溺愛ヤクザの密愛条件~契約のキスが甘すぎる~

満姫プユ

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 他の客もそれぞれの席からそちらを見ているが、どこか悔しそうな顔に見えるのは気のせいだろうか。

 興奮は冷めやらぬ様で、マミが「ほんっ、とーに、最高!!ヨースケくんリシャール持ってきてーっ!!」と言えば、ヨースケと呼ばれたホストが「リシャール入りました~!!」と叫び、周囲のホスト達がそれに呼応して益々盛り上がった。

 この大盛り上がりの中を出ていくのは、なかなか難しい。
 すると奥からウェイターらしき男性がふたり出てきた。
 ひとりは銀のトレーに箱を乗せ、その後ろからは花束を抱えた男性が続き、ホスト達がテーブルへの道を開けた。

 そこに座っていたのは、さっき店舗前であったあの女性で、長い足を組み自信に満ちた笑みを浮かべソファに座るホストへ寄り掛かっていた。
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