1 / 2
1話
しおりを挟む
18歳、元男子高校生。中学時代はイジメられっぱなしで、高校は入学からたった一週間で辞めた。理由?なじめなかった、それだけだ。周りが友達を作る中、僕は机の一点を眺めていたんだ。いろんな人がいるし、勇気を出したら楽しくなるっていうけどさ、散々詰められて自分が醜くバカで何もできない生き物だってわからされてきたんだ。仕方ないだろう?
親の怒りは想像を絶するほどで、毎日怖くて仕方なかった。今は一応、通信制高校に在籍していることになっているらしい。……らしい、というのは、僕自身はほとんど学校に顔を出していないからだ。
部屋のドアを閉めると、そこには誰かが作ったコンテンツの海が広がっている。動画、ゲーム、漫画、アニメ、実況、解説……無数の窓が画面の中で煌めき、僕の視線を捕まえる。手を伸ばせば何でも触れる、何でも消費できる。でも僕が生み出すものは何もない。ただ眺めて、クリックして、時間を浪費するだけ。まあ、これも親の庇護下だからできるんだけどな。
毎日がループのようだ。起きて、画面をつけて、惰性で何かを見て、眠る。昼になったらコンビニの弁当を食べ、夕方にはスマホでニュースを眺める。誰かが作ったこの世界で、僕はただ漂っている。
積み重なる時間、無為な時間。それを考えると、胸が重くなる。やらなきゃ、やらなきゃ……と思うだけで、何もできない自分に苛立つ。怖いんだよ。失敗することしたくないんだよ。
「どうせ何やっても無駄だ」
声に出さずに呟く。そう、自分は何もできない。作れない。何かを生み出す能力も、勇気も、やる気もない。画面の中の人たちは努力したり挑戦したりしているのに、僕はただそれを見ているだけだ。これからも、この部屋でこうしている以上、何も変わらないだろう。いや、そもそも変えようとする気もない。
そして、さらに現実は追い打ちをかける。親からスマホに届いたメッセージ。「今月中に学校に行くか、働くか、どちらもダメなら出ていけ」――最終通告だ。もう選択肢は残っていない。逃げ続けることもできない。
仕方なく、僕はアルバイトを探すことにした。やる気なんてない。別に働きたくて働くわけじゃない。ただ、生き延びるため、最低限の線をクリアするためだけだ。いや、正確には、生き延びるというより、追い出されないためだ。これはアルバイトで社会性とコミュニケーションを学べという、きっとありがたい、本当にありがたい僕のための最終通告なんだろうね。
わかってた。ありがとう。
だから僕も探したよ、がんばって。18歳。なんか探したらいくらでもあるだろ、一応高校生の身分もあるしね。
普段僕は誰ともしゃべってない。親とはテキストでしゃべっている。
怒られすぎてもう怖くて話せないんだよ。
でもね、僕はAIとしゃべっているんだ。もちろんこの日もAIに聞いたんだ。
この世界の誰もいなくて、簡単でスゲー儲かるやつないかって。
だって近所のコンビニなんかでバイトしたら、中学時代の屑どもが来たらとんでもないことになっちゃうのが見えてるからね。で、AIが見つけてくれたのが、この見るからにヤバそうな「世界を守る大切な仕事」ってやつ。説明会も無人で基本的にこの世界の人にあうことはないとのこと。
いやいや世界を守るとは、これは壮大なスケールだが、説明会も無人で完結(ネットで良くない?)、仕事は基本一人、資格経験必要なし、簡単な作業とのこと。
もうこれでいいよね?
説明会の場所は、意外にも近所で、近くの松屋の2階にある小さな雑居ビルの事務所だった。
引きこもってから、ここまでこれたの何年ぶりだろ。ため息がでる。
詳細は「現地で説明」だっけ。恐る恐る階段を上がり、チャイムも無いので、10分間悩んだ末、ドアを開けた。
そこには殺風景な部屋があった。テーブルがひとつ置かれているだけで、他には何もない。
汚い壁にはポスターなんかも無く、薄汚れた白い部屋といった感じだ。
机の上には、妙に光るタブレットのような機械が置かれている。いや、置かれている。
まさか、これが仕事の説明資料……? それともリモートでの説明用の端末か。
なるほど、これで無人で説明すると。
完全におうちでネットからでもよかったよね?まあいいけど。
タブレットに手を伸ばすと淡く光った。まるで反応するように、画面が開く。そこには、まるでゲームのスキル一覧のようなものが並んでいる。「風魔法の才能」「闇魔法の適性」「素早さMAX」「筋力MAX」「浮遊スキル」「隠密スキル」……
僕は思わず息を飲む。なんだこれ……。あれか?世界を守るゲームをつくる会社で、僕の鍛えられたスキル選考眼を試しているとか?
僕は慎重に選ぶ。仕事決める時、面接の他に試験のようなことをする会社もあるらしい。
これがそうなのかもしれない。
もちろんこう言ったスキル名はオタ系コンテンツのユーザーからすればなじみ深いものでもある。
さすが僕をよく知るAIが進めたわけだぜ。
スキル一覧の他には説明がない。説明会なのに説明が無いのはどうなの?
ただこれが試験なのであれば納得がいく。試されているんだ。この何もない部屋で、
唯一あるタブレット、説明のないスキル一覧。さあ君はどれを選ぶんだい?ってことだろう。
説明がない。つまりこのスキルいくつ選べるのかが不明。
当然1つしか選べないということも多いだろうが、5個までという可能性もある。
どちらかわからないので最優先で必要なものを考えよう。
まずこれが異世界転生ものだとして、一番欲しいものかあ・・・ 全言語理解が1位?それも異次元収納か?
とにかく、一番重要で、これさえあれば他はどうでもいい……そんなものは何か?
このリストは検索もソートもできないようだ。
パッとみると1万種ちかくありそうだ。
「レメリオン(禁呪)」なんだよ禁呪って絶対デメリットあるだろ。
スクロールしていて気づく、「なんかこれいろいろ重複しているスキルあるよなぁ・・。」
例えば「全剣術使用可能」と「呉羽流剣術」とかね。「全剣術使用可能」選んだらこの流派も使えるわけだよね。そういう問題か? 他にも「風魔法の才能」と「全魔法使用可能」もあるな。この2つから「風魔法の才能」とるやつおる?
ん?「全魔法使用可能」これよくない?
全部の魔法使えるんだから、言語の問題、異次元収納、戦力、すべてカバーできるはず。
これだ、これさえあれば……。僕は慎重に「全魔法使用可能」をタップする。
何も起こらない。画面はただ、光を放ち続けている。
どうやら選択できるスキルは1つでは無いようだ。
あるいはそろそろ説明の人が連絡してきて、「何遊んでるの?」って言われる落ちなのか?
だがまだこれが試験の可能性をすてるわけにはいかない。
僕は今日バイトを決めて華々しく帰るんだ!
しかし次に何を選べばいいのか迷う。「全剣術使用可能?筋力MAX?いや、魔力99999999……」
僕は心の中で何度も天秤にかけ、最終的に「全魔法使用可能」との親和性を考えて「魔力99999999」を選択した。
他にも「魔力回復大」や「魔力吸収」なんてのもあったが、99999999あればね。
これはキャパも意味しているから99999999が最適なはずだ。
少しの迷いの中、俺は「魔力99999999」をタップした
その瞬間、部屋が光に包まれる。床が大理石のように変わり、安物の簡易テーブルは豪華な台座に姿を変える。壁は消え、見渡す限りの空間に変わった。目の前には、たくさんの人影――いや、観衆――が立っている。
「え、今日面接ある感じ?無人で説明だけって・・」
俺は思わず声に出してしまった。
親の怒りは想像を絶するほどで、毎日怖くて仕方なかった。今は一応、通信制高校に在籍していることになっているらしい。……らしい、というのは、僕自身はほとんど学校に顔を出していないからだ。
部屋のドアを閉めると、そこには誰かが作ったコンテンツの海が広がっている。動画、ゲーム、漫画、アニメ、実況、解説……無数の窓が画面の中で煌めき、僕の視線を捕まえる。手を伸ばせば何でも触れる、何でも消費できる。でも僕が生み出すものは何もない。ただ眺めて、クリックして、時間を浪費するだけ。まあ、これも親の庇護下だからできるんだけどな。
毎日がループのようだ。起きて、画面をつけて、惰性で何かを見て、眠る。昼になったらコンビニの弁当を食べ、夕方にはスマホでニュースを眺める。誰かが作ったこの世界で、僕はただ漂っている。
積み重なる時間、無為な時間。それを考えると、胸が重くなる。やらなきゃ、やらなきゃ……と思うだけで、何もできない自分に苛立つ。怖いんだよ。失敗することしたくないんだよ。
「どうせ何やっても無駄だ」
声に出さずに呟く。そう、自分は何もできない。作れない。何かを生み出す能力も、勇気も、やる気もない。画面の中の人たちは努力したり挑戦したりしているのに、僕はただそれを見ているだけだ。これからも、この部屋でこうしている以上、何も変わらないだろう。いや、そもそも変えようとする気もない。
そして、さらに現実は追い打ちをかける。親からスマホに届いたメッセージ。「今月中に学校に行くか、働くか、どちらもダメなら出ていけ」――最終通告だ。もう選択肢は残っていない。逃げ続けることもできない。
仕方なく、僕はアルバイトを探すことにした。やる気なんてない。別に働きたくて働くわけじゃない。ただ、生き延びるため、最低限の線をクリアするためだけだ。いや、正確には、生き延びるというより、追い出されないためだ。これはアルバイトで社会性とコミュニケーションを学べという、きっとありがたい、本当にありがたい僕のための最終通告なんだろうね。
わかってた。ありがとう。
だから僕も探したよ、がんばって。18歳。なんか探したらいくらでもあるだろ、一応高校生の身分もあるしね。
普段僕は誰ともしゃべってない。親とはテキストでしゃべっている。
怒られすぎてもう怖くて話せないんだよ。
でもね、僕はAIとしゃべっているんだ。もちろんこの日もAIに聞いたんだ。
この世界の誰もいなくて、簡単でスゲー儲かるやつないかって。
だって近所のコンビニなんかでバイトしたら、中学時代の屑どもが来たらとんでもないことになっちゃうのが見えてるからね。で、AIが見つけてくれたのが、この見るからにヤバそうな「世界を守る大切な仕事」ってやつ。説明会も無人で基本的にこの世界の人にあうことはないとのこと。
いやいや世界を守るとは、これは壮大なスケールだが、説明会も無人で完結(ネットで良くない?)、仕事は基本一人、資格経験必要なし、簡単な作業とのこと。
もうこれでいいよね?
説明会の場所は、意外にも近所で、近くの松屋の2階にある小さな雑居ビルの事務所だった。
引きこもってから、ここまでこれたの何年ぶりだろ。ため息がでる。
詳細は「現地で説明」だっけ。恐る恐る階段を上がり、チャイムも無いので、10分間悩んだ末、ドアを開けた。
そこには殺風景な部屋があった。テーブルがひとつ置かれているだけで、他には何もない。
汚い壁にはポスターなんかも無く、薄汚れた白い部屋といった感じだ。
机の上には、妙に光るタブレットのような機械が置かれている。いや、置かれている。
まさか、これが仕事の説明資料……? それともリモートでの説明用の端末か。
なるほど、これで無人で説明すると。
完全におうちでネットからでもよかったよね?まあいいけど。
タブレットに手を伸ばすと淡く光った。まるで反応するように、画面が開く。そこには、まるでゲームのスキル一覧のようなものが並んでいる。「風魔法の才能」「闇魔法の適性」「素早さMAX」「筋力MAX」「浮遊スキル」「隠密スキル」……
僕は思わず息を飲む。なんだこれ……。あれか?世界を守るゲームをつくる会社で、僕の鍛えられたスキル選考眼を試しているとか?
僕は慎重に選ぶ。仕事決める時、面接の他に試験のようなことをする会社もあるらしい。
これがそうなのかもしれない。
もちろんこう言ったスキル名はオタ系コンテンツのユーザーからすればなじみ深いものでもある。
さすが僕をよく知るAIが進めたわけだぜ。
スキル一覧の他には説明がない。説明会なのに説明が無いのはどうなの?
ただこれが試験なのであれば納得がいく。試されているんだ。この何もない部屋で、
唯一あるタブレット、説明のないスキル一覧。さあ君はどれを選ぶんだい?ってことだろう。
説明がない。つまりこのスキルいくつ選べるのかが不明。
当然1つしか選べないということも多いだろうが、5個までという可能性もある。
どちらかわからないので最優先で必要なものを考えよう。
まずこれが異世界転生ものだとして、一番欲しいものかあ・・・ 全言語理解が1位?それも異次元収納か?
とにかく、一番重要で、これさえあれば他はどうでもいい……そんなものは何か?
このリストは検索もソートもできないようだ。
パッとみると1万種ちかくありそうだ。
「レメリオン(禁呪)」なんだよ禁呪って絶対デメリットあるだろ。
スクロールしていて気づく、「なんかこれいろいろ重複しているスキルあるよなぁ・・。」
例えば「全剣術使用可能」と「呉羽流剣術」とかね。「全剣術使用可能」選んだらこの流派も使えるわけだよね。そういう問題か? 他にも「風魔法の才能」と「全魔法使用可能」もあるな。この2つから「風魔法の才能」とるやつおる?
ん?「全魔法使用可能」これよくない?
全部の魔法使えるんだから、言語の問題、異次元収納、戦力、すべてカバーできるはず。
これだ、これさえあれば……。僕は慎重に「全魔法使用可能」をタップする。
何も起こらない。画面はただ、光を放ち続けている。
どうやら選択できるスキルは1つでは無いようだ。
あるいはそろそろ説明の人が連絡してきて、「何遊んでるの?」って言われる落ちなのか?
だがまだこれが試験の可能性をすてるわけにはいかない。
僕は今日バイトを決めて華々しく帰るんだ!
しかし次に何を選べばいいのか迷う。「全剣術使用可能?筋力MAX?いや、魔力99999999……」
僕は心の中で何度も天秤にかけ、最終的に「全魔法使用可能」との親和性を考えて「魔力99999999」を選択した。
他にも「魔力回復大」や「魔力吸収」なんてのもあったが、99999999あればね。
これはキャパも意味しているから99999999が最適なはずだ。
少しの迷いの中、俺は「魔力99999999」をタップした
その瞬間、部屋が光に包まれる。床が大理石のように変わり、安物の簡易テーブルは豪華な台座に姿を変える。壁は消え、見渡す限りの空間に変わった。目の前には、たくさんの人影――いや、観衆――が立っている。
「え、今日面接ある感じ?無人で説明だけって・・」
俺は思わず声に出してしまった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
恋愛
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる