ウサギとカメ

水田 みる

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6 庭に埋めた銃(問題)

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 いつものように河原でまったりしていると、お馴染みになってきつつあるカメが現れた。


「どうもー、あら?」


カメは私のノートに目ざとく気付く。


「目次を作ったんですか?」


そう、問題が5問を超えたので表紙の裏に『ウミガメのスープ』から目次を作ったのだ。


「やる気十分ですね!

それでは今日の問題です。」



「ある日、男はこう妻に伝えました。

『庭に銃を埋めてある』

その情報はまったくの嘘です。

男は何故そんな嘘をついたのでしょう?」


…?

んー、思い出せないけどこの話どこかで聞いたことある気がする。

まぁ、質問してみよう。


「男は妻と二人暮らしだったの?」

「いいえ。

一緒に暮らしたくても暮らせない理由がありました。」

「男の目的は庭を掘る事だったの?」

「はい。

でも、自分が掘りには行けませんでした。」

「男は妻に嘘をつくのが辛かったの?」

「いいえ。

妻は嘘を理解してくれると信じてました。」

「男は庭を掘った事があるの?」

「はい。

男は以前、庭に家庭菜園を持ってました。」

「男は過去に犯罪を犯したことがあるの?」

「はい。

そして男は刑務所にいました。」

「刑務所に妻は手紙を出していたの?」

「はい。

銃が庭にある事は手紙で知りました。」

「刑務所の環境は関係あるの?」

「はい。

男の行動は全て監視されて、男はそれを知っていました。」

「刑務所の警察官は嘘を信じたの?」

「はい。

男の嘘は元々、警察官を騙す為のものでした。」

「妻は男の嘘を手紙で読んだの?」

「はい。

そして最初に手紙を送ったのは妻の方でした。」

「最初の手紙の内容は関係あるの?」

「はい。

『ジャガイモはいつ植えるの?』

と書かれてました。」

「最初の手紙以降、妻は手紙を送ったの?」

「はい。

妻は2通目の手紙を男に送りました。」

「2通目の手紙の内容は関係あるの?」

「はい。

『庭中掘り返したけど何も無かった』

と返しました。」

「2通目の手紙に男は返事を書いたの?」

「はい。

『さぁ、ジャガイモを植えるといい』

と返しました。」



私はついプッと噴き出してしまった。

笑いながらカメに


「面白い話だね、答え合わせをしようか。」








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