創造眼〜異世界転移で神の目を授かり無双する。勇者は神眼、魔王は魔眼だと?強くなる為に努力は必須のようだ〜

文字の大きさ
101 / 137
第三章 地下迷宮挑戦編

第89話 ルーシーは覗きたい

しおりを挟む
【あさひ視点】

「カレン、ミケネ、フーカ、サーシャ、じゃあ悪いけど先に風呂に入らさせてもらうよ」

「あさひ様、ごゆっくりどうぞ」
 カレン達が答える。


「じゃあ、あさひ、一緒に入ろ!ステラも一緒に行こう♪」

「は、はい。ユヅキ様。ご、ご一緒します」

 えっ、ユヅキさんみんなの前でそんなに堂々と。ステラさんもちょっと照れてるじゃないですか。

 俺は周りを見渡す。ル、ルイス、今、ゴクリって唾飲んでなかったか?ルーシー、顔が真っ赤になってるぞ。

 カレン達もメイドさん達も真っ赤な顔して俺を見てるじゃないか。

 こ、ここは堂々としよう。こんな事は当たり前だという雰囲気だ。俺がここであたふたしたらカッコ悪い。そうだ。いつも入ってたじゃないか。隠す事じゃない。

「おう!そうだな!ユヅキ、ステラ。一緒に入ろう!じゃあ、先に行ってるな!」

 俺は振り返らずスタスタ歩く。恥ずかしくて、振り向けないんだ。




【アイナ視点】

 ご主人様とユヅキ様とステラ様が一緒にお風呂………

 ゴ、ゴクリ、そ、想像したら鼻血が出そう。ダ、ダメ。想像してはダメ。

 ご主人様の鍛え抜かれた体、ユヅキ様とステラ様のこの世のものとは思えぬ美しい裸の姿が………。

 さ、三人はくっついてお風呂に入るのかしら………

 ダ、ダメ。想像したら。は、鼻血が。か、体が熱くなる。何これ。下腹部がジーンとする。だ、ダメよアイナ。


 あっ、なんかミアとダリアが太腿をスリスリさせてるわ。わ、私も体が勝手に。

 あっ。マイテ!鼻血!鼻血が出てます!

 ココ、ミミ、ヨダレが垂れてます!


「じゃあ、みんな待っててねー♪あっ、ルイス!のぞいちゃ、ダ・メ・ヨ♡」

「ユ、ユヅキ様!覗きませんよ!そんなことしたら父上に殺されます」

「あらっ、オスカーはしょっちゅう私達のお風呂覗こうとして、アメリアに半殺しにされてたわよ。ルイスは真面目ね!偉い偉い!うんうん。」

 お、王様がそんなことをしていたなんて。で、でも分かります。私もユヅキ様とステラ様のお風呂なら覗きたいです。


「父上がそんな事を!」

「ルーシーも来たかったらいいわよ、コソコソっ」

 あっ、小声でルーシー様が誘われてます。ルーシー様の頭から湯気が出ています。顔が真っ赤です。

「わ、わ、わ、わ、わ、わ、私はま、まだ大丈夫です。コソコソ。」

「まだ。ね!うふふ。ではそのうちね」

 ユヅキ様、ステラ様はお風呂に行かれました………


 シーーーーーンっ


「よ、よし、オレはしばらく自分の部屋に行くから、夕食の頃になったら降りるから、誰も迎えには来ないでくれ!」

 ルイス様がお部屋に行かれるそうです。何をなさるのでしょう?

「お兄様、お部屋で何をするのかしら。ジトー」

「ちょっと寝るだけだ。昨日寝付けなくてな。寝不足なんだ。わはは」

「怪しいわ」

「ルイス様、もし良かったらサーシャがルイス様と一緒にお風呂入ります」
 サーシャ様が突然爆弾発言を!

「サ、サーシャ何言ってるの!」
 ルーシー様が慌てています。

「サ、サーシャ、き、気持ちは嬉しいが、ちょっと寝不足なのでオレは寝るな。じゃあ、みんなあとで」

 ルイス様が逃げるように去っていきました。

「サーシャ、やりますわね」

「ルイス様に振られちゃいました~」


「あっ、ご主人様とユヅキ様とステラ様のお着替えとタオルを届けてきます」

 私は思い切って言ってみた。気になるのです。お風呂の様子が気になるのです。

「ア、アイナ!そうね!それは必要ね!わたしもついていくわ」

 ルーシー様が私についてくる?

「姫様、お風呂覗こうとしてませんか?」

「カ、カ、カ、カレン、何言ってるのよ?わたしがそんな事するわけないじゃない」

「姫様にそんな雑用頼めませんわ。ワタクシがアイナと行きますわ」

「カ、カレンは迷宮で疲れてるんだから、ゆっくり休んでてよ」

「いえ、疲れてませんわ。ワタクシが行きます」

「いや、ここは元護衛隊長の私ミケネが行きます」

「いいの!二人は休んでて!」

「行くわよ!アイナ!」

 ルーシー様が私の手を引っ張りお風呂の方へ走り出しました。

「あっ!姫様!ワタクシも行きますわ!」

「私も行きます!姫様!」

「私が行くのが一番速い。。。」

「待ってください~。サーシャも覗き混ぜてください~」

「サーシャ、コラっ、覗きなんてしませんわ」

 メイド達を残して皆行ってしまった。


 ドキドキ、ドキドキ。
 私達はお風呂の前に来てしまった………

「ど、どうするのよ。アイナ!わたしが置いてくるからみんなはここで待ってて」

「ダメですわ。姫様。ワタクシが行きますわ」

「いえ、こういったことはメイドの私の仕事でして」

「アイナ、ありがとう!あなたも慣れない訓練で疲れてるでしょ。ゆっくり休んでて」

「いえ、私は疲れてません」




【あさひ視点】


「あ~やっぱりこの風呂は落ち着くな~」

 あさひはアルバ大森林の拠点の風呂に来ていた。
 そんなことを知らないルーシー達は王都の屋敷の風呂の前で熾烈な争いをしていた。

「あさひ、お待たせ」

「あさひ様、お待たせしました」

 おおお、数日振りのユヅキとステラの裸が!

 俺の両隣に入る二人。いつもの位置だ。

「ダーリン、寂しかったよ♡」

「あさひ様がいない毎日はステラにとって辛い、あっ、あさひ様、そんな、あんあん、いきなりっ、で、でもずっと、あっ、あーん、ずっと待ってました。あーん」

「あ、あさひ。す、すごい。ま、また上手くなっ、あっ、あんあん、あーん、上手くなってる。ダ、ダメ。い、いいっ。あーん」

 俺の理性は完全に吹っ飛んだ。


 その頃、ルーシー達はまだ争っていた。




【王城にて】

「はっ、はくしょーーーん!」
 盛大なくしゃみをするオスカー。

「どこかの美女が俺様の噂してやがるな」

「はいはい」
 軽くあしらうアメリア。

「それにしても、モンスター部屋って。あさひ達は凄いもの見つけたわね。ドロップアイテムがスピードリングっていうのも破格ね」

「ああ。まあ、ルナとアレクだ。俺様達の物差しでは計れんさっ」

「そうね。ところで、オスカー。帝国の動きはどう?」

「ああ、随分勢力伸ばしてやがるな。北西の方はほぼ征圧して行ってるな。諜報部隊には常に情報を持ち帰らせてある」

「まずいわね。北西の制圧が終わったら南に来るわ」

「神聖国はどうだ?」

「ソフィアを戻せと圧力掛けてきてるわ。どうする?」

「ダメだ。ソフィアを神聖国に行かせたら、殺される。間違いなくな」

「そうね。トリスタニアに動きが無いのが救いね」

「それもわからんぞ。帝国と神聖国の様子がおかしすぎる。二国から圧力が掛かれば、ひっくり返されるかもしれん」

「魔族領も気になるわ」

「ゴホッゴホッ」
 吐血するオスカー。大量の血が溢れ出す……

「だ、大丈夫……オスカー……」

 オスカーに心配そうに駆け寄り背中をさすり、回復魔法をかけるアメリア。

「ちっ、俺様も長くないかもしれん………ルイスとルーシーを頼むぞ。アメリア、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ」

「だ、ダメよ。あなたがいなかったら私だって。ルナ、アレクに見せましょう!あの二人ならきっと治してくれる!」

 涙を流すアメリア。

「ダメだ。ソフィアでも無理なんだ。あの二人でも無理だ……それにルナとアレクには強くなってもらわないといけない。ルイスも鍛えてもらわないと。頼む。アメリア。黙っててくれ。このタイミングであの二人が目覚めたんだ。ゴホッゴホッ。俺はあの二人に全てを任せた。子供達も預けたんだ。アレクなら、あさひなら、あいつになら俺は全てを任せられる。ゴホッゴホッ」

 涙が止まらないアメリア。

 オスカーは病に犯されていた。残りの時間は少なかった。

 オスカーが死んだら、この世界のバランスが崩れる。

 世界は変わろうとしていた。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい

ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆ 気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。 チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。 第一章 テンプレの異世界転生 第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!? 第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ! 第四章 魔族襲来!?王国を守れ 第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!? 第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~ 第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~ 第八章 クリフ一家と領地改革!? 第九章 魔国へ〜魔族大決戦!? 第十章 自分探しと家族サービス

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

処理中です...