28 / 55
28.セッション
しおりを挟む
※この回はスパンキングのみではありますが、A×レスターなので、お嫌いな方は飛ばしてお読みください。
貞操帯の鍵を任せてから、レスターはAと同じホテルに泊まり込むことにしたらしい。朝起きると、執事とメイドの代わりにレスターが枕元に立っているので、心臓に悪い。
レースカーテンを引いた嵌め殺しの大窓から、柔らかな陽光が差し込んでいるのに、抜き身のナイフをかざされているようなものだ。
とても二度寝する気になれず、Aは身体を起こした。
「あのふたりは辞めたのか?」
「いえ、他の仕事を手伝って貰っています。
さあこちらへどうぞ」
部屋の暖炉にはもう火が入れてあった。最初、暖炉を見たときは、ただのインテリアかと思っていたのだが、実際にメイドが火を入れたときは随分と驚かされた。うっかり「原始人かよ」と口走ってしまった。
メイドはあくまでも澄ました様子だったが、退出する前の一礼で顔を俯かせたままだった。笑いをかみ殺していたのだろう。
原始人なのはAの方だったらしい。
暖炉の前でレスターに着替えを手伝ってもらいながら、その温かさにあくびが出る。
「店に行く前に、テーラーに寄りましょう。会食まであと二日しかありません」
「ああ」
「お手を」
Aは言われたまま手を差し出した。レスターがチェーンのついたカフスを付ける。
「いつものじゃないな」
レスターが「おや」と言わんばかりにAを見る。軽く見開かれた瞳にまつ毛の影が落ちていた。眼の粘膜の赤いぬめりと白目の対比が生々しい。
確かに少し前のAなら興味も示さなかっただろう。
「これは付けるのが難しいんです。使用人でもいない限りは。
私の執着心の塊みたいなものです」
これがレスターなりの首輪なのだろう。ぞっとしないが、ヴィクトルの犬みたいに、誰が見ても一見して分かる首輪よりはマシかと思い直す。
AがUsualでなくSubだったら、このカフスももっと喜べたのだろうか。
逆にレスターはUsualのAに首輪の代替品を付けて、Dom性は満足するのだろうか。するのかもしれない。どう見ても彼の機嫌は良さそうだった。
「ん?」
「どうかしましたか」
ということは、今のAはレスターの所有物であると全力で主張しているということになる。あくまでも見る人が見れば、に限るのだが。
……ドクターに見られたら、最悪じゃないか?
もしやフラグが立ったのでは、とAは身構える。
Eからどちらか選べと助言されたが、未だに心が定まっていない。
「今、Eのことを考えました?」
「こわっ」
一転して地を這うような声で詰問され、Aはビビった。当たらずとも遠からずといったところなので、頭の中を読まれたのかと思った。
「鞭の話なんですが」
まだ引っ張るのか。Aは些かうんざりした。
「あなたが私を打ってください」
「えっ」
突然、何を言い出すんだという気持ちになった。それはEへの対抗意識なのか。そんな妙なものは今すぐ暖炉の中に投げ捨ててしまえ、とも。
第一、打つ理由がない。
Aだって治安の悪いところで生まれ育った卑しい身だ。暴力沙汰には慣れている。だが、それはあくまで正当防衛での話だ。ちょっと虫の居所が悪いから、その辺のやつを殴って憂さ晴らしをしよう、なんてことは考えたこともない。
「やだ」
嫌悪感からくる反発心のせいか、意図せず子供っぽい返事が出た。
憮然とするAの両肩に、レスターが手を置く。いつもの黒い手袋を嵌めていた。
「あなたはすでに打たれる側の立場を知りました。今度は打つ側に立たなければなりません」
「レスターが共同経営者をリスペクトしてるのは聞いたけどさ、だからといって、俺はお前の生徒になるつもりないんだけど」
「今の私はあなたの従者です。あなたの手足と言っても良い。自分の手足を打つのに誰に遠慮する必要がありますか」
「俺は痛がりなんだよ、自傷の趣味はない」
「A」
言い募られて、Aは痺れを切らせた。言う通りにしなければ、終わりが来ない気がしてきた。
「分かった、分かった」
Aは肩に置かれた手を引き剥がした。
ベッドを指さして座るように命じる。レスターの方が背が高いからだ。
端に座ったレスターの前に、Aは立った。彼が急に言い出したことなので、もちろん鞭などここにはない。平手打ちになってしまうが仕方がない。
Aはレスターの顔から眼鏡を抜き取った。眼鏡という人工物が無くなると、過ぎる美貌のためにいっそう人間味が失せた。しかし、彼の眼に宿る感情は間違いなく人間だった。期待に淡いピンクの瞳が潤んでいる。
『そういう態度を示されて、可愛く思わないDomはいない』
あの時Eはそう言った。
けれど、レスターにサービスしてやっても良いとは、少しも思えなかった。
期待されているのは、じっと顔を持ち上げて待っているレスターを見ればひしひしと感じる。期待されれば、Aだってそれなりに答えなくてはと思う。
ただ、期待のされ方が気に入らないのだ。
「今からEのやり方でお前を打つ。どうしてか分かるよな?」
宣言を受けても、レスターは表情筋をまったく動かさなかった。
だがAは、彼の瞳孔がきゅっと狭まったのを見止めた。緊張したのだ。
それはそうだろう。気に入らない男のやり方で打たれるのだ。プライドの高いレスターが頭にこないわけがない。
彼はそれでも白々しく取り繕うと口を開いた。
「仕方ありません。Aはまだ初心者、」
「違う」
Aは最後まで言わせなかった。
「お前は俺が初めて鞭で打たれた日、すぐに気付いたと言ったよな。俺だって気づいてた」
レスターの白い顎に手を添える。その瞬間、ぎくりと彼の咽喉が動いた。生唾を飲んだのだ。
「お前、俺を羨ましそうに見てただろ?」
「まさか、」
「いや、見てたよ。お前は見てた」
Aがレスターの咥内に指を押し入れ、例のピアスに触れると、彼は露骨に動揺して高い声を上げた。輪に指を引っ掛けて引っ張る。ぶるぶると咥内の粘膜が震え始め、唾液が溢れ出してきた。
これがレスターにとっての首輪なのか。Aは直感した。
Aから遠ざかろうとしているのか、彼は腰を浮かせて後ずさる。シーツの衣擦れがやけに大きく響いた。
「これから打たれる理由を言え」
「……ええ、そうです」
ピアスから指を放すと、レスターは少しだけ舌足らずに認めた。
ベッドの上で逃げを打つような、それでいて、女が男に正常位を迫られている途中のようなポーズを取っている。
「あなたが羨ましくて、難癖をつけて打っていただけるよう、仕向けました。
お仕置きください」
白皙の肌にじんわりと血が昇ってきている。
「それだけじゃない」
Aはレスターの胸倉を掴み、左頬を打った。
パシンッ! という破裂音が室内に響く。
レスターは姿勢を崩し、右手で強くシーツを掴んだ。
痩せ気味の彼の頬に肉の手応えは薄く、頬骨と顎の骨の感触が手のひらに残る。
「お前が打って欲しいのは、先生だろ!
俺を勝手に当て馬にすんな!」
今度は反対側の頬を打つ。手の甲だったので、Aの指の骨にも響いた。右手全体が熱を持つ。
レスターがベッドに倒れた。
寝具が白で統一されているから、暗色系のスーツを着たレスターの姿が浮き出て見える。いつも縦になっているものが横になるだけで、妙にいやらしく思える。
利き腕で顔を隠しているせいで、彼がどんな顔をしているのか見ることは適わなかった。
Aは息を弾ませながら、その姿を見下ろす。打ちながらテンションが上がってしまい、思っていたより強く打ってしまった。
ひりつく手を振って、少しでも痛みを散らそうとする。
Eのやり方でとは言ったが、一朝一夕で真似できるものじゃないな、と内省する。Eのように始終冷静に相手の状態を管理するなんて、性格的にも向いていない気がする。
「満足したかよ」
Aは辟易しながらレスターに声を掛けた。
彼は腕の間から、少しだけ顔を覗かせてAを見る。
「こんなに遠慮なしに叩かれたの、先生以来かもしれません」
「……お前がやらせたんだろ。
言っとくけど、お前もあんまり良い相手じゃなかったからな。俺をムカつかせて殴らせようとか、思い通りに動かしてやろうって魂胆が見え透いてて、可愛げがないっていうか、」
言いながら、まだ打ち足りないような気がしてきた。
「辛辣ですね、」
倒れたまま、レスターが苦笑いを浮かべた。叩かれたせいで顔が赤くなっているのはともかく、目の淵に薄く涙が滲んでいる。
可愛げのないところが共同経営者の寵愛を得られなかった理由だったとか、そういうことを考えているのだろう。そのくらいはAにも察せられた。
なんだか気まずくなって、Aはレスターの腕を引っ張って上半身を起こさせた。乱れた髪の上からこめかみに軽く口付ける。
それを彼が欲しいかどうか分からないが、そうしたかったのでそうした。なにしろ今のAはレスターの主人なのだ。どんなやり方で労わろうが勝手なはずだった。
貞操帯の鍵を任せてから、レスターはAと同じホテルに泊まり込むことにしたらしい。朝起きると、執事とメイドの代わりにレスターが枕元に立っているので、心臓に悪い。
レースカーテンを引いた嵌め殺しの大窓から、柔らかな陽光が差し込んでいるのに、抜き身のナイフをかざされているようなものだ。
とても二度寝する気になれず、Aは身体を起こした。
「あのふたりは辞めたのか?」
「いえ、他の仕事を手伝って貰っています。
さあこちらへどうぞ」
部屋の暖炉にはもう火が入れてあった。最初、暖炉を見たときは、ただのインテリアかと思っていたのだが、実際にメイドが火を入れたときは随分と驚かされた。うっかり「原始人かよ」と口走ってしまった。
メイドはあくまでも澄ました様子だったが、退出する前の一礼で顔を俯かせたままだった。笑いをかみ殺していたのだろう。
原始人なのはAの方だったらしい。
暖炉の前でレスターに着替えを手伝ってもらいながら、その温かさにあくびが出る。
「店に行く前に、テーラーに寄りましょう。会食まであと二日しかありません」
「ああ」
「お手を」
Aは言われたまま手を差し出した。レスターがチェーンのついたカフスを付ける。
「いつものじゃないな」
レスターが「おや」と言わんばかりにAを見る。軽く見開かれた瞳にまつ毛の影が落ちていた。眼の粘膜の赤いぬめりと白目の対比が生々しい。
確かに少し前のAなら興味も示さなかっただろう。
「これは付けるのが難しいんです。使用人でもいない限りは。
私の執着心の塊みたいなものです」
これがレスターなりの首輪なのだろう。ぞっとしないが、ヴィクトルの犬みたいに、誰が見ても一見して分かる首輪よりはマシかと思い直す。
AがUsualでなくSubだったら、このカフスももっと喜べたのだろうか。
逆にレスターはUsualのAに首輪の代替品を付けて、Dom性は満足するのだろうか。するのかもしれない。どう見ても彼の機嫌は良さそうだった。
「ん?」
「どうかしましたか」
ということは、今のAはレスターの所有物であると全力で主張しているということになる。あくまでも見る人が見れば、に限るのだが。
……ドクターに見られたら、最悪じゃないか?
もしやフラグが立ったのでは、とAは身構える。
Eからどちらか選べと助言されたが、未だに心が定まっていない。
「今、Eのことを考えました?」
「こわっ」
一転して地を這うような声で詰問され、Aはビビった。当たらずとも遠からずといったところなので、頭の中を読まれたのかと思った。
「鞭の話なんですが」
まだ引っ張るのか。Aは些かうんざりした。
「あなたが私を打ってください」
「えっ」
突然、何を言い出すんだという気持ちになった。それはEへの対抗意識なのか。そんな妙なものは今すぐ暖炉の中に投げ捨ててしまえ、とも。
第一、打つ理由がない。
Aだって治安の悪いところで生まれ育った卑しい身だ。暴力沙汰には慣れている。だが、それはあくまで正当防衛での話だ。ちょっと虫の居所が悪いから、その辺のやつを殴って憂さ晴らしをしよう、なんてことは考えたこともない。
「やだ」
嫌悪感からくる反発心のせいか、意図せず子供っぽい返事が出た。
憮然とするAの両肩に、レスターが手を置く。いつもの黒い手袋を嵌めていた。
「あなたはすでに打たれる側の立場を知りました。今度は打つ側に立たなければなりません」
「レスターが共同経営者をリスペクトしてるのは聞いたけどさ、だからといって、俺はお前の生徒になるつもりないんだけど」
「今の私はあなたの従者です。あなたの手足と言っても良い。自分の手足を打つのに誰に遠慮する必要がありますか」
「俺は痛がりなんだよ、自傷の趣味はない」
「A」
言い募られて、Aは痺れを切らせた。言う通りにしなければ、終わりが来ない気がしてきた。
「分かった、分かった」
Aは肩に置かれた手を引き剥がした。
ベッドを指さして座るように命じる。レスターの方が背が高いからだ。
端に座ったレスターの前に、Aは立った。彼が急に言い出したことなので、もちろん鞭などここにはない。平手打ちになってしまうが仕方がない。
Aはレスターの顔から眼鏡を抜き取った。眼鏡という人工物が無くなると、過ぎる美貌のためにいっそう人間味が失せた。しかし、彼の眼に宿る感情は間違いなく人間だった。期待に淡いピンクの瞳が潤んでいる。
『そういう態度を示されて、可愛く思わないDomはいない』
あの時Eはそう言った。
けれど、レスターにサービスしてやっても良いとは、少しも思えなかった。
期待されているのは、じっと顔を持ち上げて待っているレスターを見ればひしひしと感じる。期待されれば、Aだってそれなりに答えなくてはと思う。
ただ、期待のされ方が気に入らないのだ。
「今からEのやり方でお前を打つ。どうしてか分かるよな?」
宣言を受けても、レスターは表情筋をまったく動かさなかった。
だがAは、彼の瞳孔がきゅっと狭まったのを見止めた。緊張したのだ。
それはそうだろう。気に入らない男のやり方で打たれるのだ。プライドの高いレスターが頭にこないわけがない。
彼はそれでも白々しく取り繕うと口を開いた。
「仕方ありません。Aはまだ初心者、」
「違う」
Aは最後まで言わせなかった。
「お前は俺が初めて鞭で打たれた日、すぐに気付いたと言ったよな。俺だって気づいてた」
レスターの白い顎に手を添える。その瞬間、ぎくりと彼の咽喉が動いた。生唾を飲んだのだ。
「お前、俺を羨ましそうに見てただろ?」
「まさか、」
「いや、見てたよ。お前は見てた」
Aがレスターの咥内に指を押し入れ、例のピアスに触れると、彼は露骨に動揺して高い声を上げた。輪に指を引っ掛けて引っ張る。ぶるぶると咥内の粘膜が震え始め、唾液が溢れ出してきた。
これがレスターにとっての首輪なのか。Aは直感した。
Aから遠ざかろうとしているのか、彼は腰を浮かせて後ずさる。シーツの衣擦れがやけに大きく響いた。
「これから打たれる理由を言え」
「……ええ、そうです」
ピアスから指を放すと、レスターは少しだけ舌足らずに認めた。
ベッドの上で逃げを打つような、それでいて、女が男に正常位を迫られている途中のようなポーズを取っている。
「あなたが羨ましくて、難癖をつけて打っていただけるよう、仕向けました。
お仕置きください」
白皙の肌にじんわりと血が昇ってきている。
「それだけじゃない」
Aはレスターの胸倉を掴み、左頬を打った。
パシンッ! という破裂音が室内に響く。
レスターは姿勢を崩し、右手で強くシーツを掴んだ。
痩せ気味の彼の頬に肉の手応えは薄く、頬骨と顎の骨の感触が手のひらに残る。
「お前が打って欲しいのは、先生だろ!
俺を勝手に当て馬にすんな!」
今度は反対側の頬を打つ。手の甲だったので、Aの指の骨にも響いた。右手全体が熱を持つ。
レスターがベッドに倒れた。
寝具が白で統一されているから、暗色系のスーツを着たレスターの姿が浮き出て見える。いつも縦になっているものが横になるだけで、妙にいやらしく思える。
利き腕で顔を隠しているせいで、彼がどんな顔をしているのか見ることは適わなかった。
Aは息を弾ませながら、その姿を見下ろす。打ちながらテンションが上がってしまい、思っていたより強く打ってしまった。
ひりつく手を振って、少しでも痛みを散らそうとする。
Eのやり方でとは言ったが、一朝一夕で真似できるものじゃないな、と内省する。Eのように始終冷静に相手の状態を管理するなんて、性格的にも向いていない気がする。
「満足したかよ」
Aは辟易しながらレスターに声を掛けた。
彼は腕の間から、少しだけ顔を覗かせてAを見る。
「こんなに遠慮なしに叩かれたの、先生以来かもしれません」
「……お前がやらせたんだろ。
言っとくけど、お前もあんまり良い相手じゃなかったからな。俺をムカつかせて殴らせようとか、思い通りに動かしてやろうって魂胆が見え透いてて、可愛げがないっていうか、」
言いながら、まだ打ち足りないような気がしてきた。
「辛辣ですね、」
倒れたまま、レスターが苦笑いを浮かべた。叩かれたせいで顔が赤くなっているのはともかく、目の淵に薄く涙が滲んでいる。
可愛げのないところが共同経営者の寵愛を得られなかった理由だったとか、そういうことを考えているのだろう。そのくらいはAにも察せられた。
なんだか気まずくなって、Aはレスターの腕を引っ張って上半身を起こさせた。乱れた髪の上からこめかみに軽く口付ける。
それを彼が欲しいかどうか分からないが、そうしたかったのでそうした。なにしろ今のAはレスターの主人なのだ。どんなやり方で労わろうが勝手なはずだった。
12
あなたにおすすめの小説
世界で一番優しいKNEELをあなたに
珈琲きの子
BL
グレアの圧力の中セーフワードも使えない状態で体を弄ばれる。初めてパートナー契約したDomから卑劣な洗礼を受け、ダイナミクス恐怖症になったSubの一希は、自分のダイナミクスを隠し、Usualとして生きていた。
Usualとして恋をして、Usualとして恋人と愛し合う。
抑制剤を服用しながらだったが、Usualである恋人の省吾と過ごす時間は何物にも代えがたいものだった。
しかし、ある日ある男から「久しぶりに会わないか」と電話がかかってくる。その男は一希の初めてのパートナーでありSubとしての喜びを教えた男だった。
※Dom/Subユニバース独自設定有り
※やんわりモブレ有り
※Usual✕Sub
※ダイナミクスの変異あり
被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
隠れSubは大好きなDomに跪きたい
みー
BL
ある日ハイランクDomの榊千鶴に告白してきたのは、Subを怖がらせているという噂のあの子でー。
更新がずいぶん遅れてしまいました。全話加筆修正いたしましたので、また読んでいただけると嬉しいです。
溺愛前提のちょっといじわるなタイプの短編集
あかさたな!
BL
全話独立したお話です。
溺愛前提のラブラブ感と
ちょっぴりいじわるをしちゃうスパイスを加えた短編集になっております。
いきなりオトナな内容に入るので、ご注意を!
【片思いしていた相手の数年越しに知った裏の顔】【モテ男に徐々に心を開いていく恋愛初心者】【久しぶりの夜は燃える】【伝説の狼男と恋に落ちる】【ヤンキーを喰う生徒会長】【犬の躾に抜かりがないご主人様】【取引先の年下に屈服するリーマン】【優秀な弟子に可愛がられる師匠】【ケンカの後の夜は甘い】【好きな子を守りたい故に】【マンネリを打ち明けると進み出す】【キスだけじゃあ我慢できない】【マッサージという名目だけど】【尿道攻めというやつ】【ミニスカといえば】【ステージで新人に喰われる】
------------------
【2021/10/29を持って、こちらの短編集を完結致します。
同シリーズの[完結済み・年上が溺愛される短編集]
等もあるので、詳しくはプロフィールをご覧いただけると幸いです。
ありがとうございました。
引き続き応援いただけると幸いです。】
ファントムペイン
粒豆
BL
事故で手足を失ってから、恋人・夜鷹は人が変わってしまった。
理不尽に怒鳴り、暴言を吐くようになった。
主人公の燕は、そんな夜鷹と共に暮らし、世話を焼く。
手足を失い、攻撃的になった夜鷹の世話をするのは決して楽ではなかった……
手足を失った恋人との生活。鬱系BL。
※四肢欠損などの特殊な表現を含みます。
待てって言われたから…
ゆあ
BL
Dom/Subユニバースの設定をお借りしてます。
//今日は久しぶりに津川とprayする日だ。久しぶりのcomandに気持ち良くなっていたのに。急に電話がかかってきた。終わるまでstayしててと言われて、30分ほど待っている間に雪人はトイレに行きたくなっていた。行かせてと言おうと思ったのだが、会社に戻るからそれまでstayと言われて…
がっつり小スカです。
投稿不定期です🙇表紙は自筆です。
華奢な上司(sub)×がっしりめな後輩(dom)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる