『主!?』
私が叫ぶと同時にネージュが私の元にやって来た。
「ネージュ!?」
『ひょっとして、そこに居るのか?』
「えっと…うん。寝てるね。」
そう、私の布団の中で、黒のモフモフが寝ているのだ。昨日の夜、寝る時には居なかったから…私が寝ている間に入り込んだんだろう。
クルンと丸まってクークーと寝ている。
「くっ─可愛い!!」
モフモフしたいけど、起こしたら可哀想だよね!?と、行き場の無い手がワキワキとしている。
『主、すまない。どうしても、目を離した隙に主の所へと行ってしまうようだ…。』
申し訳無さそうに、シュンと耳を垂らすネージュ。そんなお母さんネージュも可愛い。
「ネージュ」
と、名前を呼んで手を広げると、ネージュがソッとベッドに上がって来て私の元へとやって来る。
そのネージュの顔から首をモフモフワシャワシャと撫で回す。
「ネージュをモフモフするの、久し振りだよね?ふふっ。やっぱりネージュは綺麗で気持ち良い毛並みだね。」
『主…』
ネージュは目を閉じて私になされるがままで、尻尾はブンブンと揺れている─のが、またまた可愛い!!
思う存分ネージュのモフモフを堪能していると
『くわーぁ』
と、黒のモフモフが欠伸をしながら目を開けた。
「黒のモフモフ─と言うか、ネージュ、この子の名前は決まった?あれ?そもそも、この子は…女の子?男の子?」
『あぁ、この子は女の子だ。名前は─ネロ。ノアが付けてくれた。』
そう言うと、ネージュはネロの顔をペロッと舐めた。
『くわぁ』
ネロは嬉しそうにネージュの体にしがみつく。
「“ネロ”か…可愛い名前だね!女の子かぁ…きっと、擬人化できたらネージュに似た美人さんなんだろうね。」
『主、一応、魔獣はそう簡単には擬人化はしないからな?我もノアも…珍しいからな?』
「分かってるよ?でもね…この子も私の魔力をたっぷりと吸収してるからね?」
『……否定はできぬな…。』
『くわっ?』
今日は朝からモフモフに囲まれて幸せいっぱいです!
❋ランバルトの執務室❋
「ハルとの結婚式の日取りが決まった。」
「「「えっ!?」」」
バサバサバサッ─
「わぁ─っと、すまない!」
丁度、ランバルトの執務室に、ランバルト、イリス、クレイルが揃った為、ハルとの結婚式の日取りが決まった事を報告した。
3人とも驚いて、ランバルトにいたっては手にしていた書類をばら撒いた。
「おめでとう!と言うか、意外と早く決まったね?ハル殿の事だから…まだまだ先だと思ってたよ。でも…うんうん、良かったな!」
クレイルが俺の肩をバシバシ叩きながら喜んでくれる。
「エディオル、良かったね。婚約は…私より遅かったのに…。あぁ、本当に…どこかの誰かも見倣って欲しいよね?」
イリスはニッコリ微笑みながら釘を刺す。
「ゔっ─。もう、私の事は気にせず、お前達も式を挙げれば良いだろう!」
「それができたら、もうとっくの昔に挙げてるからね。王太子が何を言ってるの?何ならどこぞかのご令嬢と話を進めようか?」
「イエ、ケッコウデス。スミマセン。」
本当に、この4人が集まると、ランバルトが王太子だと言う事を忘れてしまいそうになるな─と、少し笑いそうになるのを我慢していると
「それで?式はどこで挙げるんだ?」
「あぁ─その事なんだが…俺は嫡男では無いし爵位も継がないから、パルヴァンで挙げようと思ってるんだ。」
「やっぱりそうなんだね。何となく、パルヴァンでするんじゃないか─と思ってたから。」
イリスがうんうんと納得するように言う。
「イリスは勿論の事だが、王女殿下にもぜひ参列して欲しいのたが…」
「勿論、ベラと一緒に何が何でも参列するよ。」
「はいはい!私も何が何でも参列するからね!」
と、クレイルも快諾してくれた。
「おい、エディオル。私も絶対に行くからな!」
「あぁ。都合が良ければ来てくれ。無理は─しなくて良いからな?」
「くっ…本当に、お前はブレないな!絶対に行ってやるからな!」
ランバルトは…どうでも良いが、王女殿下とクレイルが来てくれる事は、コトネは喜ぶだろう。
『身分なんて考えてなくて良いから』
と、父と母にも言ってもらえた為、王都ではなくパルヴァンで、仲の良い者達や気心知れた者達だけでの式を挙げる事にした。
どうしたらコトネが喜ぶか?とミヤ様に相談すると、どうやらコトネの世界とこの世界の結婚式は色々違っているようだった。
まるっとコトネの世界の結婚式に─とはできないが、コトネには内緒で、いくつかできそうな事は取り入れるつもりでいる。
「クレイル、その式の時に…少しして欲しい事があるんだが…良いだろうか?」
ー喜んでくれると良いが…ー
と思いながら、クレイルに話を聞いてもらった。
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