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第一章 アルバ大森林での修行編
第28話 ステラのステータス※
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俺は目を覚ます。
ステラさんにおぶってもらって帰っているところのようだ。
「ステラさん」
「あ、あさひ様、起きられたのですね。ああ、良かったです。もうすぐ着きますのでお待ちください。」
「はい。もう下ろしていただいて大丈夫です。自分で歩けますので。ありがとうございます」
起きたら俺の体はだいぶ楽になっていた。ポーション、回復魔法。体力自然回復のおかげか。
あれだけの深い傷だったのにもう歩けそうな気がする。
「ダメです。家まで私がおぶって帰ります。絶対におろしません」
ステラさんに強く。断られた。
「あはは、なんかステラさんに怒られた気分です。それにしても、ステラさんのような綺麗な方におぶってもらえるなんて、怪我して逆にラッキーですね」
俺はちょっと冗談っぽく言った。
「あ、あ、あ、あさひ様。そ、そんな事言ってもおろしませんからね」
「じゃあ、よろしくお願いします」
俺はステラさんにお願いすることにした。
「はい。お任せください」
表情は見えないがステラさんがニコッとしたように感じる。
俺は自分の大量の血でステラさんを汚してしまっていた事に気づいた。
「クリーン」
みるみるうちに俺とステラさんの汚れが落ちていく。
「あさひ様はクリーンもできるようになったんでしたね。さすがです」
「いえ、俺の血で汚してしまってすいません」
「私は全然大丈夫でした。それよりも私もたくさん汗をかいていましたので、申し訳ありません」
「はい。ステラさんの汗の良い匂いが消えてしまったのが残念でした。でも今もとても良い匂いがします。優しい匂い。スゥッ」
そう言って俺はステラさんの匂いを嗅ぐ。
あっ、やばい俺変態だ。
「そ、そ、そ、そんな、あさひ様おやめください。わ、わ、わ、わたしの匂いなんて。恥ずかしいです」
焦りまくるステラさん。
「あはは、ごめんなさい」
「くすくすくすっ、あさひ様お元気になったようで安心しました。もう着きましたよ」
ステラさんは、そのまま俺を寝室のベッドまで連れて行ってくれた。
「あさひ様少し休んでいてください。私はオーク共がいた場所に戻り死体を回収して参ります。あのままにはしておけませんので。食事と水はマジックバッグにありますので、これでよろしくお願いします」
そっか。俺のせいで死体をそのままに。ステラさんには本当に申し訳ない事した。でも今俺が行くのも邪魔になるだけだ。
「はい。すいません。少し休ませてもらいます。ご迷惑をおかけいたします」
俺はステラさんにお願いした。
「はい。お任せください。すぐに戻ります」
そう言ってステラさんは出て行った。
はあ、今回は反省が多かったな。魔物は多人数でいることがある。それ用の対策と回復魔法をしっかりしないとな。このままじゃ、いつ死んでもおかしくない。そんな事を考えていると、
『あさひ、私も反省した。学ぶこと多かったよ。ごめんなさい。あの後の状況も理解した。回復魔法ありがとう。私も絶対覚えるから』
ユヅキ。起きてたのか。良かった。そうだな。お互い反省だな!
『うん。あさひ。回復魔法教えてね』
『おう、任せろ!俺にも剣術もっと教えて。それと、体術も鍛えよう。いざとなったら体術が生命線になる気がする』
『そうだね。これからもよろしくね』
それから俺とユヅキは少し寝た。さすがに心身共に疲れていたようだ。
そして目覚めると、日が落ちかかっていた。だいぶ寝てしまったようだ。
ふと気付くと、ステラさんが俺の手を握ってベッドの横にいる。
「あさひ様おはようございます。ご気分はいかがですか」
「はい。もう大丈夫です。ステラさんに心配かけてしまったようですいません」
俺は立ち上がる。お腹がグ~~となる。そういえば昼ご飯も食べてなかった。
「あはは。お腹空いてるみたいです」
俺は照れながら言う。
「くすくすっ。そのようですね。食事にしましょう」
食後。
ステラさんが鑑定水晶を持ってきた。
ステラ 55歳 女 LV:72
種族:魔人族
HP:1800
MP:240
CP:1670
スキル:体術、剣術、回避、瞬足 、体力自然回復、隠形、気配感知、闘気、縮地
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
生産:料理、家事、裁縫、解体、採取
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
耐性:物理攻撃耐性(中)、精神攻撃耐性(大)、即死攻撃耐性(大)、魔法攻撃全属性耐性(小)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あさひ様、これが私のステータスになります」
そう言ってステラさんが自分のステータスを俺に見せてくれた。
「えっ、ステラさん。俺に見せてしまってもいいんでしょうか………」
俺は確かにステラさんのステータスが気になっていた。何歳なんだろう?レベルいくつなんだろう?スキルは何もってるんだろう?でも聞く事はできなかった。
55歳。20歳にしか見えないぞ。レベル72高い。料理スキル、通りで美味しいと思った。表示はされていないがスキルのレベルも相当高いのだろう。CPが1670………違いすぎる………
「はい。今回の失敗は私のステータスをあさひ様にお見せしていなかったことが原因かと思いました。私はこの辺りの魔物なら必ずあさひ様をお守りできると思っていました。しかし、それは私の自惚れでした。申し訳ありません」
「い、いえ、そんな。ステラさんは俺を守ってくれました」
「今回もし、このステータスをあさひ様がご覧になっていれば、あの場面であさひ様はオークキングと私の間に入って来なかったと思います。仲間同士の不必要な助け合いは全滅の危機に落ちる可能性もあります」
た、確かに俺はあの場面でステラさんは余裕のある戦い方をしていると思っていた。あの槍もステラさんは気づいていて、自分でかわせていた。むしろそれを避けて、オークジェネラルに当てるところまで見えていたようにさえ思えた。
『私が、私が勝手に先走ったから』
ユヅキが悔しそうに呟く。
「はい。確かにその通りだと思います」
俺は答える。
「ですから、私は、私の秘密なんかよりも、もっともっとあさひ様の事を大事に思っていまして、絶対に死んでいただきたくないのです。今回は全て私に責任があります。あさひ様。咄嗟にこんな私を守ろうとしてくださり、ありがとうございました」
「ステラさん、頭を上げてください。お礼を言いたいのは俺の方です」
俺はステラさんに頭を上げてもらう。
『ユヅキ!もうステラさんに何もかも話していいか?ユヅキのことも。異世界転移のことも。俺もうステラさんには隠したくないし、ステラさんなら話したい』
『ダーリン!モチのロンよっ。大賛成。パチパチパチパチッ』
よし、俺は言おう。心に決めた。
「ステラさん、俺の話も聞いてください」
こうして俺はステラさんに全てを話すことを決めた。
ステラさんにおぶってもらって帰っているところのようだ。
「ステラさん」
「あ、あさひ様、起きられたのですね。ああ、良かったです。もうすぐ着きますのでお待ちください。」
「はい。もう下ろしていただいて大丈夫です。自分で歩けますので。ありがとうございます」
起きたら俺の体はだいぶ楽になっていた。ポーション、回復魔法。体力自然回復のおかげか。
あれだけの深い傷だったのにもう歩けそうな気がする。
「ダメです。家まで私がおぶって帰ります。絶対におろしません」
ステラさんに強く。断られた。
「あはは、なんかステラさんに怒られた気分です。それにしても、ステラさんのような綺麗な方におぶってもらえるなんて、怪我して逆にラッキーですね」
俺はちょっと冗談っぽく言った。
「あ、あ、あ、あさひ様。そ、そんな事言ってもおろしませんからね」
「じゃあ、よろしくお願いします」
俺はステラさんにお願いすることにした。
「はい。お任せください」
表情は見えないがステラさんがニコッとしたように感じる。
俺は自分の大量の血でステラさんを汚してしまっていた事に気づいた。
「クリーン」
みるみるうちに俺とステラさんの汚れが落ちていく。
「あさひ様はクリーンもできるようになったんでしたね。さすがです」
「いえ、俺の血で汚してしまってすいません」
「私は全然大丈夫でした。それよりも私もたくさん汗をかいていましたので、申し訳ありません」
「はい。ステラさんの汗の良い匂いが消えてしまったのが残念でした。でも今もとても良い匂いがします。優しい匂い。スゥッ」
そう言って俺はステラさんの匂いを嗅ぐ。
あっ、やばい俺変態だ。
「そ、そ、そ、そんな、あさひ様おやめください。わ、わ、わ、わたしの匂いなんて。恥ずかしいです」
焦りまくるステラさん。
「あはは、ごめんなさい」
「くすくすくすっ、あさひ様お元気になったようで安心しました。もう着きましたよ」
ステラさんは、そのまま俺を寝室のベッドまで連れて行ってくれた。
「あさひ様少し休んでいてください。私はオーク共がいた場所に戻り死体を回収して参ります。あのままにはしておけませんので。食事と水はマジックバッグにありますので、これでよろしくお願いします」
そっか。俺のせいで死体をそのままに。ステラさんには本当に申し訳ない事した。でも今俺が行くのも邪魔になるだけだ。
「はい。すいません。少し休ませてもらいます。ご迷惑をおかけいたします」
俺はステラさんにお願いした。
「はい。お任せください。すぐに戻ります」
そう言ってステラさんは出て行った。
はあ、今回は反省が多かったな。魔物は多人数でいることがある。それ用の対策と回復魔法をしっかりしないとな。このままじゃ、いつ死んでもおかしくない。そんな事を考えていると、
『あさひ、私も反省した。学ぶこと多かったよ。ごめんなさい。あの後の状況も理解した。回復魔法ありがとう。私も絶対覚えるから』
ユヅキ。起きてたのか。良かった。そうだな。お互い反省だな!
『うん。あさひ。回復魔法教えてね』
『おう、任せろ!俺にも剣術もっと教えて。それと、体術も鍛えよう。いざとなったら体術が生命線になる気がする』
『そうだね。これからもよろしくね』
それから俺とユヅキは少し寝た。さすがに心身共に疲れていたようだ。
そして目覚めると、日が落ちかかっていた。だいぶ寝てしまったようだ。
ふと気付くと、ステラさんが俺の手を握ってベッドの横にいる。
「あさひ様おはようございます。ご気分はいかがですか」
「はい。もう大丈夫です。ステラさんに心配かけてしまったようですいません」
俺は立ち上がる。お腹がグ~~となる。そういえば昼ご飯も食べてなかった。
「あはは。お腹空いてるみたいです」
俺は照れながら言う。
「くすくすっ。そのようですね。食事にしましょう」
食後。
ステラさんが鑑定水晶を持ってきた。
ステラ 55歳 女 LV:72
種族:魔人族
HP:1800
MP:240
CP:1670
スキル:体術、剣術、回避、瞬足 、体力自然回復、隠形、気配感知、闘気、縮地
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生産:料理、家事、裁縫、解体、採取
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
耐性:物理攻撃耐性(中)、精神攻撃耐性(大)、即死攻撃耐性(大)、魔法攻撃全属性耐性(小)
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「あさひ様、これが私のステータスになります」
そう言ってステラさんが自分のステータスを俺に見せてくれた。
「えっ、ステラさん。俺に見せてしまってもいいんでしょうか………」
俺は確かにステラさんのステータスが気になっていた。何歳なんだろう?レベルいくつなんだろう?スキルは何もってるんだろう?でも聞く事はできなかった。
55歳。20歳にしか見えないぞ。レベル72高い。料理スキル、通りで美味しいと思った。表示はされていないがスキルのレベルも相当高いのだろう。CPが1670………違いすぎる………
「はい。今回の失敗は私のステータスをあさひ様にお見せしていなかったことが原因かと思いました。私はこの辺りの魔物なら必ずあさひ様をお守りできると思っていました。しかし、それは私の自惚れでした。申し訳ありません」
「い、いえ、そんな。ステラさんは俺を守ってくれました」
「今回もし、このステータスをあさひ様がご覧になっていれば、あの場面であさひ様はオークキングと私の間に入って来なかったと思います。仲間同士の不必要な助け合いは全滅の危機に落ちる可能性もあります」
た、確かに俺はあの場面でステラさんは余裕のある戦い方をしていると思っていた。あの槍もステラさんは気づいていて、自分でかわせていた。むしろそれを避けて、オークジェネラルに当てるところまで見えていたようにさえ思えた。
『私が、私が勝手に先走ったから』
ユヅキが悔しそうに呟く。
「はい。確かにその通りだと思います」
俺は答える。
「ですから、私は、私の秘密なんかよりも、もっともっとあさひ様の事を大事に思っていまして、絶対に死んでいただきたくないのです。今回は全て私に責任があります。あさひ様。咄嗟にこんな私を守ろうとしてくださり、ありがとうございました」
「ステラさん、頭を上げてください。お礼を言いたいのは俺の方です」
俺はステラさんに頭を上げてもらう。
『ユヅキ!もうステラさんに何もかも話していいか?ユヅキのことも。異世界転移のことも。俺もうステラさんには隠したくないし、ステラさんなら話したい』
『ダーリン!モチのロンよっ。大賛成。パチパチパチパチッ』
よし、俺は言おう。心に決めた。
「ステラさん、俺の話も聞いてください」
こうして俺はステラさんに全てを話すことを決めた。
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