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5 選ぶはどちら?(問題)
しおりを挟むいつものように河原でまったりしていると、今日も今日とてカメはやって来た。
「どうもー、今日も問題を仕入れてますよー。」
八百屋みたいな口調だな。
と、心の中でツッコミいつものペンとノートを準備した。
「はいはい、準備できたよー。」
カメはそれでは参ります、と問題を出した。
「毎朝、その女性は勤め先のある建物を200メートルも行き過ぎたバス停で降ります。
ところが建物の100メートル手前にもバス停があって、こちらの方が建物に100メートルも近いんです。
何故、彼女はわざわざ遠くのバス停まで乗り過ごしてから、歩いて引き返すようなことをするのでしょうか?」
この問題も知らないし今回はピンと来なかった。
質問を重ねていくしかないだろう。
「女性が遠いバス停で降りるのには理由があるの?」
「はい。
女性は運動が苦手なようです。」
「女性が帰宅する時は近いバス停を使うの?」
「はい。
帰り道は近いバス停を使っています。」
「帰り道は近いバス停の方が楽なの?」
「はい。
遠いバス停に行くのと比べると、断然楽なようです。」
「遠いバス停から建物に行く方が楽なの?」
「はい。
なぜか近いバス停で降りるより、楽に感じるようです。」
「近いバス停から建物に行く方が大変なの?」
「はい。
なぜか遠いバス停で降りるより大変に感じるようです。」
「乗り過ごすのはバスの速度が関係してるの?」
「関係ありません。
でも、行きよりも帰りの方が少し速い気がします。」
「建物の利用者の多くが、遠いバス停を使うの?」
「はい。
建物に来る時は遠いバス停を使う人が、少し多いようです。」
「建物がある立地は関係してるの?」
「はい。
建物周辺の地形が関係してます。」
「建物周辺の地形は丘になっているの?」
「はい。
そして、2つのバス停の間は急な坂道になってました。」
「坂道に建物は建ってるの?」
「はい。
2つのバス停と建物を繋ぐ道は、急な坂道になってました。」
「うん、分かったよ。
解答を始めよう。」
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