独身女子の妄想日記

sara

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同い年の彼氏 Part4

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神戸であってからしばらくして
私がメールや電話を拒否する回数が増えた

それでも構わず電話やメールを送って来ていたのだが
ある日の晩

[沙樹電話したい]

[無理明日早番やから出来ん]

[声聞いてすぐ終わるから]

[そう言うて終わったためしないから無理]

[...........沙樹ってさ俺のこと好きじゃないよね]

[は?なんで?]

[俺がいくら声聞きたい会いたい言うても聞いてくれんやん]

今までこいつに付き合わされて電話をしていたのは
こいつの中で無かった話なのでしょうか?

[今まで次の日早番やのに電話したり遅番すぐにメールしたりそれなのにもう君の中で無かった話なのでしょうか?]

[そんなん普通のことやん回りの奴等だってしてる]

[じゃあ君の回りの奴等は介護の仕事をしているの?免許取りに行ってるの?]

[そうゆう話してないやん]

[今そうゆう話してんだよ]

[電話やメールの話がなんで仕事や免許の話になるの?]

[私の状況と同じ奴が彼女してんのかって聞いてんだよ!!!!!]

[そんなんしらんよ]

[そもそもこんなこと言いたくなかったけど私は仕事してます勉強もしてます...君は?何してるの?バイトは?勉強は?してるの?]

[...........してない]

[じゃあ一緒にしないでよなんで私のことも考えてくれんの?]

[考えてるやん]

[何処がなよ会いたい会いたい仕事してる私のこと考えててくれたら言わんよ]

[仕事仕事言いやったらもともこもないやん]

[は?]

[沙樹は僕のためにお金貯めてくれてる言うてるけど二人の関係を疎かにしたら意味ないって言ってるんや]

こいつ本気で言ってんのかよ
誰のせいだよ......
本当に疲れた.....


いつもの事と思えば良かった
仕方ないと思えば良かった
でもそんなことも思えなかった
気持ちがついてこない
あの頃みたいに思えない
ダメだと思っていたこのままじゃ
でも.........




[もう....疲れた.......]
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