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チョコレートの森
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崖の上を進んでいくと、わずかに樹木が生えていた。
空気は澄んでいて、日差しは明るく温かい。遠くには、空を縁取るように連なる山並みが見えて、リディアは思わず足を止めた。
「すごい景色だね。もしかして、あっちに見えるのが……?」
リディアは視線を先へと送る。すると、崖が途切れたその先、少し下の位置に島のようにぽっかりと浮かんでいる不思議な森が見えた。色鮮やかな木々が陽の光を受けてきらめき、その幹や枝がまるでチョコレートでできているように見える。
「チョ、チョコレートの森……!ほ、本当にあったんだね!」
リディアは息を飲むように呟き、歯を食いしばって崖の先端に近づいた。あまりに高さがあるため、慎重にならざるを得ない。だが、メリーちゃんはそんな彼女をよそに、毛先をふわりと揺らしながら、ほとんど躊躇もなく崖をひょいっと飛び降りてしまった。
「え、ちょ、メリーちゃん!?だいじょうぶ!?」
慌てて崖の縁に駆け寄ると、少し下の位置にある向こう岸へと、ふわふわの着地を決めているメリーちゃんが見えた。まるで雲の上に降りたかのように、衝撃を受ける様子もない。むしろ、メリーちゃんは下から楽しそうに「メェ!」と鳴きながら、リディアに手(?)を振るように誘っている。
どうやら、ふわふわの毛でしっかり受け止めてあげるから、リディアも飛び降りてこいということらしい。
「そ、そういうこと……?う、うーん、怖いけど……行くしかないよね」
チョコレートの森はもうすぐそこ。視線を落とすと、少し下の向こう岸とはいえ、まだそれなりの高さがある。リディアは一瞬腰が引けたが、メリーちゃんの「メェ!」という元気な声を聞いて、意を決した。
「よし、お願いね、メリーちゃん!それっ……!」
深呼吸してから勢いよくジャンプすると、風を切る感覚とともに数秒の宙づりがリディアの体を包む。胸がドキドキと高鳴るが、すぐに柔らかい衝撃が全身を受けとめてくれた。ふわふわの綿菓子のような毛に包まれながら、リディアはほっと息をつく。
「はぁ……よかった……。ありがとう、メリーちゃん!」
メリーちゃんは得意げに「メェ!」と鳴き、リディアを地面にそっと降ろした。目の前には、憧れのチョコレートの森が広がっている。
「き、きたよ……チョコレートの森……!」
リディアは思わず目を潤ませながら、甘い香りさえ漂ってきそうな、その幻想的な光景を見つめるのだった。
リディアとメリーちゃんが一歩足を踏み入れたチョコレートの森は、まさに夢のような世界だった。あたり一面、こげ茶色やミルクチョコ色、キャラメルのような淡い茶色など、さまざまなチョコレート色に彩られている。
「うわぁ、本当に全部チョコなのかな……?」リディアは鼻をくんくんさせながら、そっと木の幹に触れてみた。すると、やわらかなチョコの感触と、甘い香りがふわりと立ち上る。
地面も少し柔らかい茶色で、一歩踏み出すたびにふわりと沈むような感触がある。メリーちゃんは尻尾を振りつつ「メェ!」と小さく鳴き、楽しそうに跳ね回っている。
「川の水も、いや、これはチョコが流れてるの!?」リディアは目を丸くして驚いた。小川のように続く液体はとろりとしたチョコレートの色合いで、見ているだけでよだれが出そうなくらい食欲をそそる。
さらに視線を向けると、そこかしこに咲いている花々までもがホワイトチョコレートやイチゴチョコレートのように見える。白く透き通る花びらがホワイトチョコを彷彿とさせ、薄桃色の花びらはイチゴフレーバーを思わせる甘い香りを漂わせていた。
「すごい……本当にチョコレートでできてるんだね」リディアは思わず両手で頬を押さえ、興奮気味にあたりを見回した。メリーちゃんも負けじと「メェ!」と嬉しそうに鳴いている。
木々の間を歩けば、踏みしめるたびに優しいチョコレートの感触。ときおり足元に落ちている茶色の葉を拾ってみると、パリッと割れて、甘くほんのりビターな香りがする。リディアは思いきってひとかじりしてみた。
「ん……わあ、美味しい!」口の中に広がるほんのり苦みのあるチョコレートの味に、リディアは思わず笑顔になる。「すごいよ、この森!何から食べようかな、って感じ!」
メリーちゃんもチョコの落ち葉をくんくん嗅いだり、白い花びらに鼻先を近づけたりして楽しんでいるようだった。ふと見上げると、木の枝には板チョコのような形をした実がぶら下がっている。見るだけで甘い香りが鼻をくすぐり、思わずリディアのお腹が鳴ってしまう。
「これ、お腹と相談しながらにしないと、食べすぎで動けなくなっちゃうかも……」と冗談めかしに呟き、リディアは大きなチョコの実をひとつ取ってメリーちゃんに見せた。「どう?メリーちゃん、食べてみる?」
メリーちゃんは好奇心いっぱいの瞳で実を見上げ、「メェ」と小さく鳴いてから、綿菓子のような毛をふわっと揺らした。まるで「持ち帰って秘密基地でも楽しもうよ」と言っているかのようだ。
「そうだね。せっかくだし、お土産にしたいよね。でも、ちょっとだけ味見してみたいし……」
リディアは思いついて、バッグから小さなナイフを取り出し、チョコレートの実をパキリと割った。割れ目からは甘い香りがさらに立ち上り、彼女は「うう、いい匂いすぎる……」と唸りながらひとかけら口にする。
甘さとほんのりビターな風味が絶妙に混ざり、リディアは目をとろけさせて「これ、たまんないね」と小さく感嘆の声を漏らした。メリーちゃんもひとかけらをそっと舐めて、「メェ!」と大喜びのような鳴き声を上げる。
「こんなに美味しいチョコレートの森、誰にも教えたくないかも……」リディアは幸せそうに笑いながら、ときめく胸をおさえつつ、さらなる森の奥を見渡した。
「さあ、もうちょっと探検しようか。どんな木や花があるか、隅々まで見て回りたいし!」メリーちゃんが同意するように「メェ!」と鳴き、二人は心ゆくまでチョコレートの森を堪能するべく、一歩ずつ先へと足を踏み出した。
空気は澄んでいて、日差しは明るく温かい。遠くには、空を縁取るように連なる山並みが見えて、リディアは思わず足を止めた。
「すごい景色だね。もしかして、あっちに見えるのが……?」
リディアは視線を先へと送る。すると、崖が途切れたその先、少し下の位置に島のようにぽっかりと浮かんでいる不思議な森が見えた。色鮮やかな木々が陽の光を受けてきらめき、その幹や枝がまるでチョコレートでできているように見える。
「チョ、チョコレートの森……!ほ、本当にあったんだね!」
リディアは息を飲むように呟き、歯を食いしばって崖の先端に近づいた。あまりに高さがあるため、慎重にならざるを得ない。だが、メリーちゃんはそんな彼女をよそに、毛先をふわりと揺らしながら、ほとんど躊躇もなく崖をひょいっと飛び降りてしまった。
「え、ちょ、メリーちゃん!?だいじょうぶ!?」
慌てて崖の縁に駆け寄ると、少し下の位置にある向こう岸へと、ふわふわの着地を決めているメリーちゃんが見えた。まるで雲の上に降りたかのように、衝撃を受ける様子もない。むしろ、メリーちゃんは下から楽しそうに「メェ!」と鳴きながら、リディアに手(?)を振るように誘っている。
どうやら、ふわふわの毛でしっかり受け止めてあげるから、リディアも飛び降りてこいということらしい。
「そ、そういうこと……?う、うーん、怖いけど……行くしかないよね」
チョコレートの森はもうすぐそこ。視線を落とすと、少し下の向こう岸とはいえ、まだそれなりの高さがある。リディアは一瞬腰が引けたが、メリーちゃんの「メェ!」という元気な声を聞いて、意を決した。
「よし、お願いね、メリーちゃん!それっ……!」
深呼吸してから勢いよくジャンプすると、風を切る感覚とともに数秒の宙づりがリディアの体を包む。胸がドキドキと高鳴るが、すぐに柔らかい衝撃が全身を受けとめてくれた。ふわふわの綿菓子のような毛に包まれながら、リディアはほっと息をつく。
「はぁ……よかった……。ありがとう、メリーちゃん!」
メリーちゃんは得意げに「メェ!」と鳴き、リディアを地面にそっと降ろした。目の前には、憧れのチョコレートの森が広がっている。
「き、きたよ……チョコレートの森……!」
リディアは思わず目を潤ませながら、甘い香りさえ漂ってきそうな、その幻想的な光景を見つめるのだった。
リディアとメリーちゃんが一歩足を踏み入れたチョコレートの森は、まさに夢のような世界だった。あたり一面、こげ茶色やミルクチョコ色、キャラメルのような淡い茶色など、さまざまなチョコレート色に彩られている。
「うわぁ、本当に全部チョコなのかな……?」リディアは鼻をくんくんさせながら、そっと木の幹に触れてみた。すると、やわらかなチョコの感触と、甘い香りがふわりと立ち上る。
地面も少し柔らかい茶色で、一歩踏み出すたびにふわりと沈むような感触がある。メリーちゃんは尻尾を振りつつ「メェ!」と小さく鳴き、楽しそうに跳ね回っている。
「川の水も、いや、これはチョコが流れてるの!?」リディアは目を丸くして驚いた。小川のように続く液体はとろりとしたチョコレートの色合いで、見ているだけでよだれが出そうなくらい食欲をそそる。
さらに視線を向けると、そこかしこに咲いている花々までもがホワイトチョコレートやイチゴチョコレートのように見える。白く透き通る花びらがホワイトチョコを彷彿とさせ、薄桃色の花びらはイチゴフレーバーを思わせる甘い香りを漂わせていた。
「すごい……本当にチョコレートでできてるんだね」リディアは思わず両手で頬を押さえ、興奮気味にあたりを見回した。メリーちゃんも負けじと「メェ!」と嬉しそうに鳴いている。
木々の間を歩けば、踏みしめるたびに優しいチョコレートの感触。ときおり足元に落ちている茶色の葉を拾ってみると、パリッと割れて、甘くほんのりビターな香りがする。リディアは思いきってひとかじりしてみた。
「ん……わあ、美味しい!」口の中に広がるほんのり苦みのあるチョコレートの味に、リディアは思わず笑顔になる。「すごいよ、この森!何から食べようかな、って感じ!」
メリーちゃんもチョコの落ち葉をくんくん嗅いだり、白い花びらに鼻先を近づけたりして楽しんでいるようだった。ふと見上げると、木の枝には板チョコのような形をした実がぶら下がっている。見るだけで甘い香りが鼻をくすぐり、思わずリディアのお腹が鳴ってしまう。
「これ、お腹と相談しながらにしないと、食べすぎで動けなくなっちゃうかも……」と冗談めかしに呟き、リディアは大きなチョコの実をひとつ取ってメリーちゃんに見せた。「どう?メリーちゃん、食べてみる?」
メリーちゃんは好奇心いっぱいの瞳で実を見上げ、「メェ」と小さく鳴いてから、綿菓子のような毛をふわっと揺らした。まるで「持ち帰って秘密基地でも楽しもうよ」と言っているかのようだ。
「そうだね。せっかくだし、お土産にしたいよね。でも、ちょっとだけ味見してみたいし……」
リディアは思いついて、バッグから小さなナイフを取り出し、チョコレートの実をパキリと割った。割れ目からは甘い香りがさらに立ち上り、彼女は「うう、いい匂いすぎる……」と唸りながらひとかけら口にする。
甘さとほんのりビターな風味が絶妙に混ざり、リディアは目をとろけさせて「これ、たまんないね」と小さく感嘆の声を漏らした。メリーちゃんもひとかけらをそっと舐めて、「メェ!」と大喜びのような鳴き声を上げる。
「こんなに美味しいチョコレートの森、誰にも教えたくないかも……」リディアは幸せそうに笑いながら、ときめく胸をおさえつつ、さらなる森の奥を見渡した。
「さあ、もうちょっと探検しようか。どんな木や花があるか、隅々まで見て回りたいし!」メリーちゃんが同意するように「メェ!」と鳴き、二人は心ゆくまでチョコレートの森を堪能するべく、一歩ずつ先へと足を踏み出した。
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